どうも!僕です!!

今日はこちら!!





「カッコーの巣の上で」です!1975年のアメリカ映画。当時のアカデミー賞の作品賞・監督賞・主演男優賞・主演女優賞・脚本賞の主要5部門を総なめした超名作です!!


過酷な刑務所暮らしを逃れるため、精神病患者のフリをして精神病院に逃れてきた一人の犯罪者と、そこで暮らす患者たちの人間ドラマを描いた作品です。




監督はミロス・フォアマンという人。「アマデウス」なんかが有名ですね。

そして主演は以前「シャイニング」でもご紹介したジャック・ニコルソン!あのジャケで変な顔してた人です!

その他出演は、ニコルソンの親友・ダニー・デヴィート。「バットマン・リターンズ」とかに出てるらしいです。






ちなみにイギリスの雑誌が選んだ「映画史に残る名演技ランキング」みたいなので、ジャック・ニコルソンがこの作品で堂々の1位を受賞しています!!イェイ!すごい!!

ちなみに2位は「レイジング・ブル」のロバート・デニーロだそうです。それもいつか紹介したいですな。









ほんであらすじ。

まぁとんだ荒くれ者で何度も逮捕歴がある男・マクマーフィー(ジャック・ニコルソン)。今回も淫行の容疑で逮捕されたわけなんですが、強制労働をどうしてもしたくない彼は精神病患者を装いとある精神病院に送られてきます。



精神病院には精神病院のルールがあり、怖~い婦長(ルイーズ・フレッチャー)がそれを厳しく取り締まる日々。
当然精神に異常なんて無いマックはなかなかそのルールを守ろうとしません。
何かあればすぐギャンブルに持っていこうとしたり、グループワークなんかやめて野球のワールドシリーズを見ようとか言い出したり・・・。あまりに退屈すぎて耳が聞こえない聾唖の患者・チーフ(ウィル・サンプソン)に無理やりバスケットを教えたりともうやりたい放題。マックは完全に病院の異端者となります。



しかしマックが精神病患者ではないと確信を持てない病院側は、マックを追い出すという決断ができないでいます。




病院がもたもたしている間にマックはさらにやりたい放題。患者仲間を勝手に外に連れ出し、みんなで釣りを楽しんだりバスケットの試合を始めたり・・・。




そんなマックの行動に心を打たれたか、周りの患者たちも徐々に変わっていきます。


というのも、この病院には「患者の意思を尊重させる」という風土があまり無いみたいで、マックはそれに対して不満を持っていました。



その思いが伝わったのか否か、他の患者たちは徐々に「意思」を持ち始めます。今までほぼ帳面消しだったグループワーク(ディスカッション)も、盛り上がるようになっていきます。




病院内の空気が変わりつつある中、マックに衝撃の事実が突きつけられます。


マックの考えでは、「拘留期間は約70日。その期間が経てば病院を出れる」という算段でした。しかし実際は、病院の判断でいくらでも病院内に留めれるというのです。



「こりゃやべぇ」とばかりに、マックは脱獄ならぬ「脱病院」を決意します。






そんなある日事件が。タバコを没収されてることに腹を立てたチェズウィック(シドニー・ラシック)がグループワーク中に発狂。他の仲間も発狂する中、彼らを助けようとするマックと病院の用心棒的な男達による乱闘騒ぎが勃発します。今までほぼ置物同然だった聾唖患者チーフも参戦しもうもみくちゃに。


もみくちゃ






事態が落ち着くと、マック・チェズウィック・チーフの3人はお仕置きの電気療法を受けさせられるはめになります。
まずはチェズウィックが治療に。マックとチーフが2人でベンチに座って順番を待っていると、なんとチーフが普通に喋りだします!!どういうわけか、彼は聞こえず喋れずのフリをしてこの病院にいるみたいなのです。恐らく精神疾患も無し。
なぜ病院にいるのかはわかりませんが、マックは「いつか一緒に出よう」と誘います。しかしチーフは、「オレには無理だ」的なことを言います。自分に自信が無いのか何なのか・・・。



時は進んでクリスマスの夜。婦長たちも帰り当直の人間のみになった頃、マックは女友達を病院に呼びつけます。「Hさせてやる」と言ってバカな看守もあっさり買収(実際はその後酔いつぶれるだけ)。他の患者たちも呼びつけ、それはそれは楽しい楽しい今まででは考えられなかった大パーティーが開宴します。



宴会






大宴会も終焉に近づいた頃、マックは作戦通り脱出することにします。看守が寝ていて鍵ががら空きなんてチャンスは恐らく二度と無いですからね。


一人ひとりに挨拶をしていると、いつも恋愛の悩みばかりを抱えている青年患者ビリー(ブラッド・ドゥーリフ)がマックの女友達の1人キャンディ(マーヤ・スモール)に恋をしていることがわかります。
この脱出劇にビリーも誘っていたマックは、「待っててやるから童貞を捨てて来い」的なことを言い、ビリーとキャンディの2人を個室に押し込めます。






「すぐ終わるだろ・・・」




そう思っていたマックでしたが、なんと2人の営みが終わるのを待っている間に寝過ごしてしまうという大チョンボ!!





