プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

リュック・ベッソン

LUCY

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

LUCY



「LUCY」です!2014年のフランス映画。「人間は脳の10%しか活用していない。では100%になったらどうなるのか?」ということをテーマに、主人公ルーシーが徐々に覚醒していく様を描いたSF作品です。





監督は「レオン」のリュック・ベッソン。このブログでは「ジャンヌ・ダルク」を紹介しました。


主演は「アベンジャーズ」のスカーレット・ヨハンソン。その他はご存知モーガン・フリーマンや、「悪魔を見た」で紹介したチェ・ミンシクなどが出演しています。












では中身。










主人公ルーシー(スカーレット・ヨハンソン)は、ひょんなことから謎のアジア系マフィアに拘束されます。


拘束







そして強制的に眠らされた彼女は謎の青い薬の運び屋と任命され、パケに入ったその薬を腹部に埋め込まれます。




ちなみにその薬はCPH4という名称で、普段10%しか活用されていない人間の脳を覚醒させるすんごい薬なのです。






ルーシーが別のマフィアに身柄を移された頃、医療ミスのせいかルーシーに埋め込まれたその薬はパケからちょっと出てしまいます。つまり自動的に体内に取り込まれてしまったわけです。






脳の覚醒率20%に達した彼女は、無敵の強さを誇り見事マフィアの元から脱出。病院へ行ってとりあえず体内のパケを取り除いてもらいます。






ちなみに同時進行で別の場所で授業を開いているノーマン博士(モーガン・フリーマン)の解説によると、覚醒率20%に達すると自らの肉体を掌握し意のままに操ることができるようになる、そうです。
40%に達すると、今度は他者を意のままに支配することができる。それ以上覚醒すると、今度は物質の支配ができるようになる・・・。そして100%になるとどうなるのか・・・。それは「想像もつかない」とおっしゃっております。








そしてご想像の通り、覚醒度が徐々に上がっていくルーシーは無双状態になっていきます。


まずは自分に薬を埋め込んだマフィアのボス(チェ・ミンシク)に軽~く仕返しをしておいて、残りのパケの居場所を突き止めます。

仕返し











その後ルーシーは、麻薬取締官に情報をタレ込みCPH4を回収しつつ、脳科学の権威ノーマン博士と落ち合います。





そして完全に覚醒し、脳科学の権威をもはるかにしのぐ知識を得た彼女はノーマン博士に自分の知識を伝えていきます。




その頃やられたマフィアのボスは、子分を連れて仕返しにやってきます。ならばとルーシー。
回収したCPH4を全て自分に投与し、覚醒度100%を目指します。
そして彼女の持つ膨大な知識は、コンピューターを作ってそれをノーマンに渡すことを約束します。




マフィアの猛攻を警察が食い止めている頃、ルーシーは遂に覚醒!!!




覚醒



 
「そんなことになるなら覚醒しなくていい!」と全ての人が思うであろう大胆かつ斬新、何よりダサい覚醒っぷり!覚醒とビームに何の関係があるのかさっぱり!そして何故よりによって口からなのか!


この全ての謎の答えは見つかりません!なぜなら僕の脳は10%しか活用されていないから!!










ビームが終了したルーシーは、今度は黒くてとにかく気持ち悪い触手のようなものを伸ばしていき、研究室内のあらゆる機械を吸収し始めます!!


触手




コピー機やビデオカメラなど、現代で言うとそこまでハイテクでもないようなメカをわざわざ吸収するルーシー!なぜそんなものが必要なのか!解説は無いからわかりません!っていうかあってもわからないでしょう!

なぜなら僕の脳は10%しか活用されてないから!!!この時彼女の覚醒度は70%程度です!








まだまだ止まらないルーシーの覚醒モード!80%を上回ると遂に時空を超越したか、彼女は研究室の椅子に座ったまま世界各地を観光!

超越



何故今観光なのか!何故今なのか!っていうかそこまでファンタスティックな能力を手に入れたならまずマフィアと外で戦ってる警察を助けてあげてほしいものですが!!

全ての理由は全くの謎!!なぜなら僕の脳は10%しか活用されていないから!!!!








