プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

2015年05月

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

どうも!!僕です!!!

今日はこちら!!! 


タッカーとデイル



「タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら」です!

2010年のアメリカ・カナダの共同制作映画。

監督はイーライ・クレイグという人。「ゾンビランド」というテレビ映画などの監督をした人で、いわゆるホラーコメディなんかが得意な人みたいです。

主演は「猿の惑星:創世記」なんかに出てるタイラー・ラビーンと、以前紹介した「ドッジボール」で海賊気取りの変人の役をしていたアラン・テュディック。
あとコメディ界の名作「アメリカンパイ」のカトリーナ・ボウデンも出てます。




まぁこの作品は単純に言うと、単なる中年オヤジ2人組が殺人鬼に間違われるっていうお話です!








ではあらすじ。





チャド(ジェシー・モス)・アリソン(カトリーナ・ボウデン)をはじめとする仲良し大学生集団は、森の中へキャンプへと出かけます。





道中ビールを買うために立ち寄った店で謎の男2人組に遭遇。



不気味




ここは男性人たちが追い払い、事なきを得ます。




しかしこの2人組は決して怪しい男達ではなく、幼馴染みの2人は最近買った念願の別荘へ2人で遊びに行くところ。


タッカー デイル

(左デイル・右タッカー)






いざキャンプ現場に着いた大学生集団。夜になって、近くに湖を発見しみんなで泳ぐことに。




ちなみにキャンプ現場とタッカー&デイルの別荘は目と鼻の先で、大学生達が泳いでいる湖で釣りをしています。



釣り






この2人の存在に気づいたアリソンは、びっくりして高台から湖に落下!






タッカー&デイルはそれに気づきいち早く救助!大学生たちに呼びかけます。




救助




しかし大学生たちは、彼女が捕まったと認識してビビりまくり。


ビビる






結局友達一同は、みんな逃げてしまいます。








本当は心優しいタッカー&デイル。アリソンを丁重に看病し、デイルはアリソンの暇つぶしに付き合いボードゲームに熱中。




その間タッカーは、古びた別荘の修復の為に丸太を切る作業に。



一方同刻、大学生連中はアリソンを救うために別荘の周辺に来てました。
その中の1人が、恐る恐る小屋の方へ歩いていくとき、タッカーが切った丸太の中には蜂の巣があったようで、大量の蜂が舞い上がります!!!




蜂





パニックに陥ったタッカーは、チェーンソーの電源はそのままに走って蜂から逃走!!



自分達を殺すつもりなのだと勘違いする大学生たち!!



蜂から逃げるタッカー!タッカーから逃げる大学生!!

逃走
















逃げて逃げて~・・・・

逃走2

























ドン!!!なんと串刺しに!!!

串刺し



前を見ずに逃げることに必死だった勘違い大学生は1人命を落としてしまいます。












こんな感じでこの後も大学生達は惨めな死を遂げていきます。











手作りの木製槍で刺そうとしたところ、足が絡まってしまい自らやはり串刺しになってしまったり

 
串刺し2











後ろから釘みたいなので刺そうとしたところを偶然よけられてウッドチッパーにダイブしてしまったり

チッパー











あまりの事態に完全にビビった実はパンピーのタッカー&デイル。


彼らは「大学生たちは集団自殺願望がある連中で、自分達を巻き込もうとしている」と推測します。
しかしこの状況で警察を呼んでも自分たちが容疑者になることは明らか。



とりあえず遺体を片付けることにしますが、ここで不運にも大学生たちが呼んだ警察が到着。






状況を説明しますが、デイルの説明が下手なこともあって完全に怪しまれます。



とりあえず保安官が家宅捜索。







しかし保安官は弱っている柱に寄りかかってしまい、その拍子に倒れてきた謎の鉄の部品みたいなのががっつり頭に刺さっちゃいます。


柱



保安官はここであえなく殉職。











ちくしょう!警察官まで殺りやがったあの殺人鬼!!

とばかりに今度は違う大学生が保安官の銃を使って二人の殺害を目論みます!!







しかし安全装置のはずし方がわからないバカ大学生は、自分の頭をブチ抜いてしまいます!!!

自爆













こんな感じで死者増加の一途をたどります。











状況が状況ではありますが、タッカー&デイルは決して危ない男達ではないとわかっているアリソン。
心理学専攻の彼女は「話し合いをすればわかるわよ!」みたいなことを言い出しますが、逆に大学生連中からストックホルム症候群であると断定されます。









なんやかんやあって、発狂した大学生が燃料に火をつけてしまい別荘は大爆発!!!


爆破








タッカー&デイルとアリソンはなんとか脱出。


大学生連中は全滅したかと思いきや、チャドだけは生きていました。

チャド








アリソンに心を寄せていた彼は、彼女がデイルに肩入れをしていることに苛立ちを見せます。




そもそもコイツはなんかちょっと頭のおかしいヤツ。見た目はイケメンですが、危ない状況になればなるほど警察なんかは呼ばず自分だけで解決しようとしたがるちょっとした変態です。



もっとも大火傷のせいでもはや心身ともに完全なるゾンビになっちゃいました。








ここでチャドはアリソンを拉致。

愛するアリソンを救い出す為、デイルはチャドとの最終決戦に臨みます。








近隣の空き家での最終決戦。


激しい戦いの末、デイルはチャドに大量のカモミールティーを投げつけます。




喘息持ちのチャドは、急性のアレルギー症状によりパニック。結局2階から落ちてしまいお陀仏となります。


落ちる







結局アリソン以外の大学生は全員死亡。警察もこの1件を「集団自殺」と断定し、タッカー&デイルはお咎め無し。






タッカーは入院生活を余儀なくされますが、デイルとアリソンはその後お付き合いをすることになるのでした・・・。













おわり











★感想★
面白かったです。アメリカンコメディで多い下ネタみたなのが少ないのがよかったですね。大学生達の死に様が面白いっていう映画なので、下ネタじゃなくても不愉快な人は不愉快でしょうけど・・・。
とにかく全体的に「ホラー・コメディ」というテイストに仕上がってるので、「すげぇ馬鹿なことに真剣になっちゃってる」っていう空気が存分に出てて笑えます。ツッコミのいない感じがまさに笑いをわかっていると言えますね。
音楽がうまく取り入れられていて、なんでもないシーンにコテコテのホラーっぽい音楽が入るから余計に「くだらなさ」が栄えてきてました。
ちなみに僕が一番笑ったのは、大学生がウッドチッパーにダイブするところですね。返り血を浴びながら一生懸命大学生を救出しようとしてるタッカーが最高に面白かったです。なんでそんな冷静に足引っ張れるんだよwwっていうか引っ張っても無駄だろw久々1人で声出して笑いました。

まぁただね、面白いのは面白いけど笑う箇所としては少ないですね。もうちょっとこのテイストの笑いが連発で起きてればもっとよかったんですが・・・。結局本当の山場となる笑い所は大学生が死ぬところなので、どうしても数が限られちゃいました。まぁ逆に変に連発してもワンパターンになっちゃうので難しいところですけどね。もう少し笑うポイントが欲しい。そこがちょっと今一つなポイントでしたね。

俳優人は、タッカー演じるアラン・テュディックがよかったですね。「顔は怖いけど実は普通の人」っていうのをうまく出せてました。実際いるいるこういう人。
あとデイル演じるタイラー・ラビーンもよかったです。っていうか憎めなさ過ぎる。

結局この2人のなんとも憎めない雰囲気が、作品全体のなんとなくほんわかした空気を作り上げてると思いました。









完全にブラックジョークなので、気分を害する人は見ないでね!!












学校の勉強と知性は別物  アリソン










 





お試しあれ!!!






タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら  2010年 カナダ・アメリカ


ジャンル:コメディ
  監督:イーライ・クレイグ
  出演:アラン・テュディック
      タイラー・ラビン
      カトリーナ・ボウデン








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グアンタナモ、僕達が見た真実


どうも!僕です!!

今日はこちら!!!



グアンタナモ




「グアンタナモ、僕達が見た真実」です!2006年のイギリス映画。キューバ東部のグアンタモにある米軍収容基地に、アルカイダメンバーと間違われ監禁された青年達の真実を描いたドキュメンタリー映画です。



監督は「CODE46」などで知られるマイケル・ウィンターボトムです。







ではあらすじ。イギリスに住む青年アシフ(アフラン・ウスマン)は自分の結婚式の為、友人のローヘル(ファルハド・ハールーン)、シャフィク(リス・アフメッド)、ムニール(ワカール・スィッデキー)と共に4人でパキスタンへと帰国します。

しかしパキスタンの隣国アフガニスタンは紛争の真っ只中。現地の難民のために何かできないかと、よせばいいのにアフガニスタンへ入国することにします。




アフガニスタンへ入国したは良いものの、北部戦線で戦闘に巻き込まれてしまう4人。ムニールはここで行方不明になってしまいます。






どうにか撤退したい残りの3人でしたが、タリバン兵士達と行動を共にすることになってしまいます。


兵士





激しい戦闘から命からがら生き延びた3人でしたが、兵士と間違われアメリカ軍に捕まってしまいます。


拘束





イギリス在住の為不審に思われたのか、3人はアルカイダ関係者であるとの容疑をかけられグアンタナモ収容所へと送られます。







手錠に目隠しをされ、「お前アルカイダだろ」と執拗に尋問を繰り返される日々を繰り返す3人。

目隠し






どうにか認めさせるため、米軍はあの手この手。イギリス大使館外交官を騙ったり、激しい拷問でどうにか吐かせようとします。



しかし違うもんは違うわけなので、当然何も出てきません。





いつしか彼らはオレンジの囚人服を着せられ、檻に収容される生活を送るようになります。



オレンジ










囚人同士の会話どころか、イスラム教徒の日課である礼拝すら禁じられる厳しい日々。






しかし無実の罪を着るつもりは無い3人は、ただただ耐えていきます。








そして2年半という長い月日を経て、彼らは無事帰国を許されるのでした・・・。


解放













おわり






★感想★
昨今世界中を賑わせている「イスラム国」。彼らが人質に着せる恒例のオレンジの服は、このグアンタナモ収容所がルーツと言われています。要するに「昔はイスラムの人民が酷い事されたけど、今は立場が逆転してるぜアメ公。」っていうメッセージを含めた一種の揶揄なんでしょう。
作品中は再現にあたる物語の主軸と、その当時を振り返る3名本人のインタビューが平行して進んでいきます。このときはああだったこのときはこうだったという詳細が語られるわけなんですが、まぁ米軍が行った仕打ちは酷いもので、情状の余地は全くないですわな。
見ていてキツそうだったのはこれ。

