プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

2015年06月

バックドラフト

どうも!僕です!!

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バックドラフト



「バックドラフト」です!!1991年のアメリカ映画。シカゴで奮闘する消防士を描いた作品で、監督はロン・ハワードという人。「ビューティフル・マインド」や「ダヴィンチ・コード」で有名な俳優出身の監督です。


主演はウィリアム・ボールドウィンという人で、テレビ作品の出演も多い人。その他は、カート・ラッセルという人も出てますし、「羊たちの沈黙」にも出てたスコット・グレンも出てます。あとは何といってもまだちょっと若々しいロバート・デ・ニーロも出てます!







なかなか数少ない消防士モノの作品なので注目です!


















中身。












ブライアン(ウィリアム・ボールドウィン)という青年は、過去に殉職した父と同様に消防士となります。


最初に赴任したのは、実兄のスティーブン(カート・ラッセル)が隊長を務め、シカゴで一番厳しいといわれる第17小隊。



スティーブンの下、厳しい訓練を受けながらブライアンは経験を積んでいきます。



兄弟







そんな最中、最近の多発する火事の原因は放火であることがわかります。



根性無しのブライアンは、兄スティーブンとの衝突を繰り返し、現場の17小隊から放火調査官リムゲイル(ロバート・デ・ニーロ)の助手へと鞍替えします。







なんやかんやあって、クライマックスの火事場は化学工場。もうメッチャ燃えそうな予感がする現場に着く頃、放火犯はなんと17小隊隊員のアドコックス(スコット・グレン)であるということがわかります。






大爆発する火事場にはさすがのビビりブライアンも急行。

アドコックスの放火の理由には、消防隊に対する深い愛情が絡んでいることがわかり、彼は一概に悪人とは言えない的展開に。現場で命を落としかけたアドコックスをスティーブンが助けますが、アドコックスはあえなく黒焦げに。
半人前のはずのブライアンが命からがら瀕死のスティーブンを助けますが、帰りの救急車の中で彼もあえなく殉職してしまいます。






死んだ兄の魂をしっかりと受け継いだブライアンは、その後17小隊で奮闘していくのでした・・・。


ブライアン
















おわり













★感想★
んーまぁそれなりには楽しいですよ。特に火災現場のCGはなかなか見ごたえあります。ILMというジョージ・ルーカスが作った特殊効果専用のスタジオで作られた映像なわけなんですが、20年以上経った今見ても迫力があります。「火は生きている」というキーワードに則った、攻撃的な描写というか火が人間を襲ってくる雰囲気はお見事です。
ただストーリーとしてちょっと物足りないというか、ちょっと失速する部分が多い気がしますね。
まずはヒロインのどうでも良さ。ブライアンの幼馴染でいけ好かない市議会議員の秘書という役柄で登場するわけなんですが、なんかひょこっと数回出てきて消防車の屋根で主人公と1回Hして終わりです。もう意味不明です。主人公の親父も兄貴もストーリー上殺してしまってるわけなんだから、そこは男同士・家族の絆の話で収めときゃいいものを、無理矢理色恋要素をつめちゃったもんだから単なる肉体関係に留まっちゃってるんで、見てるこっちは「あ、そうなの」ってくらいにしか思えません。一応その後使うホースに女物の下着が引っかかっているっていうちょっとしたギャグには繋がるわけなんですが、まったく必要なし!ある程度時間使ってこの二人の関係性を描いていればそれなりに感情移入はできるんですが、いかんせんヤりたくなったらところ構わずヤるっていう2人なのでその要素は皆無。完全に見てる側とは別の次元のお話になってます。まぁ消防車の上で愛し合うっていう状況はそれなりに名シーン的になりそうではあるんですが、そこはキスだけで抑えとけばよ!Aまでで!最悪Bまでだ!はっきり言う!本番はすんな!

いやそもそもね、この主人公ブライアンがどうもイマイチ好きになれないんですよ。これはストーリー上というか俳優の話にもなるんですが、まず見てこの主人公を演じるウィリアム・ボールドウィンの顔!

ボールドウィン

なんかたまにいる「いつもヘラヘラしてる」系の顔なんですよ。ちなみにこのシーンは、兄スティーブンとガチの殴り合いをする超シリアスシーン。でも今にも笑い出しそうな顔じゃないですか?
この人の顔はどっちかって言うと「主人公の恋敵」っていうポジションの方が合う気がしますね。単純に面構えが悪い。そりゃアクションシーンとかはそれなりに締まった表情になるわけなんですが、違うんですよ!映画はアクションシーン以外でも監督が「アクション!」って声かけるでしょ!アクションシーン以外にもアクションシーン級の表情をしてもらわないと、見てるこっちはそのアクションシーンでさえ「おーおーなんか頑張っちゃってるね」くらいにしか思えなくなっちゃうんですよ。普段のシーンはアクションシーンへの布石。通常シーンでそいつを応援したくなるから見てる側は「頑張れぇぇえ!」ってなるわけで、この人にはその要素がどうも感じられません。
とはいえ生まれ持った顔つきの問題ですから、これはシンプルにキャスティングミスですね僕から言わせれば。
ほんでね、このいらつく顔した主人公がなんでも片手間にやっていくもんだから、ホント「ほーやってるねー」くらいにしかどうしても思えないんです!結局こいつの苦労って兄と衝突することと馬鹿みたいに火事場に突っ込んで死ぬ思いするくらいなもんです!まず兄との衝突なんて勝手にやってろってことだし、火事場で死ぬ思いするなんて当たり前だろの一言。結果こいつは運が良いだけなんですよ。まぁ火事で親父を亡くしてることは確かに不憫ですが、肝心のこいつそのものはそれを糧にして頑張ったりとか一切しません。
放火の捜査だってほとんどリムゲイルがやっていっちゃうわけで、最後の最後にコイツが犯人を見出したときはもう視聴者もわかっちゃってますから何たる無能っぷり。何なら一瞬兄を疑ったりなんかして、もうただのピエロですよ。

つまりね、作品通して目にするのはコイツの運の良さ。そこだけです。間違ってマネキン救助したとかいうちょっとした不運装ってカモフラージュしてますが、僕の目は騙せませんよ。コイツはそこも含め超ラッキーです。笑いが取れてるからねそこでは。

もうねー、兄役のカート・ラッセルとかめちゃめちゃいいんですよ!かっこいいし、いい感じの男臭さあるし、一生懸命さ故の焦燥感みたいなのが出てくるところとかはホントいいんですよ!ただね、弟がクズなもんでこれがなかなかどうして!
デ・ニーロとかもめっちゃかっこいいしね!単純にイケメンっす!デ・ニーロ悪役が多い気がするけど、こういう役もハマりますね!やっぱ面構え良いもんね!
ほんでこの周りの良さ故に主人公のクズっぷりが一層映える!完全に逆効果です。

あと、スティーブンが放火犯アドコックスを許しちゃうっていう展開はこれいかがなものかと。まぁ同僚の熱い気持ちを酌んだってことなんでしょうが、いやいや駄目なもんは駄目でしょ。いくら消防隊を守りたいからって言っても、無関係の人が巻き込まれて死人まで出ちゃってるんだからさ。仕事に熱いスティーブンがここを許すっていう展開は全く納得いかなかったですね。


なんか作中通してのキー的な部分をもっと絞って欲しかったです。炎のCGを推すのか、絆ストーリーを推すのか、主人公の成長を恋愛要素交えて描くのか。どれも半端なんで、中盤のぬるさは否めないですね。
僕個人としては、かったるい人間ドラマをある程度省いてその分を火事場のアクションに使って欲しかったですね。もっとアクション多めなら、この人間ドラマのずさんさも許容できた気がするんですがね・・・。








本当に炎の演出はド迫力です!USJのアトラクションにもなってるくらいだしね!

恐怖の炎にクズ男が飛び込む作品を見たい方は、是非どうぞ!!



















火は生き物だ。呼吸し、飢えて、憎しみを持つ。   リムゲイル調査官














お試しあれ!!








バックドラフト   1991年 アメリカ


ジャンル:アクション
  監督:ロン・ハワード
      ウィリアム・ボールドウィン
      カート・ラッセル
      ロバート・デ・ニーロ
      スコット・グレン






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ハンニバル

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ハンニバル



「ハンニバル」です!2001年のアメリカ映画で、以前紹介した「羊たちの沈黙」の続編です。

前作の監督はジョナサン・デミでしたが、2作目の今回はリドリー・スコットです。彼の作品は以前「グラディエーター」を紹介しましたね。



主人公ハンニバル・レクターを演じるのはもちろん前作同様アンソニー・ホプキンスなのですが、残念なことに女性FBI捜査官クラリスがジョディ・フォスターからジュリアン・ムーアに変わってしまっています。2014年に「アリスのままで」でアカデミー賞を受賞している人です。








続編ということで当然前作を見てない人には何のこっちゃわからない話ですのでご注意を!











