プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

メル・ギブソン

パッション

どうも!僕です!!


今日はこちら!!

パッション




「パッション」です!2004年のアメリカ映画で、ユダの裏切りから十字架にて処刑されその後復活を遂げるイエス・キリストを描いた作品。




監督はメル・ギブソン。このブログでは「アポカリプト」を紹介してます。

主人公イエス・キリストを演じるのは、「シン・レッドライン」のジェームズ・カヴィーゼル。その他出演は「007/スペクター」のモニカ・ベルッチなんかが出てます。


















ってことで早速中身を紹介したいんですが、いたってシンプル。




冒頭述べたように、聖書に書かれているユダの裏切り→イエスが十字架にかけられ処刑される→復活






というのが忠実に描かれます。










そして「あ、イエス復活したな」というところで終わります。



















★感想★
え~「そんな事を言うならお前は映画の批評はするな」というバッシングを覚悟で申し上げます。










よくわかんないです。

















ごめんなさい。







まぁ色々述べていきますが、敬虔なクリスチャンの方はここから先は見ないでください。気分を害する恐れがあります。申し訳ないけど。
そして見ていただく方にも前提として押さえておいていただきたい。決して僕はイエス・キリストを小ばかにする気は一切ないと。何かそう見える部分があるかもしれませんので。



まず前提として僕の宗派というか信心深さみたいなのをお伝えしますと・・・。
まずもってキリスト教徒ではないし、イスラムでもなければヒンドゥーでももちろんないし、エ○バとか天○教とか創○学会とか○L教団とか幸○の科学とか全く関わりありません。
強いて言えば「多分仏教なんじゃね?」くらいなもんで、お葬式とかでも慣習に習って両手を合わせてお祈りとかはするけど、普段から毎日欠かさず仏壇にお参りするわけじゃなく、でも何となく墓参りとかは大事な気がするし、先祖とかは大事にしたほうがいいよねっていう考えがうっすらある程度です。つまりは信仰心0じゃないけど100までは全然無い、みたいな感じです。
そのくせ自分が困ったときは「神様~」とか言っちゃうような、どこにでもいるペラいヤツです僕は。

早い話が、「神」とかっていうものをガチで述べられてもイマイチピンと来ないし、肯定はできないけど真っ向から否定もしない・・・ってとこですかね。


だから見る人が見れば物凄く信仰心の薄い罰当たりな人間に見えちゃってると思います。


まぁそんな感じでいわゆる「宗教」というものには割と無頓着な人間であります。

















前置きが長くなりましたが、そんな薄っぺらい人間が図々しくもこの「パッション」という作品について無謀にも述べようってんです。はい。








監督のメル・ギブソンって人はとにかく敬虔なクリスチャンで、10年以上にも渡る長い構想の末に私財をばらまいて製作したらしいです。とにかく作りたかった作品って事ですね。




ご想像に容易いと思いますが、本当にこの映画はイエスの最後の12時間を描いただけの作品なんです。本当にこれだけ。
なので後はそこの描写の仕方がどうなんだってことになるんですが、う~ん・・・なんか言葉にするのが難しいです。
作中半分以上の長い時間、イエスは鞭打ちとかで虐められるわけなんですが、まぁ確かにそのシーンは凄惨ではあります。で、その部分っていうのが信者の方には相当衝撃に映るんでしょうね。上映中にショック死をした人がいるってんだからマジ凄いですよね。僕なんてショックを受けるどころか「ムカデ人間のがグロいな」くらいにしか思えませんでしたから。
単純にそういう部分だけ切り取るとパンチとしては普通なんですよ。ただ、「イエスが」っていうところが勿論ミソで、全然信者ではない僕にしたって「何だかなぁ」っていうか、んーホントに何て言うのか。ただの架空の人物が虐められてるだけなら「痛そー」で片付けれるんですが、世界中誰でも知ってるであろう有り難い人物のイエス・キリストがそんな目に合っちゃってるっていうのは多少考えさせられるものがあるし、何か胸の奥底の自分でも触れれない部分にジャブを打たれている気分になりました。これは恐らく、僕の中に少しだけある信仰心を揺さぶる何かなんでしょう。





じゃあ信仰心0にして罰当たりな感想を言うと、「キリストは自分で自分が復活するって分かってるから別にいいかって思ってるんじゃね?」っていうものはありました。すいません。はい。
もうね、いちいち罰当たりとか何たらを言ってると「パッションサイコー!!!!」としか言えなくなるので勘弁してください。僕もデリケートな話をしてるってわかってるんで、あんま活字にしたくないです正直!