メタル

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、足と手を床に固定された状態で爆音のメタルミュージックを延々聞かされるというちょっと斬新な拷問。本人はかなりキツそうです。体勢もさることながら、破壊的な音楽により精神を崩壊させようとする鬼畜の所業です。
この拷問はもちろん実際に行われており、それに関してパール・ジャムやR.E.Mというロックバンドが激しく抗議をしているという現実もあります。
この作品に関して言えることは、とにかく真実を述べているだけなのでそれに関しておもしろいもクソもないってことですね。真実を知ってそれをどう受け止めるかは人それぞれなので、作品そのものの「評価」ってのはなかなか難しいものがあります。

まぁしかしこのグアンタナモでの悲惨な現実がイスラム国を刺激したと考えると、テロリストを駆逐するっていう大義名分を持っていたアメリカのやりすぎた自己満足の正義が、新たなテロリストを生むというなんとも皮肉な結果を招いたわけですかね。もうちょっと冷静に尋問とかできなかったんでしょうか。
本当の現実はわかりませんが、少なくともこのグアンタナモでの凄惨な拷問が行われていたのは紛れも無い事実。前述の通りイスラム国が世界中を騒がしている今、第二次世界大戦のような派手さは無いにしてもこのような現実を知っておくのは悪いことではないと思いますよ。
特にこの作品はイギリスの作品なので、変にアメリカを美化しようとしてません。なので余計に現実味があるように思えないでもないです。




戦争を無くすってのはやっぱり難しいことなんでしょうねぇ。全人類に「許す心」があれば戦争は無くなるとは言いますが、ここまでの仕打ちを受けてそれを許すってのは確かに難しいことですよね。これ以上に凄惨な現実があると仮定すると、やはり武力を治めるのは武力しかないように思えちゃいます。







いつになく感傷的な気持ちになる僕でした・・・。


















この世界はいい所じゃない    アシフ
















おためしあれ!!!




グアンタナモ、僕達が見た真実   2006年  イギリス




ジャンル:ドラマ
  監督:マイケル・ウィンターボトム
  出演:ファルハド・ハールーン
      リス・アフメッド
      アフラン・ウスマン





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プロジェクトX

どうも」!僕です!!


今日はこちら!!

プロジェクトX


「プロジェクトX」です!NHKの番組じゃありませんよ!!

2012年のアメリカ映画で、名作コメディ「ハング・オーバー」の監督トッド・フィリップスも制作に参加している、「高校生の乱痴気騒ぎがエスカレートしていく」という作品です。

監督はPVの監督などをしているニマ・ヌリザデというイギリス人。出演者はちょいちょい有名な人はいますが、大して有名ってわけでもないので割愛します。ちなみに出演者が何故か「実名」で出てる人が多いってのがちょっと特徴的です。












ではあらすじ。



高校生のトーマス(トーマス・マン)は誕生日を迎えます。そこで、家を両親が空けるのを良いことに、友達のコスタ(オリヴァー・クーパー)とJB(ジョナサン・ダニエル・ブラウン)と自宅でパーティーをすることに。


3人組
(左からJB・トーマス・コスタ)




特にコスタがノリノリ。「女をいっぱい呼んでこの女日照りの生活から脱却しよう!!」みたいなこと言うわけです。


しかしこの3人は学内ではなかなか地味な方で、自分のロッカー前にいる不良に声をかけることにすらビビってしまう程の臆病者。








とはいえどうにかパーティーを成功させたいコスタは、あの手この手で参加者を募集します。


会場自体も大量の酒はもちろんのこと、DJブースを設置したりとかなり気合を入れた仕様に。




いざパーティー当日。願いが通じたのか、トーマス家に大量の参加者が!!



参加者




すんごい大量の人が押し寄せ、トーマス家はもはやクラブ状態に。



DJブースは大盛況!!!

DJ








トーマスの愛犬マイロも超ご機嫌!!!



犬





このマイロが特に絶好調です!













ダッチワイフの上で優雅に水上を遊泳!!

犬2





トランポリンでもはねるはねる!!!

犬3









みんなもプールに入りだしていき、パーティーのボルテージは徐々に上がっていきます!!!


プール









女性も水着を脱いで入ったりして、まさに乱痴気騒ぎ。近隣住民のクレームも気にせずパーティーはドンドン盛り上がっていきます!!








遂には大量のパーティードラッグ「エクスタシー」が登場し、全員がガンギマリの状態に!






主役のトーマスはすっかりダウナー状態に!


ダウナー












すっかりキマった連中のパーティーは止まるところを知らず、家中のものが次々と破壊されていきます。










お父さんの大事な車がプールへビシャーン!!!


車










いよいよ取り返しのつかない状態にまで来てしまった感が出てきたころ。






遂に近隣住民により通報され、警察が現場へ到着。




 

パーティー参加者と警察が激しく応戦→火炎放射器を持った男が乱入し、地域一体が家事



という展開になりながら、パーティーはド派手に収束を迎えたのでした。






父には叱られるというよりも呆れられながら、しかし「ここまでする度胸があるとは」と少しだけ感心をされたトーマス。




最終的にパーティーをきっかけに少し大人になれた気がし、彼女をもゲットしたトーマスなのでした。




彼女






 

おわり











★感想★
ん~まぁ面白いというよりは楽しいって感じでしたね。ただ単に酔っ払いが騒いでいるのを延々見てるだけなので。そもそもホームパーティーっていう習慣があまり日本ではないので、イマイチ感覚がつかめません。
まぁただとにかくみんなが楽しそうなので何か微笑ましい気持ちで見入ってしまう作品でした。
ただせっかくトーマスもエクスタシーを決めたんだったら、何かトーマスもえらいことやっちまうみたいな演出は欲しかったですね。一応屋根からトランポリンに飛び降りたりはするんですけど、なんかこうもっと失敗をして欲しかった!トーマス自身が家のものを壊してしまうとか、もっとそういうパンチが欲しかったです。
そもそもエクスタシーを使う前と使った後の全員のテンションの違いっていうのがあんまし露骨に出てなったのが惜しいです。せっかく使うならもっと激しくいろいろして欲しかったですね。
結局ダラダラ騒いでるだけなので、一番比重があるところというか、盛り上がる部分がわからないってのはありましたね。まぁ登場人物は作中ずっと盛り上がってるんだけど。
あとラストで主人公とヒロインが結ばれるっていうのはあまりにも都合が良すぎる結末な気がしました。いくらなんでも良いところに着地しすぎ。



あと「ファウンド・フッテージ形式」で描かれてるんですよこれ。作中のカメラの視点が、登場人物の視点であるっていう設定ね。まぁ正直これ必要あったの?って気がしないでもないです。




ただ楽しそうな雰囲気はすげぇ良く表されてたと思います。特に音楽がすごく効果的に入れられてたので、華やかさというか場のテンションをうまく作ってた気がします。







要するにストーリーどうこうではなく、若者の乱痴気騒ぎのプロモーションビデオです!!















あれは、伝説の夜だ  コスタ










 



お試しあれ!!!


プロジェクトX   2012年  アメリカ



ジャンル:コメディ
  監督:ニマ・ヌリザデ
  出演:トーマス・マン
      オリヴァー・クーパー
      ジョナサン・ダニエル・ブラウン
      カービー・ブリス・ブラントン























 

エターナル・サンシャイン

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

エターナル・サンシャイン
 





「エターナル・サンシャイン」です!久々にラブストーリーを紹介します!!






2004年のアメリカ映画。
監督は、ミュージック・ビデオの監督として有名なミシェル・ゴンドリーというフランス人のおっさん。

主演は「マスク」などで有名なジム・キャリーと「タイタニック」でご紹介したケイト・ウィンスレット。


あとミスターロード・オブ・ザ・リングのイライジャ・ウッドや超ベテラン俳優トム・ウィルキンソンなんかも出てます。





当時はアカデミー脚本賞を受賞した名作!しかし単なるラブストーリーではなく、ちょっと頭を使うラブストーリーです!!