では中身。




「バッファロー・ビル」事件から10年。FBI捜査官のクラリス(ジュリアン・ムーア)はすっかり1人前になっています。しかしとあることをきっかけに非難を浴びる的となってしまいます。


そこに目をつけたのがヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)という男。超大富豪の彼は、レクター博士(アンソニー・ホプキンス)の被害者のうちの数少ない生き残り。顔をずたずたにされたことに恨みを持っている彼は、どうにかレクターを捕まえて復讐したいと考えているところ。FBIで干されたクラリスの情報を仕入れ、更にレクターが彼女に入れあげていることも知ったヴァージャーは、司法省のクレンドラー(レイ・リオッタ)という男を使いクラリスを利用しようと考えます。








ほんでその当人のレクター博士はというと、イタリアのフィレンツェの潜んでいました。

レクター





図書館の司書として身分を隠していたレクターですが、どうにも止まらない変態男の彼はやっぱりクラリスのことが気になる様子で、クラリスへ気色の悪い手紙を送ります。



そのことに気がついたヴァージャーは、現地の刑事パッツィ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)を使ってレクターを捕まえようとしますが、パッツィは当然返り討ち。はらわたを垂れ流しながら、なんとも無残な死に方をします。









その後なんやかんやあって、ヴァージャーは見事レクターを捕獲。すげぇ凶暴な猪みたいなのに、彼を食わせちゃおうというパンクな復讐を考えています。



しかしそんなことされちゃ事件が迷宮入りになっちゃうってんで、クラリスがレクターを救出。逆にヴァージャーとその仲間達が、猪に食べられちゃいます。



食べる





救出の際に肩に負傷を負ったクラリスは、レクターの隠れ家で手当てを受けます。




目を覚ましたクラリスが目撃したのは、クレンドラーがレクターに催眠状態にかけられ、自分の脳みそを調理されそれを自分でまた食べさせられるという超カオスな無限ループ。






「俺を逃がせ」というレクターですが、クラリスは当然断固拒否。自分の腕とレクターの腕を手錠で繋ぎます。




レクターは包丁でクラリスの腕を切断しようとしますが、クラリスへの愛情か、逆に自分の腕をちょん切り逃亡。





その後飛行機でどこかへ向かうレクターですが、恐らくクレンドラーの脳みそと思われるものを、隣の席の子供に食べさせるのでした・・・。

















 おわり

















★感想★
前作はクラリスが主人公的な位置づけで、捜査に奮闘するっていう作品だったのに対し、今作は単純にレクター博士がいかに狂ってるかっていうところがフィーチャーされてる作品ですね。考えてみると、レクター以外は全て彼の足元にも及ばない存在になっていて、かろうじて彼に影響を与えることのできる存在がクラリス。そういう意味で、やっぱりこの2人が物語を推進していく人物となっているわけです。まぁただ役柄は同一人物なのに演者が違うっていう違和感はなかなか拭えないですね。なんとなくジョディ・フォスターとジュリアン・ムーアは雰囲気は似てないことも無いですが・・・。まぁ10年後って言う設定だから許せなくも無いけどさ。違和感はあるよねやっぱ。
いわゆるサスペンスの謎解き要素っていうのはほとんど無くて、前述のようにレクターの狂気っぷり・変態っぷりを楽しむ映画です。パッツィ刑事が死ぬとこや、ヴァージャーが死ぬところなどエグさとっていう部分は前作より格段に、明らかに意図的に強調されてます。リドリー・スコットは、こうした人体欠損みたいな描写が得意なんでしょうね。「グラディエーター」しかり「ブラックホーク・ダウン」しかり。レクターという狂人とそのグロテスクさっていうのはセットで考えないといけない部分で実際必要な表現だし、そこは実際楽しめました。
とにかく今作は、「レクター強えぇ!」ってなる作品です。無敵というか、「何で後ろに敵がいるのわかるんだよ!」とか、「すげぇ!スリ師に気付いてる!」とか、説明のつかないすごさがあってしかもそれに説明は実際必要なくて、ただ単純に「レクターすごい」って思えます。
背景に流れるオペラがよりその不気味さを助長してるので、非常に効果的です。


 







アンソニー・ホプキンスの怪演、レクター博士という人物を楽しむ映画です!!























新しいものを食べてみることが大事なのよ   ハンニバル・レクター




















お試しあれ!!






 









ハンニバル  2001年  アメリカ



ジャンル:サスペンス
  監督:リドリー・スコット
  出演:アンソニー・ホプキンス
      ジュリアン・ムーア
      レイ・リオッタ
      ジャンカルロ・ジャンニーニ
      ゲイリー・オールドマン









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ライフ・オブ・デビット・ゲイル

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ライフオブデビットゲイル


「ライフ・オブ・デビット・ゲイル」です!2003年のアメリカ映画で、本格社会派サスペンス。


死刑廃止論者の元大学教授が死刑囚となり、インタビューしていたジャーナリストは彼が冤罪な気がして独自の調査を始める・・・っていうお話です。




監督はアラン・パーカーというイギリス人のおっさんで、「ミッドナイト・エクスプレス」でアカデミー賞を取ったこともある人。

主演はケヴィン・スペイシー。「アメリカン・ビューティー」「ユージュアル・サスペクツ」なんかで有名な人で、このブログでは「L.Aコンフィデンシャル」を紹介してます。
あとは「タイタニック」「エターナル・サンシャイン」のケイトウィンスレットや、「ラブ・アクチュアリー」なんかで有名なローラ・リニーという人も出てます。

















ほいじゃ中身なんですが、例によってネタバレが嫌な人は見ないでくださいね!オチをサクっと言いますから!
















若くして終身教授の肩書きを手に入れたやり手の哲学者デビット・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)は、熱心な死刑反対運動家でもあります。


しかし現在は同僚のレイプ殺人の罪で、皮肉なことに死刑判決を受け拘留中。刑の執行まで残り数日というところで、ビッツィー(ケイト・ウィンスレット)というジャーナリストを名指しし、法外なギャランティと引き換えにインタビューを受けることにします。



インタビュー



3日間、1日2時間という限られた時間のインタビュー。その中で、ゲイルは彼女に様々な事実を打ち明けていきます。






↓以下、真実






ある日、とある女生徒バーリン(ローナ・ミトラ)に誘惑され肉体関係を持ちます。しかしそいつは落第を逆恨みした馬鹿やろう。
その日のことを「レイプされた」と言い、警察に告発。ゲイルは逮捕されてしまいます。





その後後悔したバーリンが起訴を取り下げたものの、愛想をつかした妻は子供をつれて実家のスペインへと旅立ってしまいます(もちろん不倫中)。






スケベじじいとなったゲイルは職も失い、更には死刑反対活動団体からも立場を奪われます。唯一のよりどころだったのが、今回の事件の被害者であり同僚のコンスタンス(ローラ・リニー)。


酒におぼれ堕落していくゲイルを唯一引き止めていたのがコンスタンスだったのですが、彼女は重度の白血病で余命はもうあんまし長くないみたい。




ゲイルは彼女の最後の望み、「死ぬ前にもっとセックスをしとけばよかった・・・。」というものに応え、最後の情熱的な情事を楽しんだ・・・。










というのが真実。

そしてここまでわかったところでインタビュー時間(3日間計6時間)は終了。ゲイルは明日の午後6時に刑が執行されます。







どうにもゲイルが冤罪な気がしてならないビッツィーは、見習いジャーナリスト・ザック(ガブリエル・マン)と共に独自捜査。





そして彼らの真実を突き止めます。






先が長くないことを悟ったコンスタンスは、自宅の台所で全裸のまま自らの口にテープを巻き、後ろに手錠をかけ頭からビニール袋を被せます。


息苦しくなったコンスタンスは自ら窒息死。どう見ても他殺にしか見えない状況でこの世を去ります。



そしてこの状況を過激な彼女の信者ダスティ(マット・クレイブン)に撮影させ、ビデオを保管させます。




つまり




殺人事件と断定して、警察がゲイルを逮捕
     ↓
ゲイルの刑執行の頃合を見計らって、ダスティがビデオを世にばら撒く
     ↓
コンスタンスは他殺ではなく自殺だと、みんなが気づく
     ↓
冤罪による逮捕から死刑者が出て、世の中は大騒ぎ
     ↓
だから死刑は廃止にしたほうがいい!!!





という絵図を描いていたわけです。




ダスティの家にまでこっそり侵入したビッツィー達は、刑の執行約1時間前にその事実に気付きます。


「やめろー!ゲイルは冤罪だ!!やめろー!」とばかりに刑務所へと走りますが、さすがに間に合わず。
ゲイルの刑は執行され、この世を後にします。








その後、計画通りダスティの手によりビデオが世に放たれて世間は大騒ぎ。ゲイルは冤罪で死刑に処された悲劇のヒーローとなります。







その後、ダスティは逃亡。弁護士と共謀して、インタビューのギャラをスペインにいる妻の元へ届けます。そのアタッシュケースには、先のレイプ事件が冤罪であるという証明入り。




一方のビッツィー。彼女の元には、ゲイルからの名義でとある郵便が。

中にはビデオが入っており、そこには例のコンスタンスが自殺するシーンが。


しかしそこには、ゲイル自身の姿もあったのでした・・・。


ゲイル













おわり








★感想★
まぁ普通に面白いと思います。構造としては、インタビューシーンで過去への回想→現代のシーンで事実を調査→またインタビューの繰り返し。とはいえ3日間という限られた期間を一日ずつ消化していくっていうものなので、特別1パターンというか、退屈な感はないです。
ジャーナリストの取材で事実を解き明かすっていう点では、「凶悪」と似たような雰囲気ですね。まぁ正直なところ「これ絶対冤罪だろ」っていう目線ではどうしても見てしまうんですが、その中でいろんな複線がやっぱり張り巡らされていて、そこの回収ができるのは気持ちいいです。これぞサスペンスの醍醐味。ストーリー上の矛盾っていう点もほぼ無い気がします。まぁちょっとキーマンになるキャラクターが、ミステリアスに描かれすぎて露骨っていう部分はありますけどね。「え?コイツが?」っていうサプライズは感じなかったです。
キャストでいうとね、まぁケヴィン・スペイシーは本当こういう本質が見えない感じのキャラクターはすごい良く合うと思います。そもそもこの人の顔立ちっていうか表情自体がちょっとそんな感じするし。あとケイト・ウィンスレットはいいですね。彼女はなんか「ほどほどの華」みたいなのを感じます。ブロンドだからでしょうか。彼女は「タイタニック」のローズみたいな上流の役より、今回のビッツィーみたいなちょっと勝気な女性の役の方がハマる気がしますね。「エターナル・サンシャイン」のクレメンタインもそうだし。この人もなんとなく顔つきがそんな感じするもんね。オレだけかもしれないけど。

まぁそもそもね。この作品のテーマが「死刑制度」っていうのが味噌ですよね。結局未だに正解が分かれてるというか、現時点でも相当な論議がされている言ってみれば難しいテーマを採用したことにはすごく意義があると思います。この題材をしっかりとした本格サスペンスで描いて、そこでエンターテイメント的に仕上げたことで誰にでも意識というか考えさせるというか、そういう一種の問題提起的な作品をここまでの完成度で仕上げたことっていうのはいやはやあっぱれですよ。
こんなテーマだからこういう作品展開もできただろうし。結局ゲイルとコンスタンスっていう悲しい現実を背負った2人の死刑制度反対運動家が、自らの命を投げかけて世間に問うっていう悲劇的な終わらせ方。その事実がわかる前に2人の心情描写みたいなのが多くあるし、単純に「ああ!かわいそう!」って思える。だから、死刑制度に賛成派の人でもこの終着点は素直に心を打たれる仕上がりになってると思うんですよね。
監督は「賛成派も反対派も平等に描いたつもり」と言っていますが、そこは確かにそのとおりになってる。
ゲイルの死後も、嫁にレイプ事件が嘘であることをわからせたり、わが子が大切にしていたぬいぐるみにラストのビデオを入れて送ったり、以前ゲイルの子供が要求したトッピングたっぷりのパンケーキがゲイルの最後の晩餐として出てくるとか。一応関係無さそうなことも結びついてくるので、そこが非常に良かったと思います。



