プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

アメコミ

スーサイド・スクワッド

どうも!僕です!!

今日はこちら!!





「スーサイド・スクワッド」です!!

現在公開中のアクション映画で、「DCコミックス」内のヴィラン(悪役)で結成されたチームが減刑の交換条件の下に危険なミッションに挑戦するという作品。「DCエクステンデッド・ユニバース」の3作目にあたる作品です。









監督は「フューリー」のデヴィッド・エアー。
主人公デッド・ショットを演じるのは皆さんご存知ウィル・スミス。このブログで言うと「インデペンデンス・デイ」です。
その他キャスト、何と言ってもこの作品の広告塔となっているハーレイ・クインを演じるのがマーゴット・ロビーです。以前「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を紹介しました。
バットマンの宿敵ジョーカーを演じるのは「ミスター・ノーバディ」「ダラス・バイヤーズクラブ」のジャレッド・レト。
その他には、「ホステル」シリーズのジェイ・フェルナンデス、「ロボコップ」のジョエル・キナマン、そしてバットマン役としてベン・アフレックも出演しており結構豪華です。


















★感想★
んーDCシリーズまたしてもやっちゃったなって感じです!前作「バットマンVSスーパーマン」とはまた違った駄作感!!!
いや、とりあえずやたらと展開が早いのは据え置きですね。

今作の何が問題って、スーサイド・スクワッドの連中はデッド・ショットとハーレイ・クイン以外影が薄すぎる。いくらなんでも。ハーレイ・クインのキャラは良いとしても、その他のキャラ立ちっていうのが完全に足りてないですね。作品冒頭の説明みたいな部分が、ただのアリバイ作りにしか見えないです。

っていうかそもそも「こいつらホントにそんな悪人なの?」って思っちゃいます。すげー良いお父さんがいたり、やたらビビるヤツがいたり、なんか終身刑3回とか食らう程のとんでもない悪党の集まりにはどうしても見えないんですよね。キラー・クロックに至ってはもう悪党っていうかただのバケモノですし。
で、ここらへんから派生してくる問題ってのが結構厄介で。悪党っていう感じが見えないせいなのか、妙にサクサク物事が進んでいくようにどうしても見えてしまう。しかも大したアクションでもなく、ただ単純に銃を撃ち合うか殴りあうかを見せられるだけ。まぁ退屈で仕方ないんですよ。で、なんか苦戦したっぽいリアクションしてるけど全然普通に倒して。「はぁ?」って感じです。
ここはやっぱり悪党っぽくさ、命乞いしてる敵を笑いながら殺しちゃうとか、もう既に死んでる敵を執拗にボコボコにするとかさ、そういう犯罪者集団ならではの演出っていうのが絶対に必要だったし、そういうのが描かれていれば、少なくとも今までの勧善懲悪ヒーロー物とは違ったカタルシスが感じれたはずなんですよ見てる側は。「悪党」だからこそできたアクションとか演出って絶対あったはずなんですよ。昔のワルの仲間が助太刀してくれるとかさ。1種の「人間性悪説」に訴えかける何かが欲しかったですね。何普通に倒してんだよ。バカか。
ただここは監督イヤらしいなと思ったんですが、「悪党が故」みたいなのはちょっとは入れてるんですよ。ただそれっていうのは道端で歩いてていきなりショーケースを壊して鞄を手に入れるとか、「車盗んで帰るけど乗ってく?」みたいなので、ホントアリバイって感じ。そういうとこに気が回ってるなら本線もちゃんとしとけよ。どこをターゲットにしてるのか意味不明です。
っていうか上記のアリバイ行動を起こしたのはハーレイ・クインで、彼女だけが前述の「悪党っぽさ」みたいなのを唯一理解して行動できてる感じでした。
これは監督の責任でもあり、俳優陣にも責任あると思いますね。「君たち主旨わかってる?」って聞きたくなりました。普通のヒーロー物と思ってるのかなって感じ。

作中通して良かった点と言えばホントにハーレイ・クインくらいで、彼女もまぁ及第点くらいですよ。もっと大暴れできたと思います。意外とそんなにぶっ飛んでないです。

なんか音楽も統一性が無かったですね。HIP-HOPが流れたかと思ったら急に最後QUEEN流したり。「ハーレイ・クイン」だからかな?とかも思いましたが、でもなんで「ボヘミアン・ラプソディ」なのかはわかりまへん。まぁメイン・テーマ曲みたいだからいいけどさ。






とにかく全体的にバランスが悪い!何をしたいのが全く伝わってきませんでした。
そもそも敵がただの地球外生命体みたいなヤツなんだから、リスクおかして犯罪者使うんじゃなくて「バットマンとかフラッシュ使えば良くね?」と思っちゃいます。



犯・罪・者・で・な・い・と・イ・ケ・ナ・イ・理・由!!
犯・罪・者・だ・か・ら・で・き・る・こ・とってのを見たいんですよこっちは!!!!(厭味っぽく)

全っっっっくわかってない!!全然ダメ!!!












「バットマンVSスーパーマン」は少し扱いにくいテーマだったからしょうがないかな~とかも思ってたんですが、今回はシンプルなテーマだから少し期待してたんです!それが故に残念。

僕の中ではDCユニバースシリーズは3連敗です。やべぇぞこれは。


ただ、DCユニバースの次回作は「ワンダーウーマン」が予定されてます。
マーベルユニバースでは女性単体物は出てませんから。巻き返しを狙うとしたらここはターニングポイントと成り得るかも。ならない気はするけどね。





あ、あと海外映画監督に言いたいんですけど、作中に日本人を日本人として使うなら、最低限日本語を使える人をキャスティングしてください!見るからに日本人のおっさんに片言の日本語を話されると、さすがに笑わずにはいられないし、違和感がハンパない!手ぇ抜くなバッキャロウが!!!!















そんなこんなでIMAXじゃなくて普通の映画館で見ればよかったと差額を後悔した僕でした!















お試しあれ!!











スーサイド・スクワッド   2016年  アメリカ



ジャンル:アメコミ
 監督:デヴィッド・エアー
 出演:ウィル・スミス
    マーゴット・ロビー
    ジャレッド・レト
    ジェイ・フェルナンデス
    ジョエル・キナマン






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バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生

どうも!僕です!!