ではあらすじ。








バレンタインの時期。ジョエル(ジム・キャリー)は彼女もいなく、寂しい日々を過ごしていました。









そんな中、ひょんなことから電車の中でクレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)という女性と知り合います。


出会い










そして2人は恋仲になって行きます。





凍った池みたいなところに寝っころがって星を眺める というロマンチックなデートが終わった翌朝。





ジョエルの家に泊まりに行くことになったクレメンタインは、自宅へ歯ブラシを取りに行きます。






彼女を車の中で待っているジョエルの前に1人の謎の男が登場。

パトリック




「何か困ったことは?」みたいなことを聞いてくるんですが、全然意味がわからない。









と、ここで舞台は突如ワープ。何故かジョエルが号泣している場面に。


号泣




さっきまであんなにワクワクする展開だったのに、もうめっちゃ泣いてます。










いろんな事実がわかっていくんですが、簡単に言うとジョエルとクレメンタインはある日大ゲンカをします。



勢いで大胆なことをあっさりとやってしまう性格のクレメンタインは、なんとジョエルの記憶を医学的に除去


どうにか仲直りして彼女とやり直したかったジョエルでしたが、いかんせん彼女の頭からジョエルの記憶が消えているため、「どちらさま?」みたいな対応をされるばかりか、ジョエルの目の前で新しい彼氏とイチャイチャしたりするわけです。


イチャイチャ








こんな物を見せられた日にゃ、もうたまんないジョエル。


そこで、彼女の記憶を実際に除去したラクーナ社へ。




ジョエルがこのなんともやるせない苦痛の心境から解放されるには、彼もまた記憶除去手術を受けるのが一番だというアドバイスを受けます。





というわけで、彼も手術を受けることに。手術は彼の自宅で行われます。







やり手の若手博士スタン(マーク・ラファロ)とチャラ男のバカ助手パトリック(イライジャ・ウッド)が担当します。




ジョエルを昏睡状態にしたところで、コンピューターを使った記憶除去がスタート。









この2人はクレメンタインの手術も担当したよう。




作業が着々と進む中、バカ助手のパトリックがここでとあるカミングアウト。


パトリック2




「頂いた」というやけに丁寧な日本語訳が適正なのかは別として、どうやらバカでスケベでクズなパトリックは治療の際にクレメンタインに惚れたらしく、現在は付き合っているとのこと。









変態パトリックがカミングアウトをしている頃、ジョエルは自分の記憶の中を彷徨います。






とにかく記憶がドンドン消去されていく中、スタンとパトリックの会話がまる聞こえ。

2人の会話をなんとか理解しつつも、クレメンタインとの記憶・思い出がフラッシュバック。

もう一度体験しつつも着々と消去されていくという・・・まぁちょっと僕のボキャブラリーじゃなかなか説明しづらい展開になってきます。





その後パトリックは、「やっぱり彼女との思い出を消したくない!!」と思うようになり、記憶の中で出会ったクレメンタインと共謀して、記憶除去の治療中の記憶(言葉がおかしいけど、ホントこんな感じ)から姿を消します。







消えていく記憶からとにかく逃げまくる二人!!

逃げる




必死に追いかける博士チーム!
しかしあまりの緊急事態に手に負えなくなったスタンは、ハワード博士(トム・ウィルキンソン)という偉い人を呼び助けを求めます。



現場に到着し、なんとか状況を納めた博士。

しかし何を血迷ったのか、このタイミングでハワード博士と助手でありスタンのガールフレンドであるメアリー(キルスティン・ダンスト)がまさかの不倫関係に!!!

キス





TPOなんて関係なし!!!
濃厚なキスを交わす2人!!胸の奥からあふれ出す感情を抑えきれない2人!!



彼らの曇りなき愛に、戸籍も世間体も関係は無いのです!!






































の、はずが!!!!

見てる






 博士の奥さんめっちゃ見てるーーーー!!!











泣きっ面に蜂とはこのこと。奥さんに愛想をつかされた博士。


そして奥さんはメアリーに衝撃の事実を突きつけます。






衝撃









とのこと。つまり、メアリーと博士はかつて不倫関係だった。しかし許されない恋だった為、メアリーの記憶から博士は除去されていたってわけです。






ショックを隠せないメアリー。
















一方のジョエルとメアリーは、記憶消去からの必死の逃走も虚しく、記憶は全て消し去られてしまいます。













そしてシーンは冒頭の歯ブラシを取りに行くシーンへ。






車に再び乗り込んだクレメンタイン。







ここにメアリーが送り込んだテープが。このテープにより、2人は自分達が記憶を消されたこと。すなわち付き合ってもうまくいかないことを知ります。













なんとも微妙な空気になる2人。
















付き合ってもうまくいかない・・・・。
















でもこんなに好きなんだもん!!!











だから何度でもやり直そう!!!

ラスト
















おわり













★感想★
よかったと思いますよ。全体的なノスタルジックというか、なんとも言えない哀愁が漂うのが好きでした。露骨過ぎない感じでしたね。そんな中でも、ホラーというかちょっと薄気味悪いシーンや、理解が容易ではない謎解き的な要素があって楽しめました。はっきり言って小難しいけど。
ただそういった小難しい部分を理解するための目印みたいなのはしっかりと用意されてます。例えばクレメンタインの髪の色。緑→オレンジ→青という順になってるので、「え?これ今いつの話してんの?」って時の一種のヒントになってくれてます。こりゃ親切な脚本だ。
音楽とかもシーンによって大きく変わるので、それによって「お、ここは悲しいシーン来るな」とか「あーちょっと気味悪いの来るな」とかっていうのはわかります。
時間軸のズレと、現実と記憶の違い、この2つをはっきりさせとかないとなかなか理解は難しい映画ですね。

オシャレな演出も多い!僕が一番好きだったのはジョエルの幼少期の回想シーン。子供のジョエルが同級生の女の子と仲良く歩くんですが、その女の子の声はクレメンタインになっているっていうね。
その演出だけしておいて多くは語らないっていう。オッシャレ~♪




まぁとにかく脚本がすごいと思いました。別にアカデミー賞取ってるから言う訳じゃないんですが、単純に「こんなの思いついてもここまでの完成度で再現できないだろ」っていうことです。ちなみに脚本家は「マルコヴィッチの穴」なんかを手がけた、独特な作風で知られるチャーリー・カウフマンっていう人です。


納得いかない点で言えば、博士の奥さんがなぜ現場に来たのかっていうことくらいですかね。「不倫を暴いてやる!!」っていう気があったとはあんまし思えないし。いやそもそも元不倫相手が未だに同じ職場にいるっていう時点でもうそれ自殺行為じゃん。必然の結果だろ!
あとその不倫に対するスタンの心情とかをもうちょい知りたかったですね。せっかく恋愛モノの作品なんだから、そこはがっつり入れてよかったと思うんだけど。メアリー決してどうでもいい役柄なわけじゃないし。
あと結局最後までジョエルの魅力っていうのがイマイチわかんなかったです。ただのいいヤツ止まりな気がします。まぁ恋愛って言うのはそんなもんなんでしょうかね。

キャストでいうとジム・キャリーとケイト・ウィンスレットの両主演の演技は良かったですね。
ジム・キャリーはまさに「冴えない男」っていうのを十二分に表現できてたと思います。「あ~いる~。こういうヤツいる~。」っていう絶妙なとこを言ってます。「いやいやモテない設定だけどすんげぇ清潔感あるイケメンじゃん」とか、逆に「こんな不潔なブサメンにこんな恋愛できるわけねぇだろ」とかってツッコミたくならない、もうホントドンピシャの「冴えない男」感が出てました。だから記憶消去から逃げるジョエルにもなんとなく感情移入できるというか、「う~~頑張れ~~」ってなれるわけですよねこっちも。なんともいたたまれない。
あとケイト・ウィンスレットは、「役によってここまで雰囲気変わるんだ」って思いました。タイタニックでの上品なお嬢様とは一転、勝気な酒好き女になってるわけですからいやはや演技の幅を感じます。まさに実力派。





 




というわけで全体的に僕は好きでしたが、好みははっきり分かれる作品です。


ラブストーリー見て「うわ~❤素敵~❤」ってウットリなりたい女の子とかにはあまりオススメじゃないですね。単純に話が、というか表現が難しい作品です。













ラブストーリー・サスペンス・ホラーが詰まった映画です!!!




































忘却はよりよき前進を生む  ニーチェ
 






















お試しあれ!!!





エターナル・サンシャイン  2004年  アメリカ



ジャンル:ラブストーリー
  監督:ミシェル・ゴンドリー
  出演:ジム・キャリー
      ケイト・ウィンスレット
      イライジャ・ウッド









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サンブンノイチ

どうも!僕です!!

今日はこちら!!


サンブンノイチ




「サンブンノイチ」です!以前「ドロップ」という世紀の駄作を作った名監督品川ヒロシの3作目。過去の作品とは違い、小説を映画化した作品です。


主演は前回「バトル・ロワイアル」に引き続き藤原竜也。あと元KAT-TUNの田中聖と、ブラックマヨネーズの小杉竜一がメインキャストです。



他にも窪塚洋介など、バラエティに富んだキャスティングでございますよ。











あらすじを説明したいのですが、ちょっと長くなりそうなので簡単に説明しますね。









川崎のキャバクラ「ハニーバニー」の雇われ店長シュウ(藤原竜也)と従業員コジ(田中聖)と常連客ケン(小杉竜一)の3人は、それぞれの事情でお金に困っていることから銀行強盗を起こします。



とりあえず警察の追っ手から逃れるため、「ハニーバニー」へ逃げ込んだ3人。話はここから始まります。



3人







ほんでここから金の分け方で揉めます。




揉めてる→実はこうでした→揉めてる→実はこうでした っていう流れを繰り返し、事実がだんだんとわかっていきます。






簡単に言うと、コジとケンをそそのかしたのはシュウ。ほんでシュウをそそのかしたのは「ハニーバニー」のキャバ嬢マリア(中島美嘉)。そのマリアをそそのかしたのはオーナーのハマショウ(窪塚洋介)ってことがわかります。しかしハマショウの他に渋柿(ピーター)という凶暴な金貸しも裏で別の糸を引いていてちょっとややこしい状態。





ハマショウ
(マリアとハマショウ)







