プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

カテゴリ:監督 > 三池嵩史

どうも!僕です!!久々の更新でございます!!


今日はこちら!!

かみさま


「神さまの言うとおり」です!2014年の日本映画で、謎の死のゲームに参加させられる高校生を描いたスリラー(?)作品。
監督は三池崇史。前回の「無限の住人」に続いてのご紹介です。
主演は福士蒼汰くん。彼も「無限の住人」出てましたね。船の錨みたいなの持って一生懸命戦ってました。
その他出演は神木隆之介、山崎紘菜、山本涼介、染谷将太、リリー・フランキーなどなど。声の出演で前田のあっちゃんやダチョウ倶楽部、トミーズ雅なんかも出てます。





ちなみになんですが、三池作品が連続なのはたまたまですよ!

























ってことで中身は。サクっと説明すると世界中の高校生たちが何故かいきなり死のゲームを連チャンでさせられるってお話です。





1st STAGE   ダルマさんがころんだ(VSダルマ) 
決まり手:主人公瞬(福士蒼汰)によるダイビングダルマの背中のボタン押し


2nd STAGE 招き猫への鈴付け(VS招き猫)
決まり手:瞬のジャンプシュート→こぼれ球を天谷(神木隆之介)がオフェンスリバウンドからの強烈ダンク


3rd STAGE  かごめかごめ(VSこけし)
決まり手:瞬の周囲の声録音→再生という連続技による反則勝ち


4th STAGE 本当の事言うゲーム(VS白熊)
決まり手:出題者が嘘つきという本末転倒企画であることへの瞬の鮮やかな指摘


Final STAGE 缶蹴り(VSマトリョーシカ)
決まり手:瞬が缶を蹴る


Extra STAGE アイスの当たり棒引き
決まり手:瞬が運良く当たり






ってな感じで、結局瞬と天谷だけが生き残ったのでした。
















おわり

















★感想★
いや~ひどいもんですね。めちゃくちゃですよ。
まず各ゲームのフォーマットが酷い!ダルマさんが転んだに関してはまぁ良いです。かごめかごめについても適当に言っても25%の確立で当たりますし、ルールも単純明快だし理不尽さもないからOK。問題はまず招き猫。これに関しては超謎。結局鈴は「つける」ではなく「通す」が正解なので、ただの無理ゲーです。猫の生態についても筋が通ってない気がするし、背中がかゆいってなんだよ。ずっとかいてれば楽勝やんけ。
次に白熊。コイツはもう論外です。嘘つきのパラドックスという根深い哲学の話をしなければならなくなります。結果としてコイツは嘘つきですから、「嘘つきは嫌い!」とか言ってることすら嘘になるし、「じゃあ正直者が好きなのか?」ってことになると、でも正直者を実際殺してるし・・・だから・・・・え~~~~っと・・・・となりますわな。ここも一貫性が無い。



んで結局一番の問題はね、この超理不尽ゲームを主人公たちが幾ばくかの説明だけでこなしていくってとこなんですよね。「いやお前らスペック高すぎだろ」と。何なら感傷的なムードになる時間とかまで割いちゃってたりして結構余裕あるじゃねぇかと。




作品全体に言えることです。「一貫性の無さ」。


こちらをご覧ください。

バスケ部



高瀬





コイツらどうせすぐ死ぬんで役柄はどうでも良いんですが、問題は「この人はこういう人ですテロップ」です。登場人物全員にこういう配慮があるなら良いんですが、すぐに死んじゃうこの2人にだけこういうのがあるんです。結婚式の余興の大してつまらないVTR見せられてるみたいで不愉快極まりなかったです。
っていうかホントになんで?これ?なんでこういうことが起きるの?すぐ死ぬサインっていう風に解釈しても、この2人の死には作中の重さに相違がありますから理由にはなりません。純粋に「何で?」って思います。出来上がったのを見たときに関係者が誰も違和感感じないのが不思議でなりません。これ何か意味があるなら知ってる人教えてください。僕が何かを見落としてるかもしれませんし、知識が足りないかもしれませんから。知ってる人ホントにお願いします。



話を戻して、一貫性の無さで言うとそもそも主人公瞬の性格がよくわからないですね。ひ弱な優男なのか勇敢なTHE漢なのかがさっぱり。僕の当初の印象では「ダラダラと生きているスポーツも何もしてない半端な気の小さい男の子」って感じだったんですが、そういう描写もあれば「お前ぇ!」とか言って荒れる描写もあるし、運動神経万能な所もあれば極めて秀でた状況認識能力+柔軟な発想力も兼ね備えているという・・・。何だただの天才かって思いました。早い話がご都合主義ですよね。コイツはピンチを100%回避できる星の下生まれてます。だいたい学校の屋上で憂さ晴らしの為に不要になったコップをひたすら壁に投げ続けるって完全キチガイですよね。この普通じゃ無さが作品通して継続されてればまだよかったんですが、急に奇行に走るからホント意味不明。







ただ今回MVPをあげたいのはコイツ!

