プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

クリストファー・ノーラン

ダークナイト ライジング

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ライジング


「ダークナイト ライジング」です!2012年のアメリカ映画で、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続く「ダークナイト トリロジー」の最終章となります。



今作からの登場はいろいろいるんですが、まずはバットマンを追い詰める原作においても最強の敵、ベインが登場します。ベインを演じるのはトム・ハーディ。彼はクリストファー・ノーラン監督に気に入られたのか、今作の2年前に公開の同監督作品「インセプション」にも偽装士イームス役で出演しています。
それと、いわゆるファムファタール的ポジション。女怪盗キャットウーマンも登場。こちらはアン・ハサウェイが演じてます。彼女もまた、同監督の「インターステラー」でこの後起用されることとなります。ノーラン監督はかなりキャスティングに偏りがあることが如実に出てますね。
あとは「インセプション」で主人公コブの相方アーサーを演じていたジョゼフ・ゴードン=レビットや、「TAXi」シリーズのマリオン・コティヤールなんかが新登場。
主人公ブルースをはじめとするする主要キャストは前作の据え置きです。









ではざっくり中身。ストーリーは当然前回の「ダークナイト」の続きです。







ハービー・デントの死後、「デント法」という新しい法律のおかげもありゴッサムシティは少しずつ平和な町へと近づいてきました。


一方のブルースは、バットマン稼業を封印し完全に引きこもり状態。



そんな中、超悪党のベイン(トム・ハーディ)という男と、その手下で超手癖の悪い泥棒猫キャットウーマン、セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)が登場。
ベインの陰謀により、ブルースは株の関係で無一文になってしまいます。



その後、封印を解いたバットマンVSベインの勝負が始まりますが、いかんせんベインはメチャ強。
バットマンはマスクを脱がされ、ブルースの状態で地下の牢獄みたいなところに軟禁されます。



邪魔者がいなくなったベインはやりたい放題。核爆弾みたいなのを利用して、ゴッサムシティを混乱に陥れます。




なんやかんやあって、ブルースはパワーアップして地下牢獄を脱出。ゴッサムシティに戻り、キャットウーマンも味方になります。


ベイン一味&ゴッサムシティ暴徒VSバットマン&キャットウーマン&警察、という構図のゴッサムシティ全面戦争が遂に勃発。



例の核爆弾がキーとなる戦いだったのですが、バットマン軍は見事敵軍を一蹴。しかしその核爆弾の爆発はもう誰にも止められないって事態になり、ここでバットマンが一肌脱ぎます。






沖へ



ギュイーーーーーンと「バット」という専用戦闘機みたいなので誰にも迷惑がかからない沖へ。

バットマンは爆弾とともに散り散りになります。









かくして平和が戻ったゴッサムシティ。しかし町の人々の大半は、命を賭して町を守ってくれた男の正体を知らないのでした・・・。








おわり















★感想★
んー終わってみればなかなか悲しい話だったんだなと思いました。主人公が犠牲になって人々を守るっていうのはよくある話なんですが、いかんせん合計8時間弱くらいバットマンを見たので、さすがにちょっと感慨深いものがありますね。




シブいことやってくれるぜ・・・。


























ドーベルマン


ドーベルマン・・・・。もとい。バットマン・・・。






いや、やっぱね。ホントこのシリーズが大好きな人には大変申し訳ないんですが、やっぱりこのルックスはシリーズ通してずっと気になってましたwシリアスになればなるほど「おい、このコスプレ野郎!」と心の中でツッコミ入れちゃうんですよね。やっぱなんでライダーマンみたいに口元だけ出してるのかも意味不明だし、なんでいつでもそんなにツヤがあるんだよそのコスチューム!!どんだけ汚れない素材なんだよ!!!激闘の後じゃねぇのかよ!!!







まぁしかしここに触れるとシリーズ全体の否定になっちゃうんでここらへんにしときます。








んでこの「ライジング」がどうだったかというと、3作中一番面白いと思いますよ僕は!!
シリーズ中一番エンターテイメント的に仕上げられてると思います。
正直序盤はもうなんかダラダラダラダラお決まりの気難しい人間ドラマごっこみたいなのやってて、はっきり言って超ぬるい展開なんです。「いや、いいから早よバトれや」と。
しかしね、中盤ベインがゴッサムを支配してからはかなりいいです。テンポもいいし、何より目で楽しませてくれるというか、ビジュアル的に楽しめる部分がいっぱい出てきます。フットボール場を爆破したりとか、橋を爆破したりとかね。あと地下からの脱出のくだりも嫌いじゃなかったですね。深い地下からロッククライミングっぽい感じで脱出するんですが、まぁ「どうせ登れるんでしょ」とは思ってますがそれにしてもあの設定というか世界観というか、ルール設定みたいなのは好きでしたよ。他の人が応援してるあたりとかはかなりカイジっぽかったけど。もう見てる方も僥倖っ!って感じでした。

フットボール場の爆破とか、ビルの炎上とかも実際にやってるみたいですし、そこはノーラン流のさすがのこだわりがあるので楽しめる要素のひとつですよ。群集同士がぶつかる大乱闘シーンも、CG全く無いらしいんでそれはすごいなと思いました。


いわゆるトリロジーの最終章感っていうか、集大成っぽい雰囲気はよかったです。かなり出てましたよ。
結局「町がやべぇ!」っていうことで本当にゴッサム大戦争が起きてしまうんですが、その終盤で「ビギンズ」からの複線回収みたいなのが行われていくんです。まぁそこまでびっくりすることではなく、「ふーん」って感じになる程度の事実なんですけどね。




で!そのびっくり新事実みたいなのと言えばね、もう本当に終盤にとんでもねぇ展開が待ってるんですよ。「お前が黒幕!?」っていうヤツが登場するんですが、はっきり言って予測不可能すぎる。これはあまりにも斜め上行きすぎてて興ざめするパターンのヤツでしたね。コイツが黒幕だったっていう裏付けがもう少し欲しかったです。中盤のエピソードをコロっと変えただけだったのでちょっと残念。
まぁこのエピソードに関しては、ブルースが「それベインのことっしょ?ね?ベインっしょ?」ってしつこいくらい聞くのに、相手が否定も肯定もしないっていうくだりがあるので「ははーん黒幕は別にいるな」っていう予測はつきます。しかし、それにしても「ふぁっ!?お前!?」ってなる人なんですね。まぁこれは見たこと無い人は是非見ながら当ててみてください。








まぁ総括してみると、「ライジング」は一番エンターテイメント的。悪く言うと少し軽くなった作品ですね。しかし世界観としてのバキッとエッジの利いた感覚は据え置きなので、緊張感がある状態では見れますよ。
「ビギンズ」からずっとブルースのバットマンとしての苦悩を見ているわけですから、やはり僕も「ドーベルマン」とか言って幾ばくかのディスを入れてるにしても、応援したくはなります。
3作品を一気に見るとかなりの時間がかかるわけなんですが、この「ライジング」が一番その長ったるい感を感じさせない出来になってると思います。
シリーズ通していろいろ複雑な人間模様が入り組んでるので、この「ライジング」だけを見ることはなかなかオススメできないのが残念なくらい。






シリーズ通して思った事は、やっぱりクリストファー・ノーランはバカっぽい話を頭良さそうに見せるのがうまいなと思いました。
これは悪口ではなくて。実際映画というのはそういう多少現実離れした話をマンガとは違う方法で楽しむものでしょうから、すごくいいことなんですよ。
映画というものが多少難しく考えられるシーンが多いので、どうしても批判の対象になりやすいんだと思います。

ただこんな多少の遊び心というか、幼稚な心を持った人がビッグバジェットムービーを作るほうが今後も楽しい映画は増えるんじゃないかなと思いました!