マリアはハマショウを出し抜きたいし、ハマショウはマリアをAVに売りたいし、渋柿はマリアもハマショウも出し抜きたい、というそれぞれの欲望を三人に託しているという状態。











結局、ハマショウは渋柿一味に拘束される→渋柿、3人に出し抜かれる→ハマショウ、そのスキを突いて反撃→ハマショウに捕えられる3人という展開に。






大金を得て、やれ「クソみたいな人生をやり直したい」だの「家族とやり直したい」だの語る3人とマリア。





しかしハマショウは、







「お前らは銀行強盗だ!お前らがまともな人生送っていいわけねぇだろ!」

悪党






と正論を言うのでした。














おわり












★感想★
おい、おい、おい、とね。こんなに言いたいことがてんこもりな映画なかなか無いですよ。ホントね、ありがとう品川監督。
まず展開が単調。揉める→こうでした!→揉める→こうでした!の繰り返し。あまりにも単調な展開。たいてい2回ほど繰り返された時点で、そういうパターンなんだなってこっちは理解するんですが、そんなのお構いなしにガンガン繰り広げられていきます。
時間軸を戻して事実が暴かれるっていう構図なんですよ。現在が進行しつつ、7日前→6日前→5日前・・・って振り返りシーンがどんどん追いついていくっていう。ただね、その見てるほうからすれば「何かあるな」っていうのがモロバレなわけです。
例えば「外にスナイパーがいる!!!」ってシュウが言ってコジとケンがおろおろするっていうシーンがあるんですが、後になってそれが演技でしたとわかるんです。ただね、人質も取っていない銀行強盗にスナイパーって有り得ますかね?もうこの時点でちょっとおかしい。
まぁいいよ!スナイパーは!拳銃持ってるから警察がそこまで警戒したっていう可能性も0じゃないやね!
ただ序盤からずーーーーーっと不自然なのが、盗んだ金の合計がわからない。この「サンブンノイチ」というタイトルを置いておきながら金額がわからないという大失態をするんですよ。だからどんなに3人が揉めても全然ピンとこない。何十万単位を揉めてるのか何千万単位を揉めてるのかが定かじゃないので。
ほんでね、金そのものも全然見ないんですよ。バッグを開けないの。いや普通さ、銀行強盗とかいう大それたことをやってのけたら「ヒューwww」とか言ってまず現ナマを確認しそうなもんですけど。
とにかくずーーーーっと金を見ない。「そもそも入ってんのこれ?」とか思ってたら案の定「途中ですり替えてました」だって。いやいやそんな大事なこと視聴者に見ぬかれてんじゃねーよ!!!こういう詐欺ものっていうか、現金強奪もので現金すり替えとかってもう逆に定番じゃん!そんなのドヤ顔でもったいぶってんじゃんーよ!ましてや大してカモフラージュもせずに!!
あとね、日本警察の無能さ。なんか店の外を囲まれてる感は出してるんですが、いかんせんそういう風には見えない。ただコイツら逃走用の車を店の入り口のところに堂々と付けて逃げ込んでるんですよwいやもうそこじゃん完全に!!気づけ気づけ警察!!!
ハマショウが自由に救急車を運転できてるのも意味不明!渋柿が人間の脳みそ食いたがってるのも意味不明!!とにかく作りが甘い!雑すぎ!!!




中島美嘉痩せすぎ!!!魅力感じません!!ちょっと病的!!なんかやつれてるぞ!!

痩せすぎ






中島美嘉は演技酷いですね。僕が監督だったらどんなに仲が良かったとしても2度と使いたくないレベルです。

っていうかそもそもね、キャスティングが酷い。品川監督の交友関係を存分に使ったのか知らないけど、予想通り芸人の出演が多数!あきらかに必要無い演出に無理矢理入れ込んだりしてるので、単なる文化祭の出し物みたいになってます。この時点でこっちとしては相当萎えてますよマジで。
ほんでね、芸人気質を忘れてないのかそれをアピールしたいだけなのかわかんないですけど、お笑い要素がマジで邪魔。いやそれが本当に面白いならいいんですけど、「○○なのかよ!」っていう説明過多な笑いなので、全然笑えない。ツッコミ無しで笑いとして成立してるのに、何故か教科書どおりのツッコミを入れて全てが台無しです。まぁそもそもそこまで面白いギャグでもないし、話にブレーキをかけるだけの要素なんですけどね。



ただ窪塚洋介はよかったですね!IWGPのキングっぽい役柄なんですが、さすが超ハマリ役です。アイスピックを使ったアクションはホント迫力あるし、彼のセリフシーンは早口ってわけではないのですがテンポ良く聞きやすい。さすがです。
あと田中聖が意外と良いです。イケメンだし身体能力あるし何かと絵になりますね。今後映画とか結構出てくるかも。
アクションシーン自体は全体的に良かったですよ。ちょっとスローが多すぎて「300」やりたいのかな?って思ったけど。まぁでも僕的には全然オッケー。スロー多いけど。
照明とか音楽の演出も上手だなって思いました。華やかな雰囲気をめっちゃうまく出せてましたね。必要があったかどうかは別として、華やかさはうまく出せてましたよ。華やかさが必要かどうかは別としてね。







はい!!で、ですよ!




長々書きましたがここからが本番です!この映画にはね、ほかの映画には無い、とある問題シーンがあるわけですよ!








それがこれ!


問題





見た人にはわかると思いますが、ハマショウがいわゆる「映画好き」の人間達に対して文句を言うシーンです。


要約すると、「自称映画好きの連中は、自分以外の人間は映画を見る目が無いと思ってやがる。自分は映画を撮ったこと無いくせにだ。やたら語るくせに他人の意見は右から左。オレは年2回くらいしか映画は見ない。好きな映画は『バックトゥザフューチャー』だ。それをベタ過ぎるとか言うヤツが大嫌いだ!」ってことを言うわけですよ。

















もうね、こちとら腕まくりですよ。ええ。








まずね、これが映画の本来のラインとは全く関係の無いセリフだってことですよ。それをあえて入れてきた。それがどういうことか。品川監督自身の考えってことでしょう!


つまり品川監督は、「映画を撮ったこと無いヤツがごたごた言ってくんなよタコ。」ってことを言いたいんでしょう。でもそれって野球やったことない人がチャンスにいつも凡退するプロ野球選手に文句言っちゃいけないとか、政治家やったことない人が政治家に文句言っちゃいけないとかそういうレベルの話じゃね?それって違うだろ!
映画にしろスポーツにしろ、むしろそういうパンピーに支えられて初めて成立するエンターテイメントだろ!それをそんな風な言い方しちゃだめだって!子供じゃないんだから!!批判恐れてんじゃねーよ!
だいたい批判とかされたくないんだったらせめて芸人とか出てなくてギャグ要素も完全に封印した100%ガチな作品を作って欲しいです。そういう要素が「保険」に思えて仕方ないんですよね。「ちょっとゆるくしてますw」みたいな。そもそも「芸人」である品川庄司の品川が映画の監督してるっていう話題性があるだけで、腕が二の次になってると思うんですが!

だいたいこのベタな映画の代名詞として「バックトゥザフューチャー」を出すって、それお前が一番そう思ってるんじゃね?ってことですよ。きっと品川監督が「バックトゥザフューチャー」好きなヤツは映画に詳しくないヤツっていう偏見を持ってるんですよ!!そうだそうだ!!じゃないとここに「バックトゥザフューチャー」は出てこないはず!そもそも「バックトゥザフューチャー」って結構意見が分かれる作品で、決して「ベタ過ぎる映画」では無いと思うんですがね・・・。



まぁこのシーンがあるだけだったらそこまで思わなかったかもしれないんですが、この作品全体的にタランティーノタランティーノうるさいんですよ。なんかそのオマージュ的なものもちょいちょい出てくるし、登場人物にもタランティーノをやたら語らせるし、もう品川監督の「オレってタランティーノ好きなんだよね^^」アピールがうざいんです!
そんな監督の映画の嗜好が見え隠れしている中でこのシーンですから・・・。隠れた嫌味メッセージ入れてんじゃねぇよ!!









とにかく「俺」アピールのすごい人なんだなと思いました。







でもそんなに自分をアピールできるって、自分にすごく自身がある証拠ですよね。そういう人って身近にいたらすごく魅力的なんだろうなって思います。






























絶対オレは友達にはなれないけど。























 自称映画好きのヤツは、自分以外のヤツはみんな映画を見る目が無いと思っている(ハマショウ)
























お試しあれ!!!







サンブンノイチ  2014年  日本


ジャンル:サスペンス
  監督:品川ヒロシ
  出演:藤原竜也
      田中聖
      小杉竜一
      窪塚洋介
      中島美嘉
































 

バトル・ロワイアル

どうも!僕です!!
友達を殺したことは無い僕です!!





そんな僕が今日紹介するのはこちら!!


バトル・ロワイアル




「バトル・ロワイアル」です!結構有名ですよね!2000年の作品。「友達殺したことある?」のキャッチコピーが有名です。ちなみにR15指定。


監督は深作欣二。「仁義なき戦い」でお馴染み、暴力描写に定評のある人ですね。後に息子がこの作品の続編のメガホンを取ることになります。



キャストが今となってみれば結構豪華です。後の有力若手俳優・女優みたいな人がてんこもりです。
主演は藤原竜也、ヒロインは前田亜季(中村勘九郎の親戚)、その他高岡蒼佑、安藤政信、塚本高史、佐野泰臣、柴崎コウ、栗山千秋などなど!あと山本太郎やビートたけし、深浦加奈子などなど知った顔ばかり!名前でピンと来なかった人はググってね!







