どうも!僕です!!

今日はこちら!!






「劇場霊」です!

現在公開中のホラー作品で、AKB48のぱるること島崎遥香が主演していることで話題の作品。監督は「リング」シリーズの中田秀夫です。
その他出演は足立梨花や劇団EXILEの町田啓太など、人気役者が露骨に起用されてる感じです。




ちなみにこの作品は同監督のデビュー作「女優霊」という作品のリメイク作品です。













あ、今回はネタバレももちろんですがAKBファン特にぱるるファンの方は見ない方がいいと思います!















では中身。





若手女優の沙羅(ぱるる)は、欧州貴族の殺人鬼エリザベートを題材とした舞台に出演することになります。
若手女優の世界っていうのはなかなか厭らしいもので、汚い人間ドラマみたいなのが繰り広げられていきます。


稽古中のある日、女性スタッフや警備員などが謎の死を遂げ、劇場全体が不穏な空気に包まれます。




そしてその矛先はついに主人公エリザベート役の葵(高田里穂)へ。彼女は何故かひとりでに動き出す小道具のマネキンに追いかけられ、屋上から足を滑らせて死んでしまいます。




意外と全員切り替えが早いもんで、主人公の代役は沙羅に回ってきます。ところが沙羅は
  • マネキンが明らかに何か変だと気付いている
  • S○Xしようとした脚本家(小市慢太郎)からの誘いを断ってしまう
以上の点から主役の座を降ろされてしまいます。


沙羅の代役は香織(足立梨花) に決まりますが、どうしてもマネキンのことを調べたい沙羅。スタッフの和泉(町田啓太)と共に、人形の製作者のところへと向かいます。




彼の話を聞くに、どうやら呪いっぽいということがわかりますが、解決策は「わからない」とのこと。


とにかくヤバいってことで、2人は再び劇場へ戻ってきます。






戻ってくるとちょうど舞台のプレ本番みたいなことをしているところでしたが、焦る沙羅はお構いなしに舞台に突入。



当然一悶着あるんですが、いろいろあってついにみんなの前でマネキンが暴れまわります。








「ちょうだい・・・」

















「ちょうだい・・・」




























「何を?」とは当然誰も聞かず。劇場内をみんなが逃げ回りますが、スケベ脚本家は殺されてしまいます。
















わりとあっさりめの捕物の末、最後は沙羅が「ちょうだいちょうだいって・・・・あげないんだから!!」というあまりにもどストレートかつ単調な映画史に残るキメ台詞と共に、普通に尖ったモノをぶっ刺すという呪いなんて全く関係ない殺し方で事態は終息します。














1年後、沙羅は女優として着々と成功を収めていき、多くの仕事をもらえるように。
しかし彼女のロケ現場には、まだ例のマネキンの顔が残っているのでした・・・。














おわり



















★感想★
まずざっくりした印象を言うとですね、「そこそこの人が見に来てそこそこ金儲けできればいいかな」くらいにしか思ってない作品だなと思いました!ここまで雑~な印象の作品は稀です僕の中で。
いろいろ納得のいかないことが多すぎまして。

まずね、人の死が軽いんですよ。めっちゃくちゃ。
だってさ、劇場内で変死体が発見されたら当然警察が来ますよね?するとスケベ脚本家が「稽古したいからもういいでしょ?」みたいなこと言ってすぐ舞台にスイッチ切り替えるんですよ。
いやいや、普通に考えて現場検証とかもっと時間がかかるんだから全然稽古どころじゃないでしょ。しかも警察も「む、むぅ・・・」みたいな事言って静止できてないんですよ。この無能刑事が!
その後主人公役葵が死んでも、沙羅以外は「何で死んだか」よりも「次の主役は」ってとこに目が行っちゃってサクッと葵のこと忘れちゃってるんですよ。いやいや、確かに葵はちょっと嫌なヤツだったけどせめて通夜には行ってあげて。
っていうかさ、マネキンが襲ってくるんですけど、死ぬほど足が遅いのに捕まえれることは10,000,000歩譲って別にいいとしても、やっぱ攻撃方法がチューっていうのはこれいかがなもんですかね。この殺人マネキンはチューしてなんか人のオーラみたいなのを吸い取って殺すんですよ。「うわっ!怖くなっ!」と思いましたね。何故最後に少し愛があるのか意味不明。
っていうかマネキンが動き出すまでは脚本家が散々大暴れしてるんだからさ、そいつの死ぬところ見せろよ!!!例えばさ、脚本家がS○Xを匂わせるときにもう女優とかにバンバン無理矢理チューしちゃって、ほいでその対比というか皮肉った感じでコイツがチューで殺されちゃうっていう方が何か良くね?それをね、脚本家が足引きづられてどっか連れて行かれるところで終わりなんですよ。もっと見せてよ!!!そいつ結構重要だったんだから!!!

