プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

2015年12月

スター・ウォーズ フォースの覚醒

どうも!僕です!!


今日はこちら!!





「スター・ウォーズ フォースの覚醒」です!

もはや説明は不要ですね。いわずと知れたスター・ウォーズシリーズの待望の最新作。新作は実に10年ぶりとのこと。

全世界一斉公開とのことで、まさに世界中がスター・ウォーズ祭状態。日本もその例に漏れずメディアはスター・ウォーズ関連の報道ばかりでしたね。


今作はルーカス・フィルムがディズニーに買収後初の作品ということでそこも注目すべき点でした。もはやジョージ・ルーカスが無関係になってるってのは少し寂しい気もしますが・・・。






そのプレッシャーがかかる最新作の監督はミッション・イン・ポッシブルシリーズやテレビシリーズ「LOST」のJ・J・エイブラムス。
しかしそれよりも注目は、エピソードⅤ/帝国の逆襲の脚本家を務めたローレンス・カスダンが再びこのシリーズの脚本を書いたってこと。こりゃファンはどうもこうも期待せずにはいられない事態です。




更に今回はファンにとっては堪らない事尽くしで、旧3部作のキャストがそのまま出てくれるっていうんだからもう生唾モノ。
ルーク役のマーク・ハミル。レイア役のキャリー・フィッシャー。そしてハン・ソロ役のハリソン・フォード。彼らがちゃんと年を取った設定で出てくるっていう情報が公開前からわかっていて、そりゃキャーキャー騒ぎますわな。



新主人公レイ役にはデイジー・リドリー。今まではもう全然大した活躍もしてない彼女ですが、この度は主役に大抜擢です。あとは「アタック・ザ・ブロック」のジョン・ボイエガや、「インサイド・ルーウィン・デイビス」のオスカー・アイザックなどが出演です。

























★感想★
一言で言うと、「古参のファンに対するサービス映画」って感じですね。いわゆるお約束というか、定番の演出が散りばめられていて、「おお!オレは今スター・ウォーズを見ている!!!」とならざるを得ない構造になっています。演出しかりセリフしかり。
まぁ10年以上も待たせたわけなんで「お待たせ!!」って意味でのサービス性が強く、今までのファンに対する謝辞と「これからもよろしくお願いします!!」っていう挨拶代わりに見えました。
決して新しいことを全くやってないわけじゃないんですよ。
まずストーム・トルーパーの中身にフィーチャーしたってのは確実に新路線だし、生々しい血が見えたりとかトンファーみたいなの持ったトルーパーが現れたりとか。意外とむしろ大胆なことはやってます。
しかし見せ方が規定路線というか。要するに中身は新しいんだけど見せ方が今まで同様って感じで、正直このやり方には賛否が分かれても仕方ないと思います。ただ僕個人としては、「これしかないだろ!!!」って感じではっきり言って100点です。今作からまた三部作が始まるわけですが、一旦は見てる側をこっちに戻しとかないとっていう意図で作られてる気がしますし、それはごもっとも。要するにワンクッション的になってるわけで、本当にサービス。もっと言えば「ここまでサービスしたんだから次の作品で色々あったとしてもごちゃごちゃ言うなよ!!」っていうスタンスでは?というのが僕の予想です。


とは言えね、「あーまたこのパターンかー」ってなるような退屈な作りでは当然無いし、一応ストーリー的に「ふぁっっっ!?」ってなるような展開もあります。新と旧が絶妙に程よいバランスで混ざり合った作品といえるんじゃないでしょうか。


でね、主人公のデイジー・リドリー。この人めちゃくちゃいいですね。もう面構えから演技からアクションからホントに素晴らしい。確実に彼女はスターダムを駆け上がっていくと思います僕は。

