プロシネマリーグ(ネタバレ満載)

言いたい放題での映画批評!! ネタバレ・解説等内容を詳細に語るときがあるのでご注意!

2015年04月

ムカデ人間

どうも!僕です!!

今日はこちら!!



ムカデ人間



「ムカデ人間」です!!


知っている人は知っているでしょう!
2010年トム・シックスという人が監督で、この人の発想の元作られたオランダ映画!!とにかくグロすぎるということで話題となった超超問題作です!!!





出演者は特に有名な人はいないので紹介はしません!






今回グロ部分のスクショは省いてご紹介しますが、いかんせん活字での説明でもそれなりにグロさはあるので耐性の無い人は見ないようにお願いします!苦情・クレーム一切受け入れませんから!!トラウマになっても自己責任でお願いします!















↓↓↓以下、グロ表現アリ↓↓↓









ストーリーとしては大した事ないので簡単にご説明します!







アメリカ人女性のリンジーとジェニー。2人で旅行中に山奥で車がパンク。にっちもさっちもいかなくなった2人。豪雨にも見舞われ最悪~となっているところにとある民家を発見。救助を求め家にピンポーン。





出てきたのはコイツ!



ハイター





なんか不気味な雰囲気をまとった家の主。とりあえず中に入れてもらいます。







当然すんなり終わるはずがなく、出された水には変な薬が混じってたみたい。目が覚めると・・・




ベッド






病院っぽいベッドの上。さらに激しく抵抗する日本人も運ばれメンバーは3人に。



3人










はい!ここからが本番!!お察しの通り、彼らが「ムカデ人間」となるわけです!!






では「ムカデ人間」とは何なのか・・・?3人の意識が戻ったところで先ほどのおっさんハイター博士が説明します。



簡単に言うとこう!!

図解




照明のせいで些か見にくいですが、ハイター博士が何故かちょっとコミカルな絵で図解してくれてます。



要は左(先頭)からA・B・C。それぞれの肛門と口を繋ぎ、Aが摂取した栄養分さえCまで届けばひとつの生命体となる!という単純明快な発想です。その手順は以下の通り。


  • それぞれの膝の皿の靭帯を切除
  • BとCの歯をほぼ全部抜く
  • AとBの肛門を皮膚と粘膜の境界に沿って切除
  • BとCの口唇も同様に切除
  • BとCのアゴから頬にかけてを切開
  • 肛門と口を繋ぐ



というもの!元外科医のハイター博士。現役時代はシャム双生児の切除における名医だったとか。切除を繰り返してきた名医が、今度は逆に「創造」をしたいということなのですな。






途中実験台の女性一人が逃げ出したりするわけですが、当然捕まってしまい実験がスタート。






元名医のハイター博士の腕は確か。ということで無事に手術も終わりムカデ人間完成!それがこちら!!






































完成






さぁどうですか!このカオスな光景!!!彼らは口と肛門をしっかり縫合されてしまい完全なるムカデ人間と化してしまいました!!!



見事手術が成功した事実にハイター博士のテンションは最高潮!!「Yeah!Yeah!I did it!!!!!!」とか言ってもうめっちゃ喜んでます。




信じがたい状況に泣き喚く3人。自分の偉業に同じく涙を流すハイター博士。博士は鏡の自分にキスとかしちゃうくらいもう歓喜。ひたすら歓喜なのであります。





歓喜




歴史的瞬間となると確信していた博士。しっかりと正装しています。かわいい。








完成したその後、博士とムカデ人間の共同生活がスタート。




この途中でBがAのウ○コを食う羽目になるという汚らしいシーンがあります。汚いし最悪に苦痛だけどちょっと面白おかしく演出されてます。




ごめんよ

「ごめんよ~」と申し訳無さそうに用を足してしまうA。






その後、警察が博士の元へ。近所で行方不明者が続出していることで、博士に容疑をかけている模様。






さらにはムカデ人間も反撃。拾った手術用のメスで博士の足と首を攻撃し、逃走しようとします。

しかし途中で追いつかれ万事休すのムカデ人間。







生への執着が途絶えたのか、Aはここでガラスの破片を使い自害します。


自害








先頭が死んでしまってはもはや動きの取れないムカデ人間!

その後の銃撃戦により、助けてくれるはずだった警察の人も命を落とします。
さらにその銃撃戦の最後の最後。博士自身も命を落としてしまいます。




さらにさらに!Cの女の子が栄養失調のせいか病気を抱えており、同じく命を落とします。








生き残ったのはBの女の子だけ!!でもこの状況・・・






ラスト






口と肛門に死体がぶら下がっているというカオス・・・。さらに近くには誰もいない・・・。彼女はこのあとどうすればいいのでしょうか・・・。
















おわり















★感想★
テーマがくだらない割にはよく出来てたと思います。多少コミカルなツッコミ所はありますが、ちゃんと締まった雰囲気に作ってるし、つじつまもちゃんと合うのでそこは良い点ですね。シャム双生児の切除の名医が「創造」を目指してムカデ人間を作るとか、すげぇ良い設定と思います。
後半ムカデ人間が博士から逃げるところで徐々に結合部位から出血してくるとか、A担当の日本人の威勢が一瞬弱まるとか、細かなところの作りこみもしっかりしてありました。
ハイター博士役のディーター・ラーザーというドイツ人の俳優。この人良い演技してます!なんとなく不気味なオーラを出すのがうまいです!この「なんとなく」がポイントですね。「明らかに変なヤツ」になってしまうとなんかちょっと萎えますからね。「これ見よがしじゃん・・・」みたいなね。このハイター博士、凶悪なことしてるわりにはなんかちょっとかわいいんですよこれが。刑事が事情徴収に来たとき、博士はこの2人を新たな実験台にしようと企むわけです。例によって水に薬品を混ぜ込むわけなんですが、興奮のあまり「早く飲み干せーーー!!!!」とか言っちゃうんですね。いやバレちゃうってそれじゃ・・・みたいな。完成したムカデ人間に新聞を取ってこさせる訓練をしたりとか、「何故そんなことをw」っていう部分があるのでそこの人間味が良いんです。完全無欠の人間じゃないので
ちょっとドジなキチガイ→そんなヤツに実験台にされる3人めっちゃかわいそう!!と僕の中ではなりました。博士にスキがあることでストーリーが生まれてますからね。


ムカデ人間を作ったとしてそこからどうすんだろ、と思っていましたがいやはやそのあともしっかりストーリーがありましたね。まぁストーリーどうでもいいんですけどね実際。
面白い面白くないではなく、結局は「3人繋げりゃムカデ人間じゃね?ぐはw」っていう斬新な発想を少しグロめに楽しむ作品でしょうね!

















ここまで見て、「いやいやこんぐらいのグロさ全然余裕でしょ~」と思ったそこのあなた!!!














































続編の「ムカデ人間2」はもっとヤバいですよ!!!!!







はっきり言って2は1の10倍はグロいです。いやマジで。僕グロい系わりと大丈夫と思ってたんですが、いやいやちょっとキツいっすよ2は・・・。レベルが全く違います。グロいとかのレベルを超えつつあります・・・。

















というわけで次回!「ムカデ人間2」をご紹介します!!!!




