プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

カテゴリ: 監督

どうも!僕です!明けましておめでとうございます!!

年々着々と更新ペースが著しく減少している当ブログですが、今年こそはもっと頻繁に更新できるよう万障繰り合わせて参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます!!




ってことで早速、2018年1発目はこちら!!








「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」です!現在公開中の人気SFシリーズ「スター・ウォーズ」の最新作で、前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の続きを描きます。




監督は前作J・J・エイブラムスに代わって、「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソンが担当。主人公レイをはじめとする主要キャストに変更は無しです。





昨年末に公開されており、もう3週間くらい経つんですよね。もっと早く見に行こうと思ってたんですが、やはり年末ってのはなかなか劇場に行く時間がなくて、危うく見過ごしそうでしたがようやく見て参りました。



















★感想★
まずね、スター・ウォーズに対する僕の立ち位置っていうのをご説明しますね。僕自身モチロン過去の作品は見てます。見てはいますが、あくまで正規ルートのもののみで、その他のスピンオフとかは見てないです。なぜなら見たいと思わないからです。そう、僕は一応本線のスター・ウォーズは全部見てるけど、別にスター・ウォーズが好きな人間ではないのです。要するに、映画史としての進行上見とかないとまずいよねっていうテンションで鑑賞に望んでるわけで、いわゆるスター・ウォーズフリークの人たちみたいな情熱っていうのはからっきしです。もう言ってしまうと僕スター・ウォーズについてあんま詳しくないです。はい。過去の僕の記事を見てもらえればわかると思いますが、旧3部作よりもプリークエルの方が面白いと思ってるような(多分)少数派の人間です。スター・ウォーズ大好きな人達に「お前は何もわかってない」と叱責を受けてもしょうがないと思ってます。だってホントにわかってないから!!!!
決して嫌いではないんですよ。普通に面白いシリーズだなとは思ってます。ただこのシリーズに関して、ゲームで言う「やりこみ要素」みたいなのがてんこ盛りなんで、正直そこまではノれてない・・・っていうのが僕の立ち位置です。




で、そんな僕が今作を見てどう思ったか!!結論からすると、「ライアン・ジョンソンやっちゃったね」です!シリーズ史上最悪です。
脚本のドイヒー感ったら無いですよ。作中通してファーストオーダー対反乱軍がバカ対バカの戦いにしか見えません。色々と脚本がガバガバですね。
まず一番気になったのは、宇宙船から宇宙空間に爆弾を落とすシーンですね。もう1回言いますよ?宇宙船から宇宙空間に爆弾を落とすシーンです。落とすです。落とす。無理ですよね。無重力だから。でもなんかそこはおざなりと言うか、すんなりボロロっと爆弾落とすんですよ。何なら上に引っかかってるリモコンスイッチみたいなのを頑張って手にしようとするシーンまで入れちゃって。バカかと。お前スペースオペラを撮る気あるのかと問い詰めたいです。今までのありとあらゆる宇宙空間でのバトルっていうのは、戦闘機であったりとか宇宙空母であったりが、その物体自体に動力があるから宇宙空間でも成立するのであって、爆弾というシンプルな物体では不自然というか超常現象になっちゃうんだよバカヤロウが!
あとね、作中通して色んなパートが分かれるんですが、どのパートもホントバカ脚本。
まずレイ&ルークのパート。ダラダラダラダラルークがゴタクを並べて全く話が進みません。伝説のジェダイルークはただの近所の変わり者のおっさんにしか見えなくなってきます。やっと修行が始まったと思ったら、大した修行もしないし、中途半端なタイミングでレイはどっか行っちゃうし、この場面いる?って感じです。
次はフィン&ローズ。こいつらもホントバカです。まず何の為に何をしてるのかよくわからないんですが、とりあえずコードを解除できる能力を持ってる人を探しにとある星にやってきます。んで「左胸に赤い花を付けてる人がその捜してる人!!」という情報を元に賭場を捜索するんですが、「いない・・・」ってなります。んでちょっとしたらBB-8が「いたいた!!」ってなるんです。いや、すんなりおるんかい!!!ならもっとしっかり探せ!!!と思わずツッコミたくなります。ここからが凄いのが、「よし、その人に話しかけよう!」という瞬間、まさかの駐禁で警察に捕まるという体たらく。その後留置所でたまたま隣にいた「オレもコード解除できるよ」って言い出す怪し~~~~~い男が現れた事で謎の一件落着。そいつを連れて作戦を実行に移すことに。ちなみにこの怪しい男は、何の必然性もなく、ホントに100%偶然。しかも言わんこっちゃないサクっと裏切られます。いくらなんでもバカ過ぎる。完全に反乱軍のお荷物コンビです。
このコンビはホント最後までイライラさせてくれるんです。最後のバトルで、フィンが相手の大砲みたいなのに自爆しようとする間際、ローズが体当たりでフィンを止めます。正直戦闘機同士で体当たりってどうなんだと思いますが、しかもその後ローズがフィンに「好き・・・❤」的な事を言い出しそっとキスをします。










































えっと・・・・・・いつからですか?













今までそんな素振り見せてなかったのに急にそんな事を、しかもこのくそ忙しい戦闘中に言われても「わかった!!わかったから後でやってくれ!!!!」としか思えないんですよね。っていうか何で2人とも無事なんですか。



そして反乱軍本船パート。レイラに代わって指揮を執るホルドさんが「燃料が尽きるまでとりあえず逃げよう」という謎の作戦を打ち出します。これに対しポー・ダメロンが、「無理無理!!それは無理!!マジ無理!!!絶対無理!!!!」と正論を言い出します。で、後になって「実はこういう作戦でした」という真実が出てくるんですが・・・。あのー・・・ホルドさん・・・。味方の主力であるポーに本当の作戦を直前まで伝えない理由って何だったんでしょうか・・・?結局変な嘘をついたせいで変に時間だけかかって非効率極まりなかったと思うんですが・・・。










と、まぁこんな感じで各パート軒並みクソです!作品全体的に「実はこうでした」「実はこうでした」の連続で、気になるというよりはどうでもよくなってくる現象が起きちゃってますね。「実はこうでした」をやりたいが為に、ストーリーとしての整合性が担保されていない、というのが要約したところですかね。もうフォースの描き方もよくわからんくなってきたしね。レンの所にルークが現れるんですが、ちょっと戦った後に実はこれは幻影でーす♪っていうくだりがあるんですよね。いよいよこんな事までできるようになっちゃったか・・・って感じです。幻影VS幻影とかマジやめてくれよ・・・と思ってましたが、さすがにそれはなかったです。

とにかく脚本のガバガバさが原因でか、前作で好印象だった新キャストの面々がみーーんなアホにしか見えなくなっちゃいましたね。デイジー・リドリー演じるレイですら、全然アホに見えます。ルークから修行受けた直後に「楽しい~♪」とか言って銃を撃ちまくってましたからね。まぁ大した修行も受けてないんだけどさ。
面構えとか絵力っていう所で言うと、デイジー・リドリーとアダム・ドライバーだけはやはり別格かなと思いました。これは素直に役者さんの力でしょう!





ライアン・ジョンソンにはちょっとがっかりでしたねぇ・・・。ローレンス・カスダンを排除してまで自分で脚本を書いてこのザマですから・・・。
はっきり言って庇いようがない!庇いようがない中で唯一庇うとしたら、前作「フォースの覚醒」において、J・J・エイブラムスは非常にうまいエピソードⅥからの中継+ファンの呼び戻しというものやってのけた一方、自作に繋がる財産は一切無かった・・・という点がライアン・ジョンソンを苦しめたのかも!うん!きっとそう!



というわけで2019年公開予定の次回作は、再びJ・J・エイブラムスが監督することが決まってます。JJが自分のケツをどうやって拭くのか注目です!!


















お試しあれ!!






スター・ウォーズ 最後のジェダイ  2017年 アメリカ


ジャンル:SF
監督:ライアン・ジョンソン
出演:デイジー・リドリー
   アダム・ドライバー   他

どうも!僕です!!

今日はこちら!!



