プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

山崎貴

永遠の0

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

永遠の0



「永遠の0」です!2013年の日本映画で、百田尚樹の同名小説を映画化した作品。
監督は以前このブログで「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を酷評してあげた山崎貴。今作でもVFX多用しまくってます。

主演はV6の岡田准一。その他出演は三浦春馬、吹石一恵、井上真央、KAT-TUNの上田竜也、橋爪功、新井浩文などなどの面々でございます。













では中身。









健太郎(三浦春馬)と慶子(吹石一恵)の姉弟は、祖母が亡くなったのをきっかけに本当のおじいちゃんについて調べてみることにします。自分たちがおじいちゃんと言っているのはおばあちゃんが再婚した相手で、母清子(風吹ジュン)の本当の父である宮部久蔵は戦時中にゼロ戦に乗って戦死したというのです。




宮部について知っている人に話を聞いていくわけですが、みんなが口を揃えて「臆病者」だの「卑怯者」だのと罵ります。
何か嫌な雰囲気が立ち込める中、それとは全く逆の意見を言う井崎(橋爪功)という人に出会います。

井崎



彼は要するに、「彼が生きて帰らねばならないことを教えてくれた」的な考えを持っており、宮部に対し深い感謝を持っています。




そしてここから回想シーン。


井崎と宮部の戦時中の共に戦った思い出が描かれます。









「なんか宮部いい人だったんじゃね?」って雰囲気になり、健太郎と慶子は更に調査を進めていきます。





ここから様々な人にインタビュー→回想→インタビュー→回想という流れが繰り返されていき、次第に健太郎は宮部に心を奪われていきます。








宮部の心情の紆余曲折を理解した健太郎は、現代にゼロ戦に乗った宮部をオーバーラップさせる幻覚を見てしまう大暴走モードに突入。

暴走








しかも宮部めっちゃこっち見てる!!!

こっち見てる








これには健太郎大号泣なのであります!!!!


号泣



















おわり














★感想★
「期待したオレが馬鹿だった」って感じです。
えーといろいろ言いたいことはあるんですが、まずね、感動させたいのかストーリーで面白がらせたいのかどっちなの?って思うんですよね。
前述の通りインタビュー→回想→インタビュー→回想の繰り返し。つまりは「実はこうでした」の連続なわけですよ。短編小説を一気に読んでる感じになっちゃわけで、これの何が問題かっていうと、全てのエピソードが単発故に軽く感じちゃうんです。だからサスペンス的に少しずつ真実を紐解いていきますって作品ならギリギリアリな構成なんだけど、感動させるヒューマンドラマとしてこの構成っていうのは無理があるとしか思えませんね。
例えば井崎のエピソード、回想を見ていて「くぁ~辛いよな~」とか思っていて少しずつ感情移入できるかも・・・って時に「ハイ終了!次のエピソード行きまーす!」ってなるので、感情移入できず。つまりは見てる側とは全く別のゾーンで行われている話になるわけで、もはや単なる歴史解説を見ているに過ぎない形になってます。
こっちがそこまで感情移入できてない状態で、馬鹿みたいにお涙頂戴って露骨にわかるようなテーマ曲をバンバン使い回して、こっちとしては「まだそれ使うの?」って思っちゃうわけですね。
総括すると、感情移入するほどブラッシュアップされたエピソードが無いから、みてるこっちが感動する為の「タメ」の部分があまりにも希薄すぎるんです。
そしてその見てる側との相違をあざ笑うかのように、三浦春馬と吹石一恵は泣きじゃくるわけです。「えー何泣いてるのー」ってこっちは棒読みだし、まず泣くの早すぎだから!!!2時間半近くある作品の40分そこそこで泣くのはさすがに早いっしょ。ましてやこっちは全く泣き所わかってないしね。この姉弟のせいでこっちは色々とゲンナリしてくるんですが、とにかくやはりラストの宮部オーバーラップシーンは爆笑です。ギャグ映画かと思うくらいに笑えます。
宮部が現代に登場してくるだけで腹抱えて笑えるのに、それを見て号泣する健太郎、そして感動的な例の音楽。この3要素がそろった時、劇場は笑いの渦へと化したことでしょうね・・・。