時も場所も自由に操れるようになったルーシーは、人類が誕生した時まで戻り人類最初の女性と言われるほぼ猿の通称「ルーシー」と接触。

猿






ルーシーと猿ーシーが接触した瞬間、ルーシーは一気に地球の外へ。宇宙まで飛ばされます。
時間は激しく後退し、地球が誕生する前へと遡ります。













警察がマフィアを一掃した頃、ルーシーは遂に100%覚醒。

100%


赤黒い次世代コンピューターと化した彼女は、ノーマンに約束のデータを渡し、その瞬間彼女は塵一つ残さず消え去ります。










しかし彼女は「私は至るところにいる」と言うメッセージを残していたのでした・・・。















おわり










★感想★
難しい話・・・なのかなこれは?ホントにね、さっぱりわからないというか・・・。
そもそも「人間は脳の10%しか活用していない」っていう理論さえ学者の中では賛否両論らしくてですね。まぁそこはいいとして、やっぱ活用の度合いが上がっても物理的な法則とか時間とかまで自由自在に操れるっていうのは些か納得いかないというか・・・。単純に「2人以上が100%活用したらどうなんだよ」って思いますね。時間と時間のぶつかり合いみたいなんが発生するんですかね?「時間戻しちゃうぞ!!」「やめろ!進めちゃうぞ!!」みたいな。

ま!いいですそこは!どうせ僕は10%しか活用できてませんから!10%の脳で理解しようとしても無理な理論なんでしょう!


じゃ映画としてどうなんだってことなんですが、まぁ神経細胞の中をCPH4が駆け巡る描写とかは見てて面白いし目を瞠るものはあります。
だがしかしね、それ以外にも色々とCG使った部分があるんですよ。それこそルーシーが覚醒していく様とか。そういった特殊エフェクト系の画像の加工と、音楽とかが相まったときの感覚っていうのがなーんか野暮ったいと言うか、ちょっと間の抜けた風に見えなくも無いんですよね。
昔の古臭い映像使ったりとか意外といろんな方法使ってるんですけど、そう言った諸々のバランスがあんまり良いとは言えない気がして、どことなく違和感を持ったまま作品を見てしまいました。

でね、この違和感っていうのの最大の要因は、ずばり「登場人物全員の物分りの良さ」ですね。これに尽きると思います。
って言うのもこの作品は約90分なんです。正直この長さで面白い作品を作れるのが僕は一番すごいと思ってます。この尺度で満足いく作品を作ってくれればもうサイコーって長さなんです僕の中で。
で、今作はというと、はっきり言って時間足りなさ過ぎだろって感じです。
作中のどこに重きを置いたのかはわかりませんが、とにかく話を早く進める為なのか登場人物がものすごい理解度。ルーシーがいきなり病院の手術室に飛び込んで「腹の中のパケ取れやオラァ」って言い出すんですが、医者はものの数秒で「あ、はい・・・」みたいになるんですよ。普通さ、「え?何の袋ですか?」とか「いやいや、そんな事よりあんた何なんですか!!」とかあるでしょ!一応その前にちょっとだけそういうやり取りがあるんですが、すぐに言うこと聞いちゃう不思議なお医者さんなんです。だいたいルーシーは手術室にいきなり入ってきて手術中の患者に「転移してるからすぐ死ぬよー」みたいなこと言って射殺してますからね。なおかつ麻酔も無しに「腹切れやー」ですからね。これに1,2分で対応できる医者の頭の回転の速さったらないでしょ。お前がもう脳みそ覚醒してんじゃねーかよ。
あといきなりルーシーから電話もらったノーマンの理解も早すぎだし、フランスの刑事のデル・リオもルーシー受け入れるの早すぎ!!全員チートです!既にみんな15%くらい使ってますきっと!

まぁこういった所の違和感を序盤から携えて見ているところ、クライマックスのマフィアと警察の銃撃戦でもおかしな部分が。
マフィアのボスが子分を引き連れてルーシー達がいる建物に入ってくるんですが、なんと親分が先頭に立って銃を乱射してます。


乱射

このシーン自体はね、「ダークナイト」のジョーカーを彷彿とさせるなかなか派手なシーンで結構良かったんですよ。
ただその後もボスはずっと先頭で頑張るんですよ。


いや、違う違う!それは大将じゃなくて鉄砲玉の仕事だから!!剣で戦うならいいとして銃撃戦だから先頭に出たら真っ先に死んじゃうよ!!