「ジャスティス・リーグ」です!現在公開されているアメリカ映画で、バットマン・ワンダーウーマンをはじめとするDCコミックスのヒーローたちが集結して悪と立ち向かうアクション映画。「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズの第5弾ですね。
実は当ブログ、DCコミック映画に関して非常に親切。むしろ肩入れしているかのように、これまでのシリーズは「ワンダー・ウーマン」以外は全部紹介してます。(ワンダー・ウーマンももちろん見たんですけど、時間がなくて記事を書けませんでした・・・。)


少し余談となりますが、DC映画を語る上でどうしても!否が応にも比較対象として出てくるのが皆さんご存知マーベルシリーズですよね。こりゃあもう現在の映画業界の覇権を握っているといっても過言ではないほどの巨大勢力となっており、マーベル・スタジオが出す映画は無条件に売れるんじゃないかって程の勢いになってますし、ケヴィン・ファイギはもう人生EASYモードって感じになってる昨今ですよ。それに比べてDCときたら、「マン・オブ・スティール」はまだいいとしても(良くないけど)「バットマンVSスーパーマン」とか「スーサイド・スクワッド」とかっていう恐ろしい完成度の作品で対抗してきて、僕には些か滑稽にも映ってしまうわけですよ。もはやジェロニモです。
これをね、僕は何故か応援したくなっちゃってるわけですよ!何故かはわかりません!不思議な感情です!
というか、ぶっちゃけるとマーベル関係が僕的にちょっと目障りではあるんですよね。映画グッズとかもマーベルばっかだしさ、そこらへんの人と映画の話になってもマーベルの話する人ばっかで。要するに映画に関する多様性をマーベルが独占禁止法抵触レベルで迫害してるように感じてしまうんです。ほんで何が悔しいって、マーベル映画はそこまで覇権握るだけあってやっぱ結構面白いんですよ。この前のスパイダーマンとかホント最高でした。これがまた歯がゆい。

つまりね、このマーベルという強大な敵に一石投じることができる可能性を持っているのが「DCエクステンデッド・ユニバース」である!!!!と信じたいわけです僕は!!!


かと言って今度はDCが売れまくって覇権握っても面白くはないんですけどね・・・。







「要するにアメコミのユニバース化なんてただの連ドラだろうが!」っていうのが僕の結論です。2時間ないし3時間程度の間に数多くの感嘆・驚愕・興味・感動を詰め込むのが映画の醍醐味だと僕は思ってます。
















はい!前置きが長くなってすいません!というわけで「ジャスティス・リーグ」です!



監督はDC作品3作目となるザック・スナイダー!もうお馴染みですね。スーパーマンは彼以外描いてはいけないというルールでもあるんでしょうかね。

キャストですが、スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマンはじめ、その取り巻き連中に関してもキャスト変更はございません。新参戦のフラッシュ役に「ファンタスティック・ビースト」のエズラ・ミラー、アクアマン役に「コナン・ザ・バーバリアン」のジェイソン・モモア、サイボーグ役に新人俳優レイ・フィッシャーが起用されてます。ここは「バットマンVSスーパーマン」でも一部出演してた通りですね。あの唐突な登場は強烈でした。


















★感想★
結論としては「今まで1番いいんじゃね?」ってとこでしょうか。正直「スーパーマンの蘇生めっちゃ簡単やなw」っていうのはどうしても否めないんですが、まぁ良いとしましょう。
MVP級の活躍をしたのはフラッシュですね。彼がいなかったらただのドンパチアクションになってたんでしょうが、彼の「ザ・ワールド」的活躍によりアクションの幅が縦にも横にも広がってる印象ですね。キャラ立ちの緩さが作品全体の緩衝材の役割も果たしていて良いバランスに仕上がったと思います。つまり、程よいエンターテイメント作品にしっかりと仕上がったなと思います。「マン・オブ・スティール」から足掛け4年。ついにここまで来たか!!!おめでとう!!!DC!!!!!


もちろん細かい脚本の粗はもはやお約束なんですが、それよりもプロモーション段階からのお話になるんでしょうが、トレーラーとかポスターとか見ても何かビジュアル的に凄くいいなって思ってました。これは僕の個人的なツボですけどね。「あ、いいかも・・・❤」と思わせられちゃいました。あ、そこまで良い作品ではないですけどね!とりあえずはOKってレベルですよ。


で、ホント前述のフラッシュも良かったし、やっぱワンダー・ウーマン演じるガルガ・ドットは良いですね!顔に力もあるし華もあるし!バカみたいなことにものすごく真剣っていう絵がとてつもなく似合うなって思いました。すんごいハマり役と思います。

ホント今回でようやくとりあえずチームとして発足できたなって思うし、メンツが意外とバランス取れてて




・スーパーマン・・・・スーパーすぎるマン
・バットマン・・・・不器用な金持ち
・ワンダーウーマン・・・・姉御肌の正義漢
・フラッシュ・・・・甘えん坊でノーテンキなお笑い担当
・アクアマン・・・・無骨なマッチョマン
・サイボーグ・・・・ネガティブな生真面目



って感じで、「何か良いチームじゃん!」って思える少し微笑ましい具合に仕上がってるんですよ!バンドとか組めそう!!


で、アクションシーンにしろ会話シーンにしろそれぞれの個性をうまく活かせたなってのが今作のキーポイントですね。そこは「スーサイド・スクワッド」の反省をうまく活かしたのかもしれません。やはり失敗に勝る教訓はありませんなぁ。







てなワケでまぁそれなりに見れる仕上がりに(初めて)なってる気がします!こうなるとDC作品次回作にまた期待してもいいかもですね。あくまで普通までやっと来たなって感じなので、あまり過度な期待はしないようにしますが・・・。


ちなみに次回は「アクアマン」だそうです。チームに馴染めてる感が一番薄かった彼なので、その生い立ちに注目です。









そして多くは語りませんが、僕が不安な「キャプテン・マーベル」も参戦予定・・・。



「キャプテン・マーベル」知らない方は是非調べてみてください!























お試しあれ!!!














ジャスティス・リーグ   2017年  アメリカ


ジャンル:アメコミ
  監督:ザック・スナイダー

どうも!僕です!!

今日はこちら!!






「IT/イット ‘‘それ‘‘が見えたら、終わり。」です!現在公開中のホラー映画で、とある町で幼い少年の行方不明事件をきっかけにその町で次第に不思議な失踪事件が相次いで・・・というお話です。



映画の原作小説ではお馴染みのスティーブン・キングの同名小説を映画化。っていうか1990年の同タイトル名作ホラーのリメイクです。そこまで映画に興味ない人でも、あの気味の悪いピエロ「ペニーワイズ」をご存知の方も多いでしょう!


監督は「MAMA」のアルゼンチン人監督、アンディ・ムスキエティ。
主人公(?)ペニーワイズを演じるのは、同じく現在公開中の「アトミック・ブロンド」にも出演中のスウェーデン人俳優ビル・スカルスガルド。聞き覚えない人も多いかもしれませんが、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」に出てたステラン・スカルスガルドの息子であり、「ターザン」で主演してたアレクサンダー・スカルスガルドの弟なんですねぇ。「スカルスガルド」という名がキャスト内にあったらこの一族の誰かなんだなって認識してOKと思います。他に有名なスカルスガルドさんを僕は知らないので、もしスカルスガルド通の方いらっしゃいましたら教えてください。

その他出演は、若いこれからの俳優・女優さん達なので詳細は割愛。
































★感想★
原作・元の映画と比較するってのは無しで批評しますね。
まぁ何というか・・・正直「怖さ」よりも「気持ち悪さ」が上回る作品だった気がしますね。いや、確かに怖いんですよ。普通に考えて排水溝の中にピエロとかいたら気絶しそうなくらいに怖いし、そもそもビジュアル的にも怖い。「いる!ピエロいる!!!」と思ったらいなくなってたりとか、そういう神出鬼没さもやはり怖い。基本的に怖いんだけど、じゃあ何故諸手を挙げて「怖い」と言えないのかと言うと。
まず一番の失敗と思うのは、「コメディ要素」ですね。見てない人は信じられないかもしれませんが、この作品コメディ要素がちょいちょいあるんですよ。それも不意に生まれる空気感とかでの笑いではなく、脚本・演出上しっかり狙ってる部分。新喜劇タイプの笑いです。その笑わせ方自体は僕は嫌いではないんですが、何故この作品にお笑い要素を持ってくる必要があったんでしょうか?マジでわからないです。結局のところホラーではあるがファミリームービー、という仕上がりにしたかったんでしょうか?にしてもさすがに組み合わせが悪すぎる。結局どっちつかずと言うか、重要な「怖さ」の部分を邪魔する要素にしかなってないんですよね。冷めちゃいました。お笑い持ってきた後にシリアスな事されても、「んーでもさっきコイツふざける程度には余裕あったから大丈夫っしょ」って感じになるし、もはやあんな緊張感無いヤツは死んでも別にいいかなって思えちゃうほどですよ。


でね、神出鬼没さが怖いって書いたんですが・・・。確かにそれ自体はまぁいいよ。ただね・・・















何回同じこと繰り返すの?

