翌朝出勤してきた病院関係者たちに全てバレてしまい、作戦は失敗に終わります。




裸になって女と2人して寝ていたビリーも当然婦長から大目玉。




「お母さんに報告しときます。」と婦長は堂々と宣言。


それだけは絶対に困るビリーは婦長に懇願します。しかし婦長は全く聞く耳を持たず、さらに院長室に連れて行けと用心棒隊に命令します。










引きずられていくビリー。










洗面所へ行けと命令されるその他の患者たち。













その隙を突いてマックとチーフは再び逃亡しようとしますが、用心棒隊に見つかりまたしてもバトルモードに!





















しかしその時、院長室のほうから悲鳴が!!!!!!
















皆が駆けつけると、なんとそこにはビリーがガラス片で自分を傷つけ横たわっている姿が!!!!

ビリー















ビリーをここまで追い込んだ婦長を許せないマック!!!婦長に襲い掛かり、首を絞め殺そうとします!!









しかしここでもあと一歩のところで用心棒隊に捕まり、ビリーは命を落としたものの婦長は一命を取り留めたのでした。











月日が経ち、病院に日常生活が戻ります。しかし殺人未遂を犯したマックは一人隔離されてしまいます。

隔離だけならまだしも、彼はロボトミー手術を受けさせられます。それにより、感情が無くなった廃人状態のマック。もはや話すことすらままなりません・・・。






それに気が付いたチーフ。マックの事が不憫でならない彼は、ベッドに横たわるマックに枕を押し付け、マックを殺してしまいます。






マックが生前、持ち上げようとした水飲み場があります。マックは持ち上げることはできませんでしたが、「チャレンジする姿勢」をみんなに見せ付けました。





チーフはその水飲み場を豪快に持ち上げ、窓にドカーンと投げつけて脱走します。











そしてマックの思いと共に、外の世界へと旅立ったのでした・・・・。

















★感想★
いやー良い映画でした!!!雰囲気的には「ショーシャンクの空に」に似てますね。違うのは主人公の立ち位置。ショーシャンクの主人公は冤罪でしたが、今作の主人公はがっつり犯罪者です。
まぁそういうのは抜きにして、いわゆる弱い立場の人間をマックがカンフル剤となって一人ひとりを炊きつけていくっていうのは見ていて非常に気持ちの良い物がありましたね。基本的にマックはクズなんですが、そのクズっぷりが他の患者たちに良い様に働いていってるのがよくわかりました。病院抜け出してみんなで釣りを楽しむシーンは、本当に見ていて笑顔になるというか心温まります。大の大人が些細なことではしゃいでるシーンは名シーンと思います。
そもそもがっつりの悪党と精神病患者の間に友情が生まれるっていうのが、なんかこう心をキューっと締め付けるものがあります。特に患者側の方は、本質的に悪い人間が恐らくいないので余計に感情移入がしやすいですね。











まぁただですよ・・・。この映画、まさにジャック・ニコルソンありき!!これに尽きます!!!








彼の演技。僕からすると「コテコテの欧米人」って印象が強いですね。ウインクかましたりとか眉毛をピクピクさせたりとか。ちょっとコミカルな演技をさせるとホント天才と思いますこの人。
締めるとこは締めるというか、強弱がはっきりしていてとても見ていて気持ちが良いです。





ホント僕の中で超ゴリ押しの役者ですジャック・ニコルソン!!












その彼の代表作「カッコーの巣の上で」!マジで良い映画と思います!!

ちなみに「カッコーの巣」っていうのは、精神病院のことを差別的に言う時に使う表現みたいです。豆知識。










この作品は「感動のアメリカ映画ランキング」みたいなのでも上位に入ってるっぽいです!!









「ランキング」系を信頼する人は特にお試しあれ!!




















カッコーの巣の上で  1975年  アメリカ



ジャンル:ドラマ
  監督:ミロス・フォアマン
  出演:ジャック・ニコルソン
      ルイーズ・フレッチャー
      ブラッド・ドゥーリフ
















映画評論・レビュー ブログランキングへ