そんな僕のツッコミも虚しく、彼は異常な強さで前進して行くのです。




いやさぁ・・・。おかしいじゃんさっきから。って感じでもう激萎えですよ。
難しいテーマを題材にしてるのにこんな有様だから、肝心な部分・100%でどうなるか!?みたいな部分も「もうどっちでもいいよ」現象が起きてしまうんですねぇ・・・。
















と、言うわけで僕の中では「難しいお話」というよりは「別にどうでもいい話」程度に収まっちゃいました。
まぁリュック・ベッソンお得意のカーアクションシーンは面白いですけどね!作品全体に漂う現実味の無さがここだけは良いように働いてます。
あとはやっぱ悪役の撮り方はうまいですね!アジア系マフィア全員に風格を感じました!彼らが主人公といってもいいくらい!その中でもチェ・ミンシクはやっぱいいですね。
なんかこう「はぁ~」みたいな一瞬ダルそうにするところとか、なんかちょっと余裕綽々というか。やってることの割りにすごい平然としてる。でも平然としすぎてない、いい~~~感じの雰囲気出てます!良い役者さんだ。


















脳科学に興味がある人とか、細かい演出とか気にならない人は見たら面白いかもですよ!90分程度の作品なんでお気軽にどうぞ!!















「時」だけが真実の尺度    ルーシー
















お試しあれ!!



LUCY/ルーシー   2014年   フランス


ジャンル:SF
  監督:リュック・ベッソン
  出演:スカーレット・ヨハンソン
      モーガン・フリーマン
      チェ・ミンシク




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ジャンヌ・ダルク

どうも!!僕です!!

今日はこちら!!

ジャンヌダルク




「ジャンヌ・ダルク」です!!


1999年公開のフランス・アメリカ共同制作映画。

15世紀のイギリス・フランス間の百年戦争時、救世主として現れた少女ジャンヌ・ダルクを描いた作品です。





主演は相撲好き女優ミラ・ジョヴォヴィッチ。「バイオハザード」なんかで有名ですね。
その他出演はベテラン名俳優ジョン・マルコヴィッチ。彼が題材の「マルコヴィッチの穴」っていう結構スペクタクルな映画があるのでいつかご紹介したいものです。
あとアカデミー主演男優賞を二度も獲得した名優ダスティン・ホフマンも出てます。シブいです。



監督は「レオン」なんかで有名なリュック・ベッソンでお伝えいたします。







ではあらすじ。



百年戦争真っ只中、イギリスにより国土を占領されたフランス。農夫の娘として健やかに育っていたジャンヌ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)でしたが、ある日イギリス軍により村を焼き払われます。目の前で姉が殺されるという悲惨な経験をしたジャンヌ。

キリストへの信仰が深い彼女は、教会の神父に怒りをぶつけます。

神父曰く、「神には考えがある。君が必要でお選びになったのだ。」とのこと。


聖体拝領を待てないジャンヌは、夜中の教会に忍び込みます。


キリスト教徒じゃない僕にはよくわかりませんが、なにやら大事そうな血っぽいもの(おそらくそれに見立てたワイン)をゴクリ。


ワイン



おそらくはパワーアップしたであろうジャンヌなのでした。









数年のときを経たフランス王都。シャルル7世(ジョン・マルコヴィッチ)は本来フランスの王ですが、正式な王となる為にはランスでの戴冠が必要。しかしそのランスをはじめとするフランス北部はイギリスにより占領されている状態でなかなかマイッチング中。




そんなシャルルの元に「神の使者」を名乗る少女が登場。敵からの刺客や罠の可能性もあるが、とにかくこの状況を打開すべく「神の使者」と会うことに決めたシャルル。




この「神の使者」こそが19歳に成長したジャンヌ。


不思議なオーラをまとったこの少女に軍を指揮させ、「奇跡の勝利」を期待するシャルルなのでした。






軍を手に入れたジャンヌが向かったのは、ランスを奪還する為の要所オルレアン。



実戦経験などほぼ皆無のジャンヌに指揮をされたんじゃあ現場の人間のプライドはズタズタってなもんで、戦場はなかなかチグハグしちゃいます。


しかしジャンヌの「神が○○○○!!!」「神の××××!!!」「神は△△△△!!!」というとにかく神神神神と馬鹿の一つ覚えの指示に兵士たちは何故か奮起!!!