いやホントに。ピエロ見参!→怖!!→消えてる・・・→ピエロ見参!→怖!!→消えてる・・・をループするんですよ。いや、もうわかった。わかったから早く進めてくれと。そう思わずにはいられない。こっちはバカな学生共のしょうもないペッティングみたいな青春生活には興味ないんですよ。さっさとペニーワイズにズタズタに殺されてくれとしか思えないんです。中盤くらいまではペニーワイズをよく見せてくれないんでまぁ良い意味での「焦らし」とは思えるんですが、それがあまりにも長いもんだから「ねぇ、まだ~?」状態なんですよこっちは。






で、はい、ここまで焦らされましたと!んで中盤に1回ペニーワイズと主人公たちがバトります。んで、何か良くわからないドロー決着になったあと、いよいよ!本当に「いよいよ!!」って感じでラストバトルに乗り込むんですが、実はここで僕にはあるひとつの不安がよぎります。















もしかして・・・・・ペニーワイズってすごく弱いんじゃないのか・・・?























ってことです。もともとケンカが弱いから子供ばっか狙うとか、そもそも殴りあいとかではなく魔力的な強さが・・・とか解釈はいくらでもあると思うんですが、にしても、13歳相手にあのざまじゃあ・・・という不安があるんですよ。ドロー決着の時に全く可能性を感じられないくらいに弱かったので・・・。



で、不安的中。要約すると、主人公の死んだ弟に化けてたけどバレて全員からフルボッコです。それにて終了。一件落着。








要するにね、こっちが見たい描写(ペニーワイズの残虐殺戮シーン)を極めてお粗末なストーリー展開で焦らしまくった挙句にとんでもなくマヌケなエンディングを用意しやがった、ってことなんですね。


単発単発では「お、ここイイネ!」って思えるシーンはちょいちょいあるんですけどねぇ。バスルームの洗面所からハンパない量の血が逆噴射されてくるシーンとかめちゃくちゃ印象的でしたね。「エルム街の悪夢」のパロディなんでしょうけど。でもせっかく良いシーンなのに、何故かお友達同士でその尋常じゃない量の血を平然と掃除しちゃうっていう。こういうとこマジで惜しいですよね。普通に考えておかしいじゃん。ビビれよ。血に。
単発で良い所もあるけど。単発で悪いところもある。そんなバランスですね。






個人的に一番笑っちゃったのは、いじめっこのヘンリー君。コイツが気の弱い人間を虐めることで主人公率いる「ルーザーズ・クラブ」が推進していくんですが、何故コイツが執拗に弱いものいじめをするのかが謎なんですよ。まぁ普通にが学校でちょっとこずいたりとかするのは自然で良いんですが、急にレベルを上げて虐められっ子の腹にナイフで文字を彫ろうとするんですよ。それもういじめっ子っていうかただのサイコパスだから。クレイジー過ぎます。で、そこまでする理由は最後まで謎のまま井戸に落ちて死にます。「ヘンリー君とは一体何だったのだろう・・・」というしこりが残ったままエンディングを迎えちゃいました。








色々と書きましたが、演出的に良い所はちょっとだけあります!ただ少し時間が長く感じられる構造な気もしますね。ワンショットワンショットの画面としての色使いとかは気配りできてたんじゃないかなーと思うし、ペニーワイズとか井戸小屋とかのルック構築力は秀でてる作品でしょう!!

今作はチャプター1。次回作は大人になった主人公達VSペニーワイズとなるっぽいです!乞うご期待!!!

























お試しあれ!!



















IT/イット ‘‘それ‘‘が見えたら、終わり。    2017年  アメリカ




監督:アンディ・ムスキエティ
出演:ビル・スカルスガルド

どうも!僕です!!
今日はこちら!!






「ダンケルク」です!現在公開中の英米仏蘭合作映画。第二次大戦中にフランス・ダンケルクにドイツ軍によって追い詰められた英仏連合軍を救出する「ダンケルク救出作戦」を描いた作品。


監督は「ダークナイト・トリロジー」「インセプション」「インターステラー」「メメント」のクリストファー・ノーランです。日本でも「ノーランの新作!ノーランの新作!」と騒がれてますし、まぁここは説明不要かと。
出演陣としては、「多くの若者が助けられた」っていう史実を表現するため、無名な新人俳優が多くキャスティングされてます。主役はフィオン・ホワイトヘッドっていう黒髪の男の子です。
目を引くキャスティングと言えば、「ワン・ダイレクション」のハリー・スタイルズが俳優デビューをしてるってことと、後はノーラン作品に常連のトム・ハーディやキリアン・マーフィーが起用されてるってとこでしょうかね。























★感想★
まず最初に言っておかなければいけないのは、「気になってる人はすぐに映画館で見ろ!!!できればIMAXで見ろ!!!」ってことです。元も子もない事言ってしまえば、多分DVDで見ても面白くないと思います。
僕は地元のIMAXで2回見てきたんですが、やはり2回目でも映像的な感動っていうのは十分に味わえました。作中の7割以上がIMAXで撮影されてるらしく、映像としても音としても満足感が得られました。ノーラン自身が「映像体験」とか「ゴーグルなしのVR体験だ!」とか言ってるのも納得で、フィルムIMAXとかで見たらどんだけ凄いんだろうとか思ってきちゃいます。デジタルのIMAXでそれなりに満足しちゃってる僕はなかなかの田舎者です。
とにかくノーラン作品は毎回「CGなしのめちゃくちゃな撮影」っていうのがフィーチャ-されるし、ほいでその甲斐あって確かに映像は毎回凄いです。ただ裏を返すとこのIMAX大好きおじさんは「田舎者には冷たい」とも言っていいかもしれませんね。IMAXシアターすらもない田舎の人はどうしろって言うんでしょうか。早い話が「映像を楽しむことに特化しすぎている作品」っていうのが僕の印象ですね。
過去の「ダークナイト」とか「インターステラー」っていうのは、もちろん映像も賛美を受けましたが、ストーリーとしてもディティールが良くできていて、映像凄い映画と言えたと思うんです。しかし今作に関しては、単純にストーリーとしてものすごく面白いかって言われると「う~~ん」っていうのはありますね。もとい。これに関してはノーランに対する過度な期待っていうのも当然にあります。それなりには面白いですが、めちゃくちゃ面白いってわけではないかなって感じ。なので友達に「面白いからこれ見てみ」ってDVDを渡せるような代物ではない。というのが僕の印象です。





ただ!IMAXで見ることが可能な人は是非IMAXで見て欲しい!関西の人は大阪のレーザーIMAXで見て欲しい!!俺は見たことないけど!!






やっぱね、画面がでかいともちろん迫力が増すし、ストーリー的にもどうしてもドキドキしてしまうというか、「嫌な予感しかしない」っていう1時間半です。この尺で収めたのはノーランの得策と思います。次から次へと主人公が命の危機にさらされる展開はまさに観客側もハラハラさせられるし、こんなんが2時間も3時間もあったら疲れてしょうがないです。このサイズでバッチOK。
そのハラハラっていうのに関して言うと、音楽が良かったですね。ずーっと「ズンズンズンズンズンズン」と音楽とも効果音とも言えそうな不穏な音が作中ずっとしてて。背景音とかも含めて完全に静かになった瞬間っていうのは多分作中通して1回か2回くらいだったと思います。この背景音楽っていうのが極めて効果的だなと思いました。常に気を抜けない状況が観てる側にも浸透してきました。
ほいでね、このノーランっていう男やっぱちょいと憎いなって思ったのは、時間軸の件ですね。陸・海・空の3パートの話が進んでいくんですが、微妙に時間軸がずれてて、終盤でやっとそこが噛み合う構造になってるんですね。映像体験と言っておきながら頭を使わせるっていう抜け目の無さです。この構造にする事によって一番得をしたのはずばりトム・ハーディでしょう。めちゃくちゃカッコ良く見えます。はい。色んな所から文句を言われていた空軍の兵士とは思えないくらいイケメンに描かれてます。



あと、印象的なビジュアルを精製する能力というのがこの人はズバ抜けてるなって思いました。冒頭街中を行脚する兵士たちの後姿、圧倒的な数のエキストラを使った桟橋、波の花で埋め尽くされた浜辺、飛行機に乗せたIMAXカメラからの映像・・・・とにかくね、何か今まで見たことないような、興味を持たずにはいられないショットが多く見られました。単純に印象的な映像を撮ることが天才的って言って良いと僕は思います。「世界が嫉妬する」って表現も、実はそこまで言い過ぎでもないような気がします。過去のどの作品よりもそう思いました。
ってか「引き」の画が凄いうまいのかな。アクションシーンとかはあんまりうまいイメージないし。戦争映画を撮るにしても、ドンパチやり合うタイプの作品にならなかったのは正直そこも理由のひとつなんじゃね?と思ってます。完全に個人的な意見です。