今日はこちら!!






「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」です!!今月25日から公開されてる作品です。

以前紹介した「マン・オブ・スティール」の正式な続編で、「バットマン・ビギンズ」をはじめとするダークナイト・トリロジーはとりあえず置いとくとしてって感じですかね。バットマンに関しては作中結構リブート気味です。まぁキャストから違うしね。

以前からずっと話題だった「その2人を戦わしちゃうかい」とツッコミを入れたくなるような大一番でございます。



監督は前作から引き続きザック・スナイダー。脚本も前作から続投でデヴィッド・S・ゴイヤーが勤めています。


主人公スーパーマンを演じるのももちろんヘンリー・カヴィル。ヒロインのロイス・レインもエイミー・アダムスで継続です。
一方のバットマンサイド。バットマンことブルース・ウェインを演じるのはベン・アフレック。このブログでは「ゴーン・ガール」で紹介しました。執事アルフレッドを演じるのは「運命の逆転」などで知られるジェレミー・アイアンズ。
そして、今作で物語を推進する重要な役柄、ジーン・ハックマンやケビン・スペイシーが過去に演じたスーパーマンシリーズの名悪党レックス・ルーサーを演じるのは「ソーシャル・ネットワーク」のジェシー・アイゼンバーグ。

という楽しみと不安が入り混じるキャスティングでございます。

















★感想★
やっぱりさ!このバトルは無理があるんですよ!!うん!無理!思ってたより全然無理!
まずね、スーパーマンが強すぎるし、敵も強すぎるし、バットマンが単なる人間代表の勇気ある全身兵器野郎って感じになっちゃってて、少し滑稽です。ほんで、ブルース・ウェインが「スーパーマンぶっ殺す・・・」ってなるとことか、なんか全体的に動機付けが不自然な感じもするし、登場人物全員の理解力というか言動の根幹がよくわかんない。何をそんなにイライラしてんだよと言いたくなるんですよ。
「いや、そんなのお前の理解力が足りねぇんだよバカ」と言われればそれまでですが、わからないっていうよりもしっくりこないっていう表現の方が正しいですかね。納得いかないし、そもそもそこまでこねくり回す意味も良くわからない・・・。ダークにしたいんですかねダークに。


まぁバトルが始まってしまえばそれなりには楽しいですよ。っていうか序盤の序盤が以前僕が「マン・オブ・スティール」で言った周りを気にせず街を破壊し過ぎっていう問題がもろに露呈した部分からスタートしてたのがちょっと笑っちゃいました。結局後半その事は忘れてるんですけどね。
結局のところクリストファー・ノーラン関係で僕がいつも言ってる「バカっぽい話を頭良さそうに見せる」ってことにトライした結果バカがバレた・・・みたいな印象ですね。とにかく全てのバランスが悪い。
大体ワンダー・ウーマンとかザ・フラッシュとかの登場も強引過ぎて笑いますよ。


この作品の最終的なメッセージはこれです。





「DCコミックスでもMARVELで言うアベンジャーズみたいなことしまーす♪」









です。もうこれ。絶対これです。まぁそのDCユニバースっていう、DCコミックスのキャラが全部同じ世界ですよーっていうものの一環であるっていうことは謳ってるし、そもそも「ジャスティス・リーグ」と言われるヒーローの集合体の代表的キャラがスーパーマンでありバットマンであり、第一今作で「ジャスティスの誕生」とか言ってるからまぁ全然当然の展開ではあるんですけどね。しかしそれを無理から持ってきてる印象っていうのはどうしても拭えない。



今作が単なるその壮大なシリーズのワンクッションでしかない位置づけに持ってこられてしまうのは否めない気がします。それほどにご都合主義。


プロモーションの割りにクオリティとかが圧倒的に低く、ただ単に「アメコミ系は好きだから全部見ときたいんです!今後の名作のためにも!」って人以外にはオススメできない作品になってますね。
まぁ実際今後数年にわたってこのシリーズが公開されていくんだから、そういう部分を加味すれば多少の観賞価値ってのはあるかも・・・。ホントそれくらいです。


ベン・アフレックとかジェシー・アイゼンバーグとかはすごい良い演技をしていたので、今作のこの体たらくっていうのは完全に製作側の責任と思いますよ僕は。




公開3日目に見に行ったので劇場はそこそこ満員だったのですが、なんとなく全体的に「むぅ・・・」っていう雰囲気はありました。仕方ないよね。どっちかっていうとロードショーで済ませときたいっていうレベルの出来栄えですから・・・。映画史に残る名作とはお世辞にもいえない作品と思いました。





なんとなく重い足取りで、入り口でもらったクリアファイルを握り締めて帰る僕なのでした・・・。

















お試しあれ!!!



バットマンVSスーパーマン  ジャスティスの誕生   2016年  アメリカ


ジャンル:アメコミ
  監督:ザック・スナイダー
  出演:ヘンリー・カヴィル
     ベン・アフレック
     エイミー・アダムス
     ジェシー・アイゼンバーグ


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マン・オブ・スティール

新年明けましておめでとうございます!!


いやーなかなか年末からバタバタして更新ができない日々でした。ごめんちゃい。

本年もなるべく多くの作品をご紹介できるように頑張りますので是非是非ご贔屓にしていただければこれ幸いです!!





そんなわけで新年1発目の紹介はこちら!!

マンオブスティール



「マン・オブ・スティール」です!