お楽しみに!!!!






















人間であると信じたい(A体の日本人)





















ムカデ人間  2010年  オランダ


ジャンル:ホラー
  監督:トム・シックス
  出演:ディーター・ラーザー
      北村昭博
      アシュリー・C・ウィリアムズ
      アシュリン・イェニー









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TIME

どうも!僕です!!

今日はこれ!!!

TIME







「TIME」です!2011年のアメリカ映画でアンドリュー・ニコルという人が監督した作品。


遺伝子操作により人類が皆25歳から年を取らなくなり、時間が通貨となった未来を舞台にしたSF作品です。


主演はアメリカの人気R&B歌手ジャスティン・ティンバーレイク。「ソーシャル・ネットワーク」なんかにも出てる彼はここ数年俳優活動にも力を入れており、今作は初の主演作品です。
その他出演は「マンマ・ミーア」や「レ・ミゼラブル」なんかに出てたアマンダ・サイフリッドや「インセプション」なんかにも出てたキリアン・マーフィーなど知った顔がちらほらです。






設定が独特なので僕的にちょっと気になってた作品です!!








ではあらすじ。








とある未来。人類は遺伝子操作により25歳から年を取らなくなり、それぞれに残された余命は正確に個人の腕に刻まれ、その残りの余命にあたる時間が通貨としてやりとりされる世界になっていました。

時間


こんな感じで、どういう仕組みか手首から時間を相手に与えることが出来るシステムが構築されています。




家賃=1日半。電気代=8時間。コーヒー1杯=4分。バスの料金=1時間。こんな感じで全てが時間、つまり余命でやりとりをされる世界。




貧困層は朝起きれば既に時間が24時間を切っているような生活。まさにその日暮らし。
逆に富裕層は、何千年もしくはそれ以上の時間を持っており、ほぼ永久的に生きることが可能に。
貧困層のスラム街と富裕層の居住地区はキレイにエリア分けされています。



財産の無さがそのまま命に直結する世界。つまりお金=命という世界です。






そんな世界のスラム街でなんとか毎日の時間を稼ぎ生きている青年ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)。


ある日酒場でギャングから富裕層の男(マット・ボマー)が強盗に遭っているところを救ったウィル。そのことがきっかけでウィルは富裕層の男から100年以上もの大金ならぬ大時間を譲り受けます。
富裕層の男は実際はかなりの高齢らしく、今の世界に嫌気がさしたので自ら時間切れとなり命を絶つ決断をしたのです。



急いで母にこの時間を渡したいウィルでしたが、間一髪間に合わず。時間が尽きた母は命を落としてしまいます。






こんな世界をどうにかしたい貧乏人ウィル。幸い100年近くもの大時間を持っていることだし、これを機に富裕層の居住地「ニューグリニッチ」へ行くことに。





ニューグリニッチで大富豪ワイス(ヴィンセント・カーシーザー)と交流を築いたウィル。しかしワイスの自宅でポーカーをしようとしたところ、時間監視局(タイムキーパー)のレオン(キリアン・マーフィー)一行が乱入。

例の大富豪が死んだことから、ウィルに強盗の容疑をかけ逮捕に来たようです。


時間を没収されお縄寸前でしたが、当然大人しく捕まるわけには行かないウィルはワイスの娘シルヴィア(アマンダ・サイフリッド)を人質に取り逃走!



人質





シルヴィアと共にスラム街へと逃げたウィルなのでした。




ウィルはお金を没収され、シルヴィアは十分な時間を父から与えられていなかった。
貧乏な2人の逃亡生活が始まります。


しかしこの箱入り娘シルヴィアときたら、徐々にウィルへとなびいていきます。
父親ワイスが身代時間を払わなかったことが原因のひとつかもしれませんが、平凡な日々に飽き飽きしていた彼女はウィルの考え方や人となりに魅力を感じていきます。




ウィルもシルヴィアに魅力を感じ、2人はいつしか恋仲に・・・・。










愛し合う2人・・・。










時間は無くても愛はある・・・・。








そんな2人が選んだ道・・・。









そう、それは・・・。



















車ごと銀行にドーーーーーン!!!!!!



派手












恋は盲目!!!これこそ愛のなせる業か!!なんどド派手に車で突っ込んで超大胆な銀行強盗をしちゃうのです!!!


銀行強盗









この銀行はワイスの父が経営する銀行。ここの時間を奪い、スラム街の人たちへと配ってあまりにも格差のある世界を改善したいという作戦です。ワイスのことが共に嫌いな2人にとってはもはや一石二鳥。








その後ワイスの本部を襲撃した2人は「100万年」というおびただしい時間を奪うことに成功。


100万年







この時間をスラム街へと持ち込み、人々に配ります。



生活に十分な時間を得た人々は大歓喜。スラム街を出てニューグリニッチを目指す人々が急増。少しずつ平等な世界に近づいていきます。





さらに平等な世界を目指し、ウィルとシルヴィアの2人は更に強盗を続けていくのでした・・・・。








おわり










★感想★
面白いどうこうではなく、メッセージ性の強い作品だなと思いました。「命」とか「時間」とかに関して色々考えさせられる作品です。っていうかとにかく「平等」こそが正義みたいな空気が主人公から出まくってるので、完全な社会主義励行なテーマになってますね。
設定等ははっきり言ってツッコミどころ満載です。ただSFモノは基本的にそういう設定の細部までを誰も論破できないように武装するのは厳しいので特に何も言う気は起きません。それよりもお金を時間に変換するっていう発想でここまで作品を完成させたほうがすごいと思いますよ僕は。
ただ惜しいと思ったのは、主人公ウィルの母親が死ぬとこですね。この母親は「あと数秒あれば・・・」ってとこで死ぬんですが、実はこの前の日の朝にウィルに「昼飯代」って言って30分渡すんです。つまり、その「昼飯代」をあげてなければ母親は死なずに済んだわけです。まぁその時間があったから彼は酒場に行けた。酒場に行ったから富豪から100年近くの時間をもらえたって考えれば意味はあったわけなんですが・・・。いかんせんその「昼飯代」に関して全く触れないんですね。いやいやそこは結構触れときたいところと思うんですけど・・・。人間ドラマ的にはね・・・。
あとね、これはあんま突っ込みたくないところなんですが・・・。物価がようわからん!!

現代に換算するとですよ。コーヒー1杯200円と考えて・・・


コーヒー1杯=200円(現代)=4分(作中)  つまり1分が約50円?ってことは・・・

昼飯代=30分(作中)=1,500円    ふぁっ!?結構いいランチじゃん!!

電気代=8時間(作中)=24,000円   うおおっ!2人暮らしにしちゃ電気代高ぇ!


高級車=59年(作中)=1,550,520,000円  ふぁぁああっ!?15億!?

※カップのコーヒーは200円くらいするだろという憶測の元計算。※プロシネマリーグ調べ

となっちゃうんですね。ざっとの計算だけど。


まぁただこんなことをガチで指摘しようとするヤツはカスです!んなこたどうでも良いんですよ!