そして!最後に申し上げますが、僕がこの映画を見終わって最初に思ったことを申し上げます。
それは「ノーランは戦争って言うものに対してどういった考えを持ってるのかな?」っていう疑問です。見終わってすぐ抱いた印象は、「何かステレオタイプのアメリカ戦争映画っぽいな」です。「大英帝国サイコーーーーーー!!!!」みたいな着地になってて、「あ・・・うん・・そっか・・・そうなんだ・・・」と少し引いてしまう自分もいました。
僕自身そんな「戦争を映画にするなんて戦争を軽視しすぎ!!!」みたいなお堅い考えとか別にないんですよ。ただインタビューとかであまりにも「観客は戦場を体験することになる(キメ顔)」「1人の兵士になった気持ちになるんだ(キメ顔)」みたいなことばっか言ってるんで、そこまでエンターテイメント性に突き抜けた発言ばっかしてていいのかな?とは少し思っちゃいました。僕個人的にはその部分は別にどうでもよくて、やはり「大英帝国サイコー」着地をどうしてもうまく飲み込めなくてですね。印象について少し左右されちゃいました。













と色々言いましたが、とにかく一見の価値は間違いなくあると思います。日本国内の映画館ではほぼどこで見ようと縦に40%の映像が削減されちゃうっていう悲しい現実はありますが、それでも見てみる価値はありますよ。「映画館で見るべき映画」と言えると思うし、そういう作品をそういう作り方で仕上げたノーランという男はまさに「映画人」と言える人物だと思います。





みんな!近くの劇場へダッシュだ!!!!























お試しあれ!!!







ダンケルク    2017年 イギリス・アメリカ・フランス・オランダ

ジャンル:戦争
  監督:クリストファー・ノーラン

どうも!僕です!!久々の更新でございます!!


今日はこちら!!

かみさま


「神さまの言うとおり」です!2014年の日本映画で、謎の死のゲームに参加させられる高校生を描いたスリラー(?)作品。
監督は三池崇史。前回の「無限の住人」に続いてのご紹介です。
主演は福士蒼汰くん。彼も「無限の住人」出てましたね。船の錨みたいなの持って一生懸命戦ってました。
その他出演は神木隆之介、山崎紘菜、山本涼介、染谷将太、リリー・フランキーなどなど。声の出演で前田のあっちゃんやダチョウ倶楽部、トミーズ雅なんかも出てます。





ちなみになんですが、三池作品が連続なのはたまたまですよ!

























ってことで中身は。サクっと説明すると世界中の高校生たちが何故かいきなり死のゲームを連チャンでさせられるってお話です。





1st STAGE   ダルマさんがころんだ(VSダルマ) 
決まり手:主人公瞬(福士蒼汰)によるダイビングダルマの背中のボタン押し


2nd STAGE 招き猫への鈴付け(VS招き猫)
決まり手:瞬のジャンプシュート→こぼれ球を天谷(神木隆之介)がオフェンスリバウンドからの強烈ダンク


3rd STAGE  かごめかごめ(VSこけし)
決まり手:瞬の周囲の声録音→再生という連続技による反則勝ち


4th STAGE 本当の事言うゲーム(VS白熊)
決まり手:出題者が嘘つきという本末転倒企画であることへの瞬の鮮やかな指摘


Final STAGE 缶蹴り(VSマトリョーシカ)
決まり手:瞬が缶を蹴る


Extra STAGE アイスの当たり棒引き
決まり手:瞬が運良く当たり






ってな感じで、結局瞬と天谷だけが生き残ったのでした。
















おわり

















★感想★
いや~ひどいもんですね。めちゃくちゃですよ。
まず各ゲームのフォーマットが酷い!ダルマさんが転んだに関してはまぁ良いです。かごめかごめについても適当に言っても25%の確立で当たりますし、ルールも単純明快だし理不尽さもないからOK。問題はまず招き猫。これに関しては超謎。結局鈴は「つける」ではなく「通す」が正解なので、ただの無理ゲーです。猫の生態についても筋が通ってない気がするし、背中がかゆいってなんだよ。ずっとかいてれば楽勝やんけ。
次に白熊。コイツはもう論外です。嘘つきのパラドックスという根深い哲学の話をしなければならなくなります。結果としてコイツは嘘つきですから、「嘘つきは嫌い!」とか言ってることすら嘘になるし、「じゃあ正直者が好きなのか?」ってことになると、でも正直者を実際殺してるし・・・だから・・・・え~~~~っと・・・・となりますわな。ここも一貫性が無い。



んで結局一番の問題はね、この超理不尽ゲームを主人公たちが幾ばくかの説明だけでこなしていくってとこなんですよね。「いやお前らスペック高すぎだろ」と。何なら感傷的なムードになる時間とかまで割いちゃってたりして結構余裕あるじゃねぇかと。




作品全体に言えることです。「一貫性の無さ」。


こちらをご覧ください。

バスケ部



高瀬





コイツらどうせすぐ死ぬんで役柄はどうでも良いんですが、問題は「この人はこういう人ですテロップ」です。登場人物全員にこういう配慮があるなら良いんですが、すぐに死んじゃうこの2人にだけこういうのがあるんです。結婚式の余興の大してつまらないVTR見せられてるみたいで不愉快極まりなかったです。
っていうかホントになんで?これ?なんでこういうことが起きるの?すぐ死ぬサインっていう風に解釈しても、この2人の死には作中の重さに相違がありますから理由にはなりません。純粋に「何で?」って思います。出来上がったのを見たときに関係者が誰も違和感感じないのが不思議でなりません。これ何か意味があるなら知ってる人教えてください。僕が何かを見落としてるかもしれませんし、知識が足りないかもしれませんから。知ってる人ホントにお願いします。



話を戻して、一貫性の無さで言うとそもそも主人公瞬の性格がよくわからないですね。ひ弱な優男なのか勇敢なTHE漢なのかがさっぱり。僕の当初の印象では「ダラダラと生きているスポーツも何もしてない半端な気の小さい男の子」って感じだったんですが、そういう描写もあれば「お前ぇ!」とか言って荒れる描写もあるし、運動神経万能な所もあれば極めて秀でた状況認識能力+柔軟な発想力も兼ね備えているという・・・。何だただの天才かって思いました。早い話がご都合主義ですよね。コイツはピンチを100%回避できる星の下生まれてます。だいたい学校の屋上で憂さ晴らしの為に不要になったコップをひたすら壁に投げ続けるって完全キチガイですよね。この普通じゃ無さが作品通して継続されてればまだよかったんですが、急に奇行に走るからホント意味不明。







ただ今回MVPをあげたいのはコイツ!

平良


山本涼介演じる平良という男なんですが、コイツは立方体に閉じ込められたところから登場します。割と小さめの声で会話をしていた瞬と高瀬に対し、「少し静かにしてくれないかぁ」と神経質かつ利己的な要望を言い放ち、ノートパソコンでベクトル解析におけるヘルムホルツの定理により物理的アプローチを試みている、ということをわざわざ忙しい中丁寧に説明してくれます。ちなみに僕なりに調べてみたところ、ヘルムホルツの定理っていうのはベクトル解析の定理の一つであり、逆を言うとベクトル解析以外にヘルムホルツの定理っていうのはないので、なんか必要以上に説明が多いです。頭悪い人に多い傾向ですかね。不要なことをベラベラよく喋るっていうのは。

でやっぱりコイツはかなりの馬鹿。「結局どうするんだ!!!」と瞬が尋ねたところ、「次のゲームを待つしかない」と断言されます。とりあえずコイツにはヘルムホルツさんに謝って欲しいです。意味ないやんけ。
平良くん曰く、ゲームによって馬鹿が駆逐されるのがたまらないのだとか。



そんな平良くんの前にコケシ倶楽部・・・ではなくコケシ軍団が登場し、かごめかごめをもちかけます。
すると平良くん意外と古風なところがあるのか、諸説ありますが推定200年以上前から伝わるこの古来の遊びに対し・・・・






























面白そう

「面白そうだ・・・・・・・」





めっちゃワクワクしてます。
















いざ始まってみると、平良くんは超無策。当てずっぽで適当に名前を言って見事不正解。25%の正解を引き当てることができず、床に頭を叩きつけられる刑に処されます。完膚なきまでに駆逐されてます。

なかなか活字で雰囲気を伝えるのは難しいので是非見て欲しいです。ここまでダサいキャラが映画史上いたのか・・・。それくらいのお馬鹿さんです。お笑いとしては100点。






っていうかこの立方体に軟禁されてるシステムがよくわからなくて、何でお前ら閉じ込められて変な服着せられてるわりにパソコンとか携帯は持ってんだよ、と言いたい、小1時間問い詰めたい。はい。そんな感じです。