2013年のアメリカ映画。皆さんご存知のスーパーヒーロー、「スーパーマン」のリブート作品。
スーパーマンの映画といえばやはり1978年のリチャード・ドナー監督の作品が有名ですが、今作はその他に数多くある作品を全て清算し、1からやり直すという完全な仕切りなおし作品です。



今年2016年にバットマンVSスーパーマンが公開されるので、それに合わせて一度ご紹介しようと思った次第でございます。






監督はザック・スナイダー。以前「300」を紹介しました。

主人公スーパーマンを演じるのは、ヘンリー・カヴィル。実は「007シリーズ」でジェームズ・ボンド役をするかもしれなかったという逸話を持つ人。結局ダニエル・クレイグにその座は奪われてしまったわけですが。

ヒロインロイス・レインを演じるのは「ビッグ・アイ」のエイミー・アダムス。その他はラッセル・クロウやケビン・コスナー、マイケル・シャノン、ローレンス・フィッシュバーンなんかも出演していてなかなか豪華です。













★感想★
一言で言ってね、「暴れすぎ」ですね。近年アメコミ映画が多いので皆さんも容易に想像できると思うんですが、お決まりのような「都市バトル」があるんですね。大都会でドッカンドッカンみたいな。それ自体は別に良いんですけど、ちょっと問題があってね。
スーパーマンっていうのは、我々がイメージする完全無欠のスーパーヒーローっていうものの雛型みたいな人ですよね。力持ちで鋼の肉体を持っていて正義のために戦う、という。
で、もちろん今回もスーパーマンはムキムキのメチャ強なわけなんですが、当然相手も強い。そんな力の強い人たちが高いレベルでせめぎあうわけですから、衝撃がすごい。何が言いたいかっていうと、いくら正義のために戦ってるからって周囲の建物壊しすぎなんです!
結構ね、映画史上稀に見る超超超ド派手なバトルですよマジで。もうドッカンドッカン。ドラゴンボールとかで孫悟空のパンチで敵が岩場とかを壊しながらめちゃくちゃ遠くに飛ばされる描写あるでしょ?あれが実写版で大都会で行われてる感じです。全く遠慮無し。
「それくらい許してやれよ」って思うかもしれませんがそうもいきません。今作は近年のアメコミ映画と同様に少しシリアスな雰囲気で仕上げていて、僕がノーラン映画の時によく言っている「バカっぽい話を頭良さそうに」っていうのに繋がる部分があるんです。今作はノーランがプロデューサーですからね。
ほいでそんなシリアスにシリアスに展開されていて、「力を使うべきか否か・・・」みたいなこと悩んで、もちろん結局使うんですが、使った後にまだ悩んでる!!はぁ!?何なのよ!!どんだけ優柔不断なんや!いちいち「はぁ~使っちゃった・・・」「はぁ~やっちゃった・・・」な構造なもんだから、見てるほうは全く気持ちよくなりません!!!!!!!!!!!!
っていうかそんなこと気にする前にまず周りに気を使いながら戦え!!!どう考えても何千人単位で人が死んでるとしか思えません!!




見てくださいこれ!

戦い


完全に災害レベルです。スーパーマンが殴られたときの衝撃は仕方ないにしても、「お前だけはもうちょっと計算して殴れ」とマジギレしたくなるレベルでしょ。


さすがにこれはね、もはやノイズになってしまう位に気になるポイントです。いくらなんでもやりすぎ。派手っていうか盲滅法やっちゃった結果って感じですね。




で、もうひとつ特に日本人にはノイズになってしまう部分。それがこちら。

セブンイレブン


はい。やってくれたな○!!堂々と宣伝しやがって!これはもはやステマとかいうレベルではなくただの大型スポンサーです。しかも2回くらい出てくるんですよ。作中見たからってお前らがいつも勧めてくるカード作りたくなったりしないから!!!!あんまりでしょこれは!!!!

興ざめでしたね。こんなことして何も思わずにスルーできると思ったんですかね。日本人は絶対に気がつくポイントです。


あとねー、なんか脚本が甘いっていうか、全ての展開がいくら映画だからといってもさすがに許せないくらいに早いんですよね。人々の行動とか心情が変化するタイミングとか。何か急いでるのかな?ってくらいに不自然に早いです。そのくせ前述のように「力を使うべきか否か」ってところはずっと悩んでますからね。ちなみにこの件に関しては最後の最後まで悩んでます。長いわ。





俳優陣はみんなよかったと思いますよ。ヘンリー・カヴィルはスーパーマンという難しい役に見事ハマってたと思いますし、ケビン・コスナーはさすがの演技でした。マイケル・シャノンもハマり役だったし、強いて言えばローレンス・フィッシュバーンが「コイツいる?」って感じでしたけどまぁOK。











単純に脚本というか構成の脆さと思いますね。絵として見たら迫力あって面白いですが、映画として見ると完全にやり過ぎ。絵的にもストーリー的にも「むぅ・・・」って感じなので、これを次回作でバットマンと戦わせるってホントに「何やるつもりなの?」と思っちゃいます。






次回作「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」は今年3月公開予定。もちろんプロデューサーはクリストファー・ノーラン。監督もザック・スナイダーと据え置きです。
ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンと、ベン・アフレック演じるバットマンがどんな都市破壊バトルを繰り広げるのか注目です!!

















お試しあれ!!













マン・オブ・スティール   2013年   アメリカ


ジャンル:アメコミ
  監督:ザック・スナイダー
  出演:ヘンリー・カヴィル
      ケビン・コスナー
      ラッセル・クロウ
      マイケル・シャナン
      ローレンス・フィッシュバーン
      エイミー・アダムス


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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

どうも!僕です!!

今日はこちら!!
ガーディアン

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」です!
2014年のアメリカ映画で、今映画界を席巻している「MARVEL」シリーズいわゆるアメコミものです。



監督はジェームズ・ガン。「スクービードゥー」「スーパー!」などで知られる監督ですが、今作の様な大予算を組むビッグバジェットムービーでの監督は初めてです。


主演は「マネーボール」や「her/世界にひとつの彼女」のクリス・プラット。その他出演は「アバター」のゾーイ・サルダナや、元WWEレスラーのデビッド・バティスタ、「グラディエーター」のジャイモン・フンスーなど。
ビッグキャストとしてはヴィン・ディーゼルが出ているんですが、彼が演じるグルートというキャラはVFXで加工されまくってるんで、彼を認識することは声でしかできませんのであしからず。
あと宣伝中気になってる人が多かったであろう喋るアライグマ。もちろんCGのキャラクターなんですが、こいつの声は「ハングオーバー」シリーズのブラッドリー・クーパーが演じてます。あのイケメンですよ。




ちなみにこんなMARVEL作品知らねーよって人に豆知識ですが、この作品の元は「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」という漫画で、「過去にMARVELに登場したキャラを改めて集めてひとつのチームにしちまおう」っていうもの。その寄せ集めが「ガーディアンズ~」なわけで、ほんで今回映画化にあたって題材とされたのは2期目のチーム。