この映画の肝はそういった金額の多寡ではなく、「時間が通貨となった世界」という土台が大事なわけです!
貧富の差が著しい昨今、視聴者が指摘したくなる「矛盾」こそが現代社会にも直接指摘できる「矛盾」に繋がっていくわけですね。

そういった意味で考えさせられる、メッセージ性の強い作品です。








ひねくれ者は見ないほうが良いかも!!!

























進化は常に不公平だ(ワイス)

 

















お試しあれ!!!





TIME  2011年 アメリカ

ジャンル:SF
  監督:アンドリュー・ニコル
  出演:ジャスティン・ティンバーレイク
      アマンダ・サイフリッド
      キリアン・マーフィー













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時計じかけのオレンジ

どうも!僕です!!

今日はこちら!!!











「時計じかけのオレンジ」です!!


1971年公開のアメリカ映画で、アンソニー・バージェスというイギリス人の小説を映画化した作品。


見たこと無い人も名前くらいは聞いたことあるでしょう!結構有名な作品ですよ!!
このブログでも過去に「シャイニング」「フルメタル・ジャケット」で紹介した鬼才スタンリー・キューブリックの代表作なのです!!
このスタンリー・キューブリックという人は本当にすごい人でですね、1998年発表の「アメリカ映画ベスト100」というランキングに何作もランクインさせているまさにバケモノです。ちなみに今回の「時計じかけのオレンジ」はそのランキングで46位です。同監督のもっと上位の作品「2001年宇宙の旅」等もいずれご紹介したいですな。


主演は実写ハリウッド版「北斗の拳」で主人公ケンシロウを演じたこともあるマルコム・マクダウェル。あとはあんまし有名な人は出てません。強いて言うならダースベイダーのの人が出てるくらいですかね。


「時計じかけのオレンジ」とは、イギリスの下町の言葉で「何をお考えているかわからない変人」という意味だそうです。







ではあらすじ。





近未来のロンドン。クラシック音楽をこよなく愛する少年アレックス(マルコム・マクダウェル)は、悪友3人と「ドルーグ」なるチームを作りコミカルな格好をしながら夜な夜なやりたい放題。





ホームレスをボコったり
ホームレス









敵対チームと喧嘩したり
喧嘩




作家の家に強盗に入ったり

強盗






とにかく無秩序でやりたい放題。この生活をとにかく楽しんでいるアレックス一同。











学校に行ってないことを咎められたりするも全くお構いなしのアレックス。

ある日とある金持ちのおばさんの家に強盗に入ります。おばさんの反撃に遭いますが、華麗にいなすアレックス。



反撃




この時、アレックスは誤っておばさんを殺してしまいます。さらにこの日の昼間、仲間同士でちょっと揉め事が合った事が原因で仲間に裏切られたアレックス。あえなく警察に捕まってしまいます。





裁判の結果、14年の刑をくらったアレックス。
2年が経とうとしていた頃。『「ルドヴィコ療法」なる新手の療法の被験者となれば残りの刑期が免除となる』との噂を耳にしたアレックス。模範囚を装っていたアレックスは、視察に訪れた内務大臣の目に留まり見事被験者に選ばれます。




12年という残りの刑期の短縮に成功したアレックス。その「ルドヴィコ療法」の方法とは、とある薬を服用した後・・・









療法





瞬きを完全に禁じ、残酷な映画をひたすら見せ続ける!!!という見た目にはちょっとエグいもの。







前もって服用した薬には吐き気をもよおす効能が。つまりはこういうこと。



残酷な映像を見る
     ↓
吐き気をもよおす
     ↓
残酷なこと気持ち悪い!悪いこと気持ち悪い!!




という暴力的なものに対する拒絶反応を摺りこむ作戦です。

そもそも瞬きを禁じられるだけで相当にキツそうなんですが、この実験そのものに批判の声も当然あります。刑務所でアレックスと親しかった牧師は「彼は自分で善を選択しているのではない。誠意の欠片も無く、選択能力を奪われた生き物に過ぎない」と痛烈に批判。


しかし内務大臣は「まぁでも犯罪は減るんだからいいっしょ♪」的なことを言い相手にしません。


とにかくこの実験は成功。アレックスは暴力に対して激しい拒絶反応を起こすようになりますが、映画の上映と同時に流れていたのはベートーヴェンの第九。これはアレックスがクラシック音楽の中でも特に好きな曲だったのですが、この曲にも拒否反応が摺りこまれてしまいます。




とにもかくにもアレックスは出所します。







暴力に対する執着が無くなり過ぎたのか、ここからのアレックスは防戦一方。


家に帰れば謎の下宿人がいて、なぜか家にはいられない形に。





途方に暮れているところ、以前ボコったホームレスとその仲間に遭遇。

リベンジ



 

過去のリベンジを食らい大ピンチ!!






警察が助けに来てくれたと思ったら、なんとその警官は以前の悪友!!


再開



間逆の性格になったアレックスを面白がり半殺しのリンチをする悪徳警官たち。








出所早々手荒いシャバの歓迎を受けたアレックスはもう死にかけ。どしゃ降りの中、近くの民家へと逃げ込みます。


命からがら



しかしここは以前アレックス一同が強盗に入った作家の家。家の主である作家は当時の襲撃が原因で車椅子生活に。更に奥さんは強盗の際にレイプをされたことを苦にしたのか、自殺してこの世を去っていました。


作家は当初、逃げ込んできた青年が誰かはわかっていませんでした。襲撃当時はマスクをかぶってましたからね。しかし、助けられて安心したアレックスが風呂場で歌っていた「雨に歌えば」。これは襲撃当時、アレックスが作家をボコりながら楽しそうに口ずさんでいた曲なのです。



これにより「アイツだ・・・!!!!」と気付いた作家はもう怒りゲージが振り切れまくってます。





アレックスが新療法を受けた患者であるということは新聞等で誰もが知っている事実。現政府反対派の作家は、アレックスが来たことが大チャンスと捉え、どうにか記事を書き政権の転覆をと目論んでいました。
しかしアレックスが愛する妻の仇であるとわかれば少々手荒い作戦に変更。




仲間を急遽呼び寄せ、更に睡眠薬で眠らせます。








手頃な一軒家の高層階にアレックスを閉じ込め、下から大音量で例のベートーヴェン第九を流します。





どんなにアレックスが足掻いても一向に曲を止めない作家。

もがき苦しむアレックス。


もがく






「新療法で手術した患者が自殺しちゃった」→「批判殺到」→「政府転覆」というのが作家の書いた絵図。憎き妻の仇も殺せて一石二鳥という作戦を取ったんですね。





鳴り響くベートーヴェン第九に光悦とした表情の作家!!!


光悦



耐え切れなくなったアレックスは、作家の作戦通り窓からダイヴ!!!!