当時はかなり話題というか、問題視された作品です!











ではあらすじ。












経済危機により子供たちが暴徒化したとある国。子供たちを恐れた大人達は、ある法律を作ります。それが「新世紀教育改革法」通称BR法。簡単に言うと「中学生のクラスを抽選で選ぶから、選ばれたクラスの生徒は最後の1人になるまで殺しあってね❤」っていうパンクな法律です。







というわけで楽しい修学旅行の最中にとある無人島へと拉致られた岩城学園中学校3年B組の生徒達。



その無人島の廃校の教室へと押し込められた生徒達の前に現れたのは・・・


キタノ







かつてのこのクラスの担任キタノ(ビートたけし)。



淡々と、そして少し生徒達を小ばかにした感じでゲームの説明をするキタノ。



このゲームのルールをおおまかに言うと
  • 最後の1人になるまで殺し合い
  • リミットまでに1人に絞られなかったら全員首輪が爆発して死亡
  • 徐々に増えていく島内の禁止エリアに入っても死亡

というところです。





まぁ当然素直に受け入れられない生徒達。主人公秋也(藤原竜也)の親友ノブ(小谷幸弘)が引きこもりのくせに「ふざけんなー!」と発狂。



元々コイツに恨みのあったキタノは、ノブの首輪を爆破!!



首輪









あっさりと死んでしまいます。







とにかく常軌を逸した事態であることは掴めた生徒一同。







キタノの言われるがままに、ゲームがスタートしたのでした。










さぁさぁこんな極限の状態になるといろんな生徒が出てきます。













殺し合いをする者達!!!

殺し合い









心中する者達!!!

心中





和平を呼びかける者達!!!


和平









「どうせ死ぬんだからHしよ!」とか言うヤツ!!!

H






とにかくいろんなヤツが出てきます。






特にこのイケメン。

桐山

転校生の桐山(安藤政信)。コイツはとにかく殺人狂で、今回のゲームも自ら参加したいと名乗り出たクレイジーです。






桐山が殺人鬼なこともあって、着々と生徒達は死んでいきます。









そんな中、主人公秋也と秋也が守ると決めた女の子中川(前田亜季)。2人がピンチのときに、とある男が登場。





ランボー



転校生川田(山本太郎)。どう見てもランボー意識してます。





どうやら彼は数年前のこのゲームのチャンピオンらしく、とっても強い。何故か2人のことを助けてくれるみたいで、3人は行動を共にします。










 













その後なんやかんやあって、最後にこの3人が生き残ります。








川田はどうやら首輪のはずし方を知ってたみたいで、





3人で首輪を外す
    ↓
キタノぶっころ
    ↓
船で島から逃亡(川田は力尽きる)






ということに。






その後秋也と中川は殺人容疑で全国指名手配に。身を隠しながらも、しっかりと未来を見つめて生きていく2人なのでした。




2人








おわり














★感想★
えーと、かなり雑に紹介したんですが・・・まぁ理由があるんですよ。ちょっと長いですよ今回の感想は。

とにかくストーリーはもう見れたもんじゃないですね。バラバラで単発なエピソードの垂れ流しって感じです。
約2時間の作品の中で、数多大勢の生徒にフィーチャーしようとしても限界があると思うんですが、これはそれを限界まで数こなそうとしたというか・・・。見た人にはわかってもらえると思うんですが・・・。
例えばね、高岡蒼佑演じる杉村ってヤツがいるんですが、コイツはゲームが始まってからずっと千草って女の子と琴弾っていう女の子を捜すんですよ。
ほんで千草を発見。しかし千草は銃で撃たれ既に死にかけ。命からがら千草は杉村に質問。「はぁ・・・はぁ・・・杉村の好きな人って・・・私じゃないよね・・・?」



「うん。違う」




え?違うの?じゃなんで千草探してたの?その理由は不明です。まぁちょっと千草の陸上のトレーニングに杉村が付き合ってたみたいなエピソードがあるわけなんですが、それと好きは別ってなるとすべての裏づけが否定されてエピソードが無意味になるんでちょっと理解不能なんですよね。
あとこの千草がね、「Hしようぜ」みたいな男に言い寄られるというか、殺すぞみたいに脅されるわけなんですよ。
キレた千草は「私の全存在を賭けて、あんたを否定してあげる!!!」とか言い出すわけです。名言だろ!みたいな空気たっぷりにね。いやしかしそんな空気出されても、そもそも千草のキャラを知らないので「あ、そういうちょっと痛い系のキャラなんだ」くらいにしか思わないし、全然ゾクっとしません。この発言が、千草主人公のシーンになってわずか3分足らずで来るわけですよ。それまで千草の人格とかがわかる演出が一切なくいきなり。そんな状態でいきなりキザなセリフ言われてもね・・・。超スベってます。


あと杉村が全体的に意味不明というか、特にスベってるんですよ。結局千草が死んだので今度は琴弾を捜し、見事見つけるんですが、人間不信の琴弾に撃たれて死んじゃいます。
その後、杉村は琴弾に告白→涙を流す琴弾 みたいなシーンがあるんですが。いやいやお前が撃ったんだろ琴弾と!彼女は間違えて撃ったんじゃなくて、ちゃんと杉村を杉村と認識して撃ったわけですよ。はずみでもなんでもなく!
そのくせ「何で・・・」とか言って悲しい顔されても見てるほうとしては「何でかはこっちが聞きたいんですが?」って感じです。


千草の名言の件にしろ、琴弾の泣くシーンにしろ、「ただこの演出・このシーンがしたかったから無理矢理入れたんじゃね?」て思っちゃいますね。全てがあまりに急だったので、本当にそうとしか思えない。前後の関係性があまりに不自然すぎる。







あとキタノがあまりにも謎すぎる。まぁ元担任ってことで、彼らの担当になったまではいいですよ。ただね、軍の人間までもを完全に掌握しているわけですよ。軍の偉い人みたいなヤツも、キタノには逆らえないみたいな空気がある・・・。でもそれが何故かの説明は無いんですよ。「え?ただの教師じゃないの・・・?絶対軍のほうが偉いだろ・・・」と思いましたね。
なんかナイフの腕も異常に良いみたいで、私語をしていた生徒にナイフをぶん投げて頭に命中!みたいな。いやいや凄すぎじゃないそれ・・・?と。ラストのキタノ自身の死に方も意味わかんないし。キタノはマジで全てが謎。ミステリアスとかやなくてそこは多少の説明がいるところとは思うんですがね・・・。




ほんでノブね。何か終始やたらいきがってて、とても引きこもりになるようなタイプに見えなかったんですが・・・。まぁすぐ死ぬから別にいいけどさ。別に引きこもりの設定いらなくね?








あとこの作品全体的にベタが多い!一番気になったのは断末魔のセリフ。わかりますかね?
「お前のこと・・・好き・・・だ・・・った・・・・。」      ガクッ

みたいな。昔のドラマとかでよくあった、死にかけの状態で言いたいこと言って逝くみたいな、ご都合主義の演出。作中死ぬ人は大抵この死に方です。もちろん杉村もこの死に方。







告白
「お前の・・・・・ことが・・・ずーっと・・・好きだった・・・・」


























断末魔

ちーん




















うーーん、わりと元気に話してたと思うんですが・・・。いや、そもそもね。ホントこの断末魔感動発言シーンが結構あるわけなんですが、何が気になるってさ。まぁ死ぬ直前にしては元気に喋ってるってとこはいいですよ。百歩譲って。ただね、話を聞いてる側が全く治療しようとしないっていうのはこれいかがなもんでしょうかね?え?いやいや長い話聞く前に助けてやれよ!!!と。薬とか無いんだろうけどさ。普通頑張って血を止めようとしたりするだろ!!!!





あと坂道を2人でゴロゴロ転がりながらのバトルとか、標準語圏内に1人だけ関西弁のヤツがいるとか。
「アイツ来てよかった・・・・。喜んでた・・・。でもオレ守ってやれなかった・・・!!!」みたいな、過去形箇条書き台詞とかね。



もうね、見てて「うぉっw」ってなるようなベタなのがてんこもりなんですよ。





一番笑ったのはコイツですね。


斧









もうどう考えても死後生霊となること間違いなさそうなエグい状態になった男の子。斧が脳天にぐっさりいってます。
「ふぁっ・・・・くはっ・・・・」とか言ってる彼に向かって









大丈夫

「大丈夫かよ・・・?」







とか言っちゃってる真面目な秋也もサイコーでした。どうみても大丈夫じゃないだろこれw











まぁとにかくベタが多い!ベタを楽しむ映画です!

ストーリーはマジでくそ!!思いつきの演出を埋め込んだ短編集です!伏線とか前後の描写で楽しませるとかは皆無!急に来るので想像で楽しむしかありまへん!
原作の小説とかで見るとそれなりには楽しめる作品と思いますよ。ただ映画はマジで酷ぇ!設定を省略しすぎで、「原作はもう読んでますよね?」っていう体に見えました。
正直ボク学生の頃にこれ1回見たときは面白かったイメージがあったのですが、まさかここまで酷いとは予想外でした。時代が進んだってことでしょうかね。そもそもこれが上映されたときは、まさに少年犯罪が多いときだったのでそういう時代背景が余計にこの作品の話題性を助長したのかもしれませんね。実際興行的にはかなり成功してる作品です。




今は更に犯罪の凶悪化が進んでる気がするので、色あせない名作ではない気がします・・・。






ベタを楽しみたい人はどうぞ!!!













人のこと嫌いになるってのは、それなりの覚悟しろってことだからな (教師 キタノ)

 















お試しあれ!!!