まぁただ残念な点もあるわけで、まずはビッツィーの付き添いのザック(左の男)。
ザック


こいつは「見習い」みたいな設定でビッツィーに付き添うんですが、いやいやコイツ全然やれてるぞ!なんか半人前感は全く無い!状況の飲み込みもやたら早いし、なんなら悲しみに暮れるビッツィーをやさしく抱擁したりとか、すげぇステータス高いように思えて仕方ないんですよ!「もしかしてコイツがちょっと怪しいんじゃね?」って思ったほどです。
せっかく見習いの設定なんだから、なんか死刑制度について深く考えてない超超賛成派みたいな男連れてきてさ、「殺せ殺せー」みたいな事言いながら調べていって、ほんで事実がわかっていくうちにそいつも死刑制度について深く考えていく・・・みたいなさ。そいつの考えがどんどん変わって、少なくともコイツの考えは変わったわけだから2人の文字通り命を投げ出した活動は決して無駄ではなかった!みたいな描写とかできるだろうよ!なんか特にストーリー上重要なことするわけじゃなかったので「コイツいる?」って思ってました。まさか最後までいらなかったとはね。
あとね、結果一番悪いやつはバーリンなんですよ!コイツが1人美人局みたいなことをしなけりゃこんな大それたことにはならなかったし、そもそもその後手紙だけ送って雲隠れしてんじゃねぇよこのサゲマンが!
ストーリー上の疑問もちらほら出てきます。いろいろあるんですが、書ききれないので1つだけ。
弁護士何者なん?ってことです。この弁護士はかなりのヘボ弁護士で、実際コイツのヘマによってゲイルは死刑になった(らしい)んです。まぁゲイルは死刑を望んでたわけですからそこはいいとして。その後この弁護士は、ダスティに金を届ける役をするんですよ。え、でもさ、コイツ別に絆とかない赤の他人ですよね?そいつが50万ドルっていう大金を素直に持ってくるとはどうにも考え難いんです。ましてやそれがヘボ弁護士なら余計にですよ。
持ち逃げしたりとかさ、まぁ取り分はあるんだろうけど預かってる金を武器に「もうちょいよこせ」みたいに揺するとかさ。なんかそういう良からぬ事って絶対起きる気がするんですよね。そりゃこの弁護士も死刑反対派なのかもしれないけどね。でもさでもさ、もし本当にこの弁護士が死刑反対派で、前もって事実を聞かされててその上で彼らに協力してたとしますよ?そうなるとさすがにリスク高すぎだろーって気はしません?だってこれ公にばれたら多分背任罪とか詐欺罪みたいなので捕まりますよ。推測すればキリが無いのでここらへんにしますが、とにかくこの弁護士に対する描写が少なすぎて、ちょっと説得力に欠けるんです。これはただの断片的なシーンの話ではなく、終盤の納得度にも影響してくるのでかなり残念ポイント。


他にも細かいところはちょくちょくあるんですよ。バーリンが友達から渡された手紙は何なんだとか、彼女が起訴を取り下げた理由は何なんだとかね。ただ、ここまでストーリーを考察させるのは逆にそのストーリーに引き込まれている証拠ですし、確かに疑問は疑問なんですが「違和感」程度で留めておくことも可能なのでまぁOKです。
いわゆる一般的なサスペンスのように、「実はこうでした、ドーーーン!!!」っていう話なんですが、そこにうまい感情移入要素と重いテーマが相まることで、ちょっと感動度が増す構造に仕上がってます。







ただね、見たこと無いのにここまで読んでくれた人!


その状態でこの作品見ても全然面白くないよきっと!!!






コンスタンスは他殺じゃなくて自殺だぞ!!!













人がガラス越しに見るのは「人」ではなく「犯罪」   デビット・ゲイル

















お試しあれ!!!




ライフ・オブ・デビット・ゲイル  2003年  アメリカ


ジャンル:サスペンス
  監督:アラン・パーカー
  出演:ケヴィン・スペイシー
      ケイト・ウィンスレット
      ローラ・リニー
      












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月光の囁き

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月光の囁き


「月光の囁き」です!1999年の日本映画で、喜国雅彦という人の漫画を映画化した作品。
とある高校の剣道部の同級生の男女が恋をする・・・。という甘酸っぱい恋愛モノかと思いきや、男の方にはとんでもない性癖があって・・・というなかなかパンクなテーマの作品。

監督は「黄泉がえり」「どろろ」などで知られる塩田明彦。この作品が出世作となります。
主演は今でも色んな映画・ドラマにちょいちょい出ている水橋研二と、今では禁断のAVデビューを果たしてしまったつぐみの二人です。あと知った顔でいうと井上晴美なんかも出てます。ちなみに彼女の旦那さんは、カナダで知り合ったメキシコ人だそうです。






意外と知名度の低い作品ですが、主題歌はスピッツの「運命の人」です。ちゃんとそれなりの作品ですよ!!













というわけで中身。






とある高校の剣道部の日高(水橋研二)は、同じ剣道部の北原(つぐみ)に恋をしていました。

高校生の甘酸っぱい恋愛ってのはなんと素敵なものなんでしょう。北原も日高のことを好きだったみたいで、北原からの告白により2人はお付き合いをスタートさせます。




通常路線の恋愛を繰り広げ、A→B→Cという順番にステップを踏んでいく2人は、肉体関係を結びます。






しかし!!!日高は実はただの変態。そもそも付き合う前から北原の靴下やリップクリームをパクって、それをおかずに毎晩マスターをベーションするという日々を送っている手癖と性癖がやや悪い青年なのです。

筆おろしが済んだその日も、自宅のトイレにしっかり盗聴器を設置し、その音声をおかずにマスターをベーションしてます。


盗聴


彼にとってはこんなのはジャブ。北原と付き合いながらも彼女を盗撮したり、使用済みティッシュを拾得したり・・・。そしてそれらのグッズに夜な夜な超お世話になってる青年なのであります。








そんなことは露知らず、平凡な恋愛を送っていると勘違いしていた北原。ある日彼女はそのことに気づきます。

当然「この変態ヤロー!」となって2人は別れるわけなんですが、こっからが特殊な展開。


つきまとう日高に、北原は植松(草野康太)という剣道部の先輩とのデートを陰で見届けさせたり、そのあとのHを見届けさせたりするわけです。
挙句の果ては、Hのあとに先輩の汗がたっぷりついた北原の体を舐めて拭かせたり・・・。徐々に北原の行動もエスカレートしていきます。







そんな関係が続いていき、北原がもはや日高と植松どっちが好きなのかわからなくなってきた頃。北原が、日高との関係を植松にバラします。





ひと悶着あり、北原に「お前なんか死んじまえ!」みたいに言われた日高は、「君のためなら死ねる!」とばかりに自ら滝つぼにダイブします。








どうにか一命を取り留めた日高。




丘みたいなところで「ギプス外れたら海でも行こうか・・・。」と北原に語りかけられる日高なのでした・・・。





海















おわり
















★感想★
内容は超変態な作品ですが、「いやぁ~。高校生の真夏の恋愛っていいね!」って思っちゃう作品でしたね。
いやテーマはもう完全に意味不明ですよ!中盤述べたこと以外にも、北原のいろんなサディスティックな部分が出てくるわけで、はっきり言ってそこに関しては「いいな~」とか全く思いません。いくらなんでも彼女の「犬」になるっていうのはね・・・。
まぁただ高校生っていう年頃は「本当の自分」みたいなのをなかなか見出せていない年頃なわけで・・・。実際いろいろ気恥ずかしくなる部分も多い年頃ですよ!思春期ってヤツ!ましてやここまでぶっ飛んだ性癖を持ってる男の子は一体どうすりゃいいんだ!ほんでもし肯定されたらどうなんだ!?っていうのの回答に近い作品ですよ。
いわゆる変態な男の子と、いわゆる普通の女の子の恋愛なわけですが、この普通の女の子・北原に徐々にSっ気が目覚めていく感じがなんかハラハラするんですよね。本人も「違う!自分は普通なんだ!」っていう葛藤をしている感じもあるし、でも実際同じ部活の先輩をダシに使ってるという悪い部分もある・・・。
ちなみに作品を通して一番気の毒なのは、ダントツで植松先輩ですね。好きな女の子を取られる結果になるし、自分のHも覗き見されてたわけですから・・・。後半病んでくる北原に振り回される感じもまさにお気の毒。人が滝つぼにダイブするカオスにも巻き込まれて、一体何なんだって感じですよね。

まぁそれはいいとして。とにかくそういう10代の葛藤みたいなのが描かれてるし、作品の雰囲気自体は本当にキラキラした純愛映画っぽく仕上がってるんですよ。
つまり、日高の性癖を否定していないんですね。そりゃ「好きなもんは好きなんだから仕方ねぇじゃん」って言われればそれまでですからね。その性癖を満たすアイテムをちょろまかして人に不快な思いをさせたっていう面は完全に日高が悪いですが、そこを抜かせばまぁ仕方ない。同性愛とか、巨乳好きとか、うなじが好きとかっていう志向のうちの一種ですもんなぁ。
そこんとこをね、この作品は誇張しすぎってくらいキレイに描いてるんですよ。ホント見てるこっちも煌いてくるし、実際描いているのは単なる高校生達のちょっとした大恋愛です。ただかなりマイノリティーな性癖がネックになってるっていうだけで。
そういった意味では別に変態作品でもなんでもないし、もし日高と同じ性癖がある人が見たら、もうすげぇ「うわ~わかる~」ってなるんでしょうね。

作中ずっとこの2人の押し問答を見ていて、なんだかんだ感情移入はあるんですよ。「日高苦しそうだなー」とか「北原酷い仕打ちしてるけど、これも無理してんのかなー」とかね。ほんで最後の最後、「どうなんの?北原は日高許すの?」みたいに思っているところで「海でも行こうか・・・」の後にスピッツのギターの音がドーン!ですよ。ちょっと「ぬぉぉおっ」ってなりましたね。スピッツのこの歌、作品に合い過ぎです。「よかったんだ!2人はこれでよかったんだ!」って思いました。正直微妙に泣けたっす。作品通してBGMがかなり抑え目なので、余計に最後のスピッツが際立ちましたね。





ただ残念な部分もちらほら。一つはね、ちょいちょい出てくる田んぼ。よく見えないんだけど、恐らくは稲刈りが終わってるんです。ただね、この作品は夏休みが舞台なわけです。彼らは関西弁を話してますので、間違いなく居住地域は関西。通常稲刈りは、沖縄とかではない限り9月か10月に行われます。しかし夏休みって普通8月ですよね・・・。むむむ・・・ですね。
もう一つは、これは違和感程度なんですが、「この学校の剣道部休み多くね?」ってとこです。なんかしょっちゅう昼間っから遊びに行ってるしやたらと夜更かししてるし、なんかこう部活に追われてる感はまるで無いんですよね。単なる暇つぶし程度にやってる感があります。お盆か?お盆休みなのか?墓参りには行かないタイプの家庭なのか?