平良


山本涼介演じる平良という男なんですが、コイツは立方体に閉じ込められたところから登場します。割と小さめの声で会話をしていた瞬と高瀬に対し、「少し静かにしてくれないかぁ」と神経質かつ利己的な要望を言い放ち、ノートパソコンでベクトル解析におけるヘルムホルツの定理により物理的アプローチを試みている、ということをわざわざ忙しい中丁寧に説明してくれます。ちなみに僕なりに調べてみたところ、ヘルムホルツの定理っていうのはベクトル解析の定理の一つであり、逆を言うとベクトル解析以外にヘルムホルツの定理っていうのはないので、なんか必要以上に説明が多いです。頭悪い人に多い傾向ですかね。不要なことをベラベラよく喋るっていうのは。

でやっぱりコイツはかなりの馬鹿。「結局どうするんだ!!!」と瞬が尋ねたところ、「次のゲームを待つしかない」と断言されます。とりあえずコイツにはヘルムホルツさんに謝って欲しいです。意味ないやんけ。
平良くん曰く、ゲームによって馬鹿が駆逐されるのがたまらないのだとか。



そんな平良くんの前にコケシ倶楽部・・・ではなくコケシ軍団が登場し、かごめかごめをもちかけます。
すると平良くん意外と古風なところがあるのか、諸説ありますが推定200年以上前から伝わるこの古来の遊びに対し・・・・






























面白そう

「面白そうだ・・・・・・・」





めっちゃワクワクしてます。
















いざ始まってみると、平良くんは超無策。当てずっぽで適当に名前を言って見事不正解。25%の正解を引き当てることができず、床に頭を叩きつけられる刑に処されます。完膚なきまでに駆逐されてます。

なかなか活字で雰囲気を伝えるのは難しいので是非見て欲しいです。ここまでダサいキャラが映画史上いたのか・・・。それくらいのお馬鹿さんです。お笑いとしては100点。






っていうかこの立方体に軟禁されてるシステムがよくわからなくて、何でお前ら閉じ込められて変な服着せられてるわりにパソコンとか携帯は持ってんだよ、と言いたい、小1時間問い詰めたい。はい。そんな感じです。







あとね、最後の缶蹴りなんですが、これはもうゲームのフォーマットが酷い!成立してないんです!!
5人で行うんですが、逃げる側は日没の時点で逃げ切れば勝ち。鬼は日没の時点で3人以上捕まえていれば勝ち。但し、缶蹴りの缶は蹴ると爆発するという仕組み。

人間関係の構図として、主人公チーム(2人)VS天道学園チーム(2人)VS天谷(1人)という構図になってるんですよ。作中はたまたま天谷が鬼になったのでゲームが成立しましたが、例えば主人公瞬が鬼になったとすると、かなりの高確率で「いちか(ヒロイン)と組んで天道学園チームと天谷を捕まえよう作戦」になると思うんですよね。鬼2人対逃げる側3人という構図です。こうすれば3人全員捕まえれば後は2人とも条件を満たして生き残れますから。これは天道学園チームのどっちかが鬼になっても同じです。つまりあまりに巨大な抜け道があるルールなんですよ。馬鹿じゃねぇのと。


もう一つ問題なのは捕まった人が入れられる牢屋と缶を置く場所が1~2mくらいしか離れてないんですよ。「え?捕まってる人たちを解放するために勇気を持って蹴るのに、これじゃ蹴ったら全員死ぬんじゃね?」と思っちゃうわけです。んで、「あ、何かこれ嘘くせーな」と暗に感づいてしまうんですね。あまりにも地理的スケールに違和感がありすぎます。この地理的スケールに関してはそもそも大問題があって、ゲームにおけるフィールドの広さが全くわからないんです。マジで。「ハンガーゲーム」的な広さ風で話が進んでるんですが、小学校のグラウンド程もないくらいの狭~~~い空間でやってるようにしか見えないんですよ。広さがわからないから話が見えない。だからワクワクもしないってなもんです。