とにかくデリカシー無しにバンバン言っちゃうと、拷問シーンが長い!拷問っていうか、イエスが十字架を自分でゴルゴダの丘に運ぶんですが既にヘトヘトなんですよ。生きてるのが奇跡ってくらい。なのに周りの兵士ときたら「早く運べやぁ!」と鞭で追い討ちをかけるんですよ。これが長い。

倒れるイエス。鞭打つ兵士。辛辣な表情で見守る関係者。鞭打つ兵士。起き上がるイエス。鞭打つ兵士。痛がるイエス。鞭打つ兵士。倒れるイエス。鞭打つ兵士。辛辣な表情で見守る関係者。以下、繰り返し。

こんな感じでとにかく長い!!お前らが鞭打つから時間かかるんだろ馬鹿ヤロウ!と何度思ったことか。単純に映画としてだけ見ると「話の展開おっそ。」です。同じことの繰り返しを見てるだけではっきり言っちゃうと退屈ですね。もうわかったから、と。
ここのシーンの効果っていうのは、イエスを面白半分に虐め尽くす兵士達を物凄~~~く悪いヤツに見えるようにしてるところにあると思います。ここを代表的に、とにかくユダヤ人を悪く見せようとする意思を感じなくもありません。ということで当然バッシングが殺到したらしいですけどね。まぁこれはしょうがない。そう見えるもん。






作品全体通して言えるのは、「皆さん聖書に関してはもちろん読破済みですよね?」っていう前提で物語が進められるので、「え?コイツ誰なん」っていうのがあまりにも多すぎます。正直僕ユダとマリアくらいは知ってますけど他の人はよくわかんないんで、「何か聖書に出てくる人なのかな」という推測で見るしかなかったので、やはりピンと来ない。






とどのつまり、楽しむ映画というよりは一種の啓発的なジャンルというか、学術的な観点で多面的に考証するのがぴったりな作品な気がします。「第七の封印」とか「ジャンヌ・ダルク」とか似たような作品は前にも紹介しましたが、デリケート度は格段に上ですね。



そういった意味では、キリスト教信者の方からすると僕が前述した退屈と言える部分も物凄く胸打つ何かを感じれるかもしれませんよ。もしくは信者じゃなくても聖書の内容には興味がある人とか!

残念ながら僕はどっちにも該当しませんでしたので、むう・・・でした。

















宗教の違いが様々な争いを生んでしまう悲しい昨今、見てみるのもいいかもですよ!!












お試しあれ!!











パッション  2004年  アメリカ



ジャンル:ドラマ
  監督:メル・ギブソン
  出演:ジム・カヴィーゼル
     モニカ・ベルッチ



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アポカリプト

どうも!僕です!!



今日はこちら!!


アポカリプト



「アポカリプト」です!2006年のアメリカ映画で、監督は「ブレイブハート」でアカデミー賞を受賞したメル・ギブソン。

マヤ文明期のユカタン半島を舞台にした作品で、暴力描写が激しく上映時はR15指定となった作品です。




マヤ文明が題材の作品ということで、作中のセリフは全てマヤ語。ってことでマヤ語を喋れる人のみが出演しており出演者は無名な人ばかりです。









ほんじゃあらすじ。








マヤ文明期、とある集落がありました。

そこは非常に平和な村で、ジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)をはじめとすると男達は家族のため、狩りに勤しむ毎日です。







しかしある日、その村になんともわかりやすい悪党集団が襲来!!