以上でバットマン トリロジーは終了です!!!

















ヒーローはどこにでもいる     バットマン
















お試しあれ!!!






ダークナイト ライジング   2012年 アメリカ




ジャンル:ドラマ
  監督:クリストファー・ノーラン
  出演:クリスチャン・ベイル
      アン・ハサウェイ
      トム・ハーディ
      マイケル・ケイン
      モーガン・フリーマン
      ゲイリー・オールドマン




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ダークナイト

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ダークナイト


「ダークナイト」です!クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト・トリロジー」の第2作目で、前回紹介した「バットマン・ビギンズ」の続編となります。

やっぱシリーズ物はいっぺんに見るに限るってことで、すぐさま続きを紹介したいと思った次第でございます。



まぁ詳しくない人でも「めっちゃ売れた映画でしょ?」ってなるのがこの「ダークナイト」なわけで、実際公開当初からボンボン興行収入を上げていって、一時は「タイタニック」に次ぐ2位に躍り出たという歴史に名を刻んだと言える映画といえるシロモノです。


まぁただそれは「全米」とか「世界」とかっていう枕詞が付くランキングであり、日本ではどうなのかっていう話にはなるんですが、まぁその話は後ほど。




キャストなんですが、主要キャストは概ね同じ。今作からの登場は、まず何と言ってもバットマンの宿敵ジョーカーを演じたヒース・レジャー!「ブロークバック・マウンテン」なんかで有名な人なんですが、今作でのジョーカーの怪演が超高評価されていたところで、薬物の過剰摂取により若くして命を落としたオーストラリア人の俳優さんです。
あとバットマンのよき理解者ハービー・デント検事(トゥーフェイス)を演じるのがアーロン・エッカート。ラッセル・クロウも顔負けのキレイなケツあごをした俳優さんです。
あと、ブルースの意中の女性レイチェルを演じるのが、ケイティ・ホームズからマギー・ジレンホールに変わってます。












では中身。




バットマンが自警市民としてゴッサムシティの平和を守っていたある日、ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗る謎の男が真昼間から堂々と銀行強盗をやってのけます。




一方のバットマンの正体ブルース(クリスチャン・ベイル)と警察のゴードン(ゲイリー・オールドマン)、そして検事のデント(アーロン・エッカート)の3人は、協力してマフィアのマネーロンダリングを一斉摘発。


ちょっとマフィア側が焦ってきてるところにジョーカー登場。「お前らの全財産の半分をよこせばバットマンを殺してやる」という提案をし、後にマフィア側がこれを承諾します。



というわけでジョーカーVSバットマンという構図が完成。ジョーカーは完全なる愉快犯で本音のところは金に興味なんて全くありません。

とにかくおどけた感じに登場するジョーカーはまさに神出鬼没。


神出鬼没



警察も一度は彼を捕獲しますが、先見の明があるジョーカーは罠を張り巡らしていとも簡単に脱走しちゃうほど。かなり手を焼いています。


一方のバットマンはというと、いろんな悩みが頭から離れてません。



レイチェルとはバットマンをやめたら結婚できるかも
     ↓
でもバットマンはやめれそうにない
     ↓
でもでも、バットマンはゴッサムシティには必要ないって声もあるし・・・。
     ↓
そもそも本当なら、素顔を世間に出して大声で平和を願うデントの方が真のヒーローじゃね?




みたいなことばっか考えて、はっきり言って100%戦いに集中できる精神状況ではありません。






いろいろあって、ジョーカーの罠によりレイチェルは命を落とします。加えて、デントは顔を半分大火傷。自暴自棄になったデントは、検事ハービー・デントから悪魔のトゥーフェイスへと変貌します。


トゥーフェイス






その後彼は、ジョーカーにそそのかされ、レイチェルの死に責任がある警察の人間に復讐を始めていきます。


一方のジョーカーは、警察をあざ笑うかのようにいたるところに現れます。病院をド派手に爆破したりとそれはなんとも大胆なもの。








なんやかんやあって、ジョーカーとバットマンは最終決戦。なんとかジョーカー捕獲に成功したバットマンでしたが、彼の口から「デントが悪党になって復讐しまくってる」という事実を知ります。


