どうも!僕です!!

今日はこちら!!
 
ハートロッカー





「ハート・ロッカー」です!!



2008年のアメリカ発戦争映画。イラク戦争中のアメリカ軍の爆弾処理班を描いた作品です。


アカデミー賞では監督賞・作品賞をはじめ、6部門を受賞した名作です!


主演は「アベンジャーズ」や「ボーン・レガシー」なんかに出てるジェレミー・レナー。

あとは以前「メメント」「L.A.コンフィデンシャル」なんかで紹介したガイ・ピアースも出てます。すぐ死ぬけど。




ちなみにこの作品の監督は、キャスリン・ビグローという女性。史上初のアカデミー監督賞を女性で受賞という偉業を成し遂げたお方で、ジェームズ・キャメロンという有名監督の元嫁でもあります。







戦争映画を見るにはその舞台の時代背景がわかると、より雰囲気がつかめると思います。今回はイラク戦争が舞台ということで、解説ページを例によって作りました。












予備知識が欲しい人はクリック!!

       ↓
「猿でもわかる湾岸戦争~イラク戦争」
















ではあらすじ。







イラク戦争中のイラク首都バグダッド郊外。トンプソン(ガイ・ピアース)、サンボーン(アンソニー・マッキー)、エルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)の三人は、街中に拡散されている爆弾の処理をするチーム。

トンプソンが爆弾の処理役。サンボーンとエルドリッジはその警備・援護をする係りです。

ある日街中に放置されている爆弾を処理していると、突如その爆弾が爆発。
どうやら敵の罠だった様で、トンプソンはあえなく命を落としてしまいます。





トンプソンの代わりにチームに入ったのはジェームズ(ジェレミー・レナー)という男。






新たなチームで任務に取り掛かる三人でしたが、このジェームズという男は少々自分勝手な男。

そもそも爆弾処理は、「実行役(ジェームズ)が爆弾に近づき処理、残る援護役(サンボーンとエルドリッジ)がそれを遠くから援護、周りに敵がいないかの警備をし必要とあらば敵を攻撃・撃退する」というのが基本的なスタイル。

しかしジェームズときたらまぁ緊張感の無い男で、そもそもニヤニヤしながら仕事をするし、「目くらまし」とか言って発炎筒を使ってサンボーンとエルドリッジの視界から消えたり、無線にも応答しなかったり・・・。


大量の爆弾を見つけた時には、「死ぬなら気持ちよく死にたい」とか言って防爆スーツという宇宙服みたいなスーツを脱いだりと、とにかく破天荒。

死を恐れていないのか、それともそう振舞っているだけなのか・・・。




しかしジェームズの腕は確かなようで、援護班2人の活躍もあり任務は問題なくこなされていきます。




ただ、サンボーンとエルドリッジの2人はジェームズに対する不信感を強めていきます。
協調性が無く、自分の好き勝手にやるジェームズのやり方はチームワークを乱します。


彼らの任務地はバグダッドの街中。一般市民がたくさんいる中で任務に取り掛かるため、「善良な市民のフリをした敵」がいるかもしれないわけです。
こういったパッと見ではわからない敵がいる状況のため、一瞬の油断・隙が命取りになるわけです。そんな中でのジェームズの行動はもはやこのチームのアキレス腱となってるってわけ。


ましてやエルドリッジはちょっとビビりの新米兵士。
そもそもトンプソンの死にエルドリッジはちょっと責任を感じてます。トンプソンを死に追いやった爆弾を起動させた犯人をエルドリッジは見つけていました。
しかしビビりのエルドリッジはそいつを撃つことが出来ず。結果犯人の捕獲は間に合わず、爆弾は起動されてしまった・・・、というわけです。


もはやカウンセリングを受けるレベルにまでナーバスなエルドリッジにとって、ジェームズはただただ神経を逆なでするだけの存在になっているのです。








そんな中、任務のために砂漠を走っていると車がパンクして身動きが取れなくなっている味方部隊を発見。

レンチを貸してあげてパンクを直しているところ、敵の銃撃に遭います。



味方が次々やられていく中、必死に応戦するジェームズチーム。




遠くの建造物からこちらを狙撃しているのがわかり、ジェームズが観測手・サンボーンが攻撃手・エルドリッジが警備役として応戦することに。
地上戦にも長けていたジェームズは、冷静に状況を判断しつつビビりのエルドリッジも懸命にフォロー。
ジェームズとサンボーンの抜群のコンビネーションにより、建造物内の敵は見事殲滅。ジェームズに勇気付けられたエルドリッジも初めて敵を殺すことにも成功。