というか、今作からの新キャラが軒並みみんないいです。好感持てるヤツばかり。ボイエガ演じるフィンであるとか、アイザック演じるポー・ダメロンとか。新ドロイドのBB-8も良かったですね。感情表現が豊かで、C-3POやR2-D2に無いものを持ってました。BB-8萌えした人も多かったんじゃないかな。
アダム・ドライバー演じるカイロ・レン。ダース・ベイダー的ポジションなんですが、コイツはちょっといくらなんでも中二過ぎるなぁって気がするんですが、まぁここも今までになかったキャラってことでは全然アリありかな。
キャプテン・ファズマだけはあまりにも何もして無さすぎたんでちょっと期待はずれでしたけど。まぁここらへんは次回作に期待しましょう。 




ちょっとだけ残念だったのは、「太陽」っていうワードが出たことですかね。すんごい昔の遠い銀河の話のはずなのに、「太陽」っていうフレーズが出たことによって「案外近所の話なのか?」と思っちゃいました。
ストーリー展開的にも少し納得いかないところはあるんですが、まぁスター・ウォーズはそういった部分を突いてたらキリが無いのでいいんですそこらへんは!!






とにかく新と旧の混ざり合いがうまく行ってます。っていうかエピソードⅥから話を繋げるのがとてつもなく難しい大きな壁だったと思うんですが、そこをここまで爽快にクリアしてくれたわけですからオールOK!!
エピソードⅧはライアン・ジョンソンが監督を務めるらしいですが、うまくバトンを繋いだJ・Jの功績は大きいと思います。間違いなく彼のフィルモグラフィー上ナンバー1の作品でしょう!










ちなみに僕は4DXで見てきました。これは座席が動いて傾いて、水が飛んできたり匂いがしてきたりともはやアトラクションに近い劇場なんですが、意外と悪くなかったです。話に集中したい人には向いてないかもだけど、スター・ウォーズみたいなエンターテイメント映画にはもってこいだと思いました。子供のようにはしゃげるし、映画の世界観に浸れます。






僕の横のでっかいオバハンは爆睡してましたけどね・・・。








なら来るなよ!!!いびきかくなら普通の劇場行っとけ!!!






と思った僕でした・・・。
















お試しあれ!!!




スター・ウォーズ フォースの覚醒   2015年  アメリカ


ジャンル:SF
  監督:J・J・エイブラムス
  出演:デイジー・リドリー
      ジョン・ボイエガ
      オスカー・アイザック
      アダム・ドライバー
      マーク・ハミル
      キャリー・フィッシャー
      ハリソン・フォード





映画評論・レビュー ブログランキングへ

007 スペクター

どうも!僕です!!

今日はこちら!!





「007 スペクター」です!言わずと知れたイギリスのスパイ映画シリーズ第24作目。

前作「スカイフォール」に引き続き監督はサム・メンデス。
主演はダニエル・クレイグ。今回で4回目のジェームズ・ボンド役です。

その他出演は、フランス映画で有名なレア・セドゥや「マトリックス」シリーズのモニカ・ベルッチがボンドガールとして出演。
敵キャラとしては「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツが出ています。













今日の紹介は今公開中の注目作品ってことで内容は割愛します。


















★感想★
とりあえず一言言っておかないといけないのは「こりゃ確実に前作は超えれないな」ってことです。
「スカイフォール」はシリーズ史上最高の興行収入でしたし、評論家の評価も高いし、何よりストーリーとして一度終着した部分があったわけですよ。
それ自体は悪いことではないし、それによって多くのシリーズファンが心を掴まれたってことなんでいいんですが、あまりにストーリーが過去のものを清算する話だっただけに、「このあとが難しい」って事態に陥ったんですね。実際多くの人が「次からこれどうすんだよ」って思ったはず。
で、実際ふたを開けてみればどうだったのかというと・・・。

正直僕としては前作よりもこっちの方が好きですね。っていうのも「スカイフォール」はかな~りシリアスな仕上がりにしておいて作品全体の雰囲気をキュッと引き締めて、だからこそのクオリティが高い作品に仕上がったと思うんです。その点今作は、はっきり言って結構アホっぽいです。単純に「アクション映画」として楽しませる事に比重を置いてる気がして、もっと言うとストーリー上の矛盾とか登場人物の感情の変化とか、脚本上の完成度っていうのの優先順位が少なくとも1番ではない。と思います。
で、僕自身今作のほうが楽しめたのは、やっぱり過去のシリーズの清算っていうよりも単純に目で楽しめる映画に仕上げてくれるから、古参のシリーズファンでなくても楽しめる作品になってると思うんです。しかしその中で、過去の作品に対するオマージュとかそういった部分もあるので、古参のファンももちろん楽しめるというね。