バットマンは急いでデントの元へ。




バットマンが着いた頃、デントはゴードンに激オコしているところでした。一悶着したあと、バットマンが高いところからデントを突き落としてデントは絶命。




ほいで、彼の今までの犯行全てをバットマン自身が被ることにします。デントは市民のヒーローのままにしておくってことですね。


デントはゴッサムシティの希望・「光の騎士」として永遠に市民の心に残り、バットマンは沈黙の守護者「暗黒の騎士」ダークナイトとして、ゴッサムシティを離れるのでした。











おわり











★感想★
前作「バットマン ビギンズ」のグレードアップ版っていう印象ですね。全体的に演出が派手になってます。
例えばこの病院の爆破シーン。
爆破
これはジョーカーが総合病院を木っ端微塵に爆破するシーン。そこそこの時間をかけて建物の倒壊をじっくり見せてくれるわけで、なかなかの迫力があります。このシーンの撮影は、全て本当に爆破し、本当に建物をぶっ壊してるみたいなんでなかなか大したものですノーランさん。
このシーンをはじめ、まぁ全体的にアクションシーンが派手です。というか破壊的。それは敵を破壊するっていうことではなく、ただそこにあるものを破壊していくっていうことで、結局それがジョーカーという男がいかに狂気的で危ない男であるかっていうことを嫌でも見てる側に認識させる構造になっています。
実際のところ今作の主人公ははっきり言ってジョーカーです。そのジョーカーに翻弄されるバットマン・市警・マフィアを描いてるのがこの「ダークナイト」で、ジョーカー自身がつかみどころが無くも強烈な悪であるということを描くのがこの作品全体のテーマかなと。
んで、悪がいれば当然正義がいるわけで、そこがちょっと複雑なのがこの「ダークナイト トリロジー」なんです。ジョーカーの宿敵は言わずもがなバットマンなんですが、そのバットマン自身がゴッサム市民からは忌み嫌われていて、なおかつバットマン自身も自分の正義に疑問を抱いていると。さらにバットマンに変わるヒーローとなるはずだったデント検事でさえもきっかけさえあれば簡単に悪に染まり・・・。絶対的悪に対して絶対的な正義が無い状態。そしてそれをあざ笑うかのように暗躍するジョーカーっていのが今作の話の展開の仕方。つまりはシンプルなヒーローもののような、単純明快な勧善懲悪ストーリーではないんですね。
良くも悪くも重た~い空気が流れていて、かつ、それと正反対に悪事を楽しむジョーカー。二つの相反する空気が交じり合う感覚は何やら特殊な印象を受けます。冷たい空気間の中突如登場するジョーカーがド派手に暴れまわる様は見ていて面白いし、むしろジョーカーを応援したくなる感覚にもなります。


っていうかね、「ビギンズ」の時に「アメリカ版超真剣なおぼっちゃまくん」にしか見えないと言ったんですが、今回もまさしくその通り。もうバットマンことブルースときたら、事あるごとにフォックスに命令するわアルフレッドに甘えるわで、なんか全然「頑張れっ!」ってこっちが思えない行動ばっかするんですよ。
そもそも器が小さいし、なんならちょっと頭悪いですね。
バットマンが現れたところで犯罪はむしろ増える一方だ!っていう風潮がある中で夜のゴッサムシティに登場したバットマンは、必死に敵を追うがあまり、バイクに乗りながら車の横を猛スピードで通過。
すり抜け

しかしこれはすり抜けが下手なのか、全ての車のサイドミラーをことごとく破壊していきます。さらに!!
破壊
前方にある邪魔な車は丁寧に銃で破壊しながら進んでいくドーベルマン。もとい、バットマン。





その後彼はショッピングモールのようなところを爆走。
爆走



そして側道の建物を豪快に破壊しながらジョーカーの元にたどり着きます。

壁 破壊



コイツがみなさんの町を守るヒーローだったらどうですか?活躍するたびにインフラが麻痺し、税金でまかなえるレベルをはるかに逸脱してるとしか思えません。
そんな目立つカッコして大暴れするからみんなに嫌われるんだよ!!金あるんだから全員のミラーとか車とか全部弁償しろ!!!


と、心の中で突っ込みました。

まぁいいんですこんなところは。こういう現実離れしたところがアメコミのいいところですからね。





で、一番大事なのはやはり「ダークナイト」が総評してどうなのかです。冒頭述べたようにすんごい売れた作品ですからね。「やっぱ面白いんでしょ?」っていうスタンスは見たこと無い人には絶対あるでしょう。
とりあえず言っておかないといけないことは、この「ダークナイト」が世界では売れたけど日本だけに絞ってみてみると、意外とそうでもないってことですね。
っていうかはっきり言って「バットマン シリーズ」自体が日本ではそうウケてないんですね。そして今回の「ダークナイト トリロジー」も例外ではなかったと言えます。
なんでコケたかっていうのは理由は色々あると思いますが、まぁ単純にハマりにくい題材なんでしょうね「バットマン」っていう原作そのものが。
まぁプロモーション的部分がどうとかいうのは置いといて、じゃ僕個人的にこの作品をどう思ったかというと・・・。




「普通」です。まぁ全然面白いし、IMAXカメラを使ってるっていうあたりはやっぱり気になるんで、もう一回映画館で上映しますってなったら正直行きたいとは思います。派手な破壊的演出っていうのも僕は好きだし、ジョーカーという男もやっぱり好きだし、都会でのバトルっていうアメコミっぽい感じも僕的には面白いです。

ですが・・・。やはり「売れすぎ」ですね。なので「売れたものはやっぱり面白いんだろう。」という固定観念が脳内を駆け巡り、結果ありきの批評をしている人は非常に多いです。僕からすれば「え?そんなに?」っていう感じです。

結局僕が一番思ったのは、ジョーカーがややぬるいってことです。まぁ前述の通りやはりジョーカーがほぼ主人公の作品なんですが、彼の描写にもう一押しがほしかった。結局彼は「危ない男」ってのはわかるんですが、いかんせんその具体的な描写っていうのはかなり少ないです。銃で人を撃ち殺したりするんですが、いやいやそんなシンプルに殺すことではなく、やっぱりナイフで人の口を裂いたりとか、ちょっとエグい描写は欲しかったですね。でないと「コイツはホントに危ねぇ」とは思えないですからね。まぁそこは他の描写でうまくカバーしてる部分はあるんですが、それにしてもやっぱりもっと具体的なところは欲しかったかなと。

バットマンといえばやっぱり特徴的な敵のキャラ設定が魅力と思うんですが、今作に関して言えばジョーカーに重点を置きすぎてトゥーフェイスがちょっと疎かな気がしました。変貌してからがやけにサクサクだなって印象。


 
というところがあるので、まぁ普通に面白いのは面白いんですが、やはり「そんなに?そこまではないよね?」と思ってしまうんですね。ヒース・レジャーが死んでしまったりとかっていう部分で話題になったところはあるんでしょうが、それにしてもちょっと過大評価には思えました。




いい感じのクライム・ムービーには仕上がってます!!













遊ぼうぜ   ジョーカー













お試しあれ!!!



ダークナイト   2008年  アメリカ・イギリス



ジャンル:ドラマ
  監督:クリストファー・ノーラン
  出演:クリスチャン・ベイル
      ヒース・レジャー
      マイケル・ケイン
      モーガン・フリーマン
      アーロン・エッカート




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バットマン ビギンズ

どうも!僕です!!

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ビギンズ


「バットマン ビギンズ」です!2005年のアメリカ映画で、アメリカDCコミックに登場するヒーロー・バットマンの実写映画で、いわゆるアメコミ映画です!