初めてと言ってもいいくらいのチームワークでこの窮地を乗り切った3人。これを機に3人は仲良くなっていくのでした。





その後とある建物に入ると、キャンプ地近くでジェームズが仲良くなっていた「ベッカム」と名乗るサッカー少年が死んでいるのを発見。「人間爆弾」となって命を落としていました。
ベッカムの遺体から爆弾を回収し、建物を去ろうとしたところで現地視察に来ていたケンブリッジ中佐(クリスチャン・カマルゴ)が爆死。

戦争の悲惨さを改めて痛感した3人・・・。



さらにその夜。とある箇所で爆弾が爆発。現場を検証していると、爆弾は遠隔操作で犯人たちはちょっと離れたところにいることが判明。そいつらをひっ捕らえるのは通常ジェームズ達の仕事ではありません。
しかしこの騒動を安全なところから見物していたであろう彼らを許せないジェームズは、犯人捕獲を決意。
サンボーンとエルドリッジも仕方なくついて行きます。




結果はエルドリッジが拉致られかけ、そこをなんとか食い止めるのが精一杯だったと言う散々なもの。
この一件により負傷したエルドリッジは幸か不幸か、本国へ一足先に戻ることに。


「お前のせいだ!!クソッタレ!!」と、ジェームズに捨て台詞を吐きながら・・・。






その後、ジェームズたちは全身に爆弾を巻きつけられた現地人を発見。
大勢の人が見守る中、その爆弾を取り外そうと試みるジェームズ。しかしその爆弾は時限装置付。残り時間が二分程度しかない上、鉄製の南京錠も付いているせいで作業は捗らず。結局爆弾を取り外すことは出来ず、その現地人は無残にも爆死をしてしまうのでした・・・。







煮え切らない最後の任務を終えたジェームズ達。念願の本国帰還を果たします。




家族との幸せな時間を過ごすジェームズ。





しかし、「戦争の麻薬作用」に犯されている彼は、再び戦場へと戻るのでした・・・・。














★感想★
期待値の割には「ん~」って感じでした。ストーリーの軸がイマイチです。作品冒頭で「戦闘での高揚感は時に激しい中毒となる。戦争は麻薬である」っていう文章が出てくるので恐らくそこが軸かと思います。
ジェームズはその麻薬に犯されてる人で、エルドリッジはその真逆。しかしジェームズにも時には人間的な部分、弱さみたいなのもある。結局は戦地に戻るけどね・・・。っていう話とは思います。まぁただ「はい、そうですか」程度のことであって、つまらなくは無いけどそこまでそそられるものも無い感じですね。
「戦争」というどんなに想像しても想像しきれない、今の僕とは到底かけ離れた環境が舞台なのでいささか仕方ない部分はあると思います。しかしそれを言い出すと「戦争映画」というジャンルの否定になりますよね。
戦争映画の面白みといえば、A「大迫力のバトルシーン」B「超泣ける人間模様」C「紐解かれる歴史」のどれかだと思うんですよね。この映画は低予算で製作されてるため、Aは無し。BとCで頑張る感じなんですが、なんか弱いんですよねー。少なくとも泣けはしないです。
ただこの「面白くもなんとも無いけどめっちゃ悲惨」っていうのが事実なのかもしれませんね。映画さながらにドンパチやってド派手に死ぬだけが戦争ではないんでしょう。面白くなくして戦争がいかにダメなことかを伝えるっていう超高度な技を使っている作品なのかもしれませんねこりゃ。

まぁ悪い風に書きましたが、そもそも戦争映画は第二次世界大戦中を題材にした映画が多いので、イラク戦争が舞台のこういう映画も必見だなとは思いました。爆弾処理中のシーンはまぁまぁ緊張感あります。そこまでつまらない映画でもないですよ。最後のサンボーンの語りのシーンなんかは、なかなか見てるほうを引きつけるものがあります。



まぁただドンパチ系の戦争映画が見たい人にはあんまオススメはできないかな。派手さは無いです。











今現在は、ご存知のように中東情勢がなかなか劣悪なので勉強がてら皆さんにも見て欲しいと思います。



中東が題材の映画もこれからちょいちょい紹介していきたいと思います!!














お試しあれ!!!





ハート・ロッカー  2008年  アメリカ



ジャンル:戦争
  監督:キャスリン・ビグロー
  出演:ジェレミー・レナー
      ガイ・ピアース
      アンソニー・マッキー
      ブライアン・ジェラティ


















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