あとね、最後の缶蹴りなんですが、これはもうゲームのフォーマットが酷い!成立してないんです!!
5人で行うんですが、逃げる側は日没の時点で逃げ切れば勝ち。鬼は日没の時点で3人以上捕まえていれば勝ち。但し、缶蹴りの缶は蹴ると爆発するという仕組み。

人間関係の構図として、主人公チーム(2人)VS天道学園チーム(2人)VS天谷(1人)という構図になってるんですよ。作中はたまたま天谷が鬼になったのでゲームが成立しましたが、例えば主人公瞬が鬼になったとすると、かなりの高確率で「いちか(ヒロイン)と組んで天道学園チームと天谷を捕まえよう作戦」になると思うんですよね。鬼2人対逃げる側3人という構図です。こうすれば3人全員捕まえれば後は2人とも条件を満たして生き残れますから。これは天道学園チームのどっちかが鬼になっても同じです。つまりあまりに巨大な抜け道があるルールなんですよ。馬鹿じゃねぇのと。


もう一つ問題なのは捕まった人が入れられる牢屋と缶を置く場所が1~2mくらいしか離れてないんですよ。「え?捕まってる人たちを解放するために勇気を持って蹴るのに、これじゃ蹴ったら全員死ぬんじゃね?」と思っちゃうわけです。んで、「あ、何かこれ嘘くせーな」と暗に感づいてしまうんですね。あまりにも地理的スケールに違和感がありすぎます。この地理的スケールに関してはそもそも大問題があって、ゲームにおけるフィールドの広さが全くわからないんです。マジで。「ハンガーゲーム」的な広さ風で話が進んでるんですが、小学校のグラウンド程もないくらいの狭~~~い空間でやってるようにしか見えないんですよ。広さがわからないから話が見えない。だからワクワクもしないってなもんです。











あとね、登場人物が必要以上の時間をかけて何の効果も無いセリフを喋るというシーンが非常に多いです。どういうことかと言うと。こちらをご覧ください。


文字



「カギで扉開けたならおわり」


ここまでの作品の流れで、「あ、次はカギで扉を開けることを目指すんだ」ということはどんな人でもわかるようになってます。

わかります。どんな人でも絶対わかります。つまり作中の登場人物でも容易に事態を飲み込めるわけです。





なのにさ、瞬という男は「カギで・・・・・扉開けたなら・・・・・・・・・・・・おわり・・・・・。」と、なんかボソボソといまだに衝撃を受けてというか、面食らった様な朗読してます。何?馬鹿なの?いつまでびっくりしてんの?せめて黙読にして。




こう言った無駄なセリフシーンがかなり多いんですよね。要するにあれです。ドラマとか映画ででよくある、感傷的なシーンで相手に向かってその人の呼称を言う演出です。「か、母さん・・・・・」みたいな。絶対言わないですよね現実では。そういう非現実的なやつです。



要所で際立たせる演出としてならギリ許せないでもないですが、あまりに不要な独り言が多すぎてバラエティの再現VTRでも見てるかのようです。目の前に見えた文字をいちいち声に出して読みやがって、お前は駅の広告も全部声に出して読むのかと問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。











というわけで、トータルすると脚本と演出が極めてドイヒーな作品と言えますね。今まで紹介したどの作品よりも酷い気がします。漫画原作だと色々要素詰め込み過ぎてワケわかんないってなるのはよくあることですが、それにしても酷すぎる。
俳優陣も特別頑張ってた感じもしなかったですし。神木隆之介くんが一番頑張ってたようにも見えましたが、そもそも役柄的にちょっとやりやすさもありますしね。登場人物としても俳優としてもちょっと浮いてたかな。





まぁ全て監督の責任じゃないですかね。あと編集さん。なんか色々おかしいとこ多すぎ。世界中の高校生がテロに遭ってるのに、東京のごくごく一部の話にしか見えませんから。世界中なら外人を出せ外人を。
三池監督はちょっと映画撮りすぎて各作品に力分散しちゃってるんじゃないですかね?1年に2本も3本も映画撮るのはいいけど、もうちょっとクオリティ上げてほしいです。実力者なので、さすがに自覚があると思っちゃうんですよね。だから手を抜いてる印象です。いち映画ファンとしては、今後に期待してますけどね。

















ジョジョに関しては不安しかないです!!!

































お試しあれ!!
















神さまの言うとおり     2014年  日本




ジャンル:サスペンス
  監督:三池崇史
  出演:いろいろ

どうも!!僕です!!久々の更新でございます!!


今日はこちら!!



「無限の住人」です!現在公開中の時代劇アクションで、同タイトルの人気漫画の実写映画化作品。不老不死の体を持つ主人公が、逸刀流という不良剣客組織に父親を殺された凛という少女に用心棒を依頼され、逸刀流との激しい戦いに身を投じていく・・・というお話です。


監督は三池祟史。このブログでは「クローズZERO」シリーズを紹介しました。

主演はそう、皆さんご存知キムタク。以前「SPACE BATTLESHIP ヤマト」という屈指の駄作を紹介しました。今回の作品の知名度がそこそこあるのも、結局のところこの人の影響が大きいでしょうね。SMAP解散後初の映画主演で、俳優木村拓哉としての真価が問われる作品です。

その他出演は、杉咲花・福士蒼汰・市原隼人・戸田恵梨香・市川海老蔵などなどとても豪華です。製作陣にも「ラスト・エンペラー」のプロデューサーとして有名なジェレミー・トーマスが参加していたりと、なかなかの気概が伺えます。















話の展開としては、まぁ皆さんが想像するとおりで、お侍さんたちがギッタバッタとやり合う・・・っていうお話です。省略。











































★感想★
まず大前提として言っておきますが、漫画の実写化において「原作と比べてどうだ」という論評はしないようにします。これは今作だけじゃなくてね。ジョジョとかも見に行こうと思ってますけど、どんな有名作品の映画化だとしても、「映画単体としてどうか」っていう目線で僕は見てますのであしからず。

ってことで今回の作品がどうだったかというと、「不死身って何?」っていうのが一番ですね。僕のイメージとしては不死身っていうのは腕がちょん切られてもすぐブシュッって新しいのが生えてきて、痛みとかも全然感じない、まさにバケモノっていうものだったんですが、今作における不死身ってのは本当にあくまで「死なないだけ」って印象。切られたら普通に痛いし、血もバンバン出るし、フラフラもします。「え?キムタク死ぬんじゃね?」って思うほどです。とは言ったものの「まぁ死なねーんだろうな」とは思って見てましたけどね。

っていうか作品全体として、ストーリー展開に信憑性を持たせる裏付けが全く無いんですよね。万次が凛の為に逸刀流と戦う理由とかもマジ意味不明です。「死んだ妹に激似だから」的な雰囲気出しるけど、その死んだ妹も実は妹じゃなくて殺した相手の嫁さんで、精神崩壊してたからずっと一緒にいて面倒見てあげてる・・・という。「ベルセルク」でいうところのキャスカ状態になってるわけですよ。意味不明な行動を理由に更に意味不明な行動に出るという意味不明インフレが起きちゃってます。ここらへんは時間をかけて描けばそれなりに見てる側の心情に色々と訴えかけることもできたのかもしれませんけど、何にせよ描写が少ない。恐らくは、原作に則ったストーリー展開を無理矢理2時間半の中に詰め込んだからなんでしょう。まぁよくある話ですよ。

ここらへんが理由でおかしい所が色々あってですね、逸刀流の剣士たちのバックボーンとかも全く見えてこないんですよ。で、恐らくそこらへんは三池監督も気づいたんでしょうね。よりにもよってその登場人物の歴史を本人に説明口調で喋らせるというマジックをやってのけるんですよ。「俺は百姓の息子で・・・」とか言って。馬鹿かと思いましたよホント。キムタクが「お前のことなんか聞いてないです!」とツッコミを入れた瞬間はちょっと笑いそうでした。
ルックスもそうですし、武器とかも魅力的なのを持ってる人が多かったんですが、描写が少ないせいで全部すべってましたね。逸刀流当主の天津ですら、「すげぇ重そうな船の錨みたいなの持ってるけど馬鹿なのかな」って思えちゃいました。逸刀流という団体自体が、馬鹿と百姓の息子とロリコンがいる集団っていう風に見えちゃうんですよね。魅力的なグループというよりは、単なる変わり者の集まりです。

と同時に主人公万次ですらもちょっと魅力が弱かったです。作中通してのこの人の印象は、「本当はそこまで強くはないけど不死身になったおかげでちょっと強くなった人」なんですよね。
僕が期待してたのは、不死身になったのを良いことに防御のことなんか一切考えず、切られながらもバシバシ斬りまくる・・・!!という痛快お侍エンターテイメントだったんですが・・・。蓋を開けてみるともう痛がる痛がる。「う・・・・うぉ・・・」とかずっとうめき声上げてるし。「お前どうせ死なねーんだから心配すんなよ」と言ってあげたくなります。