悪党





この事件にいち早く気が付いたジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、出産目前の妻と長男を近くの穴へと非難させ自分は村の仲間を救おうとします。






しかし村へ戻ると、そこはまさに地獄絵図。

大惨事


抵抗するものは殺し、女子供もお構いなしに暴れまわる悪党共。ジャガー・パウも抵抗虚しく、目の前で父親を殺された挙句に捕まってしまいます。





捕虜となってしまった人々は、悪党共と一緒に都へと連れて行かれます。







道中酷い目に遭いながらも、なんとか都に到着した一同。




しかしその都は、とんでもない儀式の真っ最中。



儀式







すげぇカラフルな様相ですが、簡単に言うと青い人が生贄です。この場所はなんか高~い階段の頂上の部分で、地上にはホント超大勢の民衆が異様な熱気の中見守ってます。
生贄は無理やり仰向けにされた状態で腹を刺され、心臓を抉り出されます。取り出された心臓はなんか変なアツアツの鉄板みたいなのにジューっと置かれ、その横で祈祷師みたいな人がイった表情で念仏を唱えてます。
その後生贄は頭を切り落とされ、頭→首から下の順に民衆の下へと階段を転がっていきます。


この一連の蛮行に民衆はもうテンションMAX!!完全に狂気の沙汰。しかしこれは当時のマヤ文明においては作物の不作等を改善するため、神に許しを乞うかなり重要な儀式だったみたいです。



自分の仲間が殺されていき、ついにジャガー・パウの順番がやってきます。

もはや万事休すかと思いきや、ここで急遽皆既日食が発生!




なんかよくわかんないけど「儀式やめやめー」みたいな空気になって、ジャガー・パウ達は生贄を免れます。






悪党共は、生贄を連れてきて金儲けをするためにジャガー・パウ達を連れてきたのに、もはやそれが用無しになってしまいました。




「んじゃお前らもういらね、帰っていいよ」的な展開に。







ってことで解放ゲームスタート!!!



解放ゲーム



ルールは至って簡単。この広場の先のトウモロコシ畑を越えて自分達の村に帰るのが目的。しかしそれを悪党達が槍をはじめとする様々な武器で邪魔します。すべての攻撃をかいくぐることができたら晴れて自由の身ってわけです。いわゆる「人間狩り」ですな。





ジャガー・パウはジグザグに走りながら後方から来る波状攻撃をかわしていきます。





ゴールの手前には悪党のボスの息子カット・ロックがバットみたいなのを持って待ち伏せしてます。





しかしジャガー・パウ。味方の助けもあり、カット・ロックを殺してトウモロコシ畑の先へ逃亡することに成功します。






これにはもう「え?マジ?」な顔をするしかないボス。

マジ?






あとはお決まりの展開。自由を手に入れたいジャガー・パウと、息子を殺されて逆恨みしたボスとその手下達との激しい鬼ごっこが始まります。










なんやかんや森の中での激しい鬼ごっこを繰り広げ、ようやく自分の地元の森へと帰ってきたジャガー・パウ。もちろんしつこい追っ手がやってきますが、先祖代々狩りをしてきた森を誰よりも良く知っているジャガー・パウ。


独特の知恵を使って悪党共を倒していき、ついにボスも撃破。







残るはザコキャラのみ・・・ってところで浜辺では信じられない光景が!!



