プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

デヴィッド・エアー

フューリー

どうも!僕です!!

今日はこちら!!


フューリー



「フューリー」です!!2014年のアメリカ映画で、第二次大戦末期の米軍戦車「フューリー」の乗組員の死闘を描いた戦争映画です。



監督はデヴィッド・エアー。以前「スーサイド・スクワッド」というクソ映画を紹介しました。


主演はブラピ。最新作「マリアンヌ」に引き続きのご紹介です。
その他出演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ、「アントマン」のマイケル・ペーニャ、「ハリー・ポッター」のジェイソン・アイザック、クリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッド等々でございます。














ってことで中身。










下火になってきた第二次世界大戦。ドイツ軍が「総力戦」と称し、女子供をも兵士とする肉弾戦へと移行しようとする頃。
米軍の戦車・フューリー号に乗り組むのは以下の面々

  • ドン(ブラッド・ピット)・・・リーダー
  • バイブル・・・敬虔なクリスチャン。砲撃手。
  • ゴルド・・・ヒゲ面。操縦手。
  • クーンアス・・・ヘラヘラした頭おかしそうなヤツ。装填手。
そして戦死したもう一人の操縦手の補充役として、元はタイピストの非戦闘要員ノーマンが加入します。




メンバー







オリジナルメンバーの4人は家族同然に絆が深いのですが、当然新人のノーマンとは溝があります。




しかし、激しい戦闘を繰り返しノーマンが活躍することでその溝は埋まっていきます。








ドンの中隊は戦略上重要な十字路の確保を任されますが、道中で敵の砲撃に遭い中隊は壊滅寸前。フューリー1機だけが残る形となります。





どうにか十字路に辿り着きますが、フューリーは地雷を踏んでしまいます。と、そこに大量のドイツ兵達がやってくることがわかり大ピンチ。


ドイツ兵





しかし、彼らは任務の為に命を投げ出す覚悟で300人近くの敵と戦うことを決意します。


















激闘の末、ノーマン以外は全員死にます。フューリー乗組員のおかげでドイツ軍の作戦は失敗に終わるのでした・・・。




















おわり


















★感想★
ん~イマイチですね。
やっぱ一番は感情移入要素がうまく働いてないってとこにあると思います。
まず単純に、ドンのバックボーンがあんまし見えてこないから「何故そこまでして戦うのか」ってとこに疑問を感じてしまいます。意外と彼に関する描写ってのがあんまし多くないもんだから、彼の強さの裏付けも戦う理由もSSを忌み嫌う理由もよくわからないんですよね。そんな状態で「ドイツ兵を迎え撃つ」っていう宣言をされても「うん。何で?死ぬよ?」ってなるわけです。このシーンは他の乗組員が「何でだよ!!死ぬ気か!?」とか言って押し問答をして、何かしらの理由を見出してからじゃないとやっぱ見てる側に気合は入らないですよね。「オレの家だから」っていう文言だけではちょっと弱いです。妙に感傷的なムードを漂わせて「やるかぁ」みたいな空気出されても、「そこは雰囲気で解決ぅ!?」とツッコミを入れずにはいられないですよ。まぁ戦争ってそういうもんなのかもしれないけどさ。

戦車のバトルシーンはそれなりに面白いんですよ。あんまし戦車同士の戦いって見ないから新鮮でしたしね。形が似てるから何がどうなってるのか少しわかりづらかったりもするんですが、俯瞰視点のシーンはなかなか面白いです。これは素直に面白かった。戦車から顔を出して無線で指示をするのって実は結構カッコイイなと思いました。