イケイケ





「フォローミー!!!」の一言でもうイケイケドンドンな雰囲気に。

みんながジャンヌを「神の使者」と崇め始めたことによりチームは1つに。難攻不落と思われたオルレアンを見事奪還するのでありました。


凱旋


名誉ある凱旋を果たしたジャンヌ一行。



ランスも無事奪還し、正式な戴冠を終えたシャルル7世は正式に王となります。



フランス全土を取り返したわけではありませんが、王となってしまえばこっちのもんなシャルルちゃん&そのご家族。手のひらを返したようにジャンヌへの扱いが悪化します。

十分な援軍もままならないまま戦いを続けるジャンヌでしたが、イギリス・フランス両国にとって煙たい存在となってしまいます。



結局彼女はイギリス軍に捕まり裁判にかけられることに。


捕虜




誰よりも強く神を信仰していた彼女。しかしその信仰心の強さのあまり、異常な行動が目立った彼女。神を信じるものが神への冒涜で裁判にかけられるというなんとも皮肉な展開に。





幼い頃から何度も見てきた神の化身(ダスティン・ホフマン)と何度も語り合うジャンヌ。

化身




しかし「救うべきは私の体ではなく、私の魂。」と言い、自分の信仰を捻じ曲げることは決してしません。



数多くの神の化身との論議を重ねた結果、彼女は最後まで自分の信念・信仰を曲げず。

結局「異端者」と認定され、火あぶりの刑にされちゃうのでした。



火あぶり







終わり。








★感想★
まぁそこそこかなって感じですね。オルレアンのバトルシーンはそれなりに面白いです。当時の武器を再現してるあたりは良かったですが、バトル単品単品に迫力がちょっと欠けてる気がしないでもなかったかな。グロさは強くも弱くも無くってところですが、いかんせんジャンヌのカリスマ性に?って感じでした。いくらなんでもそこまで思い通りになるかね?って思っちゃいます。カトリックにおける聖人なのであんまり言っちゃいけないんでしょうけどね。
後半はジャンヌがどんどんかわいそうになっていく展開なわけですが、神の化身との議論シーンはなかなか面白いです。神をとことん信仰しまくってた彼女の言動を神の化身が論破しまくっていくわけなのですが、これがなかなか良いこと言うわけですよ。「神の名の下に」みたいなのを散々言ってきた彼女ですが、彼女は結局は自分のために戦っていたということになっちゃうわけです。ダスティン・ホフマンが良い感じの雰囲気で迫るのでまぁ緊張感というか、厳かな雰囲気が漂ってグー。漂

感動のバトル映画と思ってましたが、蓋を開けてみれば「神」についての考察シーンがかなり多いです。「第七の封印」の簡略化バージョンって感じですかね。


僕だけかもしれませんが、あんまし神神言われるとちょっと萎えますね。「いや、知らねぇよそんなのよ。」ってなっちゃいます。オカルトな部分をオカルト感出さないように、まぁデリケートな部分なのでしょうがないですが、そんなことを延々言われてもね・・・。仏教国民だしオレ・・・。




結局僕個人の見解を言わせてもらえれば、ジャンヌは自分の考えを人に押し付けてただけですね。「なんで神を冒涜するの!!!」みたいにキレちゃうわけですが、宗教なんて人それぞれで神の捉え方も人それぞれなワケですから押し付けるのはダメですよね。結局武力行使しちゃってるあたり、現代での宗教がらみの紛争となんら変わりないです。戦争なんてやってる方はみんな自分が正しいと思ってるわけですからね。











2時間半近くある大作です。「感動の超大作!!!」みたに売ってはいますが、僕は1ミリも感動できませんでした・・・・。



















お前は事実を見たのではない。見たかったことを見ただけだ。(神の化身)


















お試しあれ!!!



ジャンヌ・ダルク   1999年  フランス・アメリカ

ジャンル:ドラマ
  監督:リュック・ベッソン
  出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
      ジョン・マルコヴィッチ
      ダスティン・ホフマン
      ヴァンサン・カッセル






















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