詰め込み過ぎ問題で言うと、やはり個性豊かな逸刀流の敵たちがあまりにも扱いが雑でしたね。みんなポッと出てすぐ死ぬ感じ。個人的には市原隼人演じる尸良(しら)というキャラが一番雑だったなと感じました。呼んでないのに2回も出てきて暴れまわった割りに「結局何だったのか・・・」という残尿感しか残りませんでした。最後腕がカニみたいになってましたからね。「テラフォーマーズ」のロシアの人のコスプレって感じでした。


殺陣自体もかな~り退屈でした。相手の一太刀をガードする→腹or首を切るor刺すの繰り返しです。いかんせん最終決戦は敵の数が多いもんだからもう繰り返す繰り返す。最近「ワイルド・スピード アイスブレイク」を見たばっかりだったから余計につまんなく感じました。もっとジェイソン・ステイサムみたいにパルクールっぽい動きとか色々してよ!!!と思いましたけど、時代劇には無理な注文ですかね。







ささ。こっからはキムタク問題について触れていきますね。ご存知の方も多いかもしれませんが、この「無限の住人」なかなか興行収入がよろしくないみたいです。僕が行ったときも地元で一番大きな劇場に行ったのですが、その中で一番小さいスクリーンに追いやられ、その中でもお客さんはチラホラ・・・。3割くらいしか埋まってなかったです。
エンターテイメント業界の専門家から言わせると「キムタクの時代は終わった」とか「ジャニーズ事務所側がうんぬんかんぬん」とか色々言われているわけですし、ネット上でも「キムタクがほにゃらら」とか色々言われてますよね。
確かに今作でのキムタクの演技がどうだったかと聞かれれば、「んー・・・まぁ・・・キムタクだよね・・・」としか言えないです。新境地を切り開くものは感じられなかったし、彼特有の「軽さ」みたいなのも健在でした。このポップさみたいなのは彼の魅力ともいえる部分ですし、「まだそれやってるの?」と言われてもなかなか難しいもんですよね。
僕のスタンスとして、アンチキムタクなのか応援する側なのか。どっちなのかと聞かれても「どっちでもない」としか言いようが無いです。歌がうまいわけでもないのによく売れるなーとは思ってましたけど、別にSMAP好きでも嫌いでもないですし、解散も嬉しくも悲しくもないです。
そんな僕が今回の作品の責任的なものがどこにあるかと聞かれれば、僕は製作陣が悪いと思いますね。さすがに時間的スケールに無理があったと思います。ここはるろ剣みたいに2~3部作品じゃないと難しかったかな。でもそこまで有名でもない作品をそこまでするのもなかなか難しかろうし・・・とは思いますが、尺的に難しかったとしてもどうにか何かを削ってそれを補う何かを足さないと、もはや作品として成立してない域まで達するレベルですよ。
少なくともキムタクが「そういう部分を個人的なパワーでどうにか補える役者ではない」ということはわかりましたが、今作単体としての欠点の部分はもはや役者でどうこうできるレベルではなかったと思います。これをワイスピとかガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとか帝一の国とかクレヨンしんちゃんとかと同じ時期にぶつけて来るなんて正気の沙汰じゃないです。勝つ気ナッシング。






ギリッギリ見れる作品です!












不死身ってのは大変だなと思った僕でした!!




















お試しあれ!!







無限の住人   2017年  日本

ジャンル:アクション
  監督:三池祟史
  出演:キムタク   他

どうも!僕です!!



今日はこちら!!

サウルの息子





「サウルの息子」です!2015年のハンガリー映画で、ナチス政権によるホロコースト時代のアウシュヴィッツにて、わが子の死体を見つけた男サウルがユダヤ教流の葬儀で弔おうとする物語。
当時のアカデミー賞での外国語映画賞をはじめ、カンヌなど多くの映画賞で評価された作品です。



監督はネメシュ・ラースローという人で、長編映画デビュー作だそうです。
主演はルーリグ・ゲーザ。その他出演はユルス・レチン、モルナール・レヴェンテ等々ですが、まぁはっきり僕は言って知らないです。すいません。






















ってことで中身に入るんですが、今回は割愛します。何か活字で伝えるにはなかなかあれなんで・・・。





































★感想★
率直に言いまして、面白い面白くないと簡単に区別できない作品であると思います。それは製作者側の意図でもあると思いますが、「これを見てあなたはどう思いますか?」という一種の啓発系作品じゃないかなと思います。
まず見た人誰もが思うであろう独特な演出の1つが、とにかくカメラが近い!!もうず~~~~っとサウルの横1m弱くらいの所にカメラがあります。んで近すぎてサウルの向こう側のピントがずれちゃって、何が起こってるのかよくわからないんです、いやホントですよ。この技法自体は好みが分かれる気もしますし、フラストレーションになる人がいる気もします。
で、ただ大事なのは、「何かよくわかんないけどこれってアウシュヴィッツじゃね?これから虐殺があるんじゃね?」とは確実に思えるということ。んで、「見えてないけど断末魔は聞こえる」ってのが結構ミソと言いますか、ここで現場のサウルよろしく罪の無い人々が無惨に死んでいくのをただただ見送るしかできない・・・という何とも言えない虚しさがこちら側にも来るわけですよ。ちなみにサウルはゾンダーコマンドっていう特別扱いされた捕虜で、簡単に言うと同胞の虐殺を手伝わされてる捕虜です。そして時が来れば彼らゾンダーコマンドも他のユダヤ人同様殺されます。
このゾンダーコマンドという悲しき特殊部隊を描いた映画っていうのがまず少ないし、ドイツとしてはなかなか掘り返されたくない部分でしょうし、こういったアウシュヴィッツのさらに切り込んだ闇の部分を描くということが、この作品そのものを極めて意義深いものとしていることは言うまでもないでしょう。
ストーリーそのものを見ると、少なからずサウルにやきもきしてしまう人もいると思います。僕も少し感じました。っていうか僕がその場にいる同胞だとしたら、サウルのことブン殴ってると思います。「それどころじゃねぇ!!!」とね。
要するにこの作品の根幹をなす部分としては、
死者へ鎮魂の祈りを捧げる事も許されず埋葬してあげる事も許されない究極の非人道的不条理と、それでも必死に息子を弔おうとするサウルはある意味生者をも犠牲にしようとしてしまっている。究極の二対、生と死という究極のジレンマ。これこそが作品の奥底の部分と思います。
生きるって何だ。死ぬって何だ。答えの見えない問いを、少しだけでも考えるきっかけをくれるのがこの作品と思います。大半の人が生に執着する中で、サウルだけは息子が死してなおその肉体の扱いに究極の敬意を払おうとしていた。しかもアウシュヴィッツという文字通りの地獄で。というところが、僕は何かツーーンと来る部分がありましたねぇ・・・。
















久々に意義深い映画を見たことで、いつになく真面目な僕でした・・・。


























お試しあれ!!









サウルの息子    2015年  ハンガリー




ジャンル:ドラマ
  監督:ネメシュ・ラースロー
  出演:ルーリグ・ゲーザ
     ユルス・レチン
     モルナール・レヴェンテ

どうも!僕です!!

今日はこちら!!


フューリー



「フューリー」です!!2014年のアメリカ映画で、第二次大戦末期の米軍戦車「フューリー」の乗組員の死闘を描いた戦争映画です。



監督はデヴィッド・エアー。以前「スーサイド・スクワッド」というクソ映画を紹介しました。


主演はブラピ。最新作「マリアンヌ」に引き続きのご紹介です。
その他出演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ、「アントマン」のマイケル・ペーニャ、「ハリー・ポッター」のジェイソン・アイザック、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッド等々でございます。














ってことで中身。










下火になってきた第二次世界大戦。ドイツ軍が「総力戦」と称し、女子供をも兵士とする肉弾戦へと移行しようとする頃。
米軍の戦車・フューリー号に乗り組むのは以下の面々

  • ドン(ブラッド・ピット)・・・リーダー
  • バイブル・・・敬虔なクリスチャン。砲撃手。
  • ゴルド・・・ヒゲ面。操縦手。
  • クーンアス・・・ヘラヘラした頭おかしそうなヤツ。装填手。
そして戦死したもう一人の操縦手の補充役として、元はタイピストの非戦闘要員ノーマンが加入します。