ダイヴ







しかしなんと奇跡的に一命を取り留めたアレックス。






全身ギプス姿で目が覚めますが、幸い命には別状は無い模様。

絵の描かれたフリップを使い精神鑑定を行います。今までの期間が嘘のように、暴力的で性的な元のアレックスに戻っていました。



そこへ内務大臣が登場。
彼が話すには
  • 君に危害を加える気は無かった
  • しかし君が死ぬと喜ぶ人間がいる(現政府を批判できるので)
  • 例の作家もその1人。ちゃんと何も出来ないようにしといたから安心してね
  • 退院後はちゃんと面倒見させてくれ。だからこっちにも協力してね。
  • 簡単に言うと、世論を操作して欲しいの。今俺たち結構不利なのよ。お前の件で批判殺到でさ。


とのこと。つまり現政府の内務大臣を味方に付けたアレックス。元の凶暴性も戻ってきたところに最強の味方を付けたアレックスはやりたい放題確定。




それを察したのか、この上なくイっちゃてる邪悪な表情をするアレックス・・・。

イった顔





「完ペキに治ったね。」










おわり。












★感想★
ほうほうなるほどといった感じでした。とにかく暴力的な描写は確かに暴力的でした。エグいとかそういうのではなく、無秩序でほったらかしで垂れ流しの暴力と、それに対して皮肉なほど華やかなクラシックのBGMが相まって何ともいえない雰囲気が出来上がってます。適当に小難しく作ってるのではなくて、登場人物がレイプ等を含めた暴力を楽しんでる事が伝わってきます。
ストーリー構成的にもあまり無駄がない気がしますね。アレックスが更正したところで今度は自分が過去の被害者と同じような酷い目に遭い、痛い目に遭いながら吐き気の症状が治ったところで再び悪の道へと走るというストーリー。この救いの無い陰惨なアレックスの道というのが作品の肝ですね。良い人も悪い人も自分の為に利用していくというか・・・。どんだけ綺麗ごとが無いんだよって感じ。
マルコム・マクダウェルの演技は素晴らしかったと思います。狂った感じ→大人しくなる→再び狂うの流れをよく表現できたなと思います。「キューブリックの凝視」と呼ばれる、役者が上目遣いでカメラを見つめるという技法が使われているのですが、いやはやこの表現が効果絶大。なんとなくぶっ飛んだ映画の雰囲気に拍車をかけてますね。
前半はただただアレックス一味の暴力シーンの連発で、正直不快な人は不快な映画とは思いますね。「グロい」とかではなく「気分が悪い」という意味でね。
実際当時もかなり物議を醸した作品らしいですし・・・。社会に悪影響を及ぼした作品とも言われ、この作品が引き金となったと言われる事件もあるくらいです。まぁこういった批判に関して僕が思うことは「そんなこと言ってたら感動モノかラブコメくらいしか映画なくなるじゃん。」ってことですね。「嫌なら見るな!!!」です。

「時計じかけのオレンジ」という題の意味ですが、冒頭説明した「何を考えているかわからない変人」という意味もありますが、時計=機械という認識が特に海外ではされ、つまり更正したアレックスがほぼ機械のようなものだという意味もあるようですね。



とにかく救いの無い暴力モノです。迫力があるとかではなく、陰惨な世界のお話です!
気分を害されない方は是非どうぞ!!














善は心より発するもの。善は選択され得る。(牧師)














お試しあれ!!!




時計じかけのオレンジ  1971年 アメリカ


ジャンル:ドラマ
  監督:スタンリー・キューブリック
  出演:マルコム・マクダウェル
      デヴィッド・プラウズ








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ロシアン・ルーレット

どうも!僕です!!


今日はこれ!!!


 ロシアンルーレット




「ロシアン・ルーレット」です!2010年公開のアメリカ映画。「13/ザメッティ」という映画のリメイク版で、両方ともゲラ・バブルアニというフランス人が監督しています。




主演はサム・ライリーという人。最近で言うと「マレフィセント」なんかに出てます。
その他出演は「アドレナリン」なんかでお馴染み、アクション映画のイメージが強いジェイソン・ステイサムや「レスラー」の演技が高評価されたプロボクサー俳優ミッキー・ローク。ヒップホップ歌手の50セントなんかも出てて意外と豪華です。








ではあらすじ。



病気の父と貧しく暮らす片田舎の青年ヴィンス(サム・ライリー)。ひょんなことをきっかけに何やら大金がもらえる仕事があるという情報を得ます。




仲介人を通していざ会場へ。中はこんな感じ!!

会場




何やら番号が書かれたTシャツを着せられとっても嫌な雰囲気。



しかし途中棄権は出来ないルールなので仕方なくゲームに参加するヴィンス。





しかしそのゲームはなんとも危険なものだった!!!




スタート




フィールドに円形に並べられたプレイヤー達。彼らはそれぞれリボルバー式の拳銃に1発だけ銃弾を込めて自分の前の人の頭に狙いを定めています。そう「ロシアン・ルーレット」です!!







中央の電球に明かりが付いた瞬間がスタート。

いっせいにドカン!!!

運が悪い人は後ろの人間に撃たれてあの世行きってわけです。





死ぬ

運の有無が分かれた人たち↑









なんとか第1Rをクリアしたヴィンスでしたが、狂気のゲームに疲労困憊。しかし途中で逃げ出すわけにも行かずその後もゲームに参加します。







銃に入れる弾の数が増え死ぬリスクが増えていく中、ヴィンスは幸運にも勝ち進んでいきます。





決勝はちょっと精神病持ちのパッジェス(レイ・ウィンストン)との一騎打ち。



一騎打ち






そして見事勝利!!!

勝利










勝ち残ったヴィンスは賞金185万ドルという大金をゲット。





現金を持ち歩くのは怖いので、先に母の元に郵送
        ↓
決勝で殺されたパッジェスの弟(ジェイソン・ステイサム)は逆恨み
        ↓
新幹線の中でヴィンスを殺害
        ↓
ヴィンスの鞄を奪って逃走(鞄の中身は現金じゃなくてぬいぐるみ)


逃走




というバッドエンドです。

















★感想★
なんだこりゃて感じですね。そもそもゲーム自体が完全な運なので盛り上がりどころがよくわかりません。第1Rはまぁ緊張感ありましたが、その後も同じ事を続けていくので「うん、わかったわかった。もういいよ。」ってなります。
仲介業者というか、プレイヤーのオーナーみたいな人がいて自分のプレイヤーが殺されてしまった人は別のプレイヤーにBETするっていうルールなんですよ。当然自分のプレイヤーにBETして欲しいオーナーはセールスするわけです。
パッジェスの弟は金儲けのために自分の兄を出場させる悪いヤツで、その兄をセールスするわけなんですが、まぁその方法の意味がよくわからないんです。
「ウチのは経験があるから勝つぜ」だって。いやいや運のゲームなんだから経験関係無くね?生きるか死ぬかは後ろに人が決めるわけだし・・・。っていうかそんなに連勝してるプレイヤーなら「そろそろ死ぬかな」って僕なら思いますけどね。
とにかくこのジェイソン・ステイサム演じる弟がまぁ滑稽なクズなわけですよ。根拠も無いくせに自信満々に兄をプレイヤーに送り込んどいていざ兄が負けたらマジで凹んでるんです。全然覚悟してなかったみたい。逆恨みしてヴィンスを殺した挙句、現金が入っていない鞄を盗んで逃走するというもう色気のかけらも無い男なんですよ。ジェイソン・ステイサムという俳優は割りと好きなんですが、いかんせんこの弟のキャラ設定があまりにも雑すぎて映画全体が酷いことになっちゃってましたね。
ゲームの会場もなんか変な狭いとこでやってるし・・・。賭けまでやってる大体的なイベントならフィールドもちゃんとしたの用意してやれよ!!!狭いとこでやってるもんだから、ゲームの開始を告げる電球が灯る瞬間も司会のヤツがサインを出してるのモロバレ。緊張感が著しく阻害されちゃってます。大体この司会のヤツがね、結構出てくるくせにキャラ背景とか一切無いし、変な雰囲気してるわけでもない、でもめっちゃ出てくるっていうなんとも邪魔な存在なんですよ。