つまりは「エピソードが単発過ぎて感情移入できないのに一丁前に感動演出だけはしてる(その演出自体もいろいろオカシイんだけど)」って所でしょうかね。


んでこの作品の一番の問題点というか、物議を醸す場面があってですね。それが「健太郎が合コンに行ったときに特攻隊について熱く語りだす」っていう場面なんです。ここは多分現代の若者が特攻隊員について深く考えて無さ過ぎるって表現で取り入れたんでしょうが、内容がひどいですね。
友達が「自爆テロも特攻も同じっしょ。狂信的愛国者って部分では海外からは同じ目で見られてるよ」みたいなこと言い出し健太郎と口論になるシーンがあるんです。健太郎が結局司法試験を落ちまくってるところを指摘されたところでブチ切れるわけなんですが、ここのシーンはいろいろ問題ですよ。
健太郎の反論としては「特攻隊は空母という殺戮兵器に突入するわけだから、民間人を巻き込むテロとはわけが違う」ってモノなんです。ただこの反論だと自爆テロ全否定ということになりますので、自爆テロに現在でも無理矢理利用されている女性や子供なんかの心情とかは完全に度外視ですよね。極端な言い方をすると特攻=善、テロ=悪という結論になり、つまりは特攻推進派みたいな表現にも聞こえます。
このシーンを見たとき、僕は「この作品危ねぇ!」と思いました。作品全体を通して「特攻隊」かわいそうという表現しかされず、特攻隊のヒロイズムを描いてきた挙句この論争ですから、こりゃちょっと何かを匂わせます。「殺戮兵器になら自爆していいんか。」というのはあまりにも極論ですが、この作品は全体を通して一応は特攻という作戦や当時の日本軍についての批判を散りばめてはいるんですが、それ以外にも肯定的な表現が多々ある上に、その表現が露骨ではないんです。深層心理で見てる側をインスパイアしかねないと思いますし、実は結構右よりな作品な気がしました。


まぁ右だろうが左だろうがそこには個々の考えがあるから良いとして。「左っぽく右を表現したりとかさ、結局何が言いたいんだよ!!」っていうのが最終結論です。どうしたかったんだ。これが全てです。僕の理解力が足りなかったのかもしれませんが、これが本音です。







まぁよかった部分としては、VFXを使った戦闘シーンっていうのはそれなりに迫力はありましたよ。山崎監督の得意技ですから、CGと分かっていても楽しめます。
それと、作品の構成をバカにしてきたんですが、実は好きな部分があって。冒頭に宮部が乗ったゼロ戦が米軍空母に近づき、凄いテクニックで米軍たちを驚かせるというシーンがあるんですが、これが最後の最後のラストシーンにもう一度使われてるっていう。これはちょっと胸を打つ感じがありましたね。いかんせんその直前に「宮部現代にオーバーラップ事件」が起きてるのでその感動も薄れるわけなんですが・・・。






実際脚本がひどい気がしましたね。山崎監督はホント監督業とか脚本業はせずに、VFXのスペシャリストになったほうがいいんじゃないかね?って思えるくらいでした。




主題歌を歌ってる桑田佳祐とか原作者の百田尚樹とかが映画を絶賛したみたいに言われてますが、いやいや。関係者は絶賛するだろ普通。こういうのはもっと第三者に批評してもらわないと!!!
百田尚樹とか「10年に1本の傑作」とか言ってたらしいです。日本映画ナメンなよ!!!!










九死に一生の作戦ならば喜んで死ににいける。だが特攻は十死零生。成功することイコール死!こんなの作戦とは呼ばん!!!      景浦









 






お試しあれ!!!







永遠の0    2013年  日本


ジャンル:ドラマ
  監督:山崎貴
  出演:岡田准一
      三浦春馬
      井上真央
      吹石一恵
      濱田岳




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SPACE BATLLESHIP ヤマト

どうも!僕です!!


今日はこちら!!