バトル・ロワイアル  2000年   日本

ジャンル:バイオレンス
  監督:深作欣二
  出演:藤原竜也
      高岡蒼佑
      塚本高史
      柴崎コウ
      ビートたけし











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凶悪

どうも!僕です!!

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凶悪







「凶悪」です!久々に邦画を紹介します!2013年の日本映画で、通称「上申書殺人事件」という、とある死刑囚の告発を「新潮45」という雑誌が記事にしたことから殺人事件の首謀者を逮捕したという、実話を元にした作品です。





そのタイトル通り結構凶悪な事件なので、「実話なんだ」という目線で見るとなかなか恐ろしいものがある作品です。





監督は「ロスト・パラダイス・イン・トーキョー」でデビューした白石和彌。
主演はスーパー胸毛俳優山田孝之。その他出演は、もはやミュージシャンのイメージが薄れつつある「電気グルーヴ」のピエール瀧。あとスーパーマルチタレント、リリー・フランキーや「ジョゼと虎と魚たち」の池脇千鶴なんかも出てます。












ではあらすじ。










雑誌の記者の藤井修一(山田孝之)は、死刑囚須藤(ピエール瀧)から手紙をもらい面談をすることに。



須藤




そして須藤は、藤井に自分に誰にも話してない余罪があることを告白します。
  1. とあるじいさんを焼却炉で燃やた
  2. とあるじいさんの土地を転売して生き埋めに
  3. とあるじいさんに保険金かけて酒飲ませて殺した

という3つのもの。
淡々と抜かしてますが、とんでもねぇ悪党ですコイツ。現在最高裁に上告中らしいですが、どう考えても死刑が妥当です。 




しかし須藤曰く、これらの事件の首謀者は全て彼が「先生」と慕っていたとある不動産ブローカーであるとのこと。



これらを告白したところで彼の刑が減刑されるわけではありません。むしろ最高裁ではかなり不利になります。しかし、「先生」がシャバでぬくぬくやっていることが許せない須藤。そして何より、改心した須藤の心こそがその余罪を吐露させたのであります。






ジャーナリストとしての使命感から、この事実を闇に埋もれさせたくない藤井。ところが現実は厳しく、死刑囚の新たな事件の告白よりもグラビアアイドルの不倫の方が世間の興味を引く時代。




しかし編集長の指示や、家庭で妻を悩ます母の痴呆。そんなものはどこ吹く風。

藤井は須藤のあいまいな記憶を頼りに単身捜査を進めていきます。



当然捜査は難航、というか途方にくれる作業。巨大な地図を作成し、とりあえずしらみつぶしに当たっていく作業となります。




地図









その後、どうにかこうにか事件の真相を突き止めてきた藤井。そしてここから事実の判明、回想シーンに。










先生


コイツが「先生」こと木村(リリー・フランキー)。


まず1つ目の焼却炉事件。借金を踏み倒そうとした男を「カッとなっちゃってw」とか言って、首を絞めて殺したことを須藤に告げ、死体の処理を依頼します。



そこで須藤は、「心配無いって」とか言ってノリノリでとある建築屋の社長のところへ。そこの焼却炉を無理矢理借りて、何の抵抗も無く死体をバラバラにし、焼却炉で焼いちゃいます。



バラバラ




焼きながら「肉食いて~」とか言っちゃうくらい彼らには平凡というか、特に大事件ではないようです。










その後2人は更に仲が深まり、共謀して悪事を働いていきます。









続いて2人目。







土地を勝手に転売したいが為に、今度は計画的に殺します。その土地の所有者が入っている介護施設の男と組み、じいさんを事務所へ呼びます。



しかしここで問題発生。前回の焼却炉を使って死体を処理する予定が、建築屋がイモ引いて焼却炉が使えないことに。




須藤「どうすんだよ~」





先生「使ってない土地あるから埋めちゃおう」









須藤「オッケー♪」












































殴る

「うぉらぁぁああっ!!!」













なんと彼らは、このじいさんを生き埋めにしちゃいます。せめて殺してからにしてくれれば少しは楽なのに!!



生き埋め












続いて3つ目。借金が積もりに積もってもうどうしようもなくなってきたとある電気屋。そこで借金を作ってしまったじいさんに保険金をたんまりかけて殺しちゃおうということに。

餅は餅屋。そんなきな臭い行動にもってこいの「先生」がその相談を受けます。当然須藤も一緒。



保険金目当てなので他殺はまずい。ってことで酒をガンガンガンガン飲ませまくります。



酒





何がエグいって、このじいさんは自分が酒の飲みすぎで死ぬこと。そして家族がそれを依頼してきたという事実を知らされているということです。



「もう飲めない」と言うじいさんに「いいからもっと飲んで死ねやーーー!」と罵声を浴びせる先生一行。






もはやこの場は悪のるつぼ!スタンガンでじいさんをいじめちゃう先生軍団!!



スタンガン







もうこれには先生大爆笑!!完全にツボに入ってます!!!


爆笑











さぁさぁ宴もたけなわですが、そろそろここでお開きにせねば!!









先生が見つけたのはこれ!!!




スピリタス




アルコール度数96%。スピリタスです!!!



僕の経験上ショットで飲むのもかなり過酷なお酒!はっきり言って除光液飲んでるようなもんです!本来は医療用であったりとか果実酒を作るために使われるものであり、本場ポーランドでショットで頼むとかなり馬鹿にされるんだとか!!ちなみに商品にもよりますが、一般的なビールのアルコール度数は5%前後、焼酎が20~25%、ウォッカやウイスキーで約40%程度です!参考までに!!!!








さぁさぁそんなスピリタスをがぶ飲みさせられるじいさん!





がぶ飲み








これが致命的となり、じいさんは死去。その後とある土地に埋められたのでした・・・・。



















回想シーン終了。




これらの事実を全て突き止めた藤井。編集長をも納得させる記事を仕上げ、雑誌に掲載させることに成功。



このことがきっかけとなり、先生こと木村は逮捕されます。











しかし物証があまりに少ないため、木村は無期懲役が限度。つまり死刑にはならないのです。




そのことからか、なにやら余裕があるように見受けられる先生。








藤井は最後に先生と面会します。






先生は言います。


「私を殺したいと一番思っているのは、被害者でも恐らく須藤でもない・・・。」





そういうと先生は、ガラスの向こうの藤井を指すのでした・・・。

指を指す











おわり













★感想★
怖い!!怖いっす!!実話ですよこれ!!細かいところは事実と違うんでしょうけど、大筋は事実です!!
特に回想シーンからの、須藤と先生の悪党っぷりはすんごい!人を殺しても超平然としてるんですよ。なんか死体運ぶときも「ちょ!ちょ一旦置こ一旦置こ!」とか、死体を入れたバスタブの横で気持ちよさそうにシャワー浴びたりとか、とにかく動揺がまるで無い。レイプやらシャブやら、とにかく悪っていうのが存分に出てます。
その「心底悪いヤツ」っていうのをピエール瀧とリリー・フランキーがすげぇうまく演じてます。多分この人たち本当に悪い人です。いやいやそれくらい生生しいですよ。一部快楽犯的な部分もあり、とにかく極悪非道。そのくせ欲するのは金とかメンツみたいな、すげぇ身近なものです。だから余計に親近感と言うか、遠い世界の話じゃないように思えちゃうんですね。「オレが神になる!」みたいないわゆるサイコ的というかオカルトな部分が(実話なので当然ながら)全く無いので、自分の身にも起こりうるっていう雰囲気を感じます。
そしてそれを助長するのが池脇千鶴演じる主人公藤井の妻。彼女は痴呆症がどんどん酷くなってくる夫の実母の面倒を見ていますがかなり疲労気味。そのくせ肝心の夫は取材に没頭してるのでストレス溜まる一方。そんな彼女は、「母の死を望んでる」的なことを言い出します。そして「自分はそんな人間とは思ってなかったけど違った」と言います。ここですね!つまりは善人のあなたもいつ悪人になってもおかしくないんだぞっていうメッセージに聞こえましたね僕は。この登場人物のおかげで作品全体の雰囲気がより一層ダークな方向へ進みます。
山田孝之も池脇千鶴も、そこらへんのだんだん疲れていく雰囲気をうまく出してました。はっきり言ってキャスティングが完璧な作品でした。






スッキリする映画ではないです。しかしこの凶悪な事件を一種のエンターテイメントに変えれたのはすごい事と思います。


賛否両論あると思う作品ですが、僕は好きでした!本格社会派サスペンスです!!!





















どうせ死ぬなら、綺麗になって死にてぇ    死刑囚須藤



















お試しあれ!!!







凶悪  2013年  日本

ジャンル;サスペンス
   監督:白石和彌
   出演:山田孝之
       ピエール瀧
       リリー・フランキー
       池脇千鶴










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12モンキーズ

どうも!僕です!!

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12モンキーズ







「12モンキーズ」です!!1995年のアメリカ映画。
謎の細菌により全人類の99%が死滅したとされる未来、1人の男が過去へと渡り真相を解明する・・・というSFサスペンスです。



監督はテリー・ギリアムという「未来世紀ブラジル」や「フィッシャー・キング」が有名な人。

主演はワイルドハゲオヤジ、ブルース・ウィリス!
その他出演は以前「オーシャンズ11」なんかでご紹介したブラッド・ピット。あと「人生はビギナーズ」でアカデミー賞を受賞したクリストファー・プラマーも出てます。









久々本格サスペンスをご紹介するのでネタバレが嫌な人はくれぐれもご注意を!!






