まぁ詳しいことは置いといてそんなチームのお話なんだってことくらいは知っといていいかもです。









では中身なんですが、例によってざっくり説明します。








この作品のストーリーを推進していくのはとあるオーブ。

オーブ







主人公の盗賊クイル(クリス・プラット)が、遺跡みたいなところから金目当てにこのオーブを手にするところから物語は始まります。






ロナン(リー・ペイス)というメチャ悪のメチャ強な男がこの石を狙ってるということがわかります。






いろいろあって、ロナンの元手下ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、アライグマのロケット(ブラッドリー・クーパー)、木の生命体グルート(ヴィン・ディーゼル)、ロナン殺害に執念を燃やす男ドラックス(デビッド・バティスタ)がクイルの元に集結。


揃う

本来は何の関係も無い彼らですが、なんかうまいこと利害が一致した感じになって共闘することとなります。




なんやかんやあって、石はロナンの手に。石にはもうめちゃくちゃにすごい力が備えられていて、彼は更に強くなり野心マンマン状態。
まずは嫌いなザンダー星をぶっ壊しにかかります。






ただでさえ強いロナンが更に強くなってもう絶対太刀打ちできないはずなのに、うだつの上がらない過去と決別するため命を賭けるガーディアンズ達。





グリートこそ命を落としましたが、他の4人は全員無事なまま見事ロナンをやっつけてみせます。

撃破








見事銀河の危機を救った彼ら。過去の犯罪も無罪放免としてもらったところで、「良いことも悪いことも」両方をしに再び旅立つのでした・・・。









おわり












★感想★
うんうん面白い!!「ザ・エンターテイメント」って感じです!!
まずこの作品を語る上で必要不可欠なのが音楽!ちょっとこじゃれたBGMってのではなく、がっつりと歌詞付きの歌謡曲的なものをガンガン挿入してるんですね。そしてそれが70年代にヒットした古き良きアメリカン・ポップスばかり。SFというオカルトな設定にこういった一種の懐古を感じれる要素を取り入れてることで、なんとも言えない雰囲気に仕上げてるんです。その雰囲気っていうのが「オシャレ」とか「かっこいい」とかっていうキマったものではなく、シンプルに「楽しい」!!だから見てるこっちとしても当然「楽しい」!!なわけです。SFで「銀河があーだこーだ」っていうのは当然よく見る設定だし、歌謡曲を作中に挿入するのも決して珍しいものではない。しかし、この2つの要素が交わることっていうのは恐らく今までなかったんじゃないでしょうか。この2要素が醸し出す独特の空気感が非常にフレッシュに感じれました。
ほんでね、これがどういうことなのかっていうと。要するに今までのアメコミもの、特にMARVELシリーズっていうのは「マンガの話をガチっぽくやりました」っていうものだったんですよ。スパイダーマンであったりX-MENであったりっていうのは、硬~~~い雰囲気で、冷た~~~い空気で、エッジのバキッと利いた超超真剣な世界観で作品を作ってたんですね。シリアスにシリアスに。
しかし今作は、はっきり言って緩い。そもそも序盤に70年代ポップスがおいそれと流れ出すわけで、そこにクイルが遺跡を探検するシーンとスタッフロールが同時並行で流れるわけです。この時点で「んんっ!?」と見てる側はなりますよね。「なんか違うぞ」と。ほいで実際始まってみたらホントに緩めのやり取りが随所に織り込まれていて。クイルとガモーラとロケット&グルートの街中での押し問答シーンっていうのはホントに見ていて楽しいし、何か心地よい緩さを感じれる仕上がりになってるんですね。緩いんだけど。
今までのMERVELムービーは、軽い話を重く仕上げてたんでそれが良かった。しかし今回は、ストレートに「エンターテイメント」っていうところに特化させた作品と言えると思います。

だからはっきり言ってストーリー構成上甘い部分はあります。そりゃまず例のあの石がどう考えてもお金でやりとりされるレベルのシロモノじゃないと思いますし、石がそんなにすごいものなはずなのに何かその凄さ加減っていう部分に曖昧性が回避されてないところもある。
他にもいーーーーっぱいあるんだけど、そんな部分はどうでもいいんです!もっと頭柔らかくして見て良い作品なんですこれは!こういうのにいちいち突っ込みたくなるヤツはもうこれ系の映画は今後一切見るな!見なくていい!!

逆に言うと、そういうところを割り切って見れる人にとっては100%楽しめる作品です。


その理由は前述の通りの音楽から作られる心地よい世界観。作品全体のほど良い緩さ。そしてそれに拍車をかける各登場人物のキャラ立ちです!

意外と良いのがドラックス。

ドラックス


ロナンへの復讐に燃えるこの男。とにかく真剣なんですが、比喩みたいなのが一切通用しない男なんです。だから「やるじゃん」みたいに仲間が彼の体を小突くと、彼は「何叩いてんだよ」みたいに本気で怒ります。
あと喉元に指をやるしぐさが「殺す」っていう意味だとクイルに教わるんですが、それをすげぇ終盤の重要なバトルの時に「喉に指を当てたら殺すっていう意味だ・・・・。」と、やたら真剣に説明台詞で言っちゃうっていう部分とか。コイツの笑い部分っていうのはいい感じに肩透かし食らわしてくれるんでホントよかった。

ロケットとグルートに萌える人も大勢いると思います。まぁ宣伝でもゴリ押しされていたアライグマのロケットっていうのはもちろんいいキャラしてるわけで、僕も含めて犬好きにとっての萌え要素は凄まじいと思います。かわいいというかなんというか。愛おしいって表現が一番合うかも。

こいつらの肩透かし感に、クイルのおとぼけ要素みたいなのとガモーラの真面目すぎて逆に笑えちゃう感じが相まって、本当に笑える作品に仕上がってます。


シンプルに「楽しい」作品です。映像もきれいだし、ぜひぜひオススメでっせ!!




















お試しあれ!!





ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー  2014年  アメリカ


ジャンル:アメコミ
  監督:ジェームズ・ガン
  出演:クリス・プラット
      ゾーイ・サルダナ
      デビッド・バティスタ
      ヴィン・ディーゼル
      ブラッドリー・クーパー










 

ダークナイト ライジング

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ライジング


「ダークナイト ライジング」です!2012年のアメリカ映画で、「バットマン ビギンズ」「ダークナイト」に続く「ダークナイト トリロジー」の最終章となります。



今作からの登場はいろいろいるんですが、まずはバットマンを追い詰める原作においても最強の敵、ベインが登場します。ベインを演じるのはトム・ハーディ。彼はクリストファー・ノーラン監督に気に入られたのか、今作の2年前に公開の同監督作品「インセプション」にも偽装士イームス役で出演しています。
それと、いわゆるファムファタール的ポジション。女怪盗キャットウーマンも登場。こちらはアン・ハサウェイが演じてます。彼女もまた、同監督の「インターステラー」でこの後起用されることとなります。ノーラン監督はかなりキャスティングに偏りがあることが如実に出てますね。
あとは「インセプション」で主人公コブの相方アーサーを演じていたジョゼフ・ゴードン=レビットや、「TAXi」シリーズのマリオン・コティヤールなんかが新登場。
主人公ブルースをはじめとするする主要キャストは前作の据え置きです。









ではざっくり中身。ストーリーは当然前回の「ダークナイト」の続きです。







ハービー・デントの死後、「デント法」という新しい法律のおかげもありゴッサムシティは少しずつ平和な町へと近づいてきました。


一方のブルースは、バットマン稼業を封印し完全に引きこもり状態。



そんな中、超悪党のベイン(トム・ハーディ)という男と、その手下で超手癖の悪い泥棒猫キャットウーマン、セリーナ・カイル(アン・ハサウェイ)が登場。
ベインの陰謀により、ブルースは株の関係で無一文になってしまいます。



その後、封印を解いたバットマンVSベインの勝負が始まりますが、いかんせんベインはメチャ強。
バットマンはマスクを脱がされ、ブルースの状態で地下の牢獄みたいなところに軟禁されます。



邪魔者がいなくなったベインはやりたい放題。核爆弾みたいなのを利用して、ゴッサムシティを混乱に陥れます。




なんやかんやあって、ブルースはパワーアップして地下牢獄を脱出。ゴッサムシティに戻り、キャットウーマンも味方になります。


ベイン一味&ゴッサムシティ暴徒VSバットマン&キャットウーマン&警察、という構図のゴッサムシティ全面戦争が遂に勃発。



例の核爆弾がキーとなる戦いだったのですが、バットマン軍は見事敵軍を一蹴。しかしその核爆弾の爆発はもう誰にも止められないって事態になり、ここでバットマンが一肌脱ぎます。






沖へ



ギュイーーーーーンと「バット」という専用戦闘機みたいなので誰にも迷惑がかからない沖へ。

バットマンは爆弾とともに散り散りになります。









かくして平和が戻ったゴッサムシティ。しかし町の人々の大半は、命を賭して町を守ってくれた男の正体を知らないのでした・・・。








おわり















★感想★
んー終わってみればなかなか悲しい話だったんだなと思いました。主人公が犠牲になって人々を守るっていうのはよくある話なんですが、いかんせん合計8時間弱くらいバットマンを見たので、さすがにちょっと感慨深いものがありますね。




シブいことやってくれるぜ・・・。


























ドーベルマン


ドーベルマン・・・・。もとい。バットマン・・・。






いや、やっぱね。ホントこのシリーズが大好きな人には大変申し訳ないんですが、やっぱりこのルックスはシリーズ通してずっと気になってましたwシリアスになればなるほど「おい、このコスプレ野郎!」と心の中でツッコミ入れちゃうんですよね。やっぱなんでライダーマンみたいに口元だけ出してるのかも意味不明だし、なんでいつでもそんなにツヤがあるんだよそのコスチューム!!どんだけ汚れない素材なんだよ!!!激闘の後じゃねぇのかよ!!!







まぁしかしここに触れるとシリーズ全体の否定になっちゃうんでここらへんにしときます。








んでこの「ライジング」がどうだったかというと、3作中一番面白いと思いますよ僕は!!
シリーズ中一番エンターテイメント的に仕上げられてると思います。
正直序盤はもうなんかダラダラダラダラお決まりの気難しい人間ドラマごっこみたいなのやってて、はっきり言って超ぬるい展開なんです。「いや、いいから早よバトれや」と。
しかしね、中盤ベインがゴッサムを支配してからはかなりいいです。テンポもいいし、何より目で楽しませてくれるというか、ビジュアル的に楽しめる部分がいっぱい出てきます。フットボール場を爆破したりとか、橋を爆破したりとかね。あと地下からの脱出のくだりも嫌いじゃなかったですね。深い地下からロッククライミングっぽい感じで脱出するんですが、まぁ「どうせ登れるんでしょ」とは思ってますがそれにしてもあの設定というか世界観というか、ルール設定みたいなのは好きでしたよ。他の人が応援してるあたりとかはかなりカイジっぽかったけど。もう見てる方も僥倖っ!って感じでした。

フットボール場の爆破とか、ビルの炎上とかも実際にやってるみたいですし、そこはノーラン流のさすがのこだわりがあるので楽しめる要素のひとつですよ。群集同士がぶつかる大乱闘シーンも、CG全く無いらしいんでそれはすごいなと思いました。


いわゆるトリロジーの最終章感っていうか、集大成っぽい雰囲気はよかったです。かなり出てましたよ。
結局「町がやべぇ!」っていうことで本当にゴッサム大戦争が起きてしまうんですが、その終盤で「ビギンズ」からの複線回収みたいなのが行われていくんです。まぁそこまでびっくりすることではなく、「ふーん」って感じになる程度の事実なんですけどね。




で!そのびっくり新事実みたいなのと言えばね、もう本当に終盤にとんでもねぇ展開が待ってるんですよ。「お前が黒幕!?」っていうヤツが登場するんですが、はっきり言って予測不可能すぎる。これはあまりにも斜め上行きすぎてて興ざめするパターンのヤツでしたね。コイツが黒幕だったっていう裏付けがもう少し欲しかったです。中盤のエピソードをコロっと変えただけだったのでちょっと残念。
まぁこのエピソードに関しては、ブルースが「それベインのことっしょ?ね?ベインっしょ?」ってしつこいくらい聞くのに、相手が否定も肯定もしないっていうくだりがあるので「ははーん黒幕は別にいるな」っていう予測はつきます。しかし、それにしても「ふぁっ!?お前!?」ってなる人なんですね。まぁこれは見たこと無い人は是非見ながら当ててみてください。








