プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

三谷幸喜

清須会議

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

清洲会議



「清須会議」です!2013年の三谷幸喜監督の日本映画で、同監督の同名小説を映画化した作品。「歴史が動いた5日間」をキャッチコピーに、多数の大物キャストを起用して話題となった作品です。



ということでその豪華キャストをご紹介します。
役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、でんでん、寺島進、鈴木京香、ゴーリキー、伊勢谷友介、中谷美紀、天海祐希、松山ケンイチ、篠井英介・・・・・と、書ききれないくらい知った顔が出てきます!









んで、じゃあどんな話かっていうと・・・





時は戦国時代。本能寺の変によって、織田信長とその長男織田信忠が命を落とします。




羽柴秀吉(大泉洋)の活躍により明智光秀は無事に退治され、そしてここからが本番。






「織田家の後継者どうする?」ってことになります。











ってことで家臣たちが今の愛知県にある清須城に集合し、話し合って決めることに。それこそが「清須会議」です。




織田家には5人の「宿老」というまぁ幹部的なポジションにいる忠実な家臣がいます。

丹羽長秀(小日向文世)、柴田勝家(役所広司)、羽柴秀吉、滝川一益(阿南健治)、そして明智光秀。

当然明智はこの世にいませんので、残る4人で話し合いをすることになります。





理由あって滝川が会議の期日に間に合うのか微妙なので、実質は丹羽・柴田・秀吉の3人で話し合いをします。


ところがそんな猛者どもが和気藹々としているはずもなく、丹羽&柴田VS秀吉という構図になります。
両者は互いに推す候補が違い、自分たちの候補を会議で通すべくさまざまな方法で周囲の人間にアプローチをしかけていきます。
要するに選挙の下準備です。



そんな準備の真っ最中に、池田恒興(佐藤浩市)が宿老に昇格。彼も話し合いに参加することに。









水面下で方々様々な動きが行われ、ついに会議が開始。






そして結果は、秀吉の推す三法師に決定。まだ赤子の彼ですが、信長の長男、信忠の長男であること。そして何より丹羽が柴田を裏切り秀吉側に付いたのが決定的となりました。







自分の推薦者が後継者に決まった秀吉はイケイケ。一方会議という名の戦に破れた柴田は、少し哀愁を残しながら清洲城を去るのでした・・・。













おわり











★感想★
長い!!!長いよ!!!!
2時間20分くらいあるんですよこの作品。ものすごく長く感じましたね。大作と言うよりは、ダラダラしてるという風にしか見えないんです。
面白いのかどうかってとこなんですが、もうそれすらもよくわかんなくなる位に長い。そもそもね、「会議」っていうテーマの映画だから、それこそ三谷監督の「12人の優しい日本人」みたいに二転三転する押し問答を見せられるのかと思いきや、会議の時間はごくわずか。20分も無いです。
じゃあ何を見せられるのかというと、その下準備ですね。
まぁこれ自体は実際に行われてたことだろうし、こここそが会議の肝なんでしょうからそれはいいんですが、どこまでそれを見せるのかっていうことですよ。
この作品はね、前述の通り丹羽・柴田VS秀吉という構図なわけ。ほんで、丹羽チームはこんな工作をしまーす→秀吉はこんな工作をしまーす→丹羽チームはこんな工作を・・・っていうのを延々見せられるわけですね。
つまりどっちの手の内も見てる側にはもろわかりなわけです。この時点でどう見ても秀吉側の圧勝にしか見えない。そんな状態でいよいよ会議!!ってなもんですから、僕は「ははーん。会議が始まるとなんか秀吉にトラブルがあって、なかなか一筋縄では決まらないやつだな?」と思って見てたんですが、なんと秀吉の予想通りそのままの展開。つまりは見てる側の思うがままの展開です。ふぁっ!?ひねり無し!?って感じですよ。
だから秀吉の無双と、柴田のアホっぷりを見るだけなんですね。
いや、まぁね。わかるんですよ難しさは。だって歴史上の史実ですから、答えは決まってるんです。
しかしね、僕も含めてなんですが歴史に詳しくない視聴者だってきっといるわけですよ。歴史に詳しくなくても秀吉が天下を統一するってことぐらいは誰でも知ってます。もし知らないヤツがいたとしてもそいつは無視していいです。つまり秀吉が勝つってことはなんとなくわかるにしても、その勝つ方法とか奥の手みたいなのを、少なくとも会議始まる前に見せたら絶対ダメじゃね?ってことなんです。
この手品のタネ的部分がはじめにわかっちゃってるもんだから、会議そのものは確認に過ぎないんです。大体会議開始まで1時間以上も引っ張っておいて、「特に無風」ってのはこれなかなか頂けないものでございますよ?え?
だからまとめてみると、「ストーリーの肝がわかっちゃってるからどこで楽しめばいいのかわかんない」作品なんですね。タネがわかってる手品ほどつまらないものは無いでしょ。そこは少なくとも秀吉の「三法師推し作戦」のことは内緒にしといて「何か奥の手があるっぽい」雰囲気だけ出しとくとか、もしくは会議が始まって一見秀吉がピンチに見えたところで「うっそ~~~ん」とか言っておどけさせて、「三法師推し作戦」を吐露させるとかさ。せっかく秀吉があんなキャラなんだから、映画的に仕上げれる余地はいくらでもあったと思うんですけど。