まぁただね、はっきり言ってこんなのただのいちゃもんですよ!別に田んぼが話に関わってくるわけでもないし、剣道がどうこうあるわけでもないので全然許容範囲です。
そんな細かいことよりも、作品全体の煌びやかに変態を描く雰囲気を堪能して欲しい映画です。痴漢とか露出狂とかみたいな人に迷惑をかける変態はあれですが、いわゆる持って生まれたものはしょうがない!変態、悪くない!!そんなメッセージを感じる映画です。



ちなみに勘違いされたらいやなので言っておきますが、僕はどノーマルです!








非常に特異なテーマの作品ですが、完成度は高いです!スイスのロカルノ国際映画祭というのに出品された作品ですし、つぐみはこの作品でいくつか賞を受賞していますから!ちゃんと折り紙つきですよ!
























犬が命令聞くんは、主人のそばにおりたいけんじゃ   日高























お試しあれ!!!






月光の囁き  1999年  日本


ジャンル:ラブストーリー
  監督:塩田明彦
  出演:水橋研二
      つぐみ
      草野康太














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サウスパーク 無修正映画版

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サウスパーク




「サウスパーク 無修正映画版」です!
まず「サウスパーク」を知らない人のために参考基礎知識。

サウスパークはアメリカの切り絵風アニメで、社会風刺やブラックユーモアが持ち味の放送禁止用語連発のギャグアニメ。もうエロ・グロ何でもありで、一般的な倫理的部分は一切考慮しません。同性愛とか人種差別とか秘密結社とか、そういった腫れ物扱いというかなかなか触れにくい部分を登場人物の小学生達がガンガン攻めていくというのが特徴。見た目は可愛いキャラクター達が実名で政治家や俳優たちを過激に口撃する、そのギャップがウケて、日本でもCSチャンネルで放送されて非常に高い人気を誇るアニメです。



あとこの「サウスパーク」の特徴としては、とにかく話の展開が速いです。トントン拍子に話が進み、すぐに人が死んだりします。完全フィクションなストーリーなわけですが、しかし題材としてあがるのは比較的タイムリーな時事ネタであることが多いです。



とりあえず主要キャラクターだけ紹介しておきます。



  • スタン・・・とにかく普通の男の子。全てが平均的で、仲間内のまとめ役ではあるものの、好きな女の子の前ではゲロを吐いてしまう癖がある。毎回そのゲロが意中の女の子の顔にかかるのがお約束。
  • カイル・・・ユダヤ人であることをよくネタにされる男の子。少し神経質な部分もあり、カートマンとよくケンカをする。
  • カートマン・・・とにかく差別主義者なデブの男の子。性格も勝気でワガママ。悪知恵はよく働くものの、ケンカはめちゃくちゃ弱いし少しビビり。
  • ケニー・・・常にパーカーのフードを被っている貧乏な男の子。毎回絶対死ぬキャラで、スタンの「ケニーが殺された!」と、カイルの「この人でなしー!」はもはやサウスパークの代名詞。


他にもレギュラーキャラは多数いるわけですが、メインはこの4人!
この4人がもうひっちゃかめっちゃかやるわけで、とにかく下品というか嫌いな人は大嫌いなアニメです!! 






というわけで中身。


ある日「テレンス&フィリップス」というカナダ人の芸人コンビの映画が公開されます。もうコイツらは援護のしようもないくらいのくっだらない下ネタギャグを連発するコンビ。



その映画を見たスタンたちは、学校で「テレンス&フィリップス」同様の放送禁止用語を口にしまくります。


どうにも言葉遣いが治らない子供達。悩むカイルの母親をはじめとするPTA。みんなで話し合った結果「カナダ人が悪い」という結論に至ります。


ということで母親達はM.A.C(Mothers Against Canada)という団体を設立。国までをもそそのかしカナダへの空爆を開始し、テレンス&フィリップスは死刑に処することを決定します。







その後色々あって、M.A.C、陸軍、地獄のサタン、解放同盟の四つ巴の攻防がテレンス&フィリップスの処刑イベントで繰り広げられます。

四つ巴








一度テレンス&フィリップスは殺されますが、色々あって良いヤツになったサタンの力で、世界は戦争が始まる前の状態に戻されハッピーエンド。














★感想★
まぁ映画として面白い面白くないは別として、僕は嫌いじゃないですね。ミュージカル調になってて映画風には仕上がってますけどね。政治とか歴史に全く興味ない人は「どこで笑えば良いの?」ってなるとは思いますが、多少の造詣がある人はまぁ笑える部分は多いんじゃないですかね。大半がブラックジョークですからかなり人は選びます。
僕が一番面白かったのはケニーが死ぬシーンですね。死にかけのケニーが医者から手術を受けるんですが、医者が心臓と間違ってポテトを入れてしまったために死んでしまうわけなんです。ほんでそれを本人に告知するっていうのが面白かったです。「やぁ、ケニー。気分はどうだい?残念なお知らせなんだが、君は3秒後に死ぬ。」って言われた後にケニーは大爆発して地獄へ落ちてしまいます。
残念だったのは、日本語版吹き替えが通常のシリーズとは違うっていうところですね。特に名物キャラカートマンの声は普段はタレントのLiLicoが担当してるんです。すげーハマり役だったのに・・・。変える意味が全然わかりません。ましてや関西弁っていうのが全然意味不明でした。僕的には結構スベってましたね関西弁は。

今作も有名人が多数出てきましたよ。特にサダム・フセインはかなり重要なキャラで、地獄のサタンの恋人っていう役で出てます。結構な頻度で出てくるので、別にタブーじゃない気がしてくるくらい。
あとは、ヒトラーとかガンジーも出てくるし、女優のウィノナ・ライダーや俳優のボールドウィン兄弟とか、フィギュアスケートの選手とかも出てきます。
差別発言も安定でしたし、何よりテーマがアメリカVSカナダの戦争っていうあたりでもうタブーもくそもないわけですよね。

とにかくこんなジョークばっかですから。嫌いな人は嫌いでいいと思いますよ。全然笑えないっていう人も大勢いることでしょう。

ただね、この潔く言いたい事言いまくってるのは僕的には非常に好感が持てましたよ。このサウスパークに関しては今更ですけどね。想像に難くなく、やはり今作も多数の批判が寄せられているわけです。しかしこのシリーズがここまで長続きしてるのはそんだけ需要があるってことですからね。別に差別発言が正しいどうこうじゃなくて、単純に「そこまで言っちゃってる」っていうことが面白いわけで、その内容うんぬんをモラル的になんやかんや言うのは僕の中では相当なナンセンスですけどね。
そこを全く理解できない頭でっかち達が大勢いるからメディアは衰退しやすいってんですよ!
「笑えない」とか「つまらない」っていう消極的な批判はいいにしても、「間違ってる!」とか「不謹慎だ!」とかいう積極的な批判をしてくるやつは何なんでしょう。過剰な自主規制ムードが今後も進んでいくと、面白い映画が減っていきそうで僕は心配です・・・。





まぁただね。とは言ってもこのサウスパークに関しては正直カバーしきれない部分も多々あるわけですよ。「いやいやさすがにそこはっ!」っていう部分もお構いなしだし、あまりにもレベルの低い下ネタもガンガン飛び交うわけで・・・。笑ってる僕からしても批判は納得です。









要するに言ってみれば問題作です!問題シリーズです!


でも面白ければ僕的には全然OKです!!







許容範囲の人は是非どうぞ!!!



















ケニーが殺された!!この人でなし!!    スタン&カイル

















お試しあれ!!







サウスパーク 無修正映画版   1999年  アメリカ


ジャンル:アニメ
  監督:トレイ・パーカー
声の出演:アメリカザリガニ
       TKO  
                 













 

スター・ウォーズ エピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵ

どうも!僕です!!

今日はこちら!! 


スター・ウォーズ





「スター・ウォーズ」です!皆さんご存知、アメリカの超有名SFシリーズ。第1作目が1977年に公開されて以来未だに高い人気を誇り、今年2015年12月には待望のシリーズ第7弾が公開される予定。


この「スター・ウォーズ」シリーズとは、「インディ・ジョーンズ」なんかで知られるジョージ・ルーカスの構想を映画化したもの。「売れたから続編作っちゃいました」みたいなものではなく、元々壮大な構想があってのシリーズもの。公開順もちょっと混同しやすいのでご注意です。
話の流れ・時間軸としては今現在公開されているもので言うとⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ。
しかし公開された順はⅣ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅰ→Ⅱ→Ⅲです。

前半3作は、銀河を支配する帝国軍と反乱軍の戦いを描いたもの。後半3作は、シリーズの人気悪党ダース・ベイダーの過去を暴くものとなっています。
とはいえ、興行的に失敗してしまっては続編を作るのは到底不可能なわけで、ジョージ・ルーカス自身もその点を危惧していたよう。なので最初に公開されたエピソードⅣは、その1作だけでも楽しめるよう作り上げられたみたいです。




まぁとにかくいろんな細かい設定があったり、世界観が斬新であったり、魅力たっぷりな登場人物や乗り物があったり、全世界でコアなファンがたくさんいる超超人気作なわけでございます。