文句は腐るほどあるわけですが、まぁとにかくここまで作りの甘い映画もあるんだなと思いました。ハリウッド俳優たくさん送り込んどいてこれかよ!って感じ。根本を覆しますが、だいたいどんなに大金がもらえるとしてもなかなかこのゲームに参加する人は少ないでしょ!いくらなんでも死ぬ確率が高すぎです。そんな現実味が無いテーマのくせに飛躍感はまるで無かったです。ぐちゃぐちゃではっきり言って欠片も面白くなかったですね。中学生が初デートとかでこんなの見た日にはマジで気まずくて仕方ないでしょうね。



酷すぎて逆にみんなに見て欲しいです!!!

















人生は一度きりだ。死ぬのも一度きり。(とあるプレイヤーのオーナー)


















お試しあれ!!!







ロシアン・ルーレット   2010年 アメリカ

ジャンル:サスペンス
  監督:ゲラ・バブルアニ
  出演:サム・ライリー
      ジェイソン・ステイサム
      ミッキー・ローク
      50セント


















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ジャンヌ・ダルク

どうも!!僕です!!

今日はこちら!!

ジャンヌダルク




「ジャンヌ・ダルク」です!!


1999年公開のフランス・アメリカ共同制作映画。

15世紀のイギリス・フランス間の百年戦争時、救世主として現れた少女ジャンヌ・ダルクを描いた作品です。





主演は相撲好き女優ミラ・ジョヴォヴィッチ。「バイオハザード」なんかで有名ですね。
その他出演はベテラン名俳優ジョン・マルコヴィッチ。彼が題材の「マルコヴィッチの穴」っていう結構スペクタクルな映画があるのでいつかご紹介したいものです。
あとアカデミー主演男優賞を二度も獲得した名優ダスティン・ホフマンも出てます。シブいです。



監督は「レオン」なんかで有名なリュック・ベッソンでお伝えいたします。







ではあらすじ。



百年戦争真っ只中、イギリスにより国土を占領されたフランス。農夫の娘として健やかに育っていたジャンヌ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)でしたが、ある日イギリス軍により村を焼き払われます。目の前で姉が殺されるという悲惨な経験をしたジャンヌ。

キリストへの信仰が深い彼女は、教会の神父に怒りをぶつけます。

神父曰く、「神には考えがある。君が必要でお選びになったのだ。」とのこと。


聖体拝領を待てないジャンヌは、夜中の教会に忍び込みます。


キリスト教徒じゃない僕にはよくわかりませんが、なにやら大事そうな血っぽいもの(おそらくそれに見立てたワイン)をゴクリ。


ワイン



おそらくはパワーアップしたであろうジャンヌなのでした。









数年のときを経たフランス王都。シャルル7世(ジョン・マルコヴィッチ)は本来フランスの王ですが、正式な王となる為にはランスでの戴冠が必要。しかしそのランスをはじめとするフランス北部はイギリスにより占領されている状態でなかなかマイッチング中。




そんなシャルルの元に「神の使者」を名乗る少女が登場。敵からの刺客や罠の可能性もあるが、とにかくこの状況を打開すべく「神の使者」と会うことに決めたシャルル。




この「神の使者」こそが19歳に成長したジャンヌ。


不思議なオーラをまとったこの少女に軍を指揮させ、「奇跡の勝利」を期待するシャルルなのでした。






軍を手に入れたジャンヌが向かったのは、ランスを奪還する為の要所オルレアン。



実戦経験などほぼ皆無のジャンヌに指揮をされたんじゃあ現場の人間のプライドはズタズタってなもんで、戦場はなかなかチグハグしちゃいます。


しかしジャンヌの「神が○○○○!!!」「神の××××!!!」「神は△△△△!!!」というとにかく神神神神と馬鹿の一つ覚えの指示に兵士たちは何故か奮起!!!


イケイケ





「フォローミー!!!」の一言でもうイケイケドンドンな雰囲気に。

みんながジャンヌを「神の使者」と崇め始めたことによりチームは1つに。難攻不落と思われたオルレアンを見事奪還するのでありました。


凱旋


名誉ある凱旋を果たしたジャンヌ一行。



ランスも無事奪還し、正式な戴冠を終えたシャルル7世は正式に王となります。



フランス全土を取り返したわけではありませんが、王となってしまえばこっちのもんなシャルルちゃん&そのご家族。手のひらを返したようにジャンヌへの扱いが悪化します。

十分な援軍もままならないまま戦いを続けるジャンヌでしたが、イギリス・フランス両国にとって煙たい存在となってしまいます。



結局彼女はイギリス軍に捕まり裁判にかけられることに。


捕虜




誰よりも強く神を信仰していた彼女。しかしその信仰心の強さのあまり、異常な行動が目立った彼女。神を信じるものが神への冒涜で裁判にかけられるというなんとも皮肉な展開に。





幼い頃から何度も見てきた神の化身(ダスティン・ホフマン)と何度も語り合うジャンヌ。

化身




しかし「救うべきは私の体ではなく、私の魂。」と言い、自分の信仰を捻じ曲げることは決してしません。



数多くの神の化身との論議を重ねた結果、彼女は最後まで自分の信念・信仰を曲げず。

結局「異端者」と認定され、火あぶりの刑にされちゃうのでした。



火あぶり







終わり。








★感想★
まぁそこそこかなって感じですね。オルレアンのバトルシーンはそれなりに面白いです。当時の武器を再現してるあたりは良かったですが、バトル単品単品に迫力がちょっと欠けてる気がしないでもなかったかな。グロさは強くも弱くも無くってところですが、いかんせんジャンヌのカリスマ性に?って感じでした。いくらなんでもそこまで思い通りになるかね?って思っちゃいます。カトリックにおける聖人なのであんまり言っちゃいけないんでしょうけどね。
後半はジャンヌがどんどんかわいそうになっていく展開なわけですが、神の化身との議論シーンはなかなか面白いです。神をとことん信仰しまくってた彼女の言動を神の化身が論破しまくっていくわけなのですが、これがなかなか良いこと言うわけですよ。「神の名の下に」みたいなのを散々言ってきた彼女ですが、彼女は結局は自分のために戦っていたということになっちゃうわけです。ダスティン・ホフマンが良い感じの雰囲気で迫るのでまぁ緊張感というか、厳かな雰囲気が漂ってグー。漂