スペイン人





このタイミングでスペイン人達が来航。あまりの衝撃にザコ2人は海岸線へとトボトボ歩いていきますが、ジャガー・パウは一目散へ村へと向かいます。





命からがら妻と子供がいる穴を覗いてみます。するとそこには、なんとか生き延びている愛妻と頼もしいわが子が2人、健気に待っていたのでした。





その後、異国の船にただならぬ脅威を感じたジャガー・パウ。家族を引き連れて森の奥へと行き、「新しい始まり」を探すのでした・・・。














おわり














★感想★
「丁寧に作られた映画」っていう印象を受けましたね。はっきり言ってストーリーはめちゃくちゃ単純なんですよ。
ジャガー・パウ捕まる→殺されそうになる→逃げ出す→逃げ切るっていうだけの話を2時間強もしているわけなんですね。なんですが、まぁ意外と退屈しない。都に連れて行かれるまでで1時間くらいかかってるんですが、その間にジャガー・パウの村の絆みたいなのとか、悪党共の辛辣な暴力とかがあって、必要な要素がてんこ盛りなんですね。マヤ文明期の雰囲気を知ったりとか、まぁ一応伏線っぽい予言があったりとか。つまり都までで作中の空気感を掴みつつ、少しずつ主人公に感情移入していくと。
ほんで都の狂気の儀式で感情MAXになったところから、人間狩りをきっかけに少しずつその不満を解放していくというカタルシスを味わえるわけですね。構造としては単純な話なんだけど、そこを時間かけてじっくりじっくり密度の高いものに仕上げてる感じですね。すげぇ長時間煮込んだビーフシチューみたいな。

暴力描写って言う面では、確かにエグいのはエグいんですがまぁそれなりにっていう感じでした。言っても僕はムカデ人間で鍛われてますからね。だいぶ耐性ついてますよ。ただ狂気的な雰囲気には結構圧倒されました。人の数も多いしルックスも怖いし。マヤ語を喋ってるからホントに何言ってるかさっぱりわからないのが、その不気味さを加速させてる要因のひとつかもしれません。
後半の鬼ごっこシーンは結構面白いです。「森」をうまく使っているのですべてが納得いきますね。ジャガーとかヘビとかで敵をやっつけたりするのはなかなかスカッとします。

このジャガー。主人公ジャガー・パウじゃなくて、動物のジャガーですよ。ジャガーが悪党を襲って1人殺しちゃうわけなんですが、ここでちゃんとに襲い掛かってくるっていうのがいいんですよ。見てて痛さ倍増というか。「痛さ」よりも「嫌さ」って感じかも。ここで遠慮がちに腕とか足とかに来られると「あ~」ってなるんですが、しっかり顔に襲い掛かって来るんで「ヒューッ(裏声)!」って感じですよ僕は。この俳優の顔が見えないとかそんなの気にせずに、シンプルに1発で殺しにかかるジャガーね。最高。



恐らくラストは意見が分かれると思います。スペイン人の襲来。
  1. 西洋人が来たことによって、狂気の文明と化したマヤ文明に平和が!!
  2. ただでさえヤバい状態のマヤ文明に、更に西洋人というスパイス!こりゃさらに今後大荒れの予感!!
このどちらかじゃないでしょうかね。歴史上もうこの時期がマヤ文明の衰退期なわけでありまして、事実このあとマヤ文明は滅びていきます。
スペイン人は紛れもなく侵略者ですが、「スペイン人が来たことによって、生贄や人間狩りのような蛮行が治まった」という考えもあるので、ここを一概に結論付けるにはちょっと僕は勉強不足なのではっきりとは言えません。
なんとなく「白人がいつの時代も救世主っしょ?」っていうメル・ギブソンからのメッセージに取れないでもないです。メル・ギブソンはかなり熱狂的なカトリック教徒だし、人種差別的な発言もする人なのでなんとなくそんな雰囲気が0じゃない気がします。しかしそう考えてるのだとしたら、それでも作中でスペイン人たちの襲来をなんとなく 悲劇っぽい雰囲気に仕上げれたのは、メル・ギブソンの映画人としての力なのではないでしょうかね。
なんかどっちとも取れるラストなのでちょっとスッキリしないけど、ここは別にスッキリしなくていいところかな。 






完成度が高くて誰でも楽しめる映画だと思います。ただ「普通に楽しいアクション映画」のやや上かな?ってくらい。本質は悲しいお話なので、しこりが少し残る印象。でも「何かおもろい映画教えてや」って言われたら、ぜんぜん勧めれる映画ですね。穴がない!弱点がない映画です!!













お試しあれ!!!















恐怖は病だ    フリント・スカイ




















2006年   アメリカ




ジャンル:アクション
  監督:メル・ギブソン
  出演:ルディ・ヤングブラッド
      ラオウル・トルヒーヨ
      モリス・バードイエローヘッド



 
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