「バットマン」に関する実写映画はいくつかあるわけで、その中でも有名なのはやはりティム・バートン監督とジョエル・シュマッカー監督のシリーズですね。1作目にジャック・ニコルソンが演じたジョーカーは有名で、その後の続編にもペンギンやらキャット・ウーマンやらロビンやら、バットマンシリーズお決まりの人気キャラが出てきて今見てもなかなか楽しい作品になってるわけです。


残念ながら今回の「バットマン ビギンズ」には彼らは出てきません。今作は主人公ブルース・ウェインがバットマンになるまでを主に描いており、さしずめ「バットマン入門編」といえる内容です。




監督はご存知クリストファー・ノーラン。このブログでは「メメント」「インセプション」「インターステラー」を紹介しました。
主人公ブルース・ウェインを演じるのは、クリスチャン・ベイル。彼は同じくノーラン作品の「プレステージ」にも出演しています。こちらはまたいつかご紹介します。
他の出演陣も非常に豪華です!ノーラン作品にはお約束のマイケル・ケイン。出演作全てを名作にするバケモノ俳優モーガン・フリーマン。「エターナル・サンシャイン」で異常なタイミングで不倫する博士を演じたトム・ウィルキンソン。「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン。これまたノーラン作品常連のキリアン・マーフィー。さらにはトム・クルーズの元嫁ケイティ・ホームズ。そして!わが日本国民が世界に誇る名優、渡辺謙も出てます!フゥーッ(裏声)!









では中身なんですが、この作品はいわゆる一般的なアメコミヒーローものではないんです。なのでドンパチやってく楽しいアクション作品ではなく、どっちかというとヒューマンドラマ的要素が強い作品です。














不景気により治安が悪化し、貧富の差が激しい犯罪都市ゴッサムシティ。その町の大企業の御曹司として生まれたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。

ブルース







彼は幼い時に強盗により両親を殺されちゃいました。いろいろあって、「町を守る!悪は許さない!」という意思を持ち、たまたまヒマラヤで出会ったデュカード(リーアム・ニーソン)という男から訓練を受けます。
結局デュカード一味とは仲違いしたブルース。こっそり逃げることはせずにわざわざヤツらのアジトを豪快に燃やして逃走します。


燃やす







とりあえず彼らのおかげで強くなったブルース。哲学的な部分も勉強させてもらったところで、金持ちらしく自家用飛行機でゴッサムシティへと帰ります。

飛行機










結構やりたい放題なブルース。その後親父の会社の社員となり、執事アルフレッド(マイケル・ケイン)と科学部の社員フォックス(モーガン・フリーマン)の協力の下、いろいろ金をかけてヒーローへと近づいていきます。









そして、金に物を言わせた成金ヒーローの誕生!!
























誕生


そう!彼の名はバットマン!!!!!!!












危ねぇ!危ない匂いしかしません!!美的センスがちょっとおかしいのはお金持ちのご愛嬌でしょうか!髭をピカピカに剃り上げてるのがなんかかわいいです!!我々はバットマン=コウモリという固定概念があるのでコウモリモチーフにどうしても見えてしまいますが、予備知識無しで見るとただのドーベルマンです!!!

ちなみにドーベルマンという犬種は、頭がよく忠誠心と忍耐力が強いのですが、同時に警戒心も非常に強く訓練をしてしまうとひょんなことから人間を襲ってしまうという高い攻撃性を持っている犬種!!警察犬や軍用犬には向いてますが、はっきり言って初心者にはなかなか飼うのが難しいワンちゃんです!!!参考までに!!!!









とにかくゴッサムシティを守るニューヒーローが誕生。しかし少々暴れん坊なドーベルマン気質のバットマンは、警察にもマークされるように。極秘裏に活動していくわけですが、ここで黒幕が登場。








それがラーズ・アル・グールという男。

デュカード


しかしこいつは先のデュカードという男であり、ブルースのド派手な放火により命を落としたボスに代わり、ラーズ・アル・グールの名を騙り出したのです。

こいつらの目的はゴッサムシティの壊滅。理想的な世界を目指す彼らにとって、諸悪の根源となっているゴッサムシティは邪魔なわけです。

ブルースからすれば「いやいやゴッサムはこれからオレが良くしていくんですけど」ってなわけで、ラーズ・アル・グールとは真っ向から対立。




恐らく燃やされたアジトは火災保険には未加入だったのでしょう。グールは、とりあえずアジトのお返しとばかりにブルース邸を燃やしちゃいます。







ブルースもグールもとりあえずこの場は退散。








その後グールは、ゴッサムシティ全体に幻覚が見える毒を撒き散らす計画を実行します。





しかしグールの想像以上に力をつけていたバットマン。彼の活躍により、グールはモノレールからド派手に大事故。



毒の拡散を未然に防ぎ、見事ゴッサムシティを救出したのでした。







とはいえゴッサムシティに真の平和が訪れるのはまだまだ先。その証拠に、ヤツの存在が表に出始めています。


ジョーカー







バットマンの戦いはまだまだ続くのでした・・・。





















おわり
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インターステラー

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

インターステラー


「インターステラー」です!2014年のアメリカ映画で、恐らく現在世界屈指の名映画監督となりつつあるクリストファー・ノーラン監督のSF作品。「インターステラー」とは、「恒星間航行」を意味し、つまり今作の話もそういう話で、荒廃した地球から人間が移住できる星を目指して宇宙の旅に出る主人公のお話です。





主演はマシュー・マコノヒー。HIV感染主人公を演じた「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞を受賞した今なかなか勢いのある俳優さん。あとは「レ・ミゼラブル」のアン・ハサウェイや、ノーラン作品ではもはやお約束のマイケル・ケイン、そしてちょっとサプライズ気味にマット・デイモンちゃんも出ててなかなか豪華です。さすがはビッグ・バジェット・ムービーってところですね。





ちなみにこの作品は宇宙の遠い銀河が舞台になるんですが、この深い科学的部分というのを一応はそれなりに考証しているというのが特徴です。ブラックホールやらワームホールやら、なかなか文系の僕には理解が容易でないテーマがあるわけなんですが、そこをキップ・ソーンという有名な物理学者がアシストすることによってより現実的に仕上げています。










では中身はというと、要するに「人間が住める別の星を探そうぜ」っていうまぁよくある話なんです。



でも太陽系にはそんな星無くね?
     ↓
太陽系を出ればあるけどさ、何千年も先になっちゃうよw
     ↓
実は土星の近くにワームホールができてるっぽい。突っ込んでみよう。その先にきっといい感じの星があるはず!
     ↓
先発隊12人出発
     ↓
3人から未だに信号が来てる
     ↓
つまりそこは人間が住めるってことじゃん!
     ↓
主人公クーパー(マシュー・マコノヒー)行きます!