感動のバトル映画と思ってましたが、蓋を開けてみれば「神」についての考察シーンがかなり多いです。「第七の封印」の簡略化バージョンって感じですかね。


僕だけかもしれませんが、あんまし神神言われるとちょっと萎えますね。「いや、知らねぇよそんなのよ。」ってなっちゃいます。オカルトな部分をオカルト感出さないように、まぁデリケートな部分なのでしょうがないですが、そんなことを延々言われてもね・・・。仏教国民だしオレ・・・。




結局僕個人の見解を言わせてもらえれば、ジャンヌは自分の考えを人に押し付けてただけですね。「なんで神を冒涜するの!!!」みたいにキレちゃうわけですが、宗教なんて人それぞれで神の捉え方も人それぞれなワケですから押し付けるのはダメですよね。結局武力行使しちゃってるあたり、現代での宗教がらみの紛争となんら変わりないです。戦争なんてやってる方はみんな自分が正しいと思ってるわけですからね。











2時間半近くある大作です。「感動の超大作!!!」みたに売ってはいますが、僕は1ミリも感動できませんでした・・・・。



















お前は事実を見たのではない。見たかったことを見ただけだ。(神の化身)


















お試しあれ!!!



ジャンヌ・ダルク   1999年  フランス・アメリカ

ジャンル:ドラマ
  監督:リュック・ベッソン
  出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
      ジョン・マルコヴィッチ
      ダスティン・ホフマン
      ヴァンサン・カッセル






















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スラムドッグミリオネア

どうも!僕です!!
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「スラムドッグミリオネア」です!!2008年公開のイギリス映画で、皆さんご存知「クイズミリオネア」にちなんだお話で、「ぼくと1ルピーの神様」というベストセラー小説を映画化した作品です。

インド系の俳優ばかりが出てるので、出演は正直有名な人はあまりいません。
監督は「ザ・ビーチ」や「トレインスポッティング」などで知られるダニー・ボイルという人です。



第81回のアカデミー賞で、「ベンジャミンバトン」なんかを抑え見事作品賞を獲得した作品です。他にも7部門も獲得してるってんだからまぁ期待せずにいられません。






ではあらすじ!!と行きたいところなのですが、はっきり言ってこの映画のストーリーは超超シンプル!インド版のクイズミリオネア「コウン・バネーガー・カロールパティ」に出演した青年ジャマール(デーヴ・パテール)。
数ある難問を突破し、最後の一問まで到達。しかしインドのスラム出身で無学の彼がそんなに正解できるはずが無い。もしかして不正やってんじゃね?ということで警察に連行されちゃいます。




連行







そこで警察は、「なぜ彼が正解できたのか」を一つ一つ取り調べていきます。「正解をどこで知りえたのか」を。




そしてここからはミリオネアのクイズシーンとジャマールの回想シーンが交互に続いていきます。






スラム出身の彼は幼くして両親を亡くし、兄サリーム(マドュル・ミッタル)と2人で何とか今日まで生きてきました。

詳細は割愛しますが、とにかく日本ではまず考えられないような悲惨で波乱万丈な生活を送ってきたのです。



クイズの内容は、「クリシュナ神の歌を書いた詩人は誰?」とか「リボルバーを発明したのは誰?」とかなんですが、ジャマールは人生経験上「たまたま」それを知っていたということです。





壮絶なジャマールの生い立ちを聞いた警察官は彼の話を信じ、彼が不正をはたらいたわけではないと気付きます。


そしてジャマールは翌日の最終問題の収録に参加できることに。








いざ最終決戦当日。詐称疑惑のせいか余計にインド全土の人々が見守る状況となって迎えた最終問題。


「アレクサンドル・デュマの『三銃士』。銃士2人の名はアトスとポルトス。では3人目の名前は?」



というもの。



問題




例によって難しい問題です。しかもジャマールは最終問題に限って答えを知らない模様。

残っていたライフライン「テレフォン」を使って、兄へと電話をします。




しかし色々あって、電話に出たのは生き別れの恋人ラティカ(フリーダ・ピントー)。
なんとなく感動的なシーンではありますが、彼女は答えを知らないみたいでライフラインは無意味に。







しかしジャマールは完全なでA:アラミスを選び見事正解!!




ゲット




2000万ルピーという大金を獲得したのでした。ちなみに1ルピー=1.9円(H27年4月19日現在)ですので約4000万円!!!すげぇ大金や!!!




インド中を感動に巻き込んだジャマール。その後約束の地で恋人ラティカと再会しラブラブに。



そして・・・・・。





ダンス





インド映画恒例。大人数でのダンスで終了。













★感想★
退屈な映画でした。クイズ→回想→クイズ→回想の繰り返しに飽き飽きしてくるし、パターン化してる割にはそこまでひねりが無かったです。中身も薄いし。ただ単にジャマールの人生を振り返っているだけで、そりゃまぁ日本人に比べればかなりの過酷な経験ばかりなのですが、「ふぅ~ん」程度にしか感銘は受けないのですんげぇ退屈です。
あと、結局最後がっていうのがね・・・。「三銃士」の話は幼少期からちょくちょく出てくるので、せっかくラティカに電話が繋がったんだから、そこから何かせめてヒントになるような発言だけでもあればよかったのに・・・。
「わかんないわ」だって。時間の無駄だよバカヤロウ!!!無理やり「心に染みるでしょ?」みたいな演出しなくて結構です!!!!
「ジャマールが最後は勘で答えたこと=ラティカに会えることがわかったからクイズがどうでもよくなった」みたいに解釈すればいいんでしょうかね?だとしたらまったく納得いかないんですけど・・・。

内容が本当に薄いですよこれ。ラティカの身柄を半分拉致ってるマフィアのボスとかいるんですけど、「どうやらこいつかなりのワルらしい」っていう話しか聞けないので実際どれ位悪いかの描写が無いので全然ワル感が伝わってこないです。
山場がわからないので盛り上がるポイントが不明です。恐らく皆さんが見ていて一番「ゴクッ」ってなるのは最後のクイズのシーンです。でもそれって「スラムドッグミリオネア」によるものじゃなくて単に「クイズミリオネア」によるものじゃん・・・。




僕的にこの映画を簡単に評価しますと「退屈な流れで持ってきた話でオチが鼻くそ」ってところですかね。それくらい僕の中では駄作でした。全体的に都合の良すぎる映画ですね。「いくらなんでもw」って感じです。

とりあえずみのもんた役の人はどこの国でもウザいんだなとは思いました。





アカデミー作品賞を受賞してるっていうハードルを差っ引いてもちょっとこれは・・・。まぁシンプルな設定なんで見たい人は見れば!!すげぇつまんねぇけど!!!


















お試しあれ!!!