メンバー







オリジナルメンバーの4人は家族同然に絆が深いのですが、当然新人のノーマンとは溝があります。




しかし、激しい戦闘を繰り返しノーマンが活躍することでその溝は埋まっていきます。








ドンの中隊は戦略上重要な十字路の確保を任されますが、道中で敵の砲撃に遭い中隊は壊滅寸前。フューリー1機だけが残る形となります。





どうにか十字路に辿り着きますが、フューリーは地雷を踏んでしまいます。と、そこに大量のドイツ兵達がやってくることがわかり大ピンチ。


ドイツ兵





しかし、彼らは任務の為に命を投げ出す覚悟で300人近くの敵と戦うことを決意します。


















激闘の末、ノーマン以外は全員死にます。フューリー乗組員のおかげでドイツ軍の作戦は失敗に終わるのでした・・・。




















おわり


















★感想★
ん~イマイチですね。
やっぱ一番は感情移入要素がうまく働いてないってとこにあると思います。
まず単純に、ドンのバックボーンがあんまし見えてこないから「何故そこまでして戦うのか」ってとこに疑問を感じてしまいます。意外と彼に関する描写ってのがあんまし多くないもんだから、彼の強さの裏付けも戦う理由もSSを忌み嫌う理由もよくわからないんですよね。そんな状態で「ドイツ兵を迎え撃つ」っていう宣言をされても「うん。何で?死ぬよ?」ってなるわけです。このシーンは他の乗組員が「何でだよ!!死ぬ気か!?」とか言って押し問答をして、何かしらの理由を見出してからじゃないとやっぱ見てる側に気合は入らないですよね。「オレの家だから」っていう文言だけではちょっと弱いです。妙に感傷的なムードを漂わせて「やるかぁ」みたいな空気出されても、「そこは雰囲気で解決ぅ!?」とツッコミを入れずにはいられないですよ。まぁ戦争ってそういうもんなのかもしれないけどさ。

戦車のバトルシーンはそれなりに面白いんですよ。あんまし戦車同士の戦いって見ないから新鮮でしたしね。形が似てるから何がどうなってるのか少しわかりづらかったりもするんですが、俯瞰視点のシーンはなかなか面白いです。これは素直に面白かった。戦車から顔を出して無線で指示をするのって実は結構カッコイイなと思いました。


ただねー。「え?」って思ったのがあって。これは僕軍事マニアでも何でもなく、むしろどっちかと言うと疎いほうなんで間違った認識かもしれません。その上で聞いてください。
最後のバトル。もう大量のドイツ兵が虫みたいにウジャウジャ出てきてもう本当に四面楚歌状態の戦いです。もちろんそんな状態になることは全員承知の戦いですよ。罠とかを仕掛けるくらい時間があったんですが・・・。途中で30口径の予備が必要になるんですが、「外にあるからちょっと取ってくる」って展開になります。何で?何で外にあるの?何で車内に置いておかなかったの?これはちょっと意味がよくわからなかったです。どう考えても砲台だけで敵を殲滅できるとは思えないし、そんなの絶対車内の備えておくべきと思うんです。車内の見た感じはね、どう見ても置くスペースが無いっていう事情は通じないようにしか見えないんですよね・・・。この点、もし明確な回答持ってる方いらっしゃったら是非教えてください。
っていうかラストバトルのシーンは夜になるタイミングもめっちゃ変でしたし、何か色々と腑に落ちないんですよね。一番の盛り上がり所なのに。ドンは何で銃を2,3発くらっただけじゃ死なないのかを教えていただきたいし、急にドイツ兵が静かになるのも理由がよくわからないし、最後の優秀な狙撃手は最初何してたんだっていうかそもそも誰なんだとか・・・。何かしっくり来ないんですよ!

あと作品全体の印象としては、戦闘シーンどうこうよりも、兵士のオフ場面の描写が結構多くて何か少し独特な雰囲気だなと思いました!ここは多分人によって好みが分かれるところなんでしょうけど、僕としては嫌いじゃなかったですね。何故か見入ってしまう不思議な空気感でした。




総評といたしまして、監督自身が書いてる脚本が悪いですね。ただ彼は、つじつまとかは別として、何かカッコイイ画とか雰囲気を描き出すのはうまいと思います。
この作品にしてもタイトル・エンディングや作中のBGMとか印象的な画とかっていうのは結構僕は好きでした。ただそこらへんの好感があるが為に脚本のモロさが余計にガッカリっていう悪影響もあるのかもしれませんが・・・。
この監督は海軍出身の超コワモテおじさんで、撮影も色々と大変らしいですけどね。大変な思いしてこの仕上がりっていうのがまぁ・・・ほら・・・あの・・・ね・・・。















まぁそんなこんなで意外と見たこと無い人多いジャンルとは思いますよ!戦車映画!ガルパンとかも流行ってるし見てみてはいかがでしょうか!



















お試しあれ!!















フューリー  2014年  アメリカ




ジャンル:戦争
  監督:デヴィッド・エアー
  出演:ブラッド・ピット
     シャイア・ラブーフ
     マイケル・ペーニャ
     ジェイソン・アイザック
     スコット・イーストウッド






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どうも!僕です!!


今日はこちら!!






「マリアンヌ」です!

現在公開中のアメリカ映画で、第二次大戦中に恋に落ちたカナダ人工作員とフランス人工作員の悲劇的恋愛を描いたラブストーリー。


監督は巨匠ロバート・ゼメキス。このブログで言うと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「キャスト・アウェイ」を紹介してます。
主演はブラット・ピット。最近「悪の法則」を紹介しましたね。
ヒロインを演じるのは「インセプション」「ダークナイト・ライジング」「サンドラの週末」等に出演しているフランス人女優マリオン・コティヤール。
その他出演は、「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のマシュー・グッドなんかが出てます。













ってことで中身。ネタバレがいやな人はご注意を。






















第二次大戦真っ只中。カナダ人工作員マックス(ブラピ)は、ドイツが制圧していたフランス領モロッコはカサブランカに潜入。そこでフランス人工作員のマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と偽夫婦を演じつつ、ドイツ大使を暗殺するというミッションに臨みます。





大使暗殺は無事成功。そして擬似夫婦体験から本当に愛し合ってしまった2人は、ロンドンに戻り本当の夫婦となります。







戦争は続くものの、子供も授かり幸せな生活を送っていたマックス。しかしある日上官から呼び出され衝撃の言葉を打ち付けられます。



「お前の嫁さん、多分ドイツのスパイだよ。情報筒抜けになっちゃうから殺してね。殺さなかったら嫁さんもろともお前も死刑だから。」








との事。








焦るマックス。そして彼は独自に捜査を開始し、マリアンヌが本当にスパイかどうかハッキリさせようとします。









ほんで結果は黒。しかし最愛の妻を自らの手で始末するなんて鬼畜なマネはできないマックス。子供と三人で高飛びをしようと企てます。
しかし出発直前で軍幹部に見つかります。

もはやこれまでと悟ったマリアンヌ。愛娘アナの事をマックスに託し自害します。





悲しみにくれるマックスでしたが、その後アナの事をしっかりと育て上げ、自身の夢だった牧場を手に入れアナと幸せに暮らしたのでした・・・。

















おわり

















★感想★
ん~まぁそこそこって感じですかね。見れる程度には仕上がってますが、娯楽作品の域は脱してないというか・・・。何かこう感動感涙し得る要素っていうのが抜け落ちてる気がします。
っていうかまず根本的に、時間的スケールが明らかに足りないもんだからそこまで悲劇的に見えないんですよね。妙にサクサク物事が進んでるように見えてしまって、完全に他人事にしか見えなくて、つまりは感情移入しづらいかな、と。「大体この女と知り合って何年かしか経ってないんでしょ?」と思ってしまって・・・。感情の高まりと時間は必ずしも比例はしないというのは百も承知です!しかしそれを踏まえてもちょっとしっくり来ないですね。
まずマックスとマリアンヌが恋に落ちる瞬間っていうのが結構唐突なんですよね。「え?もう?」って感じです。その直後の砂嵐に囲まれる車内での濡れ場っていうのがハイライトの一つなのは言うまでも無いんですが、それはストーリー展開というよりも単純に置かれた状況と映像美の産物と思います。
「SPACE BATLLESHIP ヤマト」のキスシーンが頭をよぎりましたが、さすがにあそこまでは酷くないですね。

妙にサクサク問題でいうと、これは作品全体で言えることなんですがドイツ軍が弱すぎる!!!とにかく弱い!マックス1人にボコボコにやられまくりです。異常なまでのマックスの強さに拭い去りがたい違和感がつきまといます。


っていうかアクション・謎解き・恋愛という三つの要素が絡み合う作品なんですが、ハッキリ言ってバランスが悪いですね。各要素が活きるのではなく、単純に良さを消し合ってます。言ってしまうと、どういう作品に仕上げたかったのかがよくわからないくらいに色んな要素と色んなシーンがぶつかり合ってます。その要素単体で見るとそれなりに楽しめるんですが・・・。いや、やはり恋愛要素が弱いですね。ここの描写が必要量に達していないが為に作品全体のバランスに違和感が発生してると思います。
構成でいうと、(時間は計ってないんですが多分)二人が恋に落ちるまでよりもその後の「マリアンヌがスパイかも」謎解きに時間が多く割かれているばっかりに、感動よりもサスペンス的要素が勝ってしまってると思うんですよね。でも最後は感動的に終わっちゃうんで結果として「はい?」ってなってしまう気がします。
ちょっと「怒り」っぽい雰囲気になっていくんですが、あれは人間模様と謎解きを同時にうまく描けてたからまだよかったのであって、今作は・・・。う~~ん・・・。



まとめますと
  • 恋に落ちるまでが早い。ぬるい。
  • 後半の謎解きがメイン。その間に感情移入要素が少なすぎる
  • そんなんで感動的に仕上げられても困る

こんな感じですかね。っていうかそもそもマックスとマリアンヌだって人殺しまくってるんだから、戦争映画並に絆とか戦う理由とかを描いてもらえないとやっぱラストで死なれてもなかなか泣けないですよね。
あと細かいこと言うと、やっぱ乳母は誰がどう見ても怪しいよ。
















ってな感じで書いていきましたが、決して見れないくらいに酷い作品とかってわけではないですよ!ゼメキスらしく、「あ、何かここうまいCG使ってんな」と思わせるところもありますし!

