ヤマト


「SPACE BATTLESHIP ヤマト」です!2010年の日本映画。「日本が世界に送り出すSF巨編」として、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化した作品です。



監督は「ALWAYS」シリーズで知られる山崎貴。CGによる特殊加工が得意な監督です。


主演は日本が誇るカリスマアイドル、SMAPの木村拓哉。その他出演は、黒木メイサ・柳葉敏郎・堤真一・西田敏行・山崎努・波岡一喜・池内博之・斉藤工・高島礼子などなどホント知った顔ばかり!声だけの出演で伊武雅刀なんかも出てます。










ほんじゃ中身。







西暦2199年。地球は謎の地球外生命体ガミラスの攻撃によって、放射能に汚染された星となっていました。
彼果てた地になんとか生き残った人類達は、地下に暮らすようになります。






そんな中、謎の物体が地球に墜落。その物体にはなにやらメッセージが込められていて、波動エンジンの設計図と遠く離れた星「イスカンダル」の座標がついてました。



さらに送り主は、「放射能除去装置」なるものを地球に渡してくれるって話。
つまり「イスカンダルにくれば放射能除去装置あげるよ」ってことです。





謎の物体と一緒にその除去装置を送ってくれればよさそうなもんですが、とにかく人類はイスカンダルに最後の望みを託すことにします。













というわけで、宇宙戦艦ヤマト発進!!


発進







その後ドンパチやりながら、艦長代理古代進(木村拓哉)をはじめとする乗組員たちはなんとかイスカンダルへ到着。




仲間が何人も死んでいく中、なんとかイスカンダルの洞窟の奥の座標の位置に到着。
イスカンダルが言っていた放射能除去装置とは、装置ではなく「能力」であることが判明。ほいで、雪(黒木メイサ)がイスカンダルと同化して、見事能力ゲット。




意気揚々と地球へ帰る生き残り軍団でしたが、もうちょっとというところで再びガミラス登場。
地球を木っ端微塵にしようと企みますが、古代が単身ヤマトへ残り、他の隊員は全員脱出。

最後は古代が自爆まがいの波動砲をお見舞いしてガミラス撃破。







地球に再び緑が戻ったのでした・・・。












おわり












★感想★
来ましたよ来ましたよ!!超問題作の登場ですよ!!
こんなに納得いかないというか、気になる点が多い作品は珍しいですね。
色々ディスっていくわけですが、まぁ大前提としてこの作品には原作があるわけですが、今回はそことの比較っていうのは無しにして、単なる1本の映画として見た感想というか問題点を羅列していきます。
なんか笑っちゃう部分ばっかなので、なるべく書いていきますね。


かなり長い文章なのであしからず。




まず全体的な仕上がりとして言えるのは、「詰め込みすぎ」ですね。色んな要素を詰め込みすぎちゃってるから、すべてに裏づけが無いというか、説得力が無い。そこが原因からか、多くの気になる点が出てくるわけですね。

まずね、無駄な恋愛要素。主人公であり戦闘班班長(後に艦長代理)の古代と、最初はやたらと仲が悪い雪が後半恋仲に落ちるわけなんですが、この一線を越えるというか、恋仲に落ちるシーンはマジで爆笑です。
敵からの攻撃を受けて、ヤマト本艦を守るために第3艦橋を切り離す、つまり仲間を犠牲にしないといけないっていうシーンがあるわけです。ほんでその切り離すためのミサイルを放ったのが、雪。彼女は自分が味方を殺してしまったという罪悪感に駆られます。と、そこに古代が登場。泣きじゃくる雪をやさしく抱擁したのち・・・