スラムドッグミリオネア  2008年  イギリス



ジャンル:ドラマ
  監督:ダニー・ボイル
  出演:デーヴ・パテール
      フリーダ・ピントー
      アニル・カプール









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ドッジボール

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「ドッジボール」です!!2004年公開のアメリカ映画。ローソン・マーシャル・サンバーという人が監督のコメディ映画です。


「コスパが良い俳優ランキング」で1位になったこともあるというヴィンス・ボーンと、「メリーに首ったけ」でいち大物俳優となったベン・スティラーのW主演。ヒロイン役のクリスティン・テイラーは、ベン・スティラーの本当の奥さんということでそこも注目ポイントでございます。




多分今んとここのブログ史上一番くだらない映画です!!!









ではあらすじ。





ピーター(ヴィンス・ボーン)が経営するスポーツジム「アベレージ・ジョーズ」は、道の向かいにあるスポーツジム「グロボ・ジム」が好評のせいかかなりの経営難。




ある日銀行から仕向けられた弁護士ビーチ(クリスティン・テイラー)が現れます。
彼女曰く、「融資の返済が滞ってるからいよいよジムそのものを差し押さえるぞ。嫌なら30日以内に5万ドル払え。」とのこと。


ちなみに「アベレージ・ジョーズ」を買い取ろうとしてるのは、例の「グロボ・ジム」のオーナーホワイト(ベン・スティラー)であることが発覚します。


ホワイト





まぁとにかくこいつが気持ちの悪い変態ヤロー。あえて自分の前においしそうな食べ物をおいて、それを我慢することに快感を覚えたりしてるキチガイさんです。






ピーターのジムは会員こそ少ないものの、その数少ない会員たちにとってはただのジムではなく、心からの憩いの場となっております。「アベレージ・ジョーズ」をつぶして「グロボ・ジム」の駐車場にするなんてほざいてる変態ホワイトなんかには絶対渡したくないわけです。





なんとしても30日以内に5万ドルという大金を用意する方法を考えなければ!!




そんな折、一人のジム仲間が雑誌から発見したのがドッジボール大会!!!
ラスベガスで行われる決勝大会で優勝した際の賞金は、こりゃまたうまいことなんと5万ドル!!!






それに賭けるしかねぇ!!ってことでジム仲間が一致団結。まずは地区予選に出場します。
何たる幸運か、予選に出場するのはジョーズチーム以外には1チームだけ。つまりそこに勝てば本戦出場となるわけです!!!



いい感じいい感じ!!!!




気になる相手はこちら!!


ガールスカウト



ガールスカウト「第417団」です!!




ガキ相手なら楽勝!ってことで試合スタート!!




しかし元々イケてない連中の集まりであるジョーズチームは当然運動神経ゼロ!ルールこそ事前にビデオで勉強したものの、肝心の身体がついていってないので防戦一方です!


ボコボコ




気の強い少女たちにコテンパンに虐められたジョーズチーム。結局あっさり敗れてしまいます。





夢は儚く散ったのか・・・。





しかし!!!なんと第417団の選手がドーピング検査にて陽性反応があり失格に!!


繰り上げで本戦出場を果たしたジョーズチームでありました。


とりあえず一安心。バーで祝勝会をやっていると、例のホワイトさんが。


コブラ




どうやらグロボ・ジムも、「紫コブラ」なるチームを作り参戦する模様。



ちなみにこのチームの秘密兵器は紅一点、ドッジボールが国技の国出身で史上最強の破壊力を持つ「ドッジボール界の魔女」、フラン・スタリノフスキビッチ・ダビドビッチスキーさんです。



ビッチ








このやりとりをたまたま見ていたのが、ドッジボール界のレジェンド、オフーリハン元選手。


彼に目をつけてもらったジョーズチームは彼からもう特訓を受け、本番に備えます。

とにかく気色の悪いホワイトに痺れを切らしたビーチも、「ホワイトが負けるところを見たい」との理由でジョーズチームに参加を表明します。



メンバーも揃い、特訓も万全の状態でラスベガスでの華やかなドッジボール大会スタート!!!




大会


ドッジボールでここまで人が集まるとはさすがはベガス!!賞金5万ドルと栄誉を求め、各国から精鋭たちが集まり熱い戦いを繰り広げます。






オフーリハンの特訓の成果か、並み居る競合を押しのけジョーズチームは見事決勝進出を果たします。もちろん決勝の相手は宿敵「紫コブラ」です。





決勝前夜、ホワイトはピーターの部屋を訪問し、「10万ドル出すからさっさとジムを売れ。だからドッジボールは諦めろや。」と持ちかけます。それもそのはず、そもそも明日の決勝のオッズ、ジョーズチームは50倍となっておりもはや誰も勝つとは思っていない状況です。
ホワイトの出した破格の条件にピーターは果たして乗るのか否か・・・。








いざ決勝当日、ピーターが遅れて登場したことでちょっとひと悶着あるわけですがとりあえず試合開始!!



決勝にふさわしい熱い戦いにアドレナリン出まくりのホワイト!!


全開








しかし接戦の末、見事ジョーズチームが勝利!!文句なしに賞金を獲得!!!これでジムも安泰!!!





と思いきやホワイトがここでチクリ。「金もらっても無意味だ!!お前昨日オレにジム売ったやんけ!!!」と言い放ちます。



売ったんだ・・・。信じられない・・・。そんな表情のチームメイトたち。








と、そこに謎の現金が。


現金







ここでピーターの書いた絵図が明らかに。


ジムを売って現金10万ドルを得る
        ↓
その金を自分たちが勝つ方に賭ける(オッズ50倍)
        ↓
500万ドルゲット
        ↓
その金でグロボ・ジムの株を買占め
        ↓
筆頭株主となりアベレージ・ジョーズを取り戻す(ホワイトはクビ)



というなんとも男前な展開。




 ジムが戻ってみんなハッピーハッピー。悔しさのあまり生活が崩壊したホワイトは、元ジムのオーナーでありながらブクブク太っていくのでした・・・。














終わり










★感想★
まぁ割と面白かったです。ギャグ部分は下ネタが大半で結構下品なものが多いので嫌いな人もいるかとは思います。しかし話し全体が小気味よく進んでいくのが良いですね。細かい設定とかを気にしなくて良いのがコメディの楽なところです。細かいところを言うと話の流れがいろいろ不自然な部分は多々あるわけなんですが、コメディにあまりそこを求める必要はないと思うので僕的には全然OKでした。
ドッジボールシーンが決して手の込んだ迫力のある作りになっているわけではないので、もし見るつもりの方はそこはご留意を。
自転車の有名選手ランス・アームストロングをはじめ、色んな著名人が本人役として登場してくるのでそこも楽しめるポイントですね。


というかとにかくこの映画はベン・スティラーの演技様々ですね。彼のコミカルにイカれた演技が映画全体の雰囲気を決めてる印象。気持ち悪いけど憎めない、でも本当に気持ち悪い男になりきっているのが非常に良かったです。




結局のところ、笑いのツボみたいなのは人それぞれなのでこの映画の好き嫌いも人それぞれでしょうね。






下ネタ嫌いな人は見るのはやめたほうが良いでしょう!!








今日も名言を紹介してお別れします!!!












「金は苦労の末より楽に得る方が魅力的だ」(ピーター・ラ・フルール)








お試しあれ!!!