まぁそんなには面白くはないけど!!!


























お試しあれ!!





















マリアンヌ   2017年  アメリカ


ジャンル:ラブストーリー
  監督:ロバート・ゼメキス
  出演:ブラット・ピット
     マリオン・コティヤール
     マシュー・グッド




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どうも!僕です!!


今日はこちら!!
ビリギャル




「ビリギャル」です!2015年の日本映画で、ベストセラーノンフィクション「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」の実写化作品です。





監督は「いま、あいにゆきます」「涙そうそう」の土井裕泰。最近で言うと「逃げ恥」の演出もしてたみたいですね。

主演は「あまちゃん」の有村架純ちゃん。その他出演はチビノリダーこと伊藤惇史。意外とこのブログ初登場。後は目ぼしいところで言うと仲間由紀恵の旦那さんの田中哲司や、吉田羊、安田顕ってとこでしょうか。







ってことで中身。








虐められっ子の小学生さやか(山田望叶)は、私立の中学へ転校
    ↓
勉強しなくても大学までエスカレーターなので、さやかは色気付き始める
    ↓
全く勉強しなくなったビリギャルさやか(有村架純)が出来上がる
    
さやか




周りの大人は父親も含めてさやかを屑呼ばわり
    ↓
タバコで無期停学になったさやか、大学へエスカレーターできないかも説
    ↓
じゃあ塾へ行って別の大学へ行こう!
    ↓
塾講師坪田(伊藤惇史)と出会う
    ↓
坪田、さやかの馬鹿さ加減にやや戸惑うも無理矢理目標設定
    ↓
慶応大学を目指すことに














こんな感じで、さやかの受験生活がスタート。
周囲に支えられながら、さやかは高2の夏休みから猛勉強。





そしてついに慶応大学へ合格を果たしたのでした・・・。














おわり
















★感想★
号泣。号泣でした。凄く良い作品でしたよ。
何が良いのかっていうと、この作品には特別な事象ってのが一切無いと思うんですよ。単なる名古屋の下町の話で、平たく言うとスーパーマンが1人もいない。極めて卑近な世界の極めて卑近な人間達のお話なんですよ。
強いて言えば講師の坪田とお母さんのあーちゃん位が凄い人間かなって思うけど、見方によっちゃさやかの友達もすごいし、お父さんや弟、妹にだって凄さはある。そしてその凄さっていうのは実は我々一般人達も経験したことある、もしくはこれから経験しうる凄さなんです。凄さ・・・ってのはちょっと違いますね。「強さ」って感じかな。
そして登場人物全てに共通するその強さっていうのは、ずばり「滅私」ですね。これに尽きると思います。



母・・・一番菩薩に近い。いつでもさやかの味方。授業料の為に夜のパートもはじめる。
父・・・自身が叶えられなかったプロ野球選手と言う夢を長男龍太に託す。プレッシャーをかけすぎて龍太はパンクするが、その事を受け入れ今まで放置してきたさやかの為にプライドを捨てて尽力。
龍太・・・親父のプレッシャーを跳ね返せず野球の道を挫折し半グレとなるが、さやかのお陰で秒速で更生。親父には今までのお礼を言い、実家の車屋を継ぐ決意をする。
まゆみ・・・さやかの妹。蚊帳の外感が凄いけど、何一つ文句を言わない。
坪田・・・どうしようもない学力のさやかを見捨てず、常に寄り添いながらわかりやすくモチベーションをアップさせる。他の塾生にもそれぞれに合った接し方をする教育者の鑑。彼らの趣味の把握のためなら、睡眠時間も惜しまない。
さやかの友達・・・常にさやかと夜遊びをしていたが、さやかの勉強の邪魔にならないよう受験が終わるまではあ遊ばない宣言。もちろん絶交ではなく、ただ待っているだけ。陰ながら応援をする。




どうですかこの滅私軍団。凄いですよね。滅私。やろうと思えば誰でもできること。しかしそれが実は何より難しい!大人なら誰もが知っていることです。



そして一番の滅私がもちろんさやか。
皆多かれ少なかれ経験ありますよね。勉強というものの苦しさっていうのを。それを!あの!あのさやかが!しかも慶応!
たとえ担任に馬鹿にされようと!!
たとえ父親に馬鹿にされようと!!
たとえ弟に馬鹿にされようと!!

彼女は続けるわけです!嫌いな勉強を!!



この周りからの罵倒を、さやかは持ち前の軽さでいなしていくわけです。そしてドンドン学力はアップ。

しかし元々低い偏差値を上げるのは、恐らく超絶デブがダイエットをするのと一緒で最初は割とサクサク行く。しかしある時壁にぶつかります。伸び悩みですね。

サイドストーリー的に父親と龍太の親子野球劇場もあるわけなんですが、同時期にこの親子鷹も崩壊します。
こっちの話がまた良くてねぇ。もうめちゃくちゃ染みるんですよ。心に。
「親」というものの切なさと、「高校生」という大人とも子供とも言えない絶妙な年齢の切なさ。



親思う 心にまさる 親心





この句がぴったりですかね。しかし子供だってちゃんと考えてるんだぜぇ。そう言いたくなる様な一幕です。


メインストーリーとサブストーリーが同時期に壁にぶち当たりますが、方向は違えど共にハッピーエンドとなります。
僕はこう命名します。スクラップ&ビルド型ファミリームービーです。これっきゃない。家族の絆って強いんだなぁ。うんうん!って感じです。




作品全体として非常にリズムが良いんですよ。かと言って妙にサクサク行き過ぎてる違和感も無いし、けれでもうざったい心に残らないしょうもない語りシーンとか変な間とかほぼ無いです。強いて言えば、さやかが政策学部の合否を確認するシーンの間延びがやや気になったくらいです。「いや、受かってるんでしょ。知ってるからそこは。」となりました。
ただここはちょっと良くも悪くもで、受験って合格の瞬間の喜びを想像して頑張るわけじゃないですか。だからこっちはそこを早く見たいのに、あえて「焦らし」たとも思えますね。坪田と喜ぶシーンはめちゃくちゃ泣けましたし、何より「やるな」と思ったのは最愛の母、あーちゃんと喜ぶシーンを一切見せないんですよ。ここは確かに想像を膨らませたい部分でもあるし、見せない美学ってとこでしょうか。その分あーちゃんとクソ親父が抱き合うシーンがありまして、もうここは完全に堤防決壊です。






エンディングもすっごい良くてね。サンボマスターの「可能性」って曲をキャスト達が歌いながら終わります。ここまで抜かりが無かったからこそ、「良い映画だったなー!!!」と気分良く終われたんだと思います。




俳優陣もなかなか良かったです。有村架純ちゃんが意外にハマり役でしたね。清純そうな顔つきの子が色気づいてる事で余計に「本当は良い娘」感がなかなかあったと思います。いちいち「○○っしょ?」って喋るとことかも、何かそれらしく思えましたね。伊藤惇史も良かったですが、僕の中では田中哲司が一番良かったんです。この年の日本アカデミー賞では何も受賞してないみたいですが・・・。まぁ役どころがアレだしね。








ということで久々にべた褒めな作品でした。
「頑張るって大事!」と思える、勇気をもらえる作品でしたね!誰でも普通に楽しんで見れる作品と思いますよ!









お試しあれ!!












































ビリギャル  2015年  日本




ジャンル:ドラマ
  監督:土井裕泰
  出演:有村架純
     伊藤惇史
     吉田羊
     田中哲司
     安田顕



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