ではあらすじ。







とある未来。人類の99%は、謎の細菌によって死滅。残った人類達は地下でひっそりと暮らしていました。


そんな世界で暮らす囚人ジェームズ(ブルース・ウィリス)。監獄を管理する何やら偉そうな人達に、過去へ行って細菌について調査してくることを命じられます。もちろんうまく行けば刑期が短くなるという条件付き。




手がかりは地上にやたらと落書きされている「12MONKEYS」。恐らく何かのキーワードなはず!!

ということで、細菌が分散し始めたをされる1996年へワープ!!!!













のはずが、何故かそれよりもっと前の1990年へと渡ってしまったジェームズ。




しかも都合の悪いことに、どうやら過去へはで送られてしまうみたい。なんとかパンツとレインコートを身に着けていたものの、当然の職質。そして頭の悪いジェームズはすぐに細菌がどうとか興奮しながら警察官に話したため、完全に怪しいと認定され身柄確保。





完全なサイコ野郎と判断されたジェームズ。ここで精神科医のキャサリン(マデリーン・ストウ)の問診を受けることに。


サイコ野郎




ほんでジェームズは精神病院に入れられることとなります。





そこで出会ったのが、やたらテンションの高い患者ジェフリー(ブラッド・ピット)。

ジェフリー







ここでジェームズはうっかりと未来のことを、ジェフリーにちょろっとだけ話しちゃいます。




ほんでジェフリーはジェームズのことを「正常だ」と言い、彼の脱走をお手伝いしてくれます。




脱走を試みたジェームズでしたがあえなく御用。今度はばっちし監禁されちゃいます。



いよいよやべぇなとなったところでジェームズは未来へワープ!元の世界に戻ってきます。どうやら偉い人たちが戻してくれたみたいです。




偉い人たち







「何失敗してんだよてめぇ」みたいなことを言われますが、「そもそも1990年に送ってしまったのが悪い」と反論するジェームズ。

しかしここで様々なことを調べているうちに、どうやらジェフリーがなにやら怪しいということに。






ということでジェームズの2ndトライスタート!!!今度こそ1996年へ!!!
















と思ったら今度は第一次世界大戦の戦場へ来てしまったジェームズ!!もちろん裸です!


戦場



裸でいれば少なくとも捕虜と勘違いされそうなもんですが、敵と勘違いされ足に1発もらってしまうジェームズ。死かけますがここで再びワープ。



今度はようやく1996年へとたどり着きます。






そこで最初のワープ(1990年)のときに出会った精神科医キャサリンを見つけ拉致するジェームズ。



拉致



 

さすがは前科者。拉致の手際が非常に良いです。一方のキャサリンは、6年前に謎の失踪を遂げた男が再び現れて完全にパニくってます。当然、細菌がどうとか未来から来たとかいう話は一切信じてません。




キャサリンに運転をさせ、「12MONKEYS」の本拠地があるとされるフィラデルフィアへ。




そこで「12MONKEYS」の構成員であろうヤツらを発見。

手下




ここで得た情報を整理。
  • ジェフリーはこの「12MONKEYS」の筆頭
  • 彼はかなりの動物愛護家
  • 彼のお父さんは細菌研究におけるかなりの有識者

ようするに、ジェフリーのお父さんは実験でかなりの動物を犠牲にしている。それをジェフリーは気に入ってないので動物愛護運動を行っている というわけですね。
まぁ実際はその後記者会見を開き、父の実験の人類における功績を認めたようで、動物実験事態は認めるが動物が苦しまないよう自分が動物の管理係になるということで納得したらしいです。




完璧ジェフリー怪しい!!ってことで今度はジェフリーの家へと向かいます。




ジェフリー宅で6年ぶりの再開を果たす2人。ジェフリーは親父の力でかなりの成金になっています。

再開




どうにか細菌の情報を聞き出したいジェームズ。しかしジェフリーは全く口を割らず。しかもその細菌の発想をジェフリーに授けたのはなんとジェームズとのこと。病院にいたときに何やら喋っちゃったみたいです。
とにかく「12MONKEYS」には否定的な発言を繰り返すジェフリー。




不審者扱いされたジェームズは、キャサリン誘拐の件もあって警察に追いかけられます。
しかし逮捕直前でまたしてもワープ!再び未来へと戻ってきます。



だいぶ情報を集めたジェームズは偉い人たちから賞賛され、特赦をもらいます。






一方無事解放されたキャサリン。ジェームズがニュースの真相を言い当てたことで、ジェームズの発言をだんだん信じるようになっていました。

更にジェームズが銃で撃たれていた件。キャサリンが治療をし足から銃弾を取り出したのですが、その銃弾を調べてみると、それは1920年以前に使われていたものと判明。



「え?え?嘘でしょ?」となったキャサリンは昔の文献を調査。すると・・・。

















写真







いた!ジェームズいた!第一次世界大戦当時の写真にいました!!!右上のちょっとゾンビみたいになってるハゲ、あれジェームズです!!!











さぁさぁそんな過去と未来を行き来するジェームズはというと、少し混乱して何が現実で何が夢かわからなくなって来てます。しかし過去の地球の青い空と澄んだ空気、そして何よりもキャサリンのことが忘れられないジェームズは、三度過去へとワープすることを志願します。






そして1996年のフィラデルフィアへとワープしてきたジェームズは早速キャサリンと合流。






やっぱりジェフリーは「12MONKEYS」と繋がっていたみたい。

やっぱり






しかしジェームズはもうキャサリンのことを愛しまくってます。好き過ぎて細菌のこととかどうでも良くなっちゃってます。警察の追っ手も来てるし、2人は変装してバカンスの地へ高飛びすることにします。












 
空港へ向かうタクシーの中でもがっつりイチャつく2人。恋は盲目です。
いちゃつく









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クロニクル

どうも!僕です!!

今日はこちら!!! 


クロニクル





「クロニクル」です!!2012年のアメリカ映画。ひょうんな事から超能力を手に入れた高校生3人が、徐々に破滅への道を進んでいってしまうというSF作品です。


監督はジョシュ・トランクという人で、この作品がデビュー作です。
主演は「アメイジング・スパイダーマン2」などに出てます、この作品が出世作となったデイン・デハーン。
その他はあんまし有名な人は出てません。というのもこの映画。興行収入的にはうまくいったものの当初はそこまで期待されておらず、予算もわりと低めに製作されたものなんですね。











ではあらすじ。




内気で気弱ないじめられっ子高校生アンドリュー(デイン・デハーン)。冴えない毎日を送っていた中、自分の行動を全てビデオカメラに記録していくことにしました。




作中はこのカメラの目線で話が進んでいきます。









カメラを持ち歩いていることで周りからキモがられはじめていたある日。同級生であるいとこのマット(アレックス・ラッセル)に連れられとあるパーティーへ。




そこで以前クラスメートだったらしい校内の人気者スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)と知り合います。
そしてマットとスティーブが会場敷地内で見つけた謎の穴を3人で調査。




穴




穴の中にあった光る石みたいなのに触れた瞬間スティーブは鼻血ブシュー!

みんな気絶しちゃいますが、後日3人の身に謎の力が備わっていました。






能力






このレゴブロックみたいなのわかりますかね?浮いてるでしょ?



そう彼らに備わったのはテレキネシス!!簡単に言うと、物に触れずに意思だけでその物を動かすことが出来る能力です。







3人はこの能力で遊びまくり。次第に自分を動かすことも可能になり、ついには舞空術をもマスター!!



飛ぶ









雲の上でアメフトをして遊んだりと、まさに夢のような展開。


アメフト






しかしこの能力の危険さを少し感じたマットは、3人の間にルールを作ります。
  • 生き物には使わない
  • 怒っているときには使わない
  • 人前では使わない


というもの。













とはいえ、調子に乗ってちょっと限度を超えてしまうのが高校生というもの。
アンドリューの母は重い病気を患っており、薬が必要。しかし元消防士の父は仕事もせずに毎日酒を飲んでばかり。


父との仲も悪くなっていたがどうにか母を助けたいアンドリュー。しかし父親と大喧嘩をしてしまいブルーな気分になったアンドリューは夜空へ避難。





しかし3人は今や一心同体に近く、強い力を誰かが発揮すると鼻血ブーとなりながら相手の声が聞こえるというなんともウザったいオプションがついているのです。






夜空にいるアンドリューが心配になって駆けつけたスティーブ。しかしちょっとテンションブチギレ中のアンドリューはスティーブと激しく口論。

「オレにかまうなー!」みたいなメンヘラぶりで、近くの雲の雷をスティーブにドカン!




なんとスティーブを殺してしまいます。






究極の掟破りをしてしまったアンドリューを、マットは激しく責め立てます。が、もはやここまで来ると歯止めの利かないアンドリュー。







今まで散々自分をいじめてきた同級生の歯をぶっこ抜いたりとやりたい放題。







さらに難病の母の薬を手に入れたいもののしかし金が無い!


ならばとアンドリューはここでテレキネシスカツアゲ作戦に!


カツアゲ







更にもっと大胆に!今度はシンプルにテレキネシス強盗!!


強盗




店主がライフルで反撃!テレキネシスで相手の銃をはじくアンドリュー!!





しかしこのお店はガソリンスタンドと併設!!






はじいた弾みでガソリンに引火!!!













爆発




ドカーーーーーーーーーン!!!!!!









いくら超能力者といえども中身は高校生。詰めの甘さが目立ち、丸焦げになったアンドリューでした。










なんとか一命を取り留めたアンドリュー。しかし、病院にやってきた父は母が死んだことを告げます。どうやら行方不明になっていたアンドリューを父が探している間に、母は息を引き取ってしまったみたいです。













もはや全てがどうでも良くなったアンドリュー。父を半殺しにし、街中で大暴れしまくります。



大暴れ






もはや警察でも止める事のできない強力なパワーを手にしたアンドリュー。彼を止めれるのは一人しかいない!!