今回はその旧3部作、エピソードⅣ、Ⅴ、Ⅵを一気に紹介したいと思います。




主人公ルーク・スカイウォーカーを演じるのはマーク・ハミル。ぶっちゃけスター・ウォーズ意外に大した代表作はありません。ヒロインのレイア役を演じるキャリー・フィッシャーも同様です。
ハン・ソロという人気役を演じるのはご存知ハリソン・フォード。ジョージ・ルーカスの出世作「アメリカン・グラフィティ」にも出演しており、ルーカスとはこの作品の後も「インディ・ジョーンズ」でタッグを組むことになります。
あと、ダース・ベイダーの中身を演じるのはデビッド・プラウズという人で、「時計じかけのオレンジ」で作家の家のお世話をしているマッチョ男の役で出てる人です。












というわけで話の中身へ。まずはエピソードⅣ。



遠い昔のはるか彼方のとある銀河で、暗黒支配をしていた帝国軍と反乱軍が激しく戦闘。
「デス・スター」とかいう帝国軍の巨大な基地みたいなのの設計図をパクったレイア姫と、それを捕まえ、反乱軍の秘密基地をどうにか暴こうとしている帝国軍がいるっていう状況。




戦地から逃れたC-3POとR2-D2っていう二つの機械(ドロイド)がきっかけで、主人公ルーク・スカイウォーカーは宇宙での壮大な冒険へと引きずり込まれます。






そして近所のオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)というおっさんからいろいろなことを教わります。
  • ルークの父はかつて優秀なジェダイの騎士だった
  • オビ=ワンはその時の父の同志
  • レイア姫がヤバいので助けないといけない


というわけで、ルークもジェダイの騎士を目指し帝国軍と戦うことを決めます。
ちなみに「ジェダイ」っていうのは宇宙を取り巻く不思議な力「フォース」をうまく活用し、銀河の平和と自由を守る正義の味方のことです。


その後、ハン・ソロとそのペットみたな相棒チューバッカ(ピーター・メイヒュー)と共に宇宙へと旅立ちます。

仲間




なんやかんや擦った揉んだやった後、レイア姫をデス・スターから解放したルーク一同。

反乱軍の秘密基地へ戻り、一致団結してデス・スターを攻撃。


レイアがパクった設計図を元にデス・スターの弱点を見極め、ルークが大活躍の末見事デス・スターを破壊。


破壊







無事帰還したルーク一同は、英雄として崇められるのでした。










おわり











続いてエピソードⅤ。




秘密基地を極寒の星ホスに移した反乱軍。前回の戦闘から生き残った帝国軍のダース・ベイダーは、その事を発見。直ちに部下達に襲撃させます。



派手なバトルの末に帝国軍から逃げ切り、再び秘密基地の移動を進める反乱軍。

しかしルークはR2-D2と共に道をはずれ、死んだオビ=ワンからのお告げに従い「ヨーダ」という彼の師匠がいる星ダゴバへ向かいます。



ヨーダから修行を受けたルークは次第にフォースをうまく利用できるようになってきます。
不思議な力により未来が見えるようになったルーク。そこで彼が見たのは、ソロやレイアが何者かに殺されてしまうという事実。焦ったルークは、ヨーダの制止を無視し、半人前のジェダイ騎士のままソロ達の下へ向かいます。




一方のソロ・チューバッカ・レイア・C-3PO。船の調子が悪いので、ソロの以前の友人ランド(ビリー・ディー・ウィリアムス)が支配する都市がある惑星へ立ち寄ります。




しかしランドはとっくにダース・ベイダーに買収されていて、ソロ一行の身柄はあっさりと帝国側に渡されます。



さらにベイダー。ルークがこっちに向かってくることをフォースの力を利用して察知。ルークを生け捕りにしたいベイダーは、ランドが持ってる冷凍装置を利用しようと考えます。



しかし「人間を冷凍しようとしても死ぬんじゃね?」っていう疑念が浮上。そこで、ソロを使ってまずは実験してみることに。













結果は大成功!!


冷凍







どう見ても死んでるようにしか見えませんが、これは「冬眠状態」になってるだけらしく、セーフみたいです。





「よしよし、行けるじゃん!」となった所で、ルークが到着。ダース・ベイダーとの一騎打ちとなります。



チャンバラをやっている最中、ベイダーは「オレはお前の父親だ」みたいなことを言います。


ちなみにベイダーが元ジェダイの騎士ということは既にわかっていること。彼は暗黒面(ダークサイド)に落ち、その力を悪いほうへ発揮する人物になっているわけ。ほんでベイダーは、自身の息子であるルークを仲間にして銀河全てを支配しようと企んでいるわけです。



にわかに信じがたいカミングアウトを到底受け入れれないルーク。

発狂したルークは自ら奈落の底へダイブ。空中都市の底の取っ手みたいな部分に引っかかります。


と、そこへレイア一向がソロの飛行機「ミレニアム・ファルコン」に乗って到着。ことごとく約束を反故にするベイダーに嫌気が差したランドがレイア達に寝返り、彼女達を解放したようです。



ルークを回収したミレニアム・ファルコン。空中都市を後にし、反乱軍の基地へと帰還します。



傷が治るのを待つしかないルーク。賞金稼ぎに持っていかれた「冷凍ハン・ソロ」を救出しに行くランドとチューバッカを宇宙船の窓から見守るしかないのでした・・・。




見送る











おわり。


















続いてエピソードⅥ。




「冷凍ハン・ソロ」は、賞金稼ぎの手からジャバという怪獣に引き渡されていました。




ドンパチやった後、なんとかソロを解凍し救出したルーク一行。




ルークは、中途半端で終わっていた修行を再開するため再びヨーダの下へ。しかしヨーダは病気でもう後が長くないご様子。
ベイダーが間違いなくルークの父親であること、そしてレイアがルークの妹であることを継げた後、「頑張れ」みたいなことを言ってこの世を去ります。




一方の帝国軍。性懲りもなくまたしても「デス・スター」を造ろうとしてるみたいで、完成はかなり近づいてきてます。


それに気がついた反乱軍は、ランドを初めとする奇襲部隊でデス・スター破壊を目論見ます。




デス・スターはシールドという強固な防御システムに守られており、そのシールドの発生装置はエンドアという惑星にあることがわかります。というわけで反乱軍は、デス・スター破壊部隊とシールド発生装置破壊部隊に分かれます。



ランド以外のルーク一行はみんなシールド発生装置を壊すために、エンドアへと向かいます。




ジェダイの騎士とは何と察しの良いことか。ルークの行動に気がついたベイダーは、自身もまたエンドアへと身を運びます。ほんでまたまたそのことに気がついたルーク。ベイダーをどうにか暗黒面から救い出したいルークは、どうにか説得しようと単身帝国側に投降します。



ベイダーはルークを帝国の皇帝パルパティーン(イアン・マクダーミド)の下へと連れて行きます。皇帝もルークを暗黒面に落として仲間にしたい様で、執拗に誘惑してきます。



固い意志で断固拒否するルークと、息子への愛情・善意が少し目覚めてきたベイダーのラストバトルが開始。

なんやかんやあって、

ルーク、皇帝に殺されそうになる
     ↓
瀕死のベイダー、最後の力を振り絞って皇帝を殺害・息子を守る
     ↓
「善人になりました」みたいなことを言ってベイダー死去
     ↓
ちょうど良いタイミングで、ソロ一行がシールド装置を破壊
     ↓
ランド、デス・スターの弱点を突いて破壊



という展開に。


作戦が大成功に終わり、エンドアで祝杯を上げるルークたち。
かつての勇敢なジェダイ騎士、オビ=ワンとヨーダ。そしてダース・ベイダーになる前のルークの父、アナキン・スカイウォーカーがその光景を見守っているのでした・・・。



3人













旧3部作、おわり。
























★感想★
正直僕的にはあんましでした。意外とツッコミ入れるとこ多いなって印象です。
まぁ細かいこと抜きにしてパッと見の印象は「設定が壮大なわりにやってること小さいな」ってとこです。
いや、やってること自体は銀河を救うっていう超壮大なテーマなんですが、思ったより行動範囲狭い。なんか近所の惑星でドンパチやってるようにしか見えないから、どうもご都合主義に感じてしまって・・・。光速で移動してるから実際はものすごい遠いんだろうけどさ。移動時間が短いからなんか「壮大な宇宙の冒険」って感じがいまいちなかったです。大宇宙の行方を左右する大戦争がこんな1ヶ所で起こるもんかね?って感じ。
あとね、これ僕が一番思ったこと。っていうかちょっと笑いそうだったんだけど、ダース・ベイダーにしろ皇帝にしろ、「そんなに強くなくない?」ってことです。ひよっこのルークにやたら手を焼き過ぎだし、なんなら皇帝の最後はもう爆笑ですよマジで。後ろからベイダーに持ち上げられて超深い穴みたいなのに落っことされるんです。「うわぁ~~~」とか言ってるけど何でそこ無抵抗なんだよ!!っていうかもっと強いんじゃなかったの!?超弱いんですけどwまぁもしかしたら続編のエピソードⅦで「実は生きてました」って感じで出てくるかもだけどさ。そんなに弱いなら出てこなくていいです。
冷凍ソロの救出もなんかあっさりだしさー。作品またいでるのにそんな簡単に助けれるなら前作のうちに終わわせといてよ!
なんかね、ホント発想は壮大なんだろうけどそれが3作合計6時間ちょいに入り込めてないんじゃないかな?一つ一つが軽すぎて全部「ふーん」なんですよ。だからみんなが言うほど「ダース・ベイダー!ダース・ベイダー!」っていう興奮にどうも結びつかないんですよね。「いや、格は上かもしんないけどさ、弱いじゃん」みたいな。

このスター・ウォーズシリーズの代名詞「ダース・ベイダー」!正直、何がいいの?だって大して強さもわかんないから全然魅力も感じないしさ、そもそも性格相当悪いぞコイツ!!ただのジャイアン!
エピソードⅤですが、失敗した司令官をことごとく解任していくわけなんですよ。慈悲もくそも無く。こんなの上司だったら絶対仕事のモチベーション下がりますよ。「よくやるなコイツら」って見てました。
ランドとの約束も破りっぱなしだし悪いなんて微塵も思ってなさそう。取引先としては絶対嫌な先方ですよね。
というこの社会人失格なダース・ベイダー氏のどこに魅力を感じればいいんでしょう?そりゃ映画には悪役は絶対必要なわけだし、僕にも好きな悪役いっぱいいますよ!ただね、コイツ弱いんですよ!少なくともめちゃくちゃ強いようには見えない!!なんか終始偉そうにしてて、いざバトル始まったらルーク取り逃がしたり気が変わって良いヤツになって上司を穴に投げ込んだりさ。この「大して仕事もしない、ブレる上司」ってマジで最悪じゃね?しかも変な仮面被って素顔見せないんですよ?絶っっっっ対着いて行かないですね僕は。
例えばさ、反乱軍の歩兵が迫り来るのを次々バッタバッタ切り倒していって遂にルークと相対するとか、そういう強さを誇張するシーンが欲しかったですね。気に入らない部下をグググ・・・みたいに手を使わずに首を絞めるみたいな描写いらないです。「いや、そいつどうせお前には抵抗しねぇからこのパワハラ野郎!!」って思いました。
正直彼の魅力はルックスと音楽が大半と思いますね。特に音楽は正直ゾワっとはします。もはや有名になりすぎたテーマ曲「帝国のマーチ」は、聴いたら「うぉー!オレは今スター・ウォーズを見ている!!!」ってなりますね。


あとエピソードⅥのエンドアでの戦い。原住民のイウォークっていう獣と共謀して戦うんですが、なんか投石器とか使ってうまいこと相手を倒すわけなんです。まぁそれなりに楽しいシーンなんだけど「ん?待てよ?これってわざわざSF映画でやることじゃなくね?」って思いました。もしかしたら「最先端の技術も知恵を使えば倒せるぜ」みたいな揶揄があるのかも知れないけどさ。いやいやこっちはSFっぽい斬新な技術とか兵器とかを見たいんですけど!!