ブチュー

ブチューっと!!これね、雪がまだ話しているのを遮ってまでのブチュー。タイミングが可笑しくて笑っちゃうんですよ。正直書いてる今、僕自身思い出し笑いをしちゃうレベルです。
っていうかそもそもね、ここまで2人の恋愛描写みたいなのが全く無んです。その状態でいきなりこれですからね。はっきり言ってつり橋効果を狙っての上司のセクハラとしか思えません。ちなみにこの後2人は勢いで1発ヤっちゃいます。
ほんでね、今までさんざん勝気だったこの女がね、この後は古代とやたらイチャつきます。古代が戦闘機に乗って飛び立つ時にそのコックピットのガラスにこれまたブチューっとやったりとか。
ほんでコイツらの馬鹿で盲目な恋の終わりはホントいらいらします。
ラストシーンで、古代が「オレ1人だけ残って犠牲になるから他の人は逃げてね」っていう場面なんですが、この馬鹿でチョロいサセ子は、「古代さんがいない世界なんか生きてても何の意味も無い!」みたいな事言うんですよ。「はぁ?」でしょ見てるこっちは。いますよねこういう彼氏への情熱がすごい勢いで上がる人。付き合って1ヶ月で彼氏の名前の刺青彫っちゃうみたいなね。なんてイタイ奴なんでしょうこの雪とかいう女。
っていうかそもそもこのバカップルのやりとりがあまりに長いんですよ。状況的にはガミラスが「今から地球ぶっ壊しまーす」っていうところなんだから1分1秒を争う場面なはずなんですよ。これは絶対見てる人全員が気になるポイントなはずです。クライマックスで何のんびりやってんだと。
大体雪の野郎「私も残る!」みたいなこと言いやがってですよ。忘れちゃいけないのは放射能除去能力を手に入れたのはこの馬鹿女だってことです。つまり雪が死んだらすべてが水の泡なんですよ。ホントね、「状況わかってんの?」って聞きたくなりますよ。すげぇイライラしましたねこのシーン。
そもそもストーリー上コイツらの恋愛は全く必要ないし、途中の描写無しにいきなりイチャイチャだけドーーン!と見せつけられるもんだから、はっきり言って邪魔でしかないんですよね。





あとね、「詰め込み過ぎ」っていう所から派生してるのか、要はありとあらゆる描写全てが足りないせいで、とてもスケールのでかい旅のようには見えないってのがあります。なんか乗組員の数はどう見ても多いようには見えないし、コックピット的なところにもいわゆる「お決まりメンバー」みたいな人しかいなくてなんかしっくり来ないんですよね。そもそもこのコックピット的なところはね、はっきり言ってセット自体がめちゃくちゃお粗末です。どっちかって言うとコント番組で使われるセットの様に見えちゃうし、とても「世界へ送り出す!」っていう意気込みで作った映画のセットとは思えません。
なんか重要な座標を探索する係みたいなのをしてる女の子もどう見ても頼りがいがあるようには見えないし、とにかくこのコックピットはいろいろ全てがおかしいんですよ!

こういうよく出てくるシーンの世界観ですらこれです。ホントね、「今から約200年後の、地球の命運を賭けた壮大な宇宙の旅」っていう世界観が全く作れてないんです。
まず1番はね、こいつらみんな酒飲みすぎなんですよ。もういつでもどこでも酒飲むし、なんなら1升瓶常に持ってる人もいます。あのさ、地球の命運をかけたガミラスとの戦いですよ?っていうか毎回毎回ガミラスの奇襲を受けてるくせになんで酒飲むかね?ベロンベロンの時に奇襲受けたらどうすんのよ?戦闘機を飲酒運転で勝てる相手なのガミラスって?もうマジで全力で萎えますこういうの。そりゃ酔わない程度に飲んでるのかもしんないけどさ、いやいやそこはナーバスに「1滴もだめだ!その1滴が命取りだ!」みたいに行けよ!何自分甘やかしてんだよ!!ヒラならまだしも班長自ら飲んでんじゃねぇよ!!!むしろ部下を止めろよバカヤロウ!!!!

あとね、序盤の戦闘で雪が死にかけて、古代が助けに行くっていうシーンがあるんです。助け方は①雪が戦闘機から緊急脱出②それを古代がキャッチ っていう方法なんですが、これがね、すんごいですよ実写で見ると。

古代の「来いっ!」とか言う合図に合わせて雪が脱出!





すると古代の戦闘機が救出体制に!!なんか気持ち悪い変形をします!!

変形











そして!!!















救出


ナイスキャッチ!!!!!







多分見ている人全員の予想の斜め上を行くなんとも斬新なレスキュー!どう見ても古代が待ってた所に雪が飛び込んできたとしか思えません!!!
人をキャッチするという行為以外に使えなさそうな取っ手みたいなもので、雪の命は救われます。


っていうか相当なスピードで飛んでるはずの戦闘機なんですが・・・。雪の体がぐちゃぐちゃにならなかったのが不思議でならないです。




ほんでこのあと。ヤマトに連れ戻された雪でしたが、酸欠状態のせいか心配停止状態に。
古代が必死に心臓マッサージを繰り広げる中、医師の佐渡(高島礼子)が登場。彼女が何を言うかと思ったら、「AEDを使うわ!!!」だって。



AED!?200年後の宇宙で!?