えーと、ただ!今作がすごく良い作品になっているかというとそれはまた別のお話。今僕が言ったのはあくまで前作「スカイフォール」との比較なわけで、作品単体として見ると「う~ん」って感じ。



「スカイフォール」の時ほどは感じなかったんですが、なんか終盤の尻すぼみ感っていうのがやっぱどうしても拭えなかったです。
アバンタイトルの部分でね、メキシコでの奇妙なお祭りの会場に潜入しているボンドがホテルの窓から屋上を伝って標的の狙撃ポイントまで行くシーンがあるんですが、ここはホント最高なんですよ!1カットでグ~~~~~~~~~~~~っと引っ張って行く感じは最高にワクワクして、「おお!これはすごい作品なんじゃないか!?」って思えたし、そこからのヘリコプターアクションもかなり面白かった!!!!



で、そこでもう終わっちゃってるというか。中盤のカーアクションとかもそれなりには楽しいんだけど、いやいや007ってなるとやっぱ期待値は高いので、なんか肩透かし食らった感じになっちゃうんですよね。

派手な爆破シーンがあるんですが、これは映画史上最大の爆破シーンってことでギネス記録に認定されたらしいです。でも火薬の量と映画の面白さは比例しないよねってわけで・・・。








何がだめなのかって聞かれると難しいです。実際そこそこには楽しめるので。
ただ結局の印象としては、「スカイフォール」ですごい事やっちゃったんだけど、それによって後が非常にめんどくさいことになっちゃって・・・だから一まずワンクッション!!

っていう作品なのかなって思いました。








まぁ細かいことうだうだ言わないで、アクションシーンはそれなりに楽しめる映画です!!














個人的に、007シリーズを全部は見てないのでこの際全部洗ってみようかなと思った僕でした。






















お試しあれ!!






007 スペクター     2015年  イギリス



ジャンル:アクション
  監督:サム・メンデス
  出演:ダニエル・クレイグ
      レア・セドゥ
      モニカ・ベルッチ
      クリストフ・ヴァルツ
      デビッド・バティスタ





映画評論・レビュー ブログランキングへ

ダンサーインザダーク

どうも!僕です!!

今日はこちら!! 

ダンサーインザダーク





「ダンサー・イン・ザ・ダーク」です!2000年のデンマーク映画で、病気により視力を失っていく女性の悲劇を描いたミュージカル映画。

監督はデンマークが誇る鬼才ラース・フォン・トリアー。結構独特の作品で知られる彼。今作が代表作です。

主演はアイスランドの世界的歌手ビョーク。その他出演はピーター・ストーメアやデヴィッド・モース、カトリーヌ・ドヌーブ等そこそこのキャストです。
















では中身。













ミュージカルが大好きなセルマ(ビョーク)は、息子ジーンと貧しい2人暮らしをしていました。トレーラー暮らしのこの親子ですが、大家さんのビル(デヴィッド・モース)とリンダ(カーラ・シーモア)とはとても仲良しでした。