あとね、登場人物が必要以上の時間をかけて何の効果も無いセリフを喋るというシーンが非常に多いです。どういうことかと言うと。こちらをご覧ください。


文字



「カギで扉開けたならおわり」


ここまでの作品の流れで、「あ、次はカギで扉を開けることを目指すんだ」ということはどんな人でもわかるようになってます。

わかります。どんな人でも絶対わかります。つまり作中の登場人物でも容易に事態を飲み込めるわけです。





なのにさ、瞬という男は「カギで・・・・・扉開けたなら・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・。」と、なんかボソボソといまだに衝撃を受けてというか、面食らった様な朗読してます。何?馬鹿なの?いつまでびっくりしてんの?せめて黙読にして。




こう言った無駄なセリフシーンがかなり多いんですよね。要するにあれです。ドラマとか映画ででよくある、感傷的なシーンで相手に向かってその人の呼称を言う演出です。「か、母さん・・・・・」みたいな。絶対言わないですよね現実では。そういう非現実的なやつです。



要所で際立たせる演出としてならギリ許せないでもないですが、あまりに不要な独り言が多すぎてバラエティの再現VTRでも見てるかのようです。目の前に見えた文字をいちいち声に出して読みやがって、お前は駅の広告も全部声に出して読むのかと問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。











というわけで、トータルすると脚本と演出が極めてドイヒーな作品と言えますね。今まで紹介したどの作品よりも酷い気がします。漫画原作だと色々要素詰め込み過ぎてワケわかんないってなるのはよくあることですが、それにしても酷すぎる。
俳優陣も特別頑張ってた感じもしなかったですし。神木隆之介くんが一番頑張ってたようにも見えましたが、そもそも役柄的にちょっとやりやすさもありますしね。登場人物としても俳優としてもちょっと浮いてたかな。





まぁ全て監督の責任じゃないですかね。あと編集さん。なんか色々おかしいとこ多すぎ。世界中の高校生がテロに遭ってるのに、東京のごくごく一部の話にしか見えませんから。世界中なら外人を出せ外人を。
三池監督はちょっと映画撮りすぎて各作品に力分散しちゃってるんじゃないですかね?1年に2本も3本も映画撮るのはいいけど、もうちょっとクオリティ上げてほしいです。実力者なので、さすがに自覚があると思っちゃうんですよね。だから手を抜いてる印象です。いち映画ファンとしては、今後に期待してますけどね。

















ジョジョに関しては不安しかないです!!!

































お試しあれ!!
















神さまの言うとおり     2014年  日本




ジャンル:サスペンス
  監督:三池崇史
  出演:いろいろ

どうも!!僕です!!久々の更新でございます!!


今日はこちら!!



「無限の住人」です!現在公開中の時代劇アクションで、同タイトルの人気漫画の実写映画化作品。不老不死の体を持つ主人公が、逸刀流という不良剣客組織に父親を殺された凛という少女に用心棒を依頼され、逸刀流との激しい戦いに身を投じていく・・・というお話です。


監督は三池祟史。このブログでは「クローズZERO」シリーズを紹介しました。

主演はそう、皆さんご存知キムタク。以前「SPACE BATTLESHIP ヤマト」という屈指の駄作を紹介しました。今回の作品の知名度がそこそこあるのも、結局のところこの人の影響が大きいでしょうね。SMAP解散後初の映画主演で、俳優木村拓哉としての真価が問われる作品です。

その他出演は、杉咲花・福士蒼汰・市原隼人・戸田恵梨香・市川海老蔵などなどとても豪華です。製作陣にも「ラスト・エンペラー」のプロデューサーとして有名なジェレミー・トーマスが参加していたりと、なかなかの気概が伺えます。















話の展開としては、まぁ皆さんが想像するとおりで、お侍さんたちがギッタバッタとやり合う・・・っていうお話です。省略。











































★感想★
まず大前提として言っておきますが、漫画の実写化において「原作と比べてどうだ」という論評はしないようにします。これは今作だけじゃなくてね。ジョジョとかも見に行こうと思ってますけど、どんな有名作品の映画化だとしても、「映画単体としてどうか」っていう目線で僕は見てますのであしからず。