皆さん朗報です!!現代の我々の世界で使われているAED(自動体外式除細動器)は、今から約200年後も重宝されるほどの優れものだったみたいです!!!!


しかもこのシーン、ちゃんと佐渡は本物のAEDらしき箱を持って登場します。AEDっていうのは、どんな素人でも使えるようにできてるっていうのが売りなわけですから、医者がこれを使おうとしちゃダメですよね・・・。もっと専門的な処置をしてくんないと・・・。超ヤブ医者じゃん佐渡・・・。


ちなみにね、このくだりの時の古代もまぁひどいもんで、まず人工呼吸一生懸命してたんですが、彼は雪の気道を確保してませんでしたから、恐らく空気は肺にまで届いてません。ほんで正しいやり方は人工呼吸2回と心臓マッサージ30回を1セットっていのが基本ですが、彼は人工呼吸を1回だけした後に、黒木メイサの肋骨が折れない程度の申し訳程度な心臓マッサージをします・・・。心臓マッサージは、ある程度強くして良いって僕は聞いたんですがね・・・・。
いやこの点はすごい細かいけどさ、知ってる人は結構気になる点だと思いますよ。「ははぁ~ん。天下の古代様も、人工呼吸と心臓マッサージの正しいやり方は知らないんだ。」とね。
ほんでこの粗末な蘇生法で雪が息を吹き返すんだからまぁ見てらんないですよ。


あとね、この作品の代名詞「波動砲」ですね。この必殺技も色々おかしくてさ、まずね、トリガーみたいなのがめちゃくちゃチャッチイ作りなんですよ。明らかにおもちゃな感じがもう前面に押し出てて、本当に笑っちゃいますよ。なんかパコパコ音がしそうな軽~い感じのトリガーで、その破壊力とのアンバランスさはまぁ見てられないっす。わざわざサングラスをかけて撃つのは滑稽としか言い様が無い感じです。

んでね、この波動砲はホントにヤマトの最終兵器なんですが、地球を飛び立つ時に早速1回使わざるを得なくなります。使った後に、沖田艦長(山崎努)が「早々に敵に手の内をさらけ出すことになってしまった。」みたいな事を言うんです。つまり!このあと敵はなんらかの波動砲対策をしてくる!!!と、普通は思いますよね?
しかしそれはホントに中盤らへんの話であって、序盤はもうまさに波動砲無双!!打てば絶対勝つ展開です。


ほんでじゃあ終盤に敵がどうしてくるかというと、「砲口を塞いじゃおう」っていう物理的な作戦に出ます。

塞ぐ


わかりますかね?あの先端近くに付着しているタニシみたいなのがガミラスなわけですが、ヤツがいるせいで波動砲が撃てなくなります。塞ぐだけで中に攻撃してこないのが不思議で仕方ありません。
ここが塞がれる頃にはもうイスカンダルに着くわけで、「まぁいっか。しゃあねぇ。」ってことになるので、そこまで効果は出ませんけどね。


このガミラス側のタニシ作戦は一応最後まで有効は有効なわけなんですが、クライマックスではこのタニシもろともヤマトが自爆覚悟で波動砲を撃つということになります。ここが非常に謎。
銃で考えて見ると、砲口にタニシが詰まってる状態で撃ったとしても暴発して終了ですよね多分。今回の波動砲に関しても、「撃つ」というよりは「自爆に巻き込む」っていう考えが妥当な気がします。
でもね、古代はラストの波動砲発射直前に「標的!ガミラスミサイル!」とか言ってます。「ん?もしかして撃てるのか?」って思ったんですが、発射直後のシーンはただ遠くから見える爆発しかないので、真相は闇の中です。
この「撃ったのか暴発なのか」問題は結構根強い問題ですよ。本当に最後の最後のシーンですからね。
まぁこのラストに波動砲発射する時の古代のセリフは意味わからなさ過ぎてもう触れる気にもなれないんですが・・・。簡単に言うとコイツは最後の最後までイタイ彼女の事考えてます。