まぁただ乗り物とか建物の雰囲気とかはやっぱそれなりに良いなとは思いました。当時の時代背景とかを考えてもこの発想はすごいと思います。ライトーセーバーとか空中を低空飛行する車みたいなのとかね。特に男の子の心をくすぐるものは多い気がしますね。童心に帰れる。
C-3POとR2-D2の機械コンビはもうサイコーですね。ちょっとかわいいし、作品に良い緩さを加えてくれて娯楽作品としてのプラスになってます。ちなみに彼らは全9部作全てに登場する唯一のキャラらしいですよ。
CG技術が徐々に上がってくるのは興奮する要素だし、なんだかんだ3作も同じキャラのストーリー見てたらそれなり感情移入が無いでもないです。
バトルシーンも決して迫力が無いわけではないです。ただルーク一行「そんなに?」っていうくらい弾が当たらないです。もうピュンピュン弾っていうかなんか電子ビームみたいなのが飛んでくる中を余裕で走り抜けちゃうわけ。移動が遅いドロイド2人も全然問題なしですよ。これぞまさにご都合主義。当たらない裏づけは一切無しで、当たったとしても腕とかなので致命傷になることは無いです。




なんかもうちょっとルークとその仲間以外にもストーリーっていうか、ちょっとフィーチャーする部分が欲しかったなって感じです。急に軍に入ってきた連中がいきなり大活躍ですから、「そ、そうですか・・・。」ってなりますよね。レイア姫もめっちゃ体動くし「何者だよ」って思いますし。
だいいちフォース、フォースってすげぇうるさいくらいに言うくせに、そのくせ攻撃は普通の怒りの鉄拳だったりするので「どっちだよ!」って思うんですよね。そもそもフォースってなんなの。






と、いうわけで僕の中では完全に期待はずれでした。予想以上に作りが甘い。時代的に言うとホント一世を風靡した作品ですし、正直当時でこれ以上のSF作品っていうのはまず無いはずですから、そこは素直にすごいなーとは思いますよ。
男の童心をくすぐる部分は多いし、キャラの魅力もそれなりにはあると思います。
何より、いわゆる大どんでん返し的なサスペンス作品よりは、後に見直しても楽しめる作品とは思います。
豆知識というか、よく見てないとわからない隠れた楽しみ要素も多いので、そこがファンを掴んだ要因の一つかもね。
エピソードⅠからを見れば、今度はダース・ベイダーがダース・ベイダーになるまでを見れるので、もしかしたら僕自身ベイダーの虜になってるかもね・・・。でもなぁ・・・。弱いからなぁコイツ・・・。









というわけで娯楽作品として、見たい方はどうぞ!









今日は史上最強の悪党、ダース・ベイダーのテーマ曲「帝国のマーチ」と共にお別れです!!!

































お試しあれ!!








スター・ウォーズ エピソードⅣ(1977年)、Ⅴ(1980年)、Ⅵ(1983年)  アメリカ



ジャンル:SF
総製作指揮:ジョージ・ルーカス
  監督:Ⅳジョージ・ルーカス
      Ⅴアーヴィン・カーシュナー
      Ⅵリチャード・マーカンド
  出演:マーク・ハミル
      キャリー・フィッシャー
      ハリソン・フォード























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めまい

どうも!僕です!!

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めまい
 


「めまい」です!洋題は「VERTIGO」で‘高所で感じるめまい‘を指します。
1958年のアメリカ映画。結構古い作品ですね。なぜこんな古い作品を紹介するのかというと、監督がかの有名なアフルレッド・ヒッチコックだからなんです。

超有名な人だから、一応ちょっとはご紹介しとこうと思いまして。


ヒッチコックはイギリス人ですが、アメリカで非常に多くの映画製作をしてきた人です。「サスペンスの神様」と呼ばれるほどサスペンス映画に定評があり、その一方で「自分が必ず作品のどこかでちょろっと出演する」というちゃめっ気も持ったなかなか面白い人なんですね。
映画の撮影法というか、そういったテクニックの部分が非常に秀でてた人らしく、スティーブン・スピルバーグなんかも彼の手法をおおいに取り入れてるのだとか。

「スリルを感じる映画ベスト100」というランキングに、ヒッチコック作品はたくさんランクインされてます。このランキングの1位も、彼の作品「サイコ」。ちなみに今回の「めまい」は18位です。




というわけで非常に多大な功績は称える他ないヒッチコックおじさんなわけでございます。






今回の「めまい」も例に洩れずサスペンス作品。主演はジェームズ・スチュアートという人で、ヒッチコックの超お気に入り俳優。4回もヒッチコック作品に出演してるみたいです。この人はホントにすごい人で、第二次世界大戦でも空軍部隊として戦った経歴もあれば、アカデミー名誉賞も受賞してるというなんだかとにかくすごい人なんです。












話の中身。



ざっくり言うと、高所恐怖症持ちの元刑事スコティ(ジェームズ・スチュアート)がちょっと無理やりな恋愛をするって言うお話なんです。




とある友人から「嫁が死者に取り憑かれている。ちょっと尾行してみて。」と依頼されますが、ミイラ取りがミイラになるというか、スコティと友人の嫁マデリン(キム・ノヴァク)は禁断の恋に落ちてしまいます。




その後幽霊のせいでマデリン自殺
      ↓
悲しみにくれるスコティの前に、マデリンの超そっくりさんジュディ登場
      ↓
頭がぶっ飛んでるスコティ、ジュディを髪型など細部までマデリンに仕上げる
      ↓
いろいろあって、ジュディは実はマデリンのフリをしていたことが判明(つまりスコティは本当はジュディと恋愛をしていた)
      ↓
鐘楼のてっぺんでジョンブチギレ
      ↓
暗闇から修道女登場、マデリンびっくりして鐘楼のてっぺんから落ちて死んじゃう
      ↓
Fin






って感じです。










★感想★
ん~・・・。どうなんでしょうこれは。あまりにもラストが腑に落ちなさすぎて・・・。いや、ストーリーの持って行き方とかは全然良かったんですよ。昔の映画独特の、やたら強調されたBGMが結構効果的。
「テレーーーーン!!!」って急に音が大きくなって「はい、ここ衝撃の事実でーす!!!」みたいなね。このなんとなくベタな感じは僕は嫌いじゃないんですよ。
あと、高所恐怖症のスコティが高いところから下を見下ろした時の映し方。これは「めまいショット」と呼ばれて、映画界に旋風を巻き起こした技法のようです。ズームアウトさせながら被写体に近づいていき、背景にのみ遠近感の変化を加えるというもので、今日に至っても使われている技法です。
実際作中もかなり効果的に使われてます。僕自身も高いところ苦手なので「ひぇっ・・・」ってなりました。
テンポ自体は正直あんまし良くないです。ただこの悪く言えばダラダラ感。これが意外と必要なことなのかもなって思いました。ここでじっくり「タメ」を作ってる感じです。確かにここがサクサク行っちゃうと、マデリンが死んでも「ふーん」になっちゃいますからね。
ストーリー細部としてもまぁそれなりに納得はいきます。「目撃者が必要だった」とか、「あの時こうやって殺した」とか終盤わかってくる事実も、とりあえずはOKです。

ほんでラスト!結局事故死ですよ!事故死!!っていうかまずラストに出てきた修道女!いや「誰だよお前!!」って感じです。「声がしたので」とか言ってるけど耳良すぎぃ!!ほんでジュディが死んで2秒後くらいに十字を切って「神のお慈悲を」って・・・。いやいやものわかり良すぎぃ!
正直このラストは全く納得いかないっす。そりゃ最後の鐘が鳴り響くシーンとかはそれなりに良い絵になってたとは思うけどさ。最後の最後が単なる事故ってのはちょっとあんまりでしょ。

全体的に確かにハラハラしないでもない。でもラストがこれじゃあ胸にしこりが残っちゃいますね。











ってことで久々あまりにもラストに納得のいかない作品でした。









とはいえヒッチコックは本当に功績が素晴らしいものがあるので、今後も色々紹介していきたいと思います。





















お試しあれ!!





めまい    1958年  アメリカ


ジャンル:サスペンス
  監督:アルフレッド・ヒッチコック
  出演:ジェームズ・スチュアート
      キム・ノヴァク
      ヘンリー・ジョーンズ









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命を救えば最後まで   中国の言葉



















































 

バタフライ・エフェクト



どうも!僕です!!