ってことで今回の作品がどうだったかというと、「不死身って何?」っていうのが一番ですね。僕のイメージとしては不死身っていうのは腕がちょん切られてもすぐブシュッって新しいのが生えてきて、痛みとかも全然感じない、まさにバケモノっていうものだったんですが、今作における不死身ってのは本当にあくまで「死なないだけ」って印象。切られたら普通に痛いし、血もバンバン出るし、フラフラもします。「え?キムタク死ぬんじゃね?」って思うほどです。とは言ったものの「まぁ死なねーんだろうな」とは思って見てましたけどね。

っていうか作品全体として、ストーリー展開に信憑性を持たせる裏付けが全く無いんですよね。万次が凛の為に逸刀流と戦う理由とかもマジ意味不明です。「死んだ妹に激似だから」的な雰囲気出しるけど、その死んだ妹も実は妹じゃなくて殺した相手の嫁さんで、精神崩壊してたからずっと一緒にいて面倒見てあげてる・・・という。「ベルセルク」でいうところのキャスカ状態になってるわけですよ。意味不明な行動を理由に更に意味不明な行動に出るという意味不明インフレが起きちゃってます。ここらへんは時間をかけて描けばそれなりに見てる側の心情に色々と訴えかけることもできたのかもしれませんけど、何にせよ描写が少ない。恐らくは、原作に則ったストーリー展開を無理矢理2時間半の中に詰め込んだからなんでしょう。まぁよくある話ですよ。

ここらへんが理由でおかしい所が色々あってですね、逸刀流の剣士たちのバックボーンとかも全く見えてこないんですよ。で、恐らくそこらへんは三池監督も気づいたんでしょうね。よりにもよってその登場人物の歴史を本人に説明口調で喋らせるというマジックをやってのけるんですよ。「俺は百姓の息子で・・・」とか言って。馬鹿かと思いましたよホント。キムタクが「お前のことなんか聞いてないです!」とツッコミを入れた瞬間はちょっと笑いそうでした。
ルックスもそうですし、武器とかも魅力的なのを持ってる人が多かったんですが、描写が少ないせいで全部すべってましたね。逸刀流当主の天津ですら、「すげぇ重そうな船の錨みたいなの持ってるけど馬鹿なのかな」って思えちゃいました。逸刀流という団体自体が、馬鹿と百姓の息子とロリコンがいる集団っていう風に見えちゃうんですよね。魅力的なグループというよりは、単なる変わり者の集まりです。

と同時に主人公万次ですらもちょっと魅力が弱かったです。作中通してのこの人の印象は、「本当はそこまで強くはないけど不死身になったおかげでちょっと強くなった人」なんですよね。
僕が期待してたのは、不死身になったのを良いことに防御のことなんか一切考えず、切られながらもバシバシ斬りまくる・・・!!という痛快お侍エンターテイメントだったんですが・・・。蓋を開けてみるともう痛がる痛がる。「う・・・・うぉ・・・」とかずっとうめき声上げてるし。「お前どうせ死なねーんだから心配すんなよ」と言ってあげたくなります。


詰め込み過ぎ問題で言うと、やはり個性豊かな逸刀流の敵たちがあまりにも扱いが雑でしたね。みんなポッと出てすぐ死ぬ感じ。個人的には市原隼人演じる尸良(しら)というキャラが一番雑だったなと感じました。呼んでないのに2回も出てきて暴れまわった割りに「結局何だったのか・・・」という残尿感しか残りませんでした。最後腕がカニみたいになってましたからね。「テラフォーマーズ」のロシアの人のコスプレって感じでした。


殺陣自体もかな~り退屈でした。相手の一太刀をガードする→腹or首を切るor刺すの繰り返しです。いかんせん最終決戦は敵の数が多いもんだからもう繰り返す繰り返す。最近「ワイルド・スピード アイスブレイク」を見たばっかりだったから余計につまんなく感じました。もっとジェイソン・ステイサムみたいにパルクールっぽい動きとか色々してよ!!!と思いましたけど、時代劇には無理な注文ですかね。