とにかくストーリー的には退屈にしか感じられない構造になっています。会議終わってもなんかダラダラ続くしね。しかしその苦痛を辛うじて和らげてくれるのが、いくつかの俳優さんの快演です。
僕が好きだったのは、まずは秀吉を演じる大泉洋。どハマり役ですね。コミカルな野心家っていうのは、彼そのものをシンクロする部分もあるような気がするし、とてもよかった。
あと池田恒興を演じる佐藤浩市。この池田という役はどっちつかずのコウモリ野郎なんですが、そういう役はこの人結構合いますね。会議中に自分の立ち位置をはっきりさせず、「実に真っ当な意見だ」しか言わないのは結構笑えます。あと黒田官兵衛を演じる寺島進も雰囲気良かったです。コミカルな秀吉と対照的に重厚感を漂わせてるのは見ていて気持ちよかった。吹き矢を吹くシーンはちょっと笑えますけどね。
それと前田利家を演じる浅野忠信。まぁ役柄がそもそもシブいってのはあるけど、いやそれにしてもキマってました。カッコよかった~。


ただね。このキャスティングってのもちょっと気になる部分というか。あのー、あまりにも豪華すぎて訳わかんなくなってくるというか。「そこのちょい役にちゃんとした俳優持ってくる必要ある?」って思っちゃうんですよ。
松山ケンイチとかおもちゃ調達係で数分しか出てこないし、妻夫木も正直そこまで彼の演技力を活かせる役柄じゃないと思うし、天海祐希が演じた女忍者に至ってはそもそもそんなヤツいなくてもストーリーになんら支障無しって感じの役柄だし。なんかね、ゴチャゴチャしてるんですよ。全員が主役張れる級の俳優さん達だから、個々の良さっていうのを互いに打ち消しあってるというかそもそも見せる余地が無いっていうか。
食べ物で例えると白飯とチャーハンとラーメンとパエリアとパスタとハンバーガーが同時に出てきたみたいな。いや、それぞれ好きだけど同時にはちょっと!っていう感じ。
光があれば当然影もあるはずなのに、その影にも光を照らした結果光が光として認識できないって感じですかね。かっこいいっしょこの表現。
ホントそんな感じなんです。「誰に目を向ければいいんだ?」って思っちゃいますよ。まぁ宿老の4人は別としてね。




あとはまぁ気になったのは全員声でかくね?ってとこですかね。
丹羽チームも秀吉チームも、会議前の数日同じ城の中の比較的近い部屋に待機してるんですよ。
なのにわざわざ部屋の戸をあけながら「こんな作戦があります!!」みたいなことをややでかめのボリュームで言うんですよ。んで向こうに気づかれたと思ったら「ヤバっ!!」みたいな。え?バカなの?
一番おかしかったのはラストのシーン。秀吉が柴田に土下座をするシーンがあるんです。柴田がゾロゾロと家来を引き連れて城を去っていく時に、言ってみれば秀吉が柴田の機嫌をとるシーンで、これにより柴田は気分良く城を去っていくことになるんですが、彼らが去ったあとに秀吉は妻の寧にその本心を語るんです。「そしてその先は天下だて!!!!!」と。



ただね、後ろにまだ柴田の家来はゾロゾロ歩いてるんですよ。「聞こえる・・・んじゃない?ってか聞こえるように言ってるのか?」と誤認してしまうほどの謎のボリューム。
ラストの大事なシーンでこの謎演出はまったくの興ざめです。声のボリュームって撮影中に勘案したりしないんですかね?マジで謎です。








まぁいろいろ悪く言ってきましたが、そこまで悪い作品でもないですよ。作品としての完成度は一応はそれなりにあるし、演出的に好きな部分もありました。
僕が好きだったのは、序盤にナレーションを入れず、ちょっとだけコミカルに仕上げた絵巻のアニメーションで状況を説明するってとこ。それによって過剰な説明セリフとかっていうのを入れる必要はなくなったし、あの演出は作品全体の雰囲気に合ってたと思います。
 











言っても三谷作品ですから、大衆娯楽としてはきちっと仕上がってるんじゃないですかね!(棒読み)
山場の無い2時間20分をフラットなテンションで過ごせる自信のある人には、一応そこそこ楽しめる作品と思います!