しかしセルマは先天性の病気を持っており、徐々に視力が弱まっていき最終的には失明してしまうといいます。そしてその病気は息子のジーンにも遺伝してしまっているとか。


親子






しかし莫大な金を積めばこの病気は治るようで、セルマは倹約した生活を続けてジーンの手術費を一生懸命貯金をしている毎日です。









セルマがほぼ失明しかけになってきたある日、ビルは彼女の目が見えないのをいいことに、彼女がせっせと貯めている金のありかを知ります。

そして金に困ったビルは、その貯金を盗んでしまいます。








その後何やかんやあって、命よりも大事な金を取り返したいセルマはビルをぶっ殺してしまいます。



殺す








当然大問題になるわけで、セルマは強盗殺人罪で逮捕されちゃいます。












超ハイスピードの裁判の結果、彼女には死刑判決が出ます。









しかしその裁判の弁護士は超ヘボ弁護士であったとのことで、有能な弁護士がセルマの弁護をしようと立ち上がります。
しかし公選の弁護士ではないので当然報酬が発生。



つまり彼女は①息子の目の手術に②自分の弁護に
このどちらに金を使うのか、その選択を迫られます。





もちろん息子最優先の彼女は、有能弁護士の弁護を断固拒否。




そして彼女は再審要求もせず、絞首刑に処されるのでした・・・。





















★感想★
「こんなひでぇ話があるか」と言いたくなるくらい欝なお話ですよ。
この作品はね、同監督の「奇跡の海」「イディオッツ」と並ぶ黄金の心三部作と銘打たれてまして、つまりどれもこれも強い心を持った女性がテーマの作品なんですね。
この作品もそういったことが言いたくて、世の中の不条理にも正面から立ち向かい、そして息子の幸せのために自分の命をも投げ出したってことなんでしょう。
実際作品として、ストーリーとしては割りと単純なんですが、そこをうまく膨らませて感情移入要素を多く入れ込まれてるとは思います。
ただね、やっぱ暗すぎるわ!!すんごい重い!ずっと!!
途中で楽しいミュージカルが入るのでかろうじて見れるって感じですね。ミュージカルがなかったら相当滅入るストーリーですよ。
ストーリーももちろんなんですが、やっぱり映像と音声がかもし出す雰囲気ですね。
ラース・フォン・トリアーという監督は「ドグマ95」という映画運動を立ち上げた人なんです。ドグマ95に関していちいち説明することはちょっと書ききれないので要約しますが、簡単に言うと「ちゃんとリアリティ持ってやろう!」っていう運動のことです。だからセットでの撮影は禁止とかBGMの挿入は禁止とかカメラは手持ちでとか、「純潔の誓い」と呼ばれる制約がなされるのがドグマ95。今回の作品はそもそもミュージカルですし、100%これに則ってるとは言えませんが、とは言え作中全て手持ちカメラでの撮影がされているってことと、BGMが無いってこと、そしてフィルター処理をしていない為に画質が少し荒い。ここらへんが効果的で、なんか妙なリアリティを感じずにはいられない造りになっています。
でね、こんな欝な話がこんなリアルに感じられちゃうもんだから、「はぁ~~」ってならずにはいられません。
個人的には欝な話ってのは全然嫌いじゃないんですが・・・。

っていうかさ、ジーンの病気のことを言うと精神的に動揺して病気の進行が進んじゃうから絶対ナイショにしてて!みたいにセルマは言うんですが、実の母親が強盗殺人罪で死刑判決食らってる時点でもう既に動揺200%な気がするのは僕だけですかね?ここはちょっとご都合主義な感じがしなくもなかったです。

ドグマ95的な編集も、正直万人受けするとは言いがたい部分もあるのでなんか「誰にでもお勧め!」とはならない作品ですね。ただ僕自身は心を打たれるというか、胸を締め付けられるものは大いにありました。
なんならね、こういったしこりの残る気持ちになりたいが為に映画を見てるっていう部分もあるのかなと自分で思いました。日常生活ではなかなか感じれない感情を髣髴とさせてくれる。これが映画でしょ!








話は欝ですが、クオリティは高い作品と思います!

























これは最後の歌ではない    セルマ
















お試しあれ!!!



ダンサー・イン・ザ・ダーク   2000年   デンマーク


ジャンル:ドラマ
  監督:ラース・フォン・トリアー
  出演:ビョーク
      デヴィッド・モース
      カトリーヌ・ドヌーブ
      ピーター・ストーメア




映画評論・レビュー ブログランキングへ
記事検索
ギャラリー
  • 無限の住人
  • サウルの息子
  • フューリー
  • フューリー
  • フューリー
  • マリアンヌ
  • ビリギャル
  • ビリギャル
  • ビリギャル
QRコード
QRコード
カテゴリー
最新コメント
  • ライブドアブログ