それと、この作品のもう1つの醍醐味が「ワープ」ですが、これもまたなかなかひどいです。
最初のワープの時はすげぇ大変なことっぽい風に言ってるのに、後の方になるにつれて簡単にひょいひょいワープするようになります。最初の時は運転手の島(緒形直人)が「ん``ん``ん``ん``!!!」とか言いながら超気合入れてワープしてたんですけど、次のワープの時にはもう例のバカップルはHしちゃってます。どゆこと。








それとこれも多分気になった人多いはず!
藤堂(橋爪功)という司令官が、ヤマトがイスカンダルに向かう会見をします。まぁ記者の数が異常に少ないことは許してやるとして、その時に藤堂がね、「日本国民の皆さん・・・」って話し出すんですね。



ふあぁっ!!??日本!!??地球の話じゃなかったのかよ!!!!









これはどう考えても脚本のミスとしか思えないですね。その後はとにかく「地球」としか言わないのに、この藤堂の会見の時だけ「日本」というワードが出てきます。日本人しか生きてないのかも知れないけどさ、そんな状況になったとしたら余計に「日本」とかいう括った言い方はしないんじゃないかな。絶対ミスだろこれ。「日本」って言わなきゃいけない理由が見当たりません。






あとナレーションを無理やり入れたが為に、百も承知のことを説明しちゃってるとかっていう問題もあるんですよ。ナレーションは2回だけあるんですが、2回目のナレーションはマジで超面白いです。ウケ狙いとしか思えないくらいに面白いです。「ヤマトはイスカンダルに向かっていた・・・・。」みたいな。「いや、知ってる知ってる!!!今まで見てたからさ!!!」って感じですこっちは。何故今更言い直すんだ、とね。




最後にもう1点だけ。真田(ギバちゃん)という技師長が、急に「お前のことを弟のように思ってたぞ」とか言い出すシーンがあるんですが、これも無理やりすぎて爆笑です。「え?そんなにこの2人絡みあったっけ?」って感じ。
まぁこのセリフは原作の名セリフなので、入れたい気持ちはわからんでもないですけど・・・。せめてもうちょっっと2人の関係性描けばよかったんじゃないかな。いくらなんでも急すぎwホント面白いですこの瞬間www
だって今まで大して仲良くなかった人が死ぬ直前に「お前を弟のように・・・」とか言い出したらはっきり言って怖すぎますよね。




 






はい!すいません長々書きましたが以上です!ホントはまだまだあるんですが、終わりが見えないのでここらへんにしときます。
まぁVFXの技術はすごいと思うし、戦闘シーン、特にイスカンダルでの地上戦はそれなりには楽しめます。まぁここでもやっぱり色々言いたい事はあるんですけどね・・・。アナライザー強すぎとかね。
俳優人の演技で言うと、池内博之とかすげぇよかったとは思うんですが、このキャラクターも脚本の甘さのせいですごいヘボく感じちゃうんですよね。





要するにそこそこ程度に良い所はあるんだけど、あまりに脚本と演出がずさんすぎるが為に悪いところしか目立たない!っていう作品ですね。

冗談抜きで結構酷いです。今までこのブログであんまし良くないように言ってきた作品多々ありますが、もう他を寄せ付けるスキが全くないくらいに酷いです!もうカバーしきれません!あんまりです!







これをね、たとえ冗談であっても「世界に」とか言い出したヤツはホントセンス無さすぎですよ。ここまでずさんな作品のどこを楽しめって言うんでしょう。一応世界を意識してか、主題歌がスティーブン・タイラーっていうのがもう痛すぎて絶句でしたけどね。そのギャランティ他の事に使えば良いのに・・・。

もはや映画界の反面教師。それくらい僕の中では酷い。その酷さ、「うわーやっちゃってるやっちゃってるw」っていう楽しみ方ができる人にはお勧めです!B級映画の底辺っていう印象です!!






















お前を弟の様に思っていたぞ    真田


















お試しあれ!!!






SPACE BATLLESHIP ヤマト   2010年  日本


ジャンル:SF
  監督:山崎貴
  出演:木村拓哉
      黒木メイサ
      
       他いろいろ








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