ただねー。「え?」って思ったのがあって。これは僕軍事マニアでも何でもなく、むしろどっちかと言うと疎いほうなんで間違った認識かもしれません。その上で聞いてください。
最後のバトル。もう大量のドイツ兵が虫みたいにウジャウジャ出てきてもう本当に四面楚歌状態の戦いです。もちろんそんな状態になることは全員承知の戦いですよ。罠とかを仕掛けるくらい時間があったんですが・・・。途中で30口径の予備が必要になるんですが、「外にあるからちょっと取ってくる」って展開になります。何で?何で外にあるの?何で車内に置いておかなかったの?これはちょっと意味がよくわからなかったです。どう考えても砲台だけで敵を殲滅できるとは思えないし、そんなの絶対車内の備えておくべきと思うんです。車内の見た感じはね、どう見ても置くスペースが無いっていう事情は通じないようにしか見えないんですよね・・・。この点、もし明確な回答持ってる方いらっしゃったら是非教えてください。
っていうかラストバトルのシーンは夜になるタイミングもめっちゃ変でしたし、何か色々と腑に落ちないんですよね。一番の盛り上がり所なのに。ドンは何で銃を2,3発くらっただけじゃ死なないのかを教えていただきたいし、急にドイツ兵が静かになるのも理由がよくわからないし、最後の優秀な狙撃手は最初何してたんだっていうかそもそも誰なんだとか・・・。何かしっくり来ないんですよ!

あと作品全体の印象としては、戦闘シーンどうこうよりも、兵士のオフ場面の描写が結構多くて何か少し独特な雰囲気だなと思いました!ここは多分人によって好みが分かれるところなんでしょうけど、僕としては嫌いじゃなかったですね。何故か見入ってしまう不思議な空気感でした。




総評といたしまして、監督自身が書いてる脚本が悪いですね。ただ彼は、つじつまとかは別として、何かカッコイイ画とか雰囲気を描き出すのはうまいと思います。
この作品にしてもタイトル・エンディングや作中のBGMとか印象的な画とかっていうのは結構僕は好きでした。ただそこらへんの好感があるが為に脚本のモロさが余計にガッカリっていう悪影響もあるのかもしれませんが・・・。
この監督は海軍出身の超コワモテおじさんで、撮影も色々と大変らしいですけどね。大変な思いしてこの仕上がりっていうのがまぁ・・・ほら・・・あの・・・ね・・・。















まぁそんなこんなで意外と見たこと無い人多いジャンルとは思いますよ!戦車映画!ガルパンとかも流行ってるし見てみてはいかがでしょうか!



















お試しあれ!!















フューリー  2014年  アメリカ




ジャンル:戦争
  監督:デヴィッド・エアー
  出演:ブラッド・ピット
     シャイア・ラブーフ
     マイケル・ペーニャ
     ジェイソン・アイザック
     スコット・イーストウッド






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スーサイド・スクワッド

どうも!僕です!!

今日はこちら!!





「スーサイド・スクワッド」です!!

現在公開中のアクション映画で、「DCコミックス」内のヴィラン(悪役)で結成されたチームが減刑の交換条件の下に危険なミッションに挑戦するという作品。「DCエクステンデッド・ユニバース」の3作目にあたる作品です。









監督は「フューリー」のデヴィッド・エアー。
主人公デッド・ショットを演じるのは皆さんご存知ウィル・スミス。このブログで言うと「インデペンデンス・デイ」です。
その他キャスト、何と言ってもこの作品の広告塔となっているハーレイ・クインを演じるのがマーゴット・ロビーです。以前「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を紹介しました。
バットマンの宿敵ジョーカーを演じるのは「ミスター・ノーバディ」「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャレッド・レト。
その他には、「ホステル」シリーズのジェイ・フェルナンデス、「ロボコップ」のジョエル・キナマン、そしてバットマン役としてベン・アフレックも出演しており結構豪華です。


















★感想★
んーDCシリーズまたしてもやっちゃったなって感じです!前作「バットマンVSスーパーマン」とはまた違った駄作感!!!
いや、とりあえずやたらと展開が早いのは据え置きですね。

今作の何が問題って、スーサイド・スクワッドの連中はデッド・ショットとハーレイ・クイン以外影が薄すぎる。いくらなんでも。ハーレイ・クインのキャラは良いとしても、その他のキャラ立ちっていうのが完全に足りてないですね。作品冒頭の説明みたいな部分が、ただのアリバイ作りにしか見えないです。