まぁ総括してみると、「ライジング」は一番エンターテイメント的。悪く言うと少し軽くなった作品ですね。しかし世界観としてのバキッとエッジの利いた感覚は据え置きなので、緊張感がある状態では見れますよ。
「ビギンズ」からずっとブルースのバットマンとしての苦悩を見ているわけですから、やはり僕も「ドーベルマン」とか言って幾ばくかのディスを入れてるにしても、応援したくはなります。
3作品を一気に見るとかなりの時間がかかるわけなんですが、この「ライジング」が一番その長ったるい感を感じさせない出来になってると思います。
シリーズ通していろいろ複雑な人間模様が入り組んでるので、この「ライジング」だけを見ることはなかなかオススメできないのが残念なくらい。






シリーズ通して思った事は、やっぱりクリストファー・ノーランはバカっぽい話を頭良さそうに見せるのがうまいなと思いました。
これは悪口ではなくて。実際映画というのはそういう多少現実離れした話をマンガとは違う方法で楽しむものでしょうから、すごくいいことなんですよ。
映画というものが多少難しく考えられるシーンが多いので、どうしても批判の対象になりやすいんだと思います。

ただこんな多少の遊び心というか、幼稚な心を持った人がビッグバジェットムービーを作るほうが今後も楽しい映画は増えるんじゃないかなと思いました!











以上でバットマン トリロジーは終了です!!!

















ヒーローはどこにでもいる     バットマン
















お試しあれ!!!






ダークナイト ライジング   2012年 アメリカ




ジャンル:ドラマ
  監督:クリストファー・ノーラン
  出演:クリスチャン・ベイル
      アン・ハサウェイ
      トム・ハーディ
      マイケル・ケイン
      モーガン・フリーマン
      ゲイリー・オールドマン




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ダークナイト

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ダークナイト


「ダークナイト」です!クリストファー・ノーラン監督による「ダークナイト・トリロジー」の第2作目で、前回紹介した「バットマン・ビギンズ」の続編となります。

やっぱシリーズ物はいっぺんに見るに限るってことで、すぐさま続きを紹介したいと思った次第でございます。



まぁ詳しくない人でも「めっちゃ売れた映画でしょ?」ってなるのがこの「ダークナイト」なわけで、実際公開当初からボンボン興行収入を上げていって、一時は「タイタニック」に次ぐ2位に躍り出たという歴史に名を刻んだと言える映画といえるシロモノです。


まぁただそれは「全米」とか「世界」とかっていう枕詞が付くランキングであり、日本ではどうなのかっていう話にはなるんですが、まぁその話は後ほど。




キャストなんですが、主要キャストは概ね同じ。今作からの登場は、まず何と言ってもバットマンの宿敵ジョーカーを演じたヒース・レジャー!「ブロークバック・マウンテン」なんかで有名な人なんですが、今作でのジョーカーの怪演が超高評価されていたところで、薬物の過剰摂取により若くして命を落としたオーストラリア人の俳優さんです。
あとバットマンのよき理解者ハービー・デント検事(トゥーフェイス)を演じるのがアーロン・エッカート。ラッセル・クロウも顔負けのキレイなケツあごをした俳優さんです。
あと、ブルースの意中の女性レイチェルを演じるのが、ケイティ・ホームズからマギー・ジレンホールに変わってます。












では中身。




バットマンが自警市民としてゴッサムシティの平和を守っていたある日、ジョーカー(ヒース・レジャー)と名乗る謎の男が真昼間から堂々と銀行強盗をやってのけます。




一方のバットマンの正体ブルース(クリスチャン・ベイル)と警察のゴードン(ゲイリー・オールドマン)、そして検事のデント(アーロン・エッカート)の3人は、協力してマフィアのマネーロンダリングを一斉摘発。


ちょっとマフィア側が焦ってきてるところにジョーカー登場。「お前らの全財産の半分をよこせばバットマンを殺してやる」という提案をし、後にマフィア側がこれを承諾します。



というわけでジョーカーVSバットマンという構図が完成。ジョーカーは完全なる愉快犯で本音のところは金に興味なんて全くありません。

とにかくおどけた感じに登場するジョーカーはまさに神出鬼没。


神出鬼没



警察も一度は彼を捕獲しますが、先見の明があるジョーカーは罠を張り巡らしていとも簡単に脱走しちゃうほど。かなり手を焼いています。


一方のバットマンはというと、いろんな悩みが頭から離れてません。



レイチェルとはバットマンをやめたら結婚できるかも
     ↓
でもバットマンはやめれそうにない
     ↓
でもでも、バットマンはゴッサムシティには必要ないって声もあるし・・・。
     ↓
そもそも本当なら、素顔を世間に出して大声で平和を願うデントの方が真のヒーローじゃね?




みたいなことばっか考えて、はっきり言って100%戦いに集中できる精神状況ではありません。






いろいろあって、ジョーカーの罠によりレイチェルは命を落とします。加えて、デントは顔を半分大火傷。自暴自棄になったデントは、検事ハービー・デントから悪魔のトゥーフェイスへと変貌します。


トゥーフェイス






その後彼は、ジョーカーにそそのかされ、レイチェルの死に責任がある警察の人間に復讐を始めていきます。


一方のジョーカーは、警察をあざ笑うかのようにいたるところに現れます。病院をド派手に爆破したりとそれはなんとも大胆なもの。








なんやかんやあって、ジョーカーとバットマンは最終決戦。なんとかジョーカー捕獲に成功したバットマンでしたが、彼の口から「デントが悪党になって復讐しまくってる」という事実を知ります。