という展開で、クーパーを初めとする乗組員を乗せて宇宙船「エンデュランス号」が出発します。ちなみにワームホールっていうのは、早い話がワープホールですね。時空を曲げちゃって遠くにすぐ行ける、言ってみれば行き先が1つに決まってるどこでもドアってところです。




ほんで候補の星が3つあったわけなんですが、いろいろあって2つの星がボツとなります。



乗組員もクーパーとアメリア(アン・ハサウェイ)、そしてロボットのTARSとCASEのみとなります。





燃料もぜんぜん残ってないので、アメリアはエンデュランスに残り最後の候補の星へ向かい、クーパーはTARSと共にガルガンチュアというブラックホールに突入します。
人類による宇宙学の進展にはブラックホール内の特異点の情報が不可欠であり、つまりクーパー達は命を捨てる覚悟でその情報を取得しに行くわけです。




いざガルガンチュアに突っ込んでみると、そこには4次元立方体が。そこは過去も未来も行き来する人知を超えた世界。
クーパーがいる立方体は、愛娘マーフとの思い出の場所。というかクーパーの旅立ちのときにマーフと一悶着あった彼女の部屋の本棚の裏です。クーパーは必死に本棚の裏を叩き、本を隙間を開けて落としてモールス信号を送ったりします。
そしてクーパーは、ガルガンチュア内の特異点のデータをモールス信号で送ります。

父からもらった腕時計の秒針が妙な動きをしており、それが父からのモールス信号だと気がついた超勘の良いマーフは、そのデータを解析します。








その後、クーパーが目を覚ますとそこは土星軌道上のコロニーの病院。クーパーとマーフの功績により、人類は見事移住に成功しています。

愛娘マーフは、もうかなり年老いており先が長くない様子。(クーパー自身はあんまり年齢が変わってない。重力の強いところは時間の流れが遅いので。)



若い父親が老婆となった娘の最後を看取るという不思議な展開の後、クーパーは修理されたTARSと共にアメリアを救うため再び宇宙へと旅立つのでした・・・。










おわり








★感想★
いやーいい!いいですね!作品としての仕上がりがすごいです!号泣しました僕は!
まず「宇宙への旅」っていうのをやはりリアルに描いてます。例えば、いわゆるアクションシーンというか爆破シーンとか、なんか効果音を入れたくなる部分ってやっぱりあるんですが、「宇宙なんで音はありません」っていう確固たるスタイルによりその浮気は完全に排除されてます。まぁもはや基本に近い演出ではありますが、それプラス作品全体で使われるBGMがほぼオルガンで演奏されてるものに絞っているっていうところがデカい!音楽の担当はハンス・ジマーという映画音楽の巨匠が担当しており、ノーラン作品においても定番となっている人なんですが、まぁ作品に合った音楽というか音楽が作品を際立たせているというか!!もうなんとも言えない抜群の荘厳感みたいなのを出してくれていて、神秘的であり原始的であり不気味でもあり。しかしその音楽から連想される世界こそが、そう、「インターステラー」の世界!ってわけです。オルガンという楽器の音色は呼吸的って一般的に言われますが、まさにその呼吸的な音色が、本来人間が暮らせるはずのない空間「宇宙空間」で奮闘する主人公たちの活劇に見てる側を吸い込んでくれるっていう。はっきり言って音楽は100点でしたこの作品。

ほんでじゃあストーリーはどうなのって言うと、これまたいい出来。単なるSF大冒険ではなく、いわゆるサスペンスではないけども、「あ、あの時のあれがこれと繋がるんだ!」っていうがちょいちょい出てきて気持ちが良いです。これはやはり監督の実弟であり脚本手がけるジョナサン・ノーランの得意技かなと。それプラスね、非常にヒューマンドラマ的要素が大きいですね。ノーラン作品っていうのは大抵いつも「もう今いない大切な人に対する感情」っていうものが鍵として進んでいくし、今回もそこは例外ではありません。ただ今回は死んでしまったのではなく遠くにいる。しかもそれがとてつもなく遠い。時空を超えちゃってるくらい遠いっていう話だからまぁ泣けますよ。
要はね、この「時空を超えちゃってる」っていうところが「宇宙冒険」っていうテーマをうまく使った良い展開になって行くんですね。
例えば。作中重力が重い星に行ってトラブルが発生するんです。「重力が重いと時間の流れが緩やかになる」っていう相対性理論よろしく、この星の1時間は地球の7年だ!っていう事実が判明してます。すぐに脱出するつもりだったのに、数時間かかってしまった!となり、宇宙船に戻ってみると、「ん?23年経ったよ?」ってことになってます。「ふぁっ!?23年!?」となったクーパー。地球からの通信装置を見ると、23年分のメッセージが。そこには長男トムの成長の過程が残されており、すなわち地球にいれば自分も親として体験していた喜びも悲しみも詰め込まれているんですね。それを単なるビデオレターとして一気に目にしたクーパーは当然号泣・・・。っていうね。何だ何だこの胸が締め付けられる展開!泣けますよ!!!

ほんで終盤は、喧嘩別れをしていたマーフが父親を救うというこれまた胸キュンな展開。ここがまたいろんな見解の余地があってですね。マーフは正確にはマーフィーという名前で、「マーフィーの法則」という有名な法則があることから自分の名前を気に入っていませんでした。「マーフィーの法則」というのは、「起こりうることは起こる」というもので、ネガティブな意味で使われることの多い法則です。なのでマーフは自分の名前が嫌いだったわけですが、皮肉というか何と言うか、「可能性がある以上起こりうることは起こる」。つまり運命的・必然的にクーパーがマーフを高次元の世界へと導いていくわけですね。「へーあの逸話もちゃんとこういう意味があったのね」って思いますよね。

まぁこんな感じで複線的なものがとても多く、そこの繋がりを認識する瞬間は「ぬほっ!」っていう快感が得られますよね。まぁちょっとわかりやすい部分もあるんだけどね。こういう要素が非常に多いです。露骨なくらいに多い。

あとはTARS。ロボットね。見た目は一反木綿のハイテクバージョンです。コイツはちょっとかわいいというか愛着の沸くキャラしてて、好感持てる人も多いはず。ノーラン作品特有のキュッと締まった雰囲気に一種のオアシス的に存在するこのロボットの存在が、万人受けのエンターテイメントを狙ってるなっていう意思を感じますね。撮影中このTARSは、実際に油圧式で操作出来るようになっていたらしく、声を担当するビル・アーウィンが本当に操作をしながらスピーカーから声を出して撮影してたみたいです。まぁこんなとこにもノーランっぽさを感じますよね。いちいちちゃんとしたい、みたいなね。

ノーラン監督は、今作をファミリームービーを作るっていう意気込みで作ったらしく、実際のところ確かに彼の他の作品に比べると難解な表現っていうのは少なかった気がします。




ノーランの作品っていうのはとにかくキュッと締まった作品ばかりで、それでいてやってることはちょっと幼稚っていうが多いんですね。早い話が「バカっぽい話を頭良さそうに見せるのがうまい人」っていうのが僕の個人的な印象です。ただ、「クリストファー・ノーランの作品」っていうだけで批判的な目が非常に増えるのが昨今のシネフィル事情です。実際作りがちょっと甘いところとかもあって、まぁ擁護しにくいところもあるわけです。



今作もそれは例外ではなく、例えば前述のTARS。まぁいいキャラしてるんですが、とにかくハイスペック!つまりコイツに全部やらせとけ!って思うんですよね。まぁ「機械には感情が無いから任せられない」みたいなこと言うんですが、いやいやコイツちゃんと感情ありますよ。「これは俺の使命だ。」とか言ったりするしね。
TARS自体がまぁアクションそのものとかちょっと怪しい部分が色々あるわけなんですが、まぁいいですコイツに関しては。



あとホントに笑っちゃうのは、マン博士事件ね。天才の博士がいるらしいってことでマン博士のいる星に行くんですが、コイツが途中で話を大きく反転させる行動に出ます。ほんでおいおい変な事はやめろーって展開になって、結局暴走したマン博士はとっても馬鹿な死に方をします。









天才?コイツが?