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バタフライエフェクト



「バタフライ・エフェクト」です!日本でも結構有名ですよね!人気ホラー「ファイナル・デスティネーション」の続編「デッドコースター」の脚本を手がけたエリック・ブレスという人が監督した作品。



主演はイケメンマッチョ俳優アシュトン・カッチャー。今作の総製作指揮も取っています。
ヒロインは「アドレナリン」シリーズでお馴染みのエイミー・スマートが演じてます。




タイトルの「バタフライ・エフェクト」は、日本語で「バタフライ効果」。
このバタフライ効果を簡単にご説明しますと、「全然関係ないように見えることでも、実はそれがとある事象の小さな原因のひとつになっているかもしれない」っていう考え方のことです。
日本のことわざで言う「風が吹けば桶屋が儲かる」に似てますね。

実際映画の最初も、「小さなチョウのはばたきが、地球の裏側で台風を起こすかもしれない」っていう文言から始まります。












映画の中身なんですが、アシュトン・カッチャー演じる主人公エヴァンとその彼が恋する幼馴染のケイリー(エイミー・スマート)の思い出を行ったり来たりするお話です。

いい感じ







断片的に記憶喪失をしてしまう病気を持っているエヴァンですが、「意識を過去に飛ばして、その過去を変えてしまって現在をも変える」という荒業というか離れ業をやってのけるわけなんですね。





ほんで半グレみたいになってるケイリーをどうにか幸せな方向に導こうとするわけなんですが、これがまぁうまくいかない。



ロリコンやらシスコンやらが色々出てきて、とにかく「あちらを立てればこちらが立たず」という状態に。


ケイリーが幸せなら自分が不幸になってたり、自分とケイリーが幸せになってたら他の誰かが不幸になってたり・・・。








過去へのワープを何度か繰り返した後に、結局エヴァンはケイリーから離れる決断をする・・・。








っていうお話です。









★感想★
いやはや非常に面白いと思います。やってること自体は同じことの繰り返しなのですが、それがダラダラ退屈な展開になってないのが良いですね。「同じことを繰り返す」系は退屈な展開になることが多いですからね。この作品も正直後半部分はその感が否めないでもないですが、秀逸なオチを持ってくるために必要なことでもあるのでOKです。
グロ描写が比較的抑えられているんですが、そこもそんな気にならなかったです。「ビビってんじゃねぇよ!」とかツッコミたくなりそうなもんなんですが、結局この映画は「ストーリー」が一番大切なので、そこはどうでもいいんです。
多少の伏線回収はまぁあるわけなんですが、それよりもホント「風が吹けば桶屋が儲かる」感が出ててなんとなく小気味良い。「お~巡った巡った!」っていう感じがあるし、何度か繰り返すワープが単品単品になっているわけではないので、ホントストーリーとしての完成度がめちゃくちゃ高いですね。
すげぇ嫌なヤツだった男がひとつの出来事を変えただけですごくいいヤツに変わってたり、逆に華やかだったケイリーが超やさぐれてたり。テーマである「些細な事象が大きな事象を呼び起こす」っていうものをパーフェクトに表現出来てます。




そして色々カチャカチャカチャカチャ過去への旅を繰り返して繰り返して繰り返して、ようやくたどり着いたのがもう超超切ないオチ!!ってわけです!このオチへの持って行き方はホント素晴らしいものがありますよ。

このオチね。結構有名なラストで、とにかく切ない。結局主人公エヴァンが、「愛するケイリーの為には自分が関わらないのが一番良い」という結論を導き出したことでこういったラストになるわけなんですね。か~切ない。
しかし実はこのラスト。街中ですれ違ったエヴァンとケイリーが、何の関わりも無く通過していくというのがオリジナルですが、実は何パターンか用意されていたんですね。

1つめはストーカーオチ。ケイリーに気が付いたエヴァンは、ひっそりとケイリーの後をつけて行く・・・。
2つめはハッピーオチ。結局エヴァンとケイリーは会話をし、「今度コーヒーでも」みたいなノリになって恐らくその後恋仲になるであろう・・・。ってやつ。
3つめは自殺オチ。もはや自分なんて生まれなければ良かったと考えたエヴァンは、母親の胎内にいるときまで遡りへその緒を首に巻いて自殺する・・・。というもの。



さぁみなさんこれ見てどうですか?どう考えてもオリジナルが一番良いですよね!
1だろうが2だろうが、結局またケイリーと関わろうとするのなら今までのことが全部無意味になってしまいますからね。3についてはもう論外。怖すぎです。





というわけで、最初から最後まで結構文句のつけ難い作品でした。完成度高すぎ。
本格サスペンスを見たい人はもう絶対見たほうが良いですね。名作の名作たる所以を垣間見ました。










今回は名言ではなく、ラストシーンのディレクターズ・カット版(自殺オチ)をお届けしてお別れしたいと思います。
































お試しあれ!!!










バタフライ・エフェクト   2004年 アメリカ


ジャンル:サスペンス
  監督:エリック・ブレス
  出演:アシュトン・カッチャー
      エイミー・スマート
      エルデン・ヘンソン













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アポカリプト

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アポカリプト



「アポカリプト」です!2006年のアメリカ映画で、監督は「ブレイブハート」でアカデミー賞を受賞したメル・ギブソン。

マヤ文明期のユカタン半島を舞台にした作品で、暴力描写が激しく上映時はR15指定となった作品です。




マヤ文明が題材の作品ということで、作中のセリフは全てマヤ語。ってことでマヤ語を喋れる人のみが出演しており出演者は無名な人ばかりです。









ほんじゃあらすじ。








マヤ文明期、とある集落がありました。

そこは非常に平和な村で、ジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)をはじめとすると男達は家族のため、狩りに勤しむ毎日です。







しかしある日、その村になんともわかりやすい悪党集団が襲来!!

悪党





この事件にいち早く気が付いたジャガー・パウ(ルディ・ヤングブラッド)は、出産目前の妻と長男を近くの穴へと非難させ自分は村の仲間を救おうとします。






しかし村へ戻ると、そこはまさに地獄絵図。

大惨事


抵抗するものは殺し、女子供もお構いなしに暴れまわる悪党共。ジャガー・パウも抵抗虚しく、目の前で父親を殺された挙句に捕まってしまいます。





捕虜となってしまった人々は、悪党共と一緒に都へと連れて行かれます。







道中酷い目に遭いながらも、なんとか都に到着した一同。




しかしその都は、とんでもない儀式の真っ最中。



儀式







すげぇカラフルな様相ですが、簡単に言うと青い人が生贄です。この場所はなんか高~い階段の頂上の部分で、地上にはホント超大勢の民衆が異様な熱気の中見守ってます。
生贄は無理やり仰向けにされた状態で腹を刺され、心臓を抉り出されます。取り出された心臓はなんか変なアツアツの鉄板みたいなのにジューっと置かれ、その横で祈祷師みたいな人がイった表情で念仏を唱えてます。
その後生贄は頭を切り落とされ、頭→首から下の順に民衆の下へと階段を転がっていきます。


この一連の蛮行に民衆はもうテンションMAX!!完全に狂気の沙汰。しかしこれは当時のマヤ文明においては作物の不作等を改善するため、神に許しを乞うかなり重要な儀式だったみたいです。



自分の仲間が殺されていき、ついにジャガー・パウの順番がやってきます。

もはや万事休すかと思いきや、ここで急遽皆既日食が発生!




なんかよくわかんないけど「儀式やめやめー」みたいな空気になって、ジャガー・パウ達は生贄を免れます。






悪党共は、生贄を連れてきて金儲けをするためにジャガー・パウ達を連れてきたのに、もはやそれが用無しになってしまいました。




「んじゃお前らもういらね、帰っていいよ」的な展開に。







ってことで解放ゲームスタート!!!



解放ゲーム



ルールは至って簡単。この広場の先のトウモロコシ畑を越えて自分達の村に帰るのが目的。しかしそれを悪党達が槍をはじめとする様々な武器で邪魔します。すべての攻撃をかいくぐることができたら晴れて自由の身ってわけです。いわゆる「人間狩り」ですな。





ジャガー・パウはジグザグに走りながら後方から来る波状攻撃をかわしていきます。





ゴールの手前には悪党のボスの息子カット・ロックがバットみたいなのを持って待ち伏せしてます。





しかしジャガー・パウ。味方の助けもあり、カット・ロックを殺してトウモロコシ畑の先へ逃亡することに成功します。






これにはもう「え?マジ?」な顔をするしかないボス。

マジ?






あとはお決まりの展開。自由を手に入れたいジャガー・パウと、息子を殺されて逆恨みしたボスとその手下達との激しい鬼ごっこが始まります。










なんやかんや森の中での激しい鬼ごっこを繰り広げ、ようやく自分の地元の森へと帰ってきたジャガー・パウ。もちろんしつこい追っ手がやってきますが、先祖代々狩りをしてきた森を誰よりも良く知っているジャガー・パウ。


独特の知恵を使って悪党共を倒していき、ついにボスも撃破。







残るはザコキャラのみ・・・ってところで浜辺では信じられない光景が!!



スペイン人





このタイミングでスペイン人達が来航。あまりの衝撃にザコ2人は海岸線へとトボトボ歩いていきますが、ジャガー・パウは一目散へ村へと向かいます。





命からがら妻と子供がいる穴を覗いてみます。するとそこには、なんとか生き延びている愛妻と頼もしいわが子が2人、健気に待っていたのでした。





その後、異国の船にただならぬ脅威を感じたジャガー・パウ。家族を引き連れて森の奥へと行き、「新しい始まり」を探すのでした・・・。














おわり














★感想★
「丁寧に作られた映画」っていう印象を受けましたね。はっきり言ってストーリーはめちゃくちゃ単純なんですよ。
ジャガー・パウ捕まる→殺されそうになる→逃げ出す→逃げ切るっていうだけの話を2時間強もしているわけなんですね。なんですが、まぁ意外と退屈しない。都に連れて行かれるまでで1時間くらいかかってるんですが、その間にジャガー・パウの村の絆みたいなのとか、悪党共の辛辣な暴力とかがあって、必要な要素がてんこ盛りなんですね。マヤ文明期の雰囲気を知ったりとか、まぁ一応伏線っぽい予言があったりとか。つまり都までで作中の空気感を掴みつつ、少しずつ主人公に感情移入していくと。
ほんで都の狂気の儀式で感情MAXになったところから、人間狩りをきっかけに少しずつその不満を解放していくというカタルシスを味わえるわけですね。構造としては単純な話なんだけど、そこを時間かけてじっくりじっくり密度の高いものに仕上げてる感じですね。すげぇ長時間煮込んだビーフシチューみたいな。