ささ。こっからはキムタク問題について触れていきますね。ご存知の方も多いかもしれませんが、この「無限の住人」なかなか興行収入がよろしくないみたいです。僕が行ったときも地元で一番大きな劇場に行ったのですが、その中で一番小さいスクリーンに追いやられ、その中でもお客さんはチラホラ・・・。3割くらいしか埋まってなかったです。
エンターテイメント業界の専門家から言わせると「キムタクの時代は終わった」とか「ジャニーズ事務所側がうんぬんかんぬん」とか色々言われているわけですし、ネット上でも「キムタクがほにゃらら」とか色々言われてますよね。
確かに今作でのキムタクの演技がどうだったかと聞かれれば、「んー・・・まぁ・・・キムタクだよね・・・」としか言えないです。新境地を切り開くものは感じられなかったし、彼特有の「軽さ」みたいなのも健在でした。このポップさみたいなのは彼の魅力ともいえる部分ですし、「まだそれやってるの?」と言われてもなかなか難しいもんですよね。
僕のスタンスとして、アンチキムタクなのか応援する側なのか。どっちなのかと聞かれても「どっちでもない」としか言いようが無いです。歌がうまいわけでもないのによく売れるなーとは思ってましたけど、別にSMAP好きでも嫌いでもないですし、解散も嬉しくも悲しくもないです。
そんな僕が今回の作品の責任的なものがどこにあるかと聞かれれば、僕は製作陣が悪いと思いますね。さすがに時間的スケールに無理があったと思います。ここはるろ剣みたいに2~3部作品じゃないと難しかったかな。でもそこまで有名でもない作品をそこまでするのもなかなか難しかろうし・・・とは思いますが、尺的に難しかったとしてもどうにか何かを削ってそれを補う何かを足さないと、もはや作品として成立してない域まで達するレベルですよ。
少なくともキムタクが「そういう部分を個人的なパワーでどうにか補える役者ではない」ということはわかりましたが、今作単体としての欠点の部分はもはや役者でどうこうできるレベルではなかったと思います。これをワイスピとかガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとか帝一の国とかクレヨンしんちゃんとかと同じ時期にぶつけて来るなんて正気の沙汰じゃないです。勝つ気ナッシング。






ギリッギリ見れる作品です!












不死身ってのは大変だなと思った僕でした!!




















お試しあれ!!







無限の住人   2017年  日本

ジャンル:アクション
  監督:三池祟史
  出演:キムタク   他

どうも!僕です!!


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zeroⅡ


「クローズZEROⅡ」です!2009年の日本映画で、依然ご紹介した「クローズZERO」の続編。芹沢軍団を倒した滝谷源治の鈴蘭制覇への葛藤と、鈴蘭VS鳳仙の2校全面抗争を描いた本格バイオレンスアクションムービーです。





監督、主要キャストは前回と同じです。

今回からの登場は、阿部進之助、金子ノブアキ(RIZE)、阿部亮平、綾野剛、三浦春馬などなどでございます。



















ということで話の中身。












芹沢軍団を倒したものの、強敵リンダマンを倒すことができず鈴蘭制覇まであと一歩の源治。

源治




っていうか喧嘩が強いだけでGPS以外の生徒が付いて来るわけではなく、GPSの勢力は言うほど伸びてません。







そんな矢先、いろいろあって鳳仙高校という鈴蘭級の不良校と休戦協定を破って全面戦争をすることになります。





決闘の時までに鈴蘭をまとめようと奮闘する源治でしたが、そううまいことはいきません。
とは言え「今まとまってないからちょっと待ってね」と鳳仙に言えるはずもなく。それは源治のプライドが許しません。



源治は決死の覚悟で1人鳳仙へと乗り込みます。


1人






勝ち目の無い戦いに没頭する源治!と、その時!


到着



鈴蘭の看板を1人で守ろうとした源治の助太刀に鈴蘭生徒全員が参加!鈴蘭全員が源治を「頭」と認めた瞬間です!!!
























芹沢、開口一番!

芹沢




「ウチの大将に随分なことしてくれるじゃねぇか!!!」

























源治が来るまでは一番鈴蘭制覇に近かったこの男の何よりもシブ過ぎる一言が開戦の狼煙!!
芹沢派もGPSも関係無い!ここにいる全ての人間が鈴蘭か鳳仙のどちらか!ここにいる全ての人間が源治の手足か鳴海(金子ノブアキ)の手足!しかしその一つ一つの手足は一瞬のスキから両番長の首元を抉る超危険分子!






全員の感情に一切のブレが無くなったところで本当の全面戦争開始!!
















ぬおおおおぉぉぉおおぉぉぉぉぉおお!!!!!