って見た人誰もが思ったはずです。まぁコイツはコイツで天才なりの機転を利かせて、どうにか自分だけでも生き残ろうとしたんでしょうが、あまりにも死に方があっけなさすぎて・・・。天才感があんまし無かったです。




あとはクーパーが以前パイロットだったときの話をもうちょっとしてくんなきゃよくわかんないとか、トムの豹変振りが謎とか、まぁ細々色々あるわけですよ!








ただね、そんな批判は僕からしたらただのいちゃもんで、揚げ足を取ってるに過ぎないです!映画見すぎて映画に詳しくなりすぎた映画頭でっかちの方には物足りないかもしれません。しかし監督が述べてるようにファミリー映画として作られてるわけで、そんな中にも映画通を楽しませる要素はいろいろあると思いますよ。
数々の演出は「2001年宇宙の旅」をどうしても連想せざるを得ない作りにはなってるんですが、しかしブラックホールの中身をここまでしっかりと描いた作品はそこまで無かったんじゃないですかね。そういった意味では斬新さがありますよ。ブラックホールの奥っていうのは今現在正解が無いので、そこはちょっと無敵な部分はありますけどね。





あとこれは余談ですが、幼少期のマーフを演じたマッケンジー・フォイという女の子。この子は非常に良い演技してたと思いますし、何かこれから色々出てきそうな気がしないでもないです。面構えとかめっちゃオーラある気がする。







どうしてもね、ノーランの作品は小難しく考えたくなるし、実際ノーランがそうさせちゃってる部分も多いんですけど、この作品に関してはそんなの関係なし!

これは僕の中ではかなり楽しめた映画です。相対性理論とか小難しい話が多そうですけど、そんな前知識なくても全然楽しめます。そりゃあった方がもっと楽しめるんだけど。



緩すぎず、バキっと締まった作りのファミリー映画です。SF映画ですが、SF要素をうまく使った泣けるヒューマンドラマです!








ちょっと宇宙に興味が出てきた僕でした!!














この星に生まれたが、ここで死ぬ必要はない    クーパー















お試しあれ!!







インターステラー    2014年   アメリカ


ジャンル:SF
  監督:クリストファー・ノーラン
  出演:マシュー・マコノヒー
      アン・ハサウェイ
      マイケル・ケイン
      マッケンジー・フォイ
      ジェシカ・チャンスティン


 

インセプション

どうも!僕です!!

今日はこちら!!







「インセプション」です!2010年に公開されたアメリカ映画。日本の俳優、渡辺謙が出てるので日本人には馴染みのある映画ですよね。
主演は以前主演作「タイタニック」も紹介したレオナルド・ディカプリオ。その他出演は、「エディット・ピアフ」でアカデミー賞も受賞したことある名女優マリオン・コティヤールやちょい役でマイケル・ケインなんかも出てます。
あと監督はクリストファー・ノーランちゃん。この人の作品は以前「メメント」を紹介しましたね。


僕は個人的に渡辺謙が大好きなので楽しみにしてた作品です!







ではあらすじ。主人公コブ(レオナルド・ディカプリオ)とアーサー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は人の夢の中に入り、潜在意識の中からアイデアを盗むという超特殊な産業スパイとして仕事をしていました。


そんな中、とある大企業主サイトー(渡辺謙)から仕事の依頼が。しかしそれは「アイデアを盗む」という従来のものではなく、アイデアを「植え付けろ」というもの。

サイトー
(無茶な要求をしてくるサイトーさん)



それはあまりにも難易度が高い任務。一度は断るコブでしたが、実はコブはワケあって指名手配中なもんで祖国アメリカへは帰れない身。しかしサイトーは「作戦が成功すればアメリカへ入国させてやる」と約束します。祖国のわが子に会いたくてたまらないコブはこれを受諾。かくして植え付け(インセプション)作戦がスタートするのでした。


ちなみに今回のターゲットはサイトーのライバル会社の会長の息子。現在会長は病床に倒れ恐らく先は長くない。そこで跡継ぎである息子に「会社を分裂させる」というアイデアを植え付けたいと言うらしいのです。



ってことでさっそく作戦の準備。まずは夢の世界の「設計士」が必要とのこと。なのでコブの恩師マイルス教授(マイケル・ケイン)の元へ相談。

マイルス


するとマイルスさんは、アリアドネという優秀な学生を紹介してくれます。
アリアドネ


ご挨拶も早々に早速「夢の世界」についてレクチャー。
コブ曰く、夢の世界とはインスピレーションの連続。例えばビルを建てる時通常は細部から設計しますが、夢の世界では「これだ」っていうイメージで簡単にビルが建てれちゃいます。まさに思うがまま。


なので夢の世界では、何も手を加えず急に
爆破

ドカーン!!こんな感じで爆破みたいなのを起こしたり、

曲げる


こんな感じに街をひん曲げたりすることも可能。物理法則を無視することも可能みたいです。




今回の作戦では、アリアドネが自分の「夢の世界」を創生。ターゲットの夢を乗っ取り、自分の夢の世界にターゲットを投影します。



さらに必要な人材、今度は偽装士。これは偽装の天才イームス(トム・ハーディ)に依頼します。

イームス

さらにイームスの紹介で調合士ユスフ(ディリープ・ラオ)もゲット。

ユスフ



イームスはターゲットの身の回りの人物に偽装し、ターゲットを誘導するのが仕事。
ユスフは薬品を調合し、夢の世界に行った後の睡眠時間の調整が仕事です。




さぁ遂にメンバーが揃いました!ここで今回の作戦を解説しましょう!

今回の夢は3段階構成!その一番深い部分、つまり夢の中の夢の中の夢で会社をツブすというアイデアを植え付ける作戦です。




というわけで、今回のターゲット、ロバート(キリアン・マーフィー)を偶然同じ飛行機に搭乗したように装い眠らせます(もちろん強制的に)。

ロバート



さぁロバートも寝たところでみんなでいざ夢の中へ!!!おやすみ~!!