そう!超能力には超能力で対抗するしかない!!!





「オレしかしない!!」とばかりに立ち上がるマット!







アンドリューVSマットという超能力頂上決戦がスタートです!









マットは必死の説得で平和的解決を望みますが、アンドリューは「自分は頂点捕食者だ」とかなんとか厨二病丸出しなことを言って聞く耳を持たず!!












ごたごたうるさいマットにバス直撃攻撃!!!



バス









間一髪致命傷は避けたマット!「やめろーーー!!」と叫びながら、ビルの壁を突き破るほどの強烈なタックルをお見舞いします!!!



タックル





いやいやいくら超能力者でもこの衝撃は死ぬだろ!!!そんなツッコミも意に介さず!!!二人の激しいバトルは続きます!!!








激闘により疲弊しきった2人を遂に警察が包囲。しかしすんなり言うことを聞くはずも無いアンドリュー!





パトカーをうりゃああぁぁぁっ!!!


警察










逃走を図るも、もはや肉体的に限界の近いアンドリューとマット。


全ての感情を解き放ち、激しい咆哮をするアンドリュー!周囲の車も人間も吹き飛ばされ、ビルのガラスも全て割れてしまいます!!







もう止める方法はこれしかない!!マットは最後の手段!!アンドリューの後ろにあったへんてこな銅像の槍を彼に投げつけます!!!






グサリ





気持ち良いくらいど真ん中に命中。





自分のいとこであり、親友を殺してしまったマット。とりあえず自分が逮捕されないよう、その場を飛んで後にします。









その後、マットはかつてアンドリューが旅行に行きたいと言っていたチベットへ。そこでビデオ撮影をし、アンドリューへメッセージ。





自分達に起きたことの真相を解明することを約束し、「お前のことが大好きだ」と告げるのでした・・・。

















★感想★
面白かったです。「空を飛ぶ」とか発想自体はシンプルなんですが、視点が全て何かしらのカメラってとこがよかったかなと。主人公なり友人が撮影するカメラとか、警察の車載カメラとか店舗の防犯ビデオとか、(ほぼ)すべてその場にある設定のアングルなので、臨場感は味わえますね。空を飛んで3人で遊ぶシーンとか、最後のバトルのシーンとかは遊園地のアトラクションみたいになるので見ていて楽しいですよ。まぁカメラはクライマックスの部分は「え?これは何のカメラなの?」っていうちょっと説明不足というかご都合主義みたいな部分はありましたが、全体的には良かったですよ。
ストーリーも悪くない。徐々に徐々に3人の歯車が崩壊していく感じがうまく描けてたと思います。元々内気ないじめられっ子っていう主人公の設定が、調子に乗ると破滅しちゃうっていうストーリー展開にはもってこいだったんでしょうね。色んな経験地が少ない分詰めが甘いみたいな。
CGはまぁちゃちぃと言えばちゃちぃですけど、そこまで気にならなかったですね。実際人が空を飛ぶの見たことないし、そこは特に問題なかったと思います。


青春ドラマとアクションが相まった、おもしろい作品でした!














どう考えてもこれまで、今日よりいい日はなかった(マット)

















お試しあれ!!!







クロニクル   2012年 アメリカ

ジャンル:SF
  監督:ジョシュ・トランク
  出演:デイン・デハーン
     アレックス・ラッセル
     マイケル・B・ジョーダン











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戦争のはらわた

どうも!僕です!!

今日はこちら!!

戦争のはらわた





「戦争のはらわた」です!1977年のイギリス・西ドイツ共同制作映画。第二次世界大戦のドイツとロシアによる東部戦線を題材とした戦争映画です。
「大脱走」などで知られるジェームズ・コバーンが主演。監督は「ワイルドバンチ」などで知られるサム・ペキンパーという人です。



主人公はドイツ軍の曹長で、終始ドイツ目線で物語が進められるというちょっと珍しい作品です。












ではあらすじ。



第二次世界大戦真っ最中の東部戦線。タマン半島という最前線に、シュトランスキー(マクシミリアン・シェル)という出世欲の強い大尉がやってきます。

まぁこいつがとにかく自分の出世・名誉のことしか考えておらず、鉄十字勲章というものが欲しくて欲しくてたまらないご様子。


一方現場の兵士達から厚い信頼を得ているシュタイナー(ジェームズ・コバーン)。そもそも上司に媚を売らないタイプのシュタイナーは、色んな面でシュトランスキと対立。シュトランスキ自体は自分の出世のためにシュタイナーを利用したいのですが、とにかくとっても仲が悪くなっていく2人なのでした。





そんなある日、ロシア軍からの攻撃を受けるシュタイナーたち。シュトランスキがビビって地下壕から出てこない中、彼らは必死の攻防を繰り広げます。





カリスマ的な強さを見せるシュタイナーのおかげで敵軍を撤退させることには成功したものの、ここでシュタイナーと友情を深めていたマイヤー少尉が戦死。シュタイナー自身も負傷し、病院へと運ばれます。



病院






しかし驚異的な回復力でシュタイナーは再び戦列へと復帰します。





そこで待っていたのは、完全なる出世の虫シュトランスキ。シュタイナーへの快気祝いも早々に、「この前ロシア軍を撤退させたのってオレの反撃が大きかったじゃん?それ上に報告すれば鉄十字勲章がもらえるんだよ多分。証人が必要だからこの紙にサインしてね。」的なことを言い出します。




既にトリービックという兵士1人を自分の片腕にし、証人として署名させたシュトランスキ。後はシュタイナーが署名すれば万事OKということです。




実際はこそこそ地下壕に隠れていた男のために署名なんてしたくないシュタイナー。



「こいつウゼー」みたいに思っていたところ、再びロシア軍からの攻撃が。

攻撃





なんとか生き延びたシュタイナーとその中隊。しかし敵軍の戦車からとにかく逃げ回ったシュタイナー中隊は、本隊とはぐれてしまいます。





なんとか本隊に合流せねばならないシュタイナー中隊。途中でロシア軍の制服などを手に入れながら本隊を目指します。




命からがらなんとか戻ってきた彼ら。ロシアの制服を着ている為、敵と間違われないよう「境界線」という合言葉を言いながら近づいていくシュタイナー達。しかしシュトランスキに弱みを握られているトリービックは、彼の命令通り「敵と間違えた」という体でシュタイナー中隊を撃ち殺します。



見方









これにはもうブチギレのシュタイナー。


ふざけんなとばかりにトリービックを撃ち殺します。





続いて元凶のシュトランスキの元へと向かうシュタイナー。ロシア軍の攻撃が激化してくる中、逃げ支度をしていたシュトランスキを捕まえ、共に戦場へ向かうことを指示します。





しかしシュトランスキときたら、銃に弾を装填する方法すらわからないビギナー。装填に四苦八苦しながら死にかけるシュトランスキを見て大笑いするシュタイナーなのでした。

笑う








おわり












★感想★
ん~・・・って感じでした。「戦争は最高のバイオレンスだ」というキャッチコピーがあったので期待してたのですが、正直そこまで迫力を感じませんでした。ドンパチやってる感は伝わってくるのですが、とにかくコマの送りが早すぎて状況が掴みづらい。そのくせスローモーションをやたら多様するので「いやそこどうなってんだよ!」って思っちゃいました。スローという演出は当時は斬新だったのかもしれませんが、今見てみると「わざとらしい」に尽きますね。ちょっとくどいです。
そもそもバトルシーン自体そんなに多いほうじゃないし・・・。音とか爆発とかはそれなりにはあったとは思いますが、「あーやってんなー」止まりでしたね僕の中では。仮面ライダーとかの特撮モノの爆破シーンの総集編を見てる感じでした。
人間ドラマみたいなのはまぁ悪くないとは思います。敵国の女性を犯そうとした自分の部下を見殺しにするシュタイナーとか、出世に躍起になる上司とか。いわゆるダーティーな部分を表現しているのは「なるほどな」とはなります。要するにドンパチやるだけが戦争じゃなくて、もっと人間の奥底の薄汚い欲望みたいなのが渦巻くのが戦争なんだぞってことなんでしょう。ただいかんせんそれを「考えさせる」っていう段階まで来てなかったです。最初に子供の声で暢気な歌(日本で言う「ちょうちょ」のメロディー)が流れながら戦争中の映像が流れてくるんです。その映像と音楽のアンマッチさで何ともいえない皮肉った雰囲気を演出したんでしょうが、ここもちょっとわざとらしい。「あっ・・・そういうヤツか・・・」って感じでした。完全に察しちゃいましたね。少しやりすぎな印象。
あとドイツ軍が英語で喋ってるって違和感がどうしても拭い去りがたかったです。こういうのって欧米の人は何とも思わないんですかね?戦争映画じゃないならまぁ許せますが、ドイツ軍が敵対国の言語を日常生活で使うかね?って思いました。正直ここが一番の萎えポイント。ドイツ語吹き替え版もあるらしいんですが。いやいや吹替えでしょ?って思うし。


軒並み評価が高い作品だったのですが、僕的には超期待はずれでした。「考えさせられる映画」みたいによく言われてましたが、考えさせようとしすぎ!!!露骨過ぎて萎えました!


他の戦争映画とは雰囲気が違う映画なのでそういった意味ではオススメです!!























私は全将校が嫌いです(シュタイナー)
















お試しあれ!!














戦争のはらわた  1977年  イギリス・西ドイツ



ジャンル:戦争
  監督:サム・ペキンパー
  出演:ジェームズ・コバーン
     マクシミリアン・シェル
      ジェームズ・メイソン









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