開戦





















長い戦いの末、最後は源治が鳴海を成敗。全面戦争は鈴蘭に軍配が上がったのでした。





時は経て、源治を初めとする3年生たちは皆卒業式を迎えます。







源治は懲りずに、その日もリンダマンに立ち向かっているのでした・・・。


リンダマン








終わり















★感想★
面白いですね!構成とかめっちゃ良いと思います。
まず最初に言っとくんですけど、この手の映画は現実離れしてるっていうのは百も承知で見ましょうね!この鈴蘭VS鳳仙の抗争が現実に起こったとしたら、絶対にテレビに出るし警察来るし、担任・校長の責任問題どころか教育委員会まで会見を開くはめになります。
そういう現実を一切無視して鈴蘭制覇がどうとか抗争がどうとかって言ってる時点で「あ、この映画は飛躍してる映画だな」ってわかるので、現実に置き換える事は抜きにして考えてます。

で、今作がどうだったかって言うと、前述の通り構成が良かった。って言っても別に変わった構成してるってわけではないんです。ただ、とにかく作品の重きを最後の鳳仙校内でのド派手な乱闘騒ぎに持ってきていて、そこまでの持って行き方がスタンダード&気持ちいい!ってことなんです。
要は、頭ではなく幹部がいますよね。ナンバー2.3.4.5くらいまでかな。ここらへんのそれぞれの因果関係というか、「コイツはコイツとライバル関係になりますよー。コイツらが最後にタイマン勝負しますよー」っていう構図を着々と作って行ってくれて、ほんで最後に実際それが実現される時のまぁ潔い事!サクっと行きます。ただその割りにそれぞれの感情の高ぶりの理由っていうのはちゃんと納得行くようにはなってるので、話のスピードがやや速いくらいっていう印象。それっていうのはストーリーモノの作品だと「いやちょっと待ってよ」ってなるんだけど、この手の作品で行くと非常にちょうど良い。退屈しない作りになってます。
じゃあ何で準備の部分がしっかりしてるのに退屈しないのか。答えは単純明快、ずっと殴り合ってるからです。多分撮り方もうまいんでしょう、やっぱそれなりに迫力があって見ごたえがあります。
キャスト的にも前作からの人はもちろんとして、金子ノブアキであったりとか阿部亮平や、意外と綾野剛なんかも良い味出してて単純に楽しい映画になってますよ。
ただ演技の話なんですが、金子ノブアキ。面構えとかめっちゃいいしすごい絵になるんですが、でかい声を出すときに右手に力が入るという少々独特の癖があるみたいです。ちょっと気になりました。



















納得いかないところが無いわけではなくてですね。
まずね、ヤクザのくだりどうでもよくね?ってことですね。前作は鈴蘭OBのヤクザ拳さんのアドバイス等があって源治が奮闘するってことでまぁよかったんですが、今作に至っては全然関係無いようにどうしても見えてしまうんですね。浅~~~い部分での源治の感情の変化の要因となってるだけであって、ストーリーそのものとは関係無いじゃん、と。まぁこれに関しては、川西という男も関連してくるんです。川西という男は鈴蘭のOBで、2年前に鳳仙との抗争の際に当時の鳳仙の頭・美藤真喜男を刺し殺してしまったという過去があります。当然川西の出所後鳳仙の生徒たちが復讐に来るわけですが、そこに現在の鈴蘭が巻き込まれ、結果休戦協定が破られるというわけで、まぁ物語にエンジンをかける紐的な役割を担ってるんですね。ただ走り始めてしまえば紐はいらないわけで、この紐の着地点として+前作で良い役所だった拳さんをほったらかしにはできねぇ!って感じでこのヤクザ側のエピソードがあるんですね。
退屈しない構造とか先に言いましたけど、ヤクザの話に関しては終始かったるいですね。

あと物理的におかしいというか・・・。クライマックスでは両校がワイルドバンチ的並びで激突します。「ダークナイト ライジング」のクライマックスみたいな感じで、本当に「うわあああぁぁぁぁあああああ!」と両軍正面衝突なんですよ。
で、おかしいのはここからで、鳴海と源治は屋上でタイマンをするという約束をします。つまりは「源治が屋上目指して敵をバッタバッタ倒していくゲーム」ということが誰にでも理解できます。
で、源治は芹沢達の助けをもらいながらグラウンドから校舎へ。そして校舎を1F→2Fと上っていくわけです。要は「死亡遊戯」ですよ。で、ドンドン上って行くと「よくここまで来れたな・・・」と敵の幹部が登場します。まぁこういうベタな演出っていうのは嫌いじゃないんですが、物理的におかしい。



「あれ?お前さっきまでグラウンドにいたよね?」








と、僕は言いたい。可能性としてはみんながドンパチやりあってる間にこそ~っと横をすり抜けて上で準備をしてたってことが考えられるんです。ただね、すっごい人が密集してるんですよ校内は!恐らくそれは無理!じゃあ非常階段からとか別ルートで上がってきてたか?でも意味ある?それ?