おやすみ




まずは第一段階の夢。ここはまだユスフの夢の中なんですが、まさかのどしゃ降り。

第一段階


これはユスフが寝る前にシャンパンを飲みすぎたため、おしっこがしたいのが原因だそう。なんかこのシーンだけ異様にくだらない気がします。



とりあえず作戦通りにローバートを拉致る一同。しかしハプニングが!!

武装集団


なんと謎の武装集団がコブ一同を激しく銃撃!!



なんとか敵を倒し倉庫に逃げ込むのですが、なんと我らがサイトーが負傷!!
負傷

もはや瀕死の状態に・・・。ちなみに通常夢の世界で死ぬとただ目覚めるだけなんですが、今回は長期戦を見越して強~い鎮静剤を眠る前に飲んでます。よって目覚めない。なので今夢の世界で死ぬことは「虚無」に落ちることになる。「虚無」とは形の無い夢の世界で潜在意識のみが存在するところらしいです。

なんか小難しい話ですが、とにかく夢とはいえ今死ぬことは許されない状況なんだとか。こりゃサイトーさんピンチです。


さらにさっきの武装集団は、恐らくロバートが潜在意識の防衛訓練を受けていたため、その防衛本能が投影した武装集団であろうとのこと。つまり敵無しと思っていた夢の世界に敵がいたっていうバッドニュースってことです。



まぁ言っててもしょうがない。とりあえずロバートを脅します。

脅す


これは「会長の金庫の番号を教えろぉ!」と言っているシーン。ちなみに奥のおじさんは会長の側近に化けているイームス。巧みな話術によって会長の「遺言」の存在を意識させます。





作戦第一段階はまずまず成功!ってことで場所を変更!再び銃撃にあいながら車を走らせ逃走するコブ一同!ほんで車の中で・・・・

おやすみ2



おやすみ~!







すると今度は第二段階、アーサーの夢へ。

ここでコブがロバートへ接近。潜在意識の警備責任者を装い、今この場が夢の中であることを通知します。
警備






そしてまたまた言葉巧みに、先ほどの会長の側近が実は悪い奴だと思い込ませ更に「親父の言うことを聞くだけでいいのか?」的な疑問を投げかけます。
側近



これに炊きつけられたロバート。全てを確かめるべく、今度は自分の意思で寝ちゃうのでした・・・。グッドナイト・・・。
眠る






いよいよ第三段階。今度の舞台は雪山。

雪山

この雪山の奥の病院にロバートの父である現会長がいます。しかしそこはまたまた武装警備されているので近づくのは容易ではありません。






しかし設計者のアリアドネ曰く近道があるとのこと。サイトーの決死の引率もあり無事到着。
到着



しかし後ろに誰かいる!!!






実はこの人、コブの死んだ嫁さんモル!!
モル







話せば非常に長くなるんですが、簡単に言うとこの人はコブが映してしまう癖のある幻想!今は亡き嫁を恋しく思うがあまり、たびたび登場してしまうこの元嫁がなんとターゲットであるロバートを撃っちゃいます。



死んでしまったロバート・・・。「虚無」に落ちちゃいました。こうなればもう元も子もない・・・。作戦は失敗・・・。




しかし諦めきれないアリアドネの提案により、私たちも虚無の世界に行きましょう!!ということに。なんかよくわからないけどとりあえずタイミングとかがうまく行けばちゃんと虚無から戻ってこれるみたいです。




というわけでまたしてもおやすみ!!
おやすみ3









さぁさぁまさかの第4段階!「虚無」です!舞台はコブの夢!

虚無


ここはコブがモルとの思い出をちりばめている地で、コブ自身もしょっちゅう来てる所です。



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メメント

どうも!僕です!今日はこちら!!





「メメント」です!こちらは2000年に公開されたアメリカ映画。監督は「バットマン」シリーズでおなじみのクリストファー・ノーラン。主演はガイ・ピアース!「ハートロッカー」なんかに出てる人ですね。
ちなみにこの作品は監督の実弟ジョナサン・ノーランが書いた小説がモチーフになってるとか。はは~ん、WIN×WINの関係を兄弟間で生み出すとはなかなか金の匂いに敏感なご兄弟ですな。ちなみにクリストファー・ノーランの作品の中にはぼくのお気に入り作品「プレステージ」ってのがあるのでいつかご紹介したいと思います。


原作は「memento mori」ってタイトルみたいで、ラテン語が語源。英語では「形見」みたいな意味を持つようですが原語的には「忘れるな」的なニュアンスみたいですよ。



最近の記事はちょっと笑いに走りやすそうなものを選んでたので今回は本格サスペンス映画に挑戦です!!




ではそのあらすじ。主人公レナード(ガイ・ピアース)はある日強盗に妻を襲われ殺されてしまう。復讐を誓うレナードであったが、彼はその時強盗と争った後遺症で、記憶が10分しか持たない健忘症になっていた。

レナード


彼は独自の捜査の中、手がかりとなるものはポラロイド写真で証拠を残し、特に重要なものは自分の体に彫ってメッセージとして残して捜査をしていた。

ポラロイド





というのがおおまかなあらすじ。そしてこの映画の特異な部分というのが、「時間軸が逆」ということです!







冒頭はある1人の男を殺すところから始まります。人気の無い小屋で銃殺しますが男は撃たれる間際「地下室を見れば・・・」的なことを言いかけてました。





完全に気になりますよね。













しかし話はヒュッとそのちょっと前に。自分が泊まっているホテルの部屋から出るシーンまで戻ります。ほんでそのセクションの中にまたお話が。なんやかんやあって、男を殺す最初のシーンに追いつくぞ・・・ってところでまたシーンチェンジ。今度は白黒のシーン。レナードが誰かと電話で「サミー」という男の話をしているところですが、そのシーンもまたちょっとしたら終わります。
ほんで次はホテルの部屋を出るまたちょっと前に。なんやかんやあってホテルを出るシーンに追いつくぞ・・・ってとこでまたシーンチェンジ。今度はまた白黒のシーンへ。白黒のシーンはさっきの続きです。





流れわかってもらえますかね?

要はメインストーリーをA面、白黒のサブストーリーをB面として、A→B→A→B→A→Bと交互に場面展開していくんですね。時間軸は、Aは現在から過去へ遡りますがBはどんどん時間を追いかけていく通常運行。







B面はともかくA面が伝わりづらいかもしれないので、森のくまさんに例えて説明しましょう!