っていうかそもそも「こいつらホントにそんな悪人なの?」って思っちゃいます。すげー良いお父さんがいたり、やたらビビるヤツがいたり、なんか終身刑3回とか食らう程のとんでもない悪党の集まりにはどうしても見えないんですよね。キラー・クロックに至ってはもう悪党っていうかただのバケモノですし。
で、ここらへんから派生してくる問題ってのが結構厄介で。悪党っていう感じが見えないせいなのか、妙にサクサク物事が進んでいくようにどうしても見えてしまう。しかも大したアクションでもなく、ただ単純に銃を撃ち合うか殴りあうかを見せられるだけ。まぁ退屈で仕方ないんですよ。で、なんか苦戦したっぽいリアクションしてるけど全然普通に倒して。「はぁ?」って感じです。
ここはやっぱり悪党っぽくさ、命乞いしてる敵を笑いながら殺しちゃうとか、もう既に死んでる敵を執拗にボコボコにするとかさ、そういう犯罪者集団ならではの演出っていうのが絶対に必要だったし、そういうのが描かれていれば、少なくとも今までの勧善懲悪ヒーロー物とは違ったカタルシスが感じれたはずなんですよ見てる側は。「悪党」だからこそできたアクションとか演出って絶対あったはずなんですよ。昔のワルの仲間が助太刀してくれるとかさ。1種の「人間性悪説」に訴えかける何かが欲しかったですね。何普通に倒してんだよ。バカか。
ただここは監督イヤらしいなと思ったんですが、「悪党が故」みたいなのはちょっとは入れてるんですよ。ただそれっていうのは道端で歩いてていきなりショーケースを壊して鞄を手に入れるとか、「車盗んで帰るけど乗ってく?」みたいなので、ホントアリバイって感じ。そういうとこに気が回ってるなら本線もちゃんとしとけよ。どこをターゲットにしてるのか意味不明です。
っていうか上記のアリバイ行動を起こしたのはハーレイ・クインで、彼女だけが前述の「悪党っぽさ」みたいなのを唯一理解して行動できてる感じでした。
これは監督の責任でもあり、俳優陣にも責任あると思いますね。「君たち主旨わかってる?」って聞きたくなりました。普通のヒーロー物と思ってるのかなって感じ。

作中通して良かった点と言えばホントにハーレイ・クインくらいで、彼女もまぁ及第点くらいですよ。もっと大暴れできたと思います。意外とそんなにぶっ飛んでないです。

なんか音楽も統一性が無かったですね。HIP-HOPが流れたかと思ったら急に最後QUEEN流したり。「ハーレイ・クイン」だからかな?とかも思いましたが、でもなんで「ボヘミアン・ラプソディ」なのかはわかりまへん。まぁメイン・テーマ曲みたいだからいいけどさ。






とにかく全体的にバランスが悪い!何をしたいのが全く伝わってきませんでした。
そもそも敵がただの地球外生命体みたいなヤツなんだから、リスクおかして犯罪者使うんじゃなくて「バットマンとかフラッシュ使えば良くね?」と思っちゃいます。



犯・罪・者・で・な・い・と・イ・ケ・ナ・イ・理・由!!
犯・罪・者・だ・か・ら・で・き・る・こ・とってのを見たいんですよこっちは!!!!(厭味っぽく)

全っっっっくわかってない!!全然ダメ!!!












「バットマンVSスーパーマン」は少し扱いにくいテーマだったからしょうがないかな~とかも思ってたんですが、今回はシンプルなテーマだから少し期待してたんです!それが故に残念。

僕の中ではDCユニバースシリーズは3連敗です。やべぇぞこれは。


ただ、DCユニバースの次回作は「ワンダーウーマン」が予定されてます。
マーベルユニバースでは女性単体物は出てませんから。巻き返しを狙うとしたらここはターニングポイントと成り得るかも。ならない気はするけどね。





あ、あと海外映画監督に言いたいんですけど、作中に日本人を日本人として使うなら、最低限日本語を使える人をキャスティングしてください!見るからに日本人のおっさんに片言の日本語を話されると、さすがに笑わずにはいられないし、違和感がハンパない!手ぇ抜くなバッキャロウが!!!!















そんなこんなでIMAXじゃなくて普通の映画館で見ればよかったと差額を後悔した僕でした!















お試しあれ!!











スーサイド・スクワッド   2016年  アメリカ



ジャンル:アメコミ
 監督:デヴィッド・エアー
 出演:ウィル・スミス
    マーゴット・ロビー
    ジャレッド・レト
    ジェイ・フェルナンデス
    ジョエル・キナマン






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