っていうかこの屋上ゲームを始めるって鳴海が言い出すんですが、そんなこと言っといて鳴海は群集に突入していきます。

「いやいや!お前はおとなしく屋上で待っててよ!」
と僕は言いたい。万が一道中でやられちゃったら興ざめですからね。







































否!!!!!










いいんですそんなのはどうだって!この作品は、ただクライマックスの鳳仙校内での教育委員会も目を瞑るほどの激しい大乱闘を楽しむ映画なんです!!
それを物理的にどうだとか心情がどうだとか血が出すぎて普通は死んでるとかあーだあーだあーだあーだ言うヤツはもう見るな!見なくて良い!もうずっと頭をひねらすサスペンスだけ見とけ!





これは頭を空っぽにして楽しめる完全100%エンターテイメント映画なんです!1つになった鈴蘭がいかに強いのかを楽しむ映画です!!

男同士のシブいやり取りみたいなのが散りばめられているので、男は「くぅ~。シブいぜ~。」って思えばいいし、女性は「あ~ん。ス・テ・キ❤」ってなればいいんです!








空っぽで楽しむ映画です!!!

















お前、外れくじ引いたぞ      滝谷源治



















お試しあれ!!





クローズZEROⅡ   2009年   日本


ジャンル:アクション
  監督:三池嵩史
  出演:小栗旬
      金子ノブアキ     他






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どうも!僕です!!

今日はこちら!! 




クローズ


「クローズZERO」です!高橋ヒロシ原作の漫画「クローズ」を映画化した作品。


「嘘だろ」ってくらい不良しか集まらない最低偏差値校「鈴蘭高校」を舞台にした不良アクション映画です。

「岸和田少年愚連隊」とか「龍が如く」などバイオレンスものに定評のある三池崇史が監督。



出演はイケメンばっかで豪華です!!
主演はルパン役がだだズベリだったという小栗旬!
ライバルを演じるのは隠し子俳優、山田孝之!
助演は元宮崎あおいの旦那、高岡奏輔!
等々見たことある顔がたくさん出てきます!!







お話としましては、不良のたまり場である県内随一の不良高校「鈴蘭高校」をシメるのは誰なんだ!って話です。
あまりにも不良が多すぎて収拾がつかず、何年歴史があるのか知りませんが未だかつて鈴蘭を制した男がいないのが鈴蘭高校。





そんな鈴蘭に3年生から転向して来たのが滝谷源治(小栗旬)。こいつの家はヤクザで、親父は鈴蘭OB。「親父でも成し遂げれなかった鈴蘭制覇をやってのければ組をもらえる」という破格と言うか完全に頭がイカれてる好条件の下、鈴蘭制覇を目論みます。




とりあえずE組の番長忠太(鈴乃助)をボコって、E組の勢力をゲットした源治。新参者ゆえに鈴蘭の現状をいまいち理解していない源治は、忠太から説明を受けます。









↓以下、鈴蘭の現状




3年生には、「鈴蘭制覇に最も近い男」、A組の芹沢多摩雄(山田孝之)が健在。そもそも芹沢自体が化け物みたいに強いうえに、軍団には超強力な幹部もいるってんだからまさに今現在最強の勢力。三上兄弟(伊崎右典・央登)率いるB組も吸収し、勢いは増すばかり。


しかしだからと言って簡単に制覇できないのが鈴蘭。C組には牧瀬(高橋努)という番長が存在。芹沢に何度負けても立ち向かい、その折れない姿勢によりクラスの人間のハートも掴んでいるという厄介な男。
D組には学校一の切れ者伊崎(高岡奏輔)なんかもいます。


さらに鈴蘭制覇には何の興味も無いが、強さがとにかく異次元で「鈴蘭史上最強」とも噂されるリンダマンこと林田(深水元基)や、暴走族「武装戦線」に所属する阪東(渡辺大)なんかもいるもんだからまぁ大変。







さぁみなさん理解できましたか?忘れちゃいけないのは、これ全部高校生のお話ってことです。しかも1つの高校でここまで様々な人間活劇があるってんだからさすが鈴蘭ですね。







とりあえず鈴蘭制覇に励む源治。ドンパチドンパチやりながら、ケンカの強さだけでなく「諦めない姿勢」とか「人間性」みたいなので仲間を増やします。


結果GPS(GENJI・PERFECT・SEIHA)とかいうダッセー連合が結成されます。制覇を英語に変換できず「SEIHA」ってなっちゃうのがカワイイですね。不良高校っぽい雰囲気出てます。











最終決戦を前に構図が完成。

要は最初に説明した芹沢軍団VSその他です!芹沢軍団じゃなかった人たちはみんなGPS(GENJI・PERFECT・SEIHA)に入っちゃいました。




つまり勝ったほうの頭が鈴蘭制覇!