暴力描写って言う面では、確かにエグいのはエグいんですがまぁそれなりにっていう感じでした。言っても僕はムカデ人間で鍛われてますからね。だいぶ耐性ついてますよ。ただ狂気的な雰囲気には結構圧倒されました。人の数も多いしルックスも怖いし。マヤ語を喋ってるからホントに何言ってるかさっぱりわからないのが、その不気味さを加速させてる要因のひとつかもしれません。
後半の鬼ごっこシーンは結構面白いです。「森」をうまく使っているのですべてが納得いきますね。ジャガーとかヘビとかで敵をやっつけたりするのはなかなかスカッとします。

このジャガー。主人公ジャガー・パウじゃなくて、動物のジャガーですよ。ジャガーが悪党を襲って1人殺しちゃうわけなんですが、ここでちゃんとに襲い掛かってくるっていうのがいいんですよ。見てて痛さ倍増というか。「痛さ」よりも「嫌さ」って感じかも。ここで遠慮がちに腕とか足とかに来られると「あ~」ってなるんですが、しっかり顔に襲い掛かって来るんで「ヒューッ(裏声)!」って感じですよ僕は。この俳優の顔が見えないとかそんなの気にせずに、シンプルに1発で殺しにかかるジャガーね。最高。



恐らくラストは意見が分かれると思います。スペイン人の襲来。
  1. 西洋人が来たことによって、狂気の文明と化したマヤ文明に平和が!!
  2. ただでさえヤバい状態のマヤ文明に、更に西洋人というスパイス!こりゃさらに今後大荒れの予感!!
このどちらかじゃないでしょうかね。歴史上もうこの時期がマヤ文明の衰退期なわけでありまして、事実このあとマヤ文明は滅びていきます。
スペイン人は紛れもなく侵略者ですが、「スペイン人が来たことによって、生贄や人間狩りのような蛮行が治まった」という考えもあるので、ここを一概に結論付けるにはちょっと僕は勉強不足なのではっきりとは言えません。
なんとなく「白人がいつの時代も救世主っしょ?」っていうメル・ギブソンからのメッセージに取れないでもないです。メル・ギブソンはかなり熱狂的なカトリック教徒だし、人種差別的な発言もする人なのでなんとなくそんな雰囲気が0じゃない気がします。しかしそう考えてるのだとしたら、それでも作中でスペイン人たちの襲来をなんとなく 悲劇っぽい雰囲気に仕上げれたのは、メル・ギブソンの映画人としての力なのではないでしょうかね。
なんかどっちとも取れるラストなのでちょっとスッキリしないけど、ここは別にスッキリしなくていいところかな。 






完成度が高くて誰でも楽しめる映画だと思います。ただ「普通に楽しいアクション映画」のやや上かな?ってくらい。本質は悲しいお話なので、しこりが少し残る印象。でも「何かおもろい映画教えてや」って言われたら、ぜんぜん勧めれる映画ですね。穴がない!弱点がない映画です!!













お試しあれ!!!















恐怖は病だ    フリント・スカイ




















2006年   アメリカ




ジャンル:アクション
  監督:メル・ギブソン
  出演:ルディ・ヤングブラッド
      ラオウル・トルヒーヨ
      モリス・バードイエローヘッド



 

その男、凶暴につき

どうも!僕です!!

今日はこちら!!!

その男


「その男、凶暴につき」です!


1989年の日本映画で、ご存知「世界のキタノ」こと北野武監督の処女作。
当初は主演のみが北野武で、監督は「バトル・ロワイアル」の深作欣二の予定でしたが、なんやかんやあって「もう北野さん自分でやっちゃってよ」ってノリで急遽北野武自身が監督することが決まったそうです。
この事がなかったら北野武は映画監督とは何の縁もない人生を送っていたかもしれません。いやはや人生とはどこでどうなるかわからないもんですなぁ。



主演は監督北野武が自ら演じてます。その他出演は強面俳優白竜や個性派俳優佐野史郎、たけし映画には常連の芦川誠など知った顔が多数です。遠藤憲一や寺島進なんかも出てますが、結構チョイ役です。








ではあらすじ。


刑事の我妻(北野武)は超暴れん坊。どれくらい暴れん坊かというと、ホームレスを虐めていた少年の家に自ら上がりこみ、少年をボコって自首を促したりしちゃうくらいのホントに超暴れん坊な男なのです。



自主




とにかくやりたい放題な我妻に対しては、警察署長も怪訝な表情を見せております。しかし当の本人はそんなのお構いなし。サボりたいときはサボるし、殴りたいヤツは殴る。そんな感じで日常業務に当たっていた我妻なのでありました。







シャブの売人や常連客を漁っていたある日、とある売人から衝撃の事実。我妻が慕っていた刑事・岩城(平泉征)が、この一連のシャブ売買に一役買っているとか。




我妻は後輩の新米刑事・菊池(芦川誠)と嗅ぎまわろうとしますが、その前に麻薬組織が岩城を始末してしまいます。

岩城






その後の捜査で、シャブの売買組織のリーダーは仁藤(岸辺一徳)という男であり、その手下にはキヨヒロ(白竜)という超凶暴な男がいるということがわかります。





仁藤に詰め寄っても、当然白を切るばかり。


しかしここは暴れん坊刑事の腕の見せ所。覚せい剤所持の証拠を捏造し、キヨヒロを強引に逮捕します。


ちなみにキヨヒロはホモで、我妻に「いい趣味してんなオイ」とか言われてます。ちょっと恥ずいです。



ホモ





とにかくキヨヒロを強引に逮捕した我妻。署内の更衣室で、彼を痛めつけるわけなんですが、どこで情報を仕入れたのかキヨヒロは我妻の妹を小ばかにする発言をします。
この我妻の妹というのはちょっと精神障害を持った子なんですが、我妻はとにかく彼女のことをめちゃくちゃ大切にしています。


この発言にキレた我妻は、キヨヒロをもうボッコボコにしちゃいます。




証拠を捏造した上、発砲事件まで起こしてしまった我妻。署内での不祥事に弁明の余地はなく、辞職を余儀なくされます。




しかしキヨヒロが憎くて憎くて仕方ない我妻。個人的に銃を入手し、キヨヒロへの復讐を企てます。



一方のキヨヒロも、釈放こそされたものの我妻が憎くて憎くて仕方ないご様子。我妻の妹を誘拐し、子分達に陵辱させます。





一方の我妻。仁藤の所へ行きますが、依然として仁藤はキヨヒロに関して白を切るばかり。我慢の限界が来た我妻は、仁藤を撃ち殺してしまいます。




撃つ






その後、我妻はキヨヒロの下へとたどり着き最終決戦。捨て身の戦いの末、見事キヨヒロを倒した我妻。しかしキヨヒロの亡骸に近づいてきたのは、シャブ漬けにされてしまった最愛の妹。シャブを求めてキヨヒロのポケットをまさぐります。



探す







妹の変わり果てた姿を見てられなくなった我妻は、自らの手で妹を殺しちゃいます。



なんとも言えない気分でその場を去ろうとしたとき、仁藤の側近・新開(吉沢健)が我妻を撃ち殺します。









ほぼ全ての人間が死に事態は収束したかに思われましたが、今度は新開が仁藤のポジションに。





そして岩城の代わりのポジションについたのは、なんとあのひよっ子刑事・菊池だったのでした・・・。


菊池









おわり














★感想★
ん~・・・正直面白いとは言えないと思います・・・。
まぁ方々からよく言われてることみたいなんですが、無駄なシーンがめちゃくちゃ多い!ただ武が歩いてるシーンとか、登場人物同士が顔を見合わせている変な「間」みたいなのとか、すげぇ謎の時間が多いんですよね。「いや、あの間がいい味出してんのよ!」って言われればそうなのかも知れないけど、でも僕は反対ですよ!なんか話の展開にブレーキをかけるというか、「うん、わかったから早く次いってよ」って思っちゃいます。
「圧倒的な暴力描写!」みたいに言われてるけど、正直その点もそこまで感じなかったです。目を瞠ったのは、あの有名なシーンの連続ビンタシーンくらいかな。

ビンタ
(有名な百裂ビンタシーン)

話の展開的にもなんかしっくり来ないとこ多いです。
序盤にシャブの常連客を追いかけるシーンがあるんですが、その途中で犯人は刑事の1人を金属バットでフルスイングして殺しちゃうわけです。が、しかし。そのことについてはな~~んにも触れない警察の方々。いやなんかそこはさ、同僚を殺されたことで我妻が怒り狂って、「あ、こんな人でもやっぱ味方殺されたらやっぱ悔しいんだ。意外と仲間思い!頑張れ!」みたいな展開か、もしくは「やられる方が悪いんだ!」みたいな鬼畜感を出すとかさ。どっちかに展開できる材料なんだからそこは活用しても良くね?それを無視するのはオシャレとかとはちょっと違くね?って思いました。
あと、捏造した証拠によってつかまったキヨヒロはその後釈放されるわけなんですが、「え?なんで?」って思いません?そりゃきっかけは完全に我妻の不祥事ではあるけどさ、だからといってそこで釈放するかね?凶悪な犯罪者であることは間違いないんですよ?
あと我妻はなんで仁藤殺したの?そいつに直接の恨みは無くない?まぁ自暴自棄になって殺しちゃったっていう考え方もできるけどさ、だったら新開も殺しとけよ!!詰めが甘いよ我妻!!!



ちょっと笑ったのは、キヨヒロが逮捕されるラブホテルのシーン。キヨヒロがしっかりバスローブを着てる時点でなかなか面白いんですが、よく見るとテーブルにシャンパングラスみたいなのが2つあるんですね。

グラス


いや、2人で乾杯してたのかよww
そもそもキヨヒロは結構寡黙な感じで、グラス片手に談笑していたとは到底思えないんです。ましてやこんなあどけない青年と2人っきりでw何話すんだよww
どっちがどっちのグラスか知らないけど、片っぽちょっと残してんじゃねぇよww



唯一と言っていいくらいの笑えるポイントです。



音楽はなかなか良かったと思いますけどね!エリック・サティという人の曲が使われています。





なんだか期待値のわりには今ひとつな部分が多い作品でした。「芸人ビートたけしの初監督」っていう話題性と、今でこそ言える「世界のキタノ」の初監督作品っていう前触れが大きい作品です!



「北野武の原点」って考えると、見る価値はあるかもですね!!!
















お試しあれ!!!
















その男、凶暴につき  1989年  日本



ジャンル:バイオレンス
  監督:北野武
  出演:北野武
      白竜
      岸辺一徳
      芦川誠













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