バットマンは急いでデントの元へ。




バットマンが着いた頃、デントはゴードンに激オコしているところでした。一悶着したあと、バットマンが高いところからデントを突き落としてデントは絶命。




ほいで、彼の今までの犯行全てをバットマン自身が被ることにします。デントは市民のヒーローのままにしておくってことですね。


デントはゴッサムシティの希望・「光の騎士」として永遠に市民の心に残り、バットマンは沈黙の守護者「暗黒の騎士」ダークナイトとして、ゴッサムシティを離れるのでした。











おわり











★感想★
前作「バットマン ビギンズ」のグレードアップ版っていう印象ですね。全体的に演出が派手になってます。
例えばこの病院の爆破シーン。
爆破
これはジョーカーが総合病院を木っ端微塵に爆破するシーン。そこそこの時間をかけて建物の倒壊をじっくり見せてくれるわけで、なかなかの迫力があります。このシーンの撮影は、全て本当に爆破し、本当に建物をぶっ壊してるみたいなんでなかなか大したものですノーランさん。
このシーンをはじめ、まぁ全体的にアクションシーンが派手です。というか破壊的。それは敵を破壊するっていうことではなく、ただそこにあるものを破壊していくっていうことで、結局それがジョーカーという男がいかに狂気的で危ない男であるかっていうことを嫌でも見てる側に認識させる構造になっています。
実際のところ今作の主人公ははっきり言ってジョーカーです。そのジョーカーに翻弄されるバットマン・市警・マフィアを描いてるのがこの「ダークナイト」で、ジョーカー自身がつかみどころが無くも強烈な悪であるということを描くのがこの作品全体のテーマかなと。
んで、悪がいれば当然正義がいるわけで、そこがちょっと複雑なのがこの「ダークナイト トリロジー」なんです。ジョーカーの宿敵は言わずもがなバットマンなんですが、そのバットマン自身がゴッサム市民からは忌み嫌われていて、なおかつバットマン自身も自分の正義に疑問を抱いていると。さらにバットマンに変わるヒーローとなるはずだったデント検事でさえもきっかけさえあれば簡単に悪に染まり・・・。絶対的悪に対して絶対的な正義が無い状態。そしてそれをあざ笑うかのように暗躍するジョーカーっていのが今作の話の展開の仕方。つまりはシンプルなヒーローもののような、単純明快な勧善懲悪ストーリーではないんですね。
良くも悪くも重た~い空気が流れていて、かつ、それと正反対に悪事を楽しむジョーカー。二つの相反する空気が交じり合う感覚は何やら特殊な印象を受けます。冷たい空気間の中突如登場するジョーカーがド派手に暴れまわる様は見ていて面白いし、むしろジョーカーを応援したくなる感覚にもなります。


っていうかね、「ビギンズ」の時に「アメリカ版超真剣なおぼっちゃまくん」にしか見えないと言ったんですが、今回もまさしくその通り。もうバットマンことブルースときたら、事あるごとにフォックスに命令するわアルフレッドに甘えるわで、なんか全然「頑張れっ!」ってこっちが思えない行動ばっかするんですよ。
そもそも器が小さいし、なんならちょっと頭悪いですね。
バットマンが現れたところで犯罪はむしろ増える一方だ!っていう風潮がある中で夜のゴッサムシティに登場したバットマンは、必死に敵を追うがあまり、バイクに乗りながら車の横を猛スピードで通過。
すり抜け

しかしこれはすり抜けが下手なのか、全ての車のサイドミラーをことごとく破壊していきます。さらに!!
破壊
前方にある邪魔な車は丁寧に銃で破壊しながら進んでいくドーベルマン。もとい、バットマン。





その後彼はショッピングモールのようなところを爆走。
爆走



そして側道の建物を豪快に破壊しながらジョーカーの元にたどり着きます。

壁 破壊



コイツがみなさんの町を守るヒーローだったらどうですか?活躍するたびにインフラが麻痺し、税金でまかなえるレベルをはるかに逸脱してるとしか思えません。
そんな目立つカッコして大暴れするからみんなに嫌われるんだよ!!金あるんだから全員のミラーとか車とか全部弁償しろ!!!


と、心の中で突っ込みました。

まぁいいんですこんなところは。こういう現実離れしたところがアメコミのいいところですからね。





で、一番大事なのはやはり「ダークナイト」が総評してどうなのかです。冒頭述べたようにすんごい売れた作品ですからね。「やっぱ面白いんでしょ?」っていうスタンスは見たこと無い人には絶対あるでしょう。
とりあえず言っておかないといけないことは、この「ダークナイト」が世界では売れたけど日本だけに絞ってみてみると、意外とそうでもないってことですね。
っていうかはっきり言って「バットマン シリーズ」自体が日本ではそうウケてないんですね。そして今回の「ダークナイト トリロジー」も例外ではなかったと言えます。
なんでコケたかっていうのは理由は色々あると思いますが、まぁ単純にハマりにくい題材なんでしょうね「バットマン」っていう原作そのものが。
まぁプロモーション的部分がどうとかいうのは置いといて、じゃ僕個人的にこの作品をどう思ったかというと・・・。




「普通」です。まぁ全然面白いし、IMAXカメラを使ってるっていうあたりはやっぱり気になるんで、もう一回映画館で上映しますってなったら正直行きたいとは思います。派手な破壊的演出っていうのも僕は好きだし、ジョーカーという男もやっぱり好きだし、都会でのバトルっていうアメコミっぽい感じも僕的には面白いです。

ですが・・・。やはり「売れすぎ」ですね。なので「売れたものはやっぱり面白いんだろう。」という固定観念が脳内を駆け巡り、結果ありきの批評をしている人は非常に多いです。僕からすれば「え?そんなに?」っていう感じです。

結局僕が一番思ったのは、ジョーカーがややぬるいってことです。まぁ前述の通りやはりジョーカーがほぼ主人公の作品なんですが、彼の描写にもう一押しがほしかった。結局彼は「危ない男」ってのはわかるんですが、いかんせんその具体的な描写っていうのはかなり少ないです。銃で人を撃ち殺したりするんですが、いやいやそんなシンプルに殺すことではなく、やっぱりナイフで人の口を裂いたりとか、ちょっとエグい描写は欲しかったですね。でないと「コイツはホントに危ねぇ」とは思えないですからね。まぁそこは他の描写でうまくカバーしてる部分はあるんですが、それにしてもやっぱりもっと具体的なところは欲しかったかなと。

バットマンといえばやっぱり特徴的な敵のキャラ設定が魅力と思うんですが、今作に関して言えばジョーカーに重点を置きすぎてトゥーフェイスがちょっと疎かな気がしました。変貌してからがやけにサクサクだなって印象。


 
というところがあるので、まぁ普通に面白いのは面白いんですが、やはり「そんなに?そこまではないよね?」と思ってしまうんですね。ヒース・レジャーが死んでしまったりとかっていう部分で話題になったところはあるんでしょうが、それにしてもちょっと過大評価には思えました。




いい感じのクライム・ムービーには仕上がってます!!