芹沢軍団が勝てば芹沢が制覇!



GPS(GENJI・PERFECT・SEIHA)が勝てば源治が制覇!









というわけで校庭で最終決戦がスタート。


武装戦線の横槍なんかもあって、最後は芹沢VS源治のタイマンに。











命からがら源治がなんとか勝利し、見事鈴蘭制覇に成功!よっしゃ!!















と、思ってたんですが・・・。彼には「リンダマン」という大きな忘れ物が。こいつを倒さない限り鈴蘭を制覇したとは言えない・・・。







いざ勝負を挑むものの、リンダマンに全く歯が立たない源治。





しかしここまで来て鈴蘭制覇を諦めるわけにはいかない!!!








ってことでお前をぶっ殺して本当の鈴蘭制覇だ!!うおおおぉぉぉおおおおお!!!




ラスト





そんなにジャンプしたらかえってパンチが弱くなる気が・・・。

あと小栗旬の表情がちょっとおもろいです。






果たして結果は・・・。






ってラストです。










★感想★
面白かったですね!現実離れ度合いがちょうど良いです。
雰囲気的には「ドロップ」に似てますが、あんな駄作と一緒にしてはいけません。あれは自叙伝的な雰囲気を出してるくせに都合の悪いところをうやむやにしてリアリティを無くし、「映画だからおもしろくしないとね」みたいな言い訳をする世紀の駄作です。
しかしこの「クローズZERO」に関しては元々ちょっと現実から飛躍した世界観なので全然OK。完全にフィクションって誰にでもわかります。だから「こんな高校生いねーよw」とかも許せます。要はこの世界観についてこれるかどうかですね。100%エンターテイメント。ふざけた人間ボウリングのシーンがあるんですが、まさにそれが「この映画はそういう世界観ですよ」っていうサインですね。
まぁただオカルトが入ってない分、「そこはしっかりしてよ・・・」ってとこもありましたね。
まずラストシーンが大雨の中での大乱闘なんですが、大雨の割りにちょっと日が差してるんです。空も雨天にしては明るいし。「あー撮影の時本当は天気良かったのかなー」とか思っちゃいました。いやっていうか雨のシーンがちょいちょいあるんですが、「そんなに?」っていうぐらいどしゃ降りなんですよこれが。排水溝から水が溢れるんじゃないのっていうくらいのどしゃ降り。天気雨ってたまにあるけどさ、あそこまで降ってたらさすがに日は差さないでしょ小池さん!!濡れた服に太陽光が反射する雰囲気が欲しかったのかもしれないですけど、そんな異常気象はさすがにケンカ中の不良達もちょっとは触れるでしょ。
あとこれもラストの大乱闘シーンなんですが、いかんせん全員が同じ制服なもんで状況が全くわからん!やってるほうもわかんねーだろ絶対!!あんだけ人いるんだから絶対間違って味方殴ってる奴いるぞきっと!!みんな全国どこにでもある普通の学ランなんだから!!せっかく絆が生まれてる話なんだからGPS(GENJI・PERFECT・SEIHA)オリジナルTシャツとか着せても良かったんじゃない?と思いました。

まぁ制服の件はまだ良いとしましょう。その方が学園物っぽさも出るし。ただ天気雨(超豪雨)はねぇ・・。ちょっと萎えましたあれは。ましてやラストバトルなので余計に残念。





ただ総括的には全然面白いと思います。そんな細かいこと考えてみる映画じゃないし。大人数での迫力あるバトルシーンとかを楽しむ映画なので、前述の不満は許容範囲内です。









ほんでね、超個人的な感想!!


かっこいい






山田孝之いいっすね!演技も良いしかっこいいわ!!胸毛生えてるけど!!














いつか続編も紹介します!!








お試しあれ!!!



クローズZERO   2007年  日本


ジャンル:アクション
  監督:三池崇史
  出演:小栗旬
      山田孝之
      高岡奏輔
      桐谷健太
      上地雄輔
      遠藤要







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