どうも!僕です!!

今日はこちら!!

クラウン



2013年のアメリカ映画。息子の誕生日を祝うためにピエロの格好をした男が、その衣装が脱げなくなり徐々に豹変し始める、という「ホステル」のイーライ・ロス製作のホラー作品です。



ちなみにこの作品は、とある学生が半分ネタで今作のような「ピエロの衣装が脱げなくなって~~~」というホラー作品の偽予告をイーライ・ロスの名前を無断で使用してyoutubeに載せたところ、それが本物のイーライ・ロスの目に留まり本当に映画化されちゃったというなかなか興味深い背景がある作品なんです。


っていうわけで監督はその無断で名前を使用したジョン・ワッツ。もちろん初めての監督作品ですが、なんと2017年公開予定の新作「スパイダーマン」の監督にも抜擢されてるというからなんともまぁ凄まじいサクセスストーリーでございます。
あと脚本も、ジョン・ワッツと共に動画を投稿したクリストファー・フォードが担当しています。




主演はアンディ・パワーズ。奥さん役はローラ・アレン。どちらもTVシリーズが有名な役者さんです。












では中身。




不動産会社勤務のケント(アンディ・パワーズ)は、自分の管理物件の倉庫からちょろまかしたピエロの衣装を使い、息子の誕生日パーティーを盛り上げます。


しかしパーティーが終わっても衣装が脱げない!!


もはや鼻すら取れない!!


取れない






鼻は無理矢理ちぎったものの、衣装は皮膚に張り付いて全く取れません。っていうかケントの体調も徐々におかしくなっていきます。







調べていくうちに、この衣装は悪魔の皮膚であり、身に着けたものは悪魔になっていくということがわかります。

ちなみにピエロというものは元来はかなり凶暴な悪魔であり、冬には洞窟に篭り毎月1人ずつ子供を食っていた程残虐だそうです。現在こそ周囲がその恐怖を忘れ去ってしまった為にピエロは道化となりましたが・・・。




自分の危険を感じつつ家族の危険も考えたケントは、1人逃避行します。













でも子供を食べたい!!!!

食べる




元来の悪魔ピエロへと徐々に変身していくケント。無性に腹が減るし、食べたい衝動を抑えることができません。



ちなみにこの悪魔ピエロケントを呪縛から解き放つためには、5人の子供の生贄が必要だとか。








そんなわけでケントは、自分で衝動を抑えるよう努力しつつも確実に子供を食らっていきます。


そしてケントは悪魔ピエロLv.99に。

最終形態




最後の5人目の生贄に彼が希望したのは何とわが子のジャック(クリスチャン・デスティファノ)。当然必死に守る妻メグ(ローラ・アレン)。








最後はメグが泣く泣く最愛の夫を殺害し、ジャックは無事守られました。

絶命したケントの肉体からピエロの衣装がはがれ、悪魔の皮膚は大事に保管されるのでした・・・。













おわり








★感想★
一言で言うと「ザ・フライ」っぽい。っていうのもケントの断末魔というか死に様がね、まさに「ザ・フライ」なんです。ドロドロ溶けていって変な色した体液を垂れ流すというね。最後にケントがメグに助けを請うところとかも「ザ・フライ」でブランドルがヴェロニカに自分を撃てと言ったシーンにどこか似てます。っていうか最後に急にケントの意識が戻ってくるので、そういう演出をしたかったから半ば無理矢理入れたように見えなくもなかったですね。
まぁこの手の作品が「ザ・フライ」みたいなクラシック作品に影響を受けてるのはしょうがないとして、それ抜きに作品としてどうなんだってことなんですが・・・。う~ん。どうも設定が一人歩きしてるというか・・・。いやいや全然ストーリーの展開としては納得してるんだけど、なんか山場があんまし無かったかな~って思いましたね。遊具の中でピエロが待ち構えてるシーンはワクワクしたんだけど、そこ以外でなんかこうグッと来る演出っていうのが無かったです。ラストはホラー作品ではもはやお約束の家の中での大バトルが繰り広げられるわけで、そういったところはまぁ普通にいいんですけど。
とにかくね、あんまししっかり見せてくれないんですよねいちいち。もうちょっとピエロが子供をバリバリ骨だけになるまで食べるシーンとか見せてくれたら、それこそまさに相当なカオスであり、かなり印象的な絵になってたと思うんです。この作品で印象的な絵といったら、滑り台からもがれた腕と大量の血が落ちてくるところくらいですかね。じゃあそれをどうもいだのかとか、子供がどんなに怖がってたのかとかの描写が少ないので、詳細な部分はこちらの想像にお任せ状態。ってなもんでそこの想像はあくまでも推測でしかないもんだから、下積みが無い状態でクライマックスに臨むことに。結果怖さ半減って感じで・・・。
全然撮り方が下手とかでは無いと思うんで、単純に「しっかり見せてくれる」だけで大分面白かったと思うんですが。一番痛々しかったのはケントが鼻を無理矢理ひっぺがすシーンですかね。大事なところにグロさが無いんだもん・・・。

まぁ逆に言うとそういった部分の描写を抑えていることで、万人が見れる一種のファミリームービーとして仕上がったとは言えるかもですね!結局グロいの苦手な人はそういう方向の作品は避けてしまいますから、より多くの人が見れる、耐性の無い人でもOKな作品と言えるでしょう!

 
ホラーっぽい、言ってみればベタとも言える演出が、例えステレオタイプだとしてもうまいとは思いました。ただ前述の不満点があるので、僕の中ではそこそこ位の評価ですかね。悪いけど。
ピエロっていう題材はやっぱなかなか恐怖心を煽るテーマだし、ビジュアルの完成度もなかなかだったと思います。そういった良い点もあるので、尚のことストーリーの山場の無さが残念でした。



予想の斜め上を言ってくれる作品では無いかなーと思った僕でした!!


















お試しあれ!!



クラウン  2013年   アメリカ

ジャンル:ホラー
  監督:ジョン・ワッツ
  出演:アンディ・パワーズ
      ローラ・アレン
      ピーター・ストーメア



映画評論・レビュー ブログランキングへ