ドッジボール   2004年   アメリカ

ジャンル:コメディ
  監督:ローソン・マーシャル・サーバー
  出演:ヴィンス・ボーン
      ベン・スティラー
      クリスティン・スティラー






  



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第七の封印


どうも!僕です!!

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封印




「第七の封印」です!!1957年のスウェーデン映画。

スティーブン・スピルバーグをはじめ、数多くの映画人に多大な影響を与えたという名監督イングマール・ベルイマンというスウェーデン人のおっさんの監督作品です。
「世界映画史上3大監督の1人」との呼び声もあるこのおっさんはなかなかのやり手ですが、難解な作品も多く今回の「第七の封印」も例外ではありません。


この作品のあらすじは「死神とチェス」をするというなんとも斬新なもの。



というのもこのベルイマンさんの作品は、「生」とか「死」とか「神」とか「悪魔」とか「愛」みたいなちょっとキリスト風な難解なテーマのものが多いんですね。この作品はその典型といったところでしょうか。







とにかく作品どうこうよりも監督の評価が軒並み高いっす!!









ってことであらすじ。今回はモノクロですよ!






十字軍の騎士アントニウス(マックス・フォン・シドー)は、遠征を終えどうにか祖国へ帰還してきますが、その矢先にいきなりの死神登場。



死神





なぜかちょっと滑稽な格好の死神。

「待ってくれ」というアントニウスですが、当然待とうとしない死神。


ここでアントニウスは「チェスをやろう」と提案。「対局の間は死ぬのは保留。ほんでオレが勝ったら解放してや。」というアントニウスの提案になぜか乗っかる死神。アントニウスはわからないでもないですが、なぜか死神もチェスの腕には自信があるご様子。









ノリの良い死神のおかげで命を懸けたデュエルスタート!!!


チェス







さぁしかし命を懸けたチェスがそんなにサクサク進むわけもなく、チェスは一時中断で日常へ戻ります。



こすい手段でとりあえず生き永らえたアントニウス。従者ヨンス(グンナール・ビョルンストランド)を連れ自宅に帰ろうとします。





道中町の教会を訪れたアントニウスは、いわゆる懺悔部屋へ。アントニウスは「神がなぜ捉えられる存在ではないのか。なぜいつも曖昧なのか。己を信じることすら出来ない自分がどうすれば心底神を信じることが出来るのか。いっそ忘れてしまえば楽なのに・・・。もっと手を差し伸べてくれる神が欲しい。」的なことをダラダラと話します。


そして自分が今死神と命を賭けたチェスの真っ最中であることを話します。




「どうやって勝つんだ?」という教会職員からの問いにアントニウス。


「ビショップとナイトをうまく連携させて戦います。側面を攻めます。」と回答。













しかし!!!!









甘い








なんと教会職員と思っていたのはそれに扮装した死神さん!!!いとも簡単に自分の作戦が相手にばれてしまったアントニウス!!!なんと詰めの甘いことかアントニウス!!!「卑怯者め!!」と普通のことしか言えないアントニウス!!!





「しかしなんとか勝ってみせる。」と根拠の無い強がりを言う他無いアントニウスなのであります。







なんともチェスバトルに不安が残ってしまった懺悔はここで終了。


その後も自宅を目指して進むアントニウスとヨンス。道中旅芸人一家や浮気性で駆け落ちした主婦とその寝取られ夫、ヨンスが無理やり自分の女にした女性等々仲間が徐々に増えていきます。近年蔓延している疫病から逃れるため、彼らもアントニウスの自宅へお供することになります。




この時代のヨーロッパではよく行われていたであろう魔女狩りや、疫病に感染した市民に遭遇したりして進むわけなのですが、こういった悲しい現実を目の当たりにするたびにアントニウスは「神」についてやはり考えてしまいます。








もちろん途中途中でチェスバトルは進行されていきます。


人間味

意外と人間味がある死神さんは、「そう来ると思った」というアントニウスの発言に「え?マジ?これ罠?」みたいなリアクションをします。神通力的なものを全く垣間見せません。なんとかわいい死神たることか。


しかし死神さんはアントニウスの取り巻き連中にも目をつけていることを匂わせます。
これでちょっとずつアントニウスは不安になっていきます・・・。







浮気性主婦を寝取った間男を死神が殺し、死神が確かに死神であることがわかった頃、アントニウス一行は無事自宅へたどり着きます。


その直前のチェスで「次でお前の負けだ。」と宣告されたアントニウスはもうかなり微妙なテンションで帰宅。





何やら重苦しい空気での晩餐となります。


晩餐






そんな中、彼らの元に死神が登場。彼らをどうするのかというと・・・・。














踊り




「手をつながせて歩かせる!!!!」です!!!



死神は先頭に並び、大鎌と砂時計を持って踊ります。その後ろをアントニウス一行が手をつなぎ連れられて行きます。


途中で一行を離れた旅芸人家族の父親ヨフがそれを目撃しますが、嫁は「また幻ばっか見て・・・。」と全く信用しないのでした・・・。









終わり










★感想★
確かに難解な作品ではあると思いました。が、いかんせんクリスチャンではない僕にとってはなんのこっちゃっていう感覚でしたね。結局はオカルトがテーマでそれをかなり意味深に仕上げた作品という印象です。「神」はともかく「死神」とかっていうテーマはちょっと日本人にはなかなか馴染みにくいテーマな気がしますね。昨今の日本人はやはりそこまで信心深い民族ではなくなっているので・・・。とってもとっても失礼なことを言いますが、この「死神」っていうのは日本で言えば河童とか天狗みたいなのとジャンルが似てくると思うんです。ただ古来より信仰に重きを置いてきた西洋の人にとってはとっても大事なテーマなんでしょうね。
ちなみに「第七の封印」というのは新約聖書の文言で、まぁこの第七の封印が解かれる時に天と地の1/3が滅びて人類の1/3が滅びるという話らしいんですが・・・。いかんせん聖書を読んでない僕にはイマイチちんぷんかんぷんで純情な感情が空回りしちゃってます。


さてベルイマンのおっさんの件ですが、「いやぁ~さすがベルイマン。やっぱすげぇわ。」とはならなかったですね。見てる側の恐怖を煽るシーン(嵐のシーンとか)にこれ見よがしに露骨な音楽を流すわけですよ。テレーーーーーーーーーン!!!!!!!!



みたいな。いやもう逆に興ざめっていうか・・・。まぁこういう演出は当時新しかったのかもしれませんけどね。
音楽だけじゃなくて、意味深な表情をする人物に画面が急激に寄るみたいな演出とかね。今じゃベタすぎて逆にタブーみたいなのが出てくるんで正直「フフッ」ってなるとこちょいちょいありました。





えーまとめますとですね、
  • 扱っているテーマが形而上学的なものなので確かに考えさせられないでもない。
  • クリスチャンの人にはいいかもだけどさ、オレ違うし・・・。
  • ベルイマンの演出は確かに多くを語りすぎていない。そこは一理ある。
  • でもテーマありきなものであって、「エンターテイメント」としての映画の面白みには正直欠ける気がする


というところですかね。4つ目が特に重要!!勉強とか啓発としては良い作品とは思いますが、「面白い映画」ではