どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ブラザーフッド



「ブラザーフッド」です!2004年の韓国映画で、朝鮮戦争の最中に葛藤する兄弟を描いた作品。
監督は「シュリ」のカン・ジェギュ。
W主演は「アジョシ」のウォン・ビンと「スッキダカラー」で日本でもお馴染みのチャン・ドンゴンです。
このブログで度々紹介しているチェ・ミンシクも出ています。










久々の戦争映画の紹介ですが、朝鮮戦争が題材のものは初めて。ということで例によって解説ページを作りましたので参考までに。










クリック!!↓↓↓

猿でもわかる朝鮮戦争














時は1950年。ソウルで暮らす兄弟ジンテ(兄:チャン・ドンゴン)とジンソク(弟:ウォン・ビン)は、貧しいながらも家族と仲良く暮らしていました。

歴史が動いた6月25日、朝鮮戦争が開戦。ジンソクは強制的に徴兵され、それを止めようとしたジンテもまた同様に徴兵されてしまいます。

徴兵




北朝鮮からの激しい攻撃を受ける最前線に配置される二人。ジンテは体の弱いジンソクを除隊してもらえるよう頼みますが、もちろん受理されず。

そこでジンテは考え方を変え、自分が活躍して勲章をもらえばジンソクが除隊されると考えます。そして彼は自分から率先して危険な任務に志願するようになっていきます。

チームワーク・仲間や捕虜の命を度外視し、ただ自分が勲章を得るために奮闘するジンテにジンソクは理解を示しません。ジンテはジンソクの為にやっていることなのですが、2人はいつしか衝突し合うようになります。


それでも着々と実績を重ねていくジンテは、ついに勲章を得ます。韓国軍も躍進し、韓国側の勝利で戦争も終結かという所で戦況は一変。中国の介入により北朝鮮側が再び勢力を伸ばしてきます。

中国



戦線がソウルに迫っていたこともあり、ジンテとジンソクは別行動ながらも実家の家族の様子を見に行くことに。しかし保導連盟事件によりジンテの婚約者ヨンシン(イ・ウンジュ)は殺されてしまいます。
救出を試みたジンソクは拘束され、捕虜として監禁されます。





なんやかんやあって、ジンテはジンソクが殺されたと勘違い。韓国軍にブチギレモードとなったジンテは、人民軍の旗部隊に寝返り、今度は韓国の敵として活躍しちゃいます。

その事実を知った実は生きているジンソク。最初は「あんなクソ兄貴知るか」のスタンスでしたが、ジンテの手紙を読み、彼は本当はまだ心優しい兄のままだったと知ります。そしてジンソクは除隊目前にも関わらず、ジンテの目を覚まさせる為激闘の最前線へと向かいます。




最前線でジンテと再会を果たしたジンソクでしたが、ジンテは既にバトルジャンキー状態。彼はジンソクを敵としてしか認識しておらず、ここで世界一悲しく世界一激しい兄弟喧嘩が行われます。




そしてついに目を覚ましたジンテ。ジンソクが生きていると知った彼は驚愕し、そしてジンソクに先に逃げるように指示し、自分は後で韓国側に投降することを伝えます。



彼の言葉を信じ先に戦場から退散するジンソク。
悲しく機関銃を打ち続けるジンテ。そしてジンテは激しい銃撃により命を落としてしまいます。



最期









そして現代。ジンテの遺骨が発掘され、年老いたジンソクは数十年ぶりにジンテと再会します。
そしてそこには、ジンソクの名前が刻まれた思い出の万年筆が残っているのでした・・・。





















おわり










★感想★
どんだけ悲しいお話なんだよって感じです。結局戦争というのは、するしないをお偉いさんが決めてその被害を一番被るのが一国民である、ということが如実に出てる作品です。
まぁ見てる側としても徴兵の仕方から何から納得いかないことばかりで、はっきり言って見ていてカタルシス感じれるところはほぼ皆無です。韓国作品らしい独特の冷たい雰囲気の中で繰り広げられるドラマと、その中で必死に奮闘し結局はただ「生き延びる」ということだけに執着する悲しい兄弟。なんと胸の締め付けられることか。

でね、結局「戦争は悲惨」っていうことを凄くよく伝えられてる作品なんですね。その最たる部分がリアルな戦闘描写!明らかに「プライベート・ライアン」から影響を受けていると言わざるを得ませんが、まぁ「プライベート・ライアン」はその後の映画を大きく転換させたスーパーエポックメイキング作品なのでそれはしょうがない。それに遜色無いとまでは言いませんが、この作品もかなりリアル。韓国っていうお国柄か使用してる銃は全て本物だそうで、なおかつ音とかもリアルだし、何と言っても僕的に一番重要な人体欠損描写!ここが結構よく出来てる。
要するにね、銃で撃たれるっていうのは胸を撃たれて「ぎゃ~~」じゃないんだってことで、腕がもげたりとか足がもげたりとかするわけですよ。それとか生きながらに体を燃やされたりとかね。そういった嫌な部分、絶対自分に降り注いで欲しくない事態をこれでもかと描いてますよ。そんな地獄の様な地に無理矢理連れて来られた平凡な兄弟。そして必死に弟を守ろうとする兄。
つまりリアルな戦闘描写+地獄で奮闘する悲しき兄弟愛。この2要素をうまく描けてる時点で映画としては及第点クリアです。








で、ただね。じゃあこれが僕の「心の1本」になるくらいまでいいかっていうとそうでも無いんだなこれが・・・。

戦闘描写が良いって言ったんですけど、そのリアル部分を見せようとし過ぎているのか、アップがやたら多い気がする!つまりは引きの画が少ない!どういうことかっていうと戦況がわかりづらい!構図がどうなってんだよこの状況!となっちゃうんですね。いや、普通の映画なら別にいいんですよ。ただ戦場という言わば陣形とかが重要な舞台に置いては、ある程度の予備知識がほしいですよね。まぁ僕の理解力が足りなかったのかもしれないですけどね。ここはまぁいいや。近いと迫力あるしね。
で、僕が一番気になったのは、ジンソクはどの程度体が弱いのか?って事。なんか最初のほうはちょっと攻撃受けただけではぁはぁ息切れというか放心状態みたいになってたのに、だんだん強くなって行くというか、なんか無かったことになってる様な気がするんですよね。処方されてる感がまるで無いというか・・・。まぁここはね、その異常なまでに弟を心配する兄の一応の理由として活きては来るんですけど、いくらなんでも後半ほったらかしな気がしてね・・・。







まぁただいちゃもんです!こんなのは!
とにかくどんどん狂気じみてくるチャン・ドンゴンの演技とかはホントよかったですよ!序盤の仲良し兄弟の描写がちょっとホモっぽくてあれだったけどまぁよかった!
序盤といえばね、やっぱその「仲良し描写」における川遊びシーンとかはもの凄い哀愁誘ってくれてよかったです。後半の悲哀感みたいなのを一層煽ってくれるし、何より印象的な画として仕上がってたのでグーでしたぜ。










そんなこんなでなかなかのクオリティの作品でした!戦争、良くない!!!


















命をかけてジンソクを守ります   ジンテ



















お試しあれ!!





ブラザーフッド   2004年 韓国


ジャンル:戦争
   監督:カン・ジェギュ
   出演:ウォン・ビン
       チャン・ドンゴン




映画評論・レビュー ブログランキングへ