心の中のワシに問え     丹羽長秀















お試しあれ!!!











清洲会議   2013年  日本


ジャンル:ドラマ
  監督:三谷幸喜
  出演:豪華キャスト


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12人の優しい日本人

どうも!僕です!純血100%日本人の僕です!!
そんな僕が今日紹介するのはこちら!! 


12人の優しい日本人 HDリマスター版





「12人の優しい日本人」です!元々は舞台劇として、あの「古畑任三郎」なんかでお馴染みの三谷幸喜が原作、脚本を手がけた作品。ちなみにこの映画、アメリカの映画「12人の怒れる男」という映画のパロディというかオマージュ的な作品です。


またこの映画結構特殊な作品。12人の陪審員がその審理をしているところを取り上げた作品なんですが、全てが会議室の中で終わってしまいます。つまり作中の舞台は会議室のみ!!
役者さん達からすれば、移動なんか考えなくて良い楽チンな映画ってことですな。






ではあらすじ・・・なんですが前述の通り、陪審員になった人たちが審理をし始めるって話です。というわけで今回の陪審員全12人を、途中の展開をややネタバレさせながらご紹介します!!







陪審員1号(塩見三省)

1号


1号ということで、司会進行役を務めさせられます。司会であることをいいことに自分の意見はほとんど述べず、反論されるリスクを排除してます。  通称:司会


陪審員2号(相島一之)

2号


おそらくメンバー中最年少。すごく熱くきれいごとを並べ、やたら議論をしたがります。しかしこういう人にはよくありがちで、あまり人の意見を聞かず、自分の意見を曲げたがりません。  通称:熱血




陪審員3号(上田耕一)

3号


会議や議論というものが苦手なのに陪審員になってしまった不幸なアル中のおっさん。議論が熱くなるとビビり出してダンマリ決め込みますが、雑用は喜んで引き受けます。甘党。  通称:アル中




陪審員4号(右の人)(二瓶鮫一)

4号

大した意見は言わないくせに、人の意見をなかなか吸収しきれないタイプ。そのくせ意見を訊かれたら「フィーリングです」とか言い出して全く話し合いになりません。  通称:じじい


陪審員5号(中村まり子)

5号


毅然とした態度で良いこと言いそうですが、その正体はただのメモ魔。多分頭がさほど良くはないので意見はあまり多くは述べませんが、プライドは高いので弱々しい態度は見せません。根拠は無い強気な姿勢が持ち味。論破されると泣きそうになります。  通称:メモ魔



陪審員6号(大河内浩)

6号

とにかく仕事に戻りたいサラリーマン。基本的に事件に関して無関心。しかしおそらく仕事が出来る人なんでしょう、たまに発言するとそれなりに的を射た発言をします。2号と真逆のタイプ。 通称:リーマン


陪審員7号(梶原善)

7号


全12人中一番のクズです。理論的に考えることも全くせず、かといい直感が冴えてるわけでもなく、みんなが忘れてたことを思い出したりみたいなファインプレーもありません。しかしやたら話したがりますがその発言は全て聞く価値皆無。「あんな美人が殺人なんかするはずがない」みたいなことを熱弁する姿はまさにピエロそのもの。   通称:クズ


陪審員8号(右から二番目の女性)(山下容莉枝)
8号

天然な女の子。全てを流れに任せるタイプですが終盤は自分なりに一生懸命考えます。天然な言動は場の空気を和ませたり、みんなをイラつかせたりします。  通称:天然


陪審員9号(村松克己)

9号

毅然とした態度で議論をするおじさん。序盤はいいところをついて発言しますが、徐々に自分と反対の意見が多くなってくるとやや苦しそうになります。おそらくプライドが高いであろう品の良いおじさん。  通称:プライド


陪審員10号(林美智子)

10号


気弱だが純粋なおばちゃん。とにかく気が小さく常にモジモジしてます。意見を求められると緊張しすぎて鼻血が出ちゃう体質。 通称:おばちゃん


陪審員11号(豊川悦司)

11号

チンピラ風の男。序盤はだるそうにして議論には参加しませんが、後半はこの人メインに話が進みます。実はなかなかキレる頭の持ち主。 通称:チンピラ


陪審員12号(加藤善博)

12号

ちょっとおチャラけた雰囲気のおじさん。基本的に軽いノリで発言しますが、実はいいことちょいちょい言うし人の意見を取り入れる柔軟性もあります。  通称:チャラチャラ






以上の12人。この三者三様、おそらくこの機会が無ければ話すことは無かったであろう凸凹メンバーが、1人の被告の運命を決めるために真実を見抜く議論を始めるわけでございます。











































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