森のくまさんが映画になったと考えてくださいね。つまり・・・







女の子「くまさんありがとう!お礼に歌おうよ!!!」
        ↓
くま「おい待て、なんか貝殻のイヤリング落としてんぞ。」
        ↓
くま「逃がさねぇぞ・・・絶対追いついてやる!!!!」
        ↓
女の子「え・・・追いかけてくる・・・!?お前が逃げろって言ったんだろうがよ!!!」
        ↓
くま「嬢ちゃん。ここは危ねぇ。さっさと逃げたほうが良いぜ。」
        ↓
女の子「げっ!!!くま!!!!」
        ↓
少女は森の中を1人歩いていた。



まぁこれはこれでちょっと面白そうですよね。熊が何で「逃げろ」って言ったのかわからないあたりがサスペンス要素バッチリ。






それは置いといてとりあえずこんな感じです。要は結果が先に来て、その結果の理由を考えさせる映画です。
「森のくまさん」の流れで言うと、イヤリングを届けるためにくまが追いかけてくるのは先に結果を見てるのでわかってるんですが、「えっくまが逃げろって言ったの?」っていうサプライズが演出側のドヤ顔ポイント。






はい!流れはつかんでもらえましたかね!!




ずっとこんな感じで進みます!はっきり言ってちょっと飽きてきます!!ダラダラ進むので中盤は省略します!!

オチを言うのでこの映画を見ようと思っている人は見ないでください!

















_______________以下結果発表___________________



結果的には最初に殺した男は協力者だったってオチです。しかし健忘症のレナードはそれすらも忘れてしまっていたのです。


B面の話は、レナードは昔保険の支払い調査員をしていたのですが、担当した男、サミー(スティーヴン・トボロウスキー)についての話です。サミーは今のレナードと同じ健忘症でした。しかし健忘症と言うのはなかなか第三者が明確に見極めるのは難しく、詐欺、つまり演技の可能性もあるのでレナードは超慎重です。結局心の病と認定したレナードは保険の支払いを許可しませんでした。そしてこのサミーには奥さん(ハリエット・サンソム・ハリス)がいたのですが、この奥さんあまりのサミーの物忘れっぷりに絶望してます。サミーが演技しているのか確かめる為、奥さんは最終手段に出ます。
奥さんは糖尿病を患っており、インスリンの投与が必要でした。そのインスリンの注射はいつも旦那であるサミーが打ってあげていました。奥さんはいつも通りサミーに注射を打ってもらいますがその15分後、つまり記憶が消えたころに再び注射を打ってもらいます。優しい笑みを浮かべながら優しい手つきで注射を打つサミー。驚愕の表情の奥さん。15分後奥さんは再び注射のおかわり!!やめろサミー!!死んじまうぞ奥さんが!!!しかし当然さっきの注射を忘れてるサミーはまたしても注射をプスリ。結果奥さんはインスリンの中毒で死亡。もはや自殺ですな。サミーは施設に移される事になりましたとさ・・・。


このB面の話の真実。サミーは完璧な詐欺師。レナードを見事だまし保険金ガッポガッポ。インスリンの話はレナードが自分の奥さんにしちゃったことなんだとか。つまり強盗事件では奥さんは命を落とさなかった。にもかかわらずショックで病気になった自分が奥さんを殺してしまっていたとはなんて悲しいお話なんでしょうか。まだ自分の病気を自覚していなかったレナードは当然そのことなんて覚えてないしポラロイドも無い。つまりただの記憶違いだったってことですな。



それらの事実を教えてくれたのは最初に殺した男、テディ(ジョー・パントリアーノ)。時間軸的には最初に教えてくれてますが、作品の最後にその事実がわかります。
レナードはテディの協力により見事強盗犯の殺害に成功。しかしそのことを覚えていないレナードはまた犯人探しをするとか言い出します。それをうまいこと利用しようと考えたテディは、自分が殺したい相手を強盗犯に仕立て上げ、レナードに殺させていました。
つまりレナードはテディに踊らされ、「探偵ごっこ」と罵られた自分の行動をまんまと利用されてたってオチです。
テディの誤算は、レナードが独自の捜査をしていく中で今回は自分が犯人になってしまっていたってことです。






★感想★
ネットでの評価が高かったので期待していた分ちょっと期待はずれでした・・・。確かに伏線もあるし、「記憶喪失」っていうテーマをうまく使ったギャグ要素もあるので良い映画だと思います!アクション要素は無いですが、ちょっとハラハラするシーンもあるし、レナードっていう人物はちょっと抜けてる所も(記憶喪失だからしょうがないけど)あるのでなんかそこも好きになれます!「見たい」って人がいたら僕止めません!!普通に面白い映画だと思います!!








TA・DA!!!!!



ただですよ!!!



僕からしたらこの映画はちょっと反則なんです!
何故かと言うとですね、やっぱサスペンス映画の醍醐味って「裏切り」だと思うんですよ。見てる人の予想・想像を全て覆すくらいの大どんでん返し。しかしそれが飛躍しすぎてはダメ。その最たるものが「夢オチ」ですね。そんなのがアリならもう何でもし放題です。しかしそうじゃなくて、「え、だってちゃんとヒントはあったよ?ほらあのシーンのあれとかさぁ・・・」って製作側がドヤ顔で言って「あー言われてみれば!!そうなるのか!!たしかにそれならつじつまが合う!!なるほど!」ってなるのが「伏線」ですね。この伏線が無いと面白みは無いです。だからただ単純に「味方と思ってたアイツが悪いヤツでした。」って結果だけではなくてそのヒントが今までいくつもあった!っていう伏線があって始めて話が面白くなると思うんです。その伏線が凝ってれば凝ってるほどストーリー終盤としての盛り上がりは最高です。僕がサスペンス映画に求めるものはこれなんです。


しかしこの映画は時間軸が逆。つまり伏線が後出しになってると思うんです。もちろん良くできた話だと思うんですが、このやり方ならもう無限に話が出来るんじゃないかと思います。時間を遡っていくっていう技法はホント斬新だし、このやり方で面白い話作ってみろって言われたらまぁ難しいとは思います。でもこのストーリー、時間軸どおりに見てみるとまぁなんちゃないお話になっちゃうんですね。だから話が面白いって言うよりも「良いアイデア」止まりっていうのが僕の正直な感想です。

期待値が高かっただけなので基本はいい映画とは思いますけどね!







今回は画像が少ないのでもう1枚だけご紹介!!




タトゥー



主人公レナードは「重要なことは体に彫る」とご紹介しました!こんな感じになってます!手とか太ももとかにもがっつり入ってます!







でも、このタトゥーが意味するものも、真犯人を殺してしまっている今は全くの無意味・・・。





悲しいお話・・・。なんと悲しいお話なんでしょう・・・・・。

























記憶・・・・思い出・・・・そう、メモリー・・・・大切ですよね・・・・


















是非、みなさん大事にしてください・・・・。
































その意味をこめて、とある歌をみなさんにお届けして今日は失礼します・・・・。






































































メメント    2000年  アメリカ
  ジャンル:サスペンス
    監督:クリストファー・ノーラン
    出演:ガイ・ピアース
        ジョー・パントリアーノ
        キャリー=アン・モス






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