遊ぼうぜ   ジョーカー













お試しあれ!!!



ダークナイト   2008年  アメリカ・イギリス



ジャンル:ドラマ
  監督:クリストファー・ノーラン
  出演:クリスチャン・ベイル
      ヒース・レジャー
      マイケル・ケイン
      モーガン・フリーマン
      アーロン・エッカート




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バットマン ビギンズ

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ビギンズ


「バットマン ビギンズ」です!2005年のアメリカ映画で、アメリカDCコミックに登場するヒーロー・バットマンの実写映画で、いわゆるアメコミ映画です!


「バットマン」に関する実写映画はいくつかあるわけで、その中でも有名なのはやはりティム・バートン監督とジョエル・シュマッカー監督のシリーズですね。1作目にジャック・ニコルソンが演じたジョーカーは有名で、その後の続編にもペンギンやらキャット・ウーマンやらロビンやら、バットマンシリーズお決まりの人気キャラが出てきて今見てもなかなか楽しい作品になってるわけです。


残念ながら今回の「バットマン ビギンズ」には彼らは出てきません。今作は主人公ブルース・ウェインがバットマンになるまでを主に描いており、さしずめ「バットマン入門編」といえる内容です。




監督はご存知クリストファー・ノーラン。このブログでは「メメント」「インセプション」「インターステラー」を紹介しました。
主人公ブルース・ウェインを演じるのは、クリスチャン・ベイル。彼は同じくノーラン作品の「プレステージ」にも出演しています。こちらはまたいつかご紹介します。
他の出演陣も非常に豪華です!ノーラン作品にはお約束のマイケル・ケイン。出演作全てを名作にするバケモノ俳優モーガン・フリーマン。「エターナル・サンシャイン」で異常なタイミングで不倫する博士を演じたトム・ウィルキンソン。「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン。これまたノーラン作品常連のキリアン・マーフィー。さらにはトム・クルーズの元嫁ケイティ・ホームズ。そして!わが日本国民が世界に誇る名優、渡辺謙も出てます!フゥーッ(裏声)!









では中身なんですが、この作品はいわゆる一般的なアメコミヒーローものではないんです。なのでドンパチやってく楽しいアクション作品ではなく、どっちかというとヒューマンドラマ的要素が強い作品です。














不景気により治安が悪化し、貧富の差が激しい犯罪都市ゴッサムシティ。その町の大企業の御曹司として生まれたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。

ブルース







彼は幼い時に強盗により両親を殺されちゃいました。いろいろあって、「町を守る!悪は許さない!」という意思を持ち、たまたまヒマラヤで出会ったデュカード(リーアム・ニーソン)という男から訓練を受けます。
結局デュカード一味とは仲違いしたブルース。こっそり逃げることはせずにわざわざヤツらのアジトを豪快に燃やして逃走します。


燃やす







とりあえず彼らのおかげで強くなったブルース。哲学的な部分も勉強させてもらったところで、金持ちらしく自家用飛行機でゴッサムシティへと帰ります。

飛行機










結構やりたい放題なブルース。その後親父の会社の社員となり、執事アルフレッド(マイケル・ケイン)と科学部の社員フォックス(モーガン・フリーマン)の協力の下、いろいろ金をかけてヒーローへと近づいていきます。









そして、金に物を言わせた成金ヒーローの誕生!!
























誕生


そう!彼の名はバットマン!!!!!!!












危ねぇ!危ない匂いしかしません!!美的センスがちょっとおかしいのはお金持ちのご愛嬌でしょうか!髭をピカピカに剃り上げてるのがなんかかわいいです!!我々はバットマン=コウモリという固定概念があるのでコウモリモチーフにどうしても見えてしまいますが、予備知識無しで見るとただのドーベルマンです!!!

ちなみにドーベルマンという犬種は、頭がよく忠誠心と忍耐力が強いのですが、同時に警戒心も非常に強く訓練をしてしまうとひょんなことから人間を襲ってしまうという高い攻撃性を持っている犬種!!警察犬や軍用犬には向いてますが、はっきり言って初心者にはなかなか飼うのが難しいワンちゃんです!!!参考までに!!!!









とにかくゴッサムシティを守るニューヒーローが誕生。しかし少々暴れん坊なドーベルマン気質のバットマンは、警察にもマークされるように。極秘裏に活動していくわけですが、ここで黒幕が登場。








それがラーズ・アル・グールという男。

デュカード


しかしこいつは先のデュカードという男であり、ブルースのド派手な放火により命を落としたボスに代わり、ラーズ・アル・グールの名を騙り出したのです。

こいつらの目的はゴッサムシティの壊滅。理想的な世界を目指す彼らにとって、諸悪の根源となっているゴッサムシティは邪魔なわけです。

ブルースからすれば「いやいやゴッサムはこれからオレが良くしていくんですけど」ってなわけで、ラーズ・アル・グールとは真っ向から対立。




恐らく燃やされたアジトは火災保険には未加入だったのでしょう。グールは、とりあえずアジトのお返しとばかりにブルース邸を燃やしちゃいます。







ブルースもグールもとりあえずこの場は退散。








その後グールは、ゴッサムシティ全体に幻覚が見える毒を撒き散らす計画を実行します。





しかしグールの想像以上に力をつけていたバットマン。彼の活躍により、グールはモノレールからド派手に大事故。



毒の拡散を未然に防ぎ、見事ゴッサムシティを救出したのでした。







とはいえゴッサムシティに真の平和が訪れるのはまだまだ先。その証拠に、ヤツの存在が表に出始めています。


ジョーカー







バットマンの戦いはまだまだ続くのでした・・・。





















おわり
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