まぁこの他にもいろいろあるんですけど、これらの事を全て忘れ去らせてくれる級の驚愕のラストがあるんですね。


前述の通り「ちょうだいちょうだいって・・・・あげないんだから!!」っていう決め台詞と共に普通に鋭利なものでぶっ刺すというね・・・。

「ちょうだいちょうだいって・・・・あげないんだから!!」

これはね、ホント近年稀に見る気の利いてない台詞ですよ。こっちはもう「う・・・うん!」としか言えないですよね。考えてみれば絶妙に普通の台詞。そういった意味では少し気の弱めな普通の女の子沙羅の決め台詞としては合ってるのか・・・とか思ったんですけど、いやいや今まで散々違和感あることしかして来なかったんだから、ここはもっと思いっきり斜め上に飛び跳ねていいはず!やっぱり意味がわかりません。








で、いよいよ腫れ物に触れるような話に入っていくんですが・・・。













えーぱるる問題ですね。
まぁ映画初主演ってことらしいですが、僕お世辞にもこの子の演技が良いとは言えないと思うんですよね。
なんかね、表情があんまし区別つかないっていうか。笑った顔と嫌がる顔の区別がつかない感じでした。それと僕が一番思ったのは叫び声。「きゃ~~~~~っ!!!!」っていうのはホラー映画のみならず必要な要素と思うんですが、そのトーンがちょっと高すぎるというか。きゃ~~じゃなくて「き``ゃ``~~」に聞こえるというか・・・。なんか1オクターブ上に行っちゃってて脳天に突き刺さるような声なんですよね。それって本当に怖い時のトーンなのかもしれないですけど、なんか少なくともこの作品には合ってない気がします。
元々「塩対応」が有名らしいですが、要するにいつも低血圧っぽい感じって事でしょ。その低いテンションをそのままキープしつつ演技してどうにかこうにか脈絡を付けてる印象。だから普通のシーンでもなんか違和感がありましたね。

それプラス劇団EXILEの町田啓太もなんかやっぱ舞台っぽい演技に見えてしまって、こっちもイマイチでしたね。




中田監督は、要するにぱるるの素の部分に注目したっぽい事言ってますが見てる側としてはそんなの知ったことか、です。ぱるるが心の奥底に孤独感とか寂しさを感じていてそれが演技に出て客席の怖さを届けるって寸法でしょうが、そもそもこっちはぱるるぱるるとしてみてませんから。先入観無しに主人公を見てるのにそこにぱるるっぽさをぶつけられても困ります。ぱるるのパッと見の普通感ってのは作品に滑らかに入ったとは言いがたく、「こんな地味なヤツが主役張れるとしたら普通は脚本家とヤった後じゃね?」という違和感しかありませんから。ぱるるぱるるっぽさがうまく働いてなく、ぱるるぱるるっぽさを不自然に見せようとして結果ぱるるがスベってます。沙羅は沙羅であってぱるるではない。同様にぱるるぱるるであって沙羅では無いのです。ぱるるぱるるっぽさが本当に出るのはぱるるがカメラの前でぱるるやってるビジネスぱるるの時じゃなくて、ぱるるぱるるやってビジネスぱるるのスイッチを切って家に帰った時です。つまりぱるるの本当のぱるるっぽさを知ってるのはぱるるだけなのです。だからぱるるでもない我々がぱるるぱるるたる部分、いわば本質ぱるるの部分をぱるぱる言ってはいけないのです。

大体ぱるるのぱるるっぽさを買ったみたいに言ってますが、主役オーディションをAKBに限定してやってる時点でどうもきな臭いです。「クロユリ団地」でもAKB使ってますし、何やらホントにきな臭いです。ちなみにどっちの作品も企画は秋元康です・・・。



総括して、キャスティングがおいおいおいって感じになっていて、もの凄く悪い言い方をすると単なる客寄せパンダにしかなってないように見えました。「ぱるる~~きゃわいい~~~」とか「啓太君❤ステキ❤」みたいな。
それは別に大いに結構なんですが、別にどっちとも好きでも嫌いでもない人にとっては「う~ん」になるんですよね。


その証拠かどうかは別として、これは僕的には想定内だったんですが、劇場には中高生ばかりでしたよ。終了後に「怖かった~」って女の子が言ってたのはなんか微笑ましかったですね。「ムカデ人間2」見せたろか、と思いましたけどね。












一応言っときますよ!このブログは僕が100%個人的な見解をただ述べているだけであって、作品や役者さんを貶したりするものでは決してありませんから!!












ぱるる好きにはおすすめです!

















お試しあれ!!
















劇場霊  2015年  日本


ジャンル:ホラー
  監督:中田秀夫
  出演:島崎遥香
      足立梨花
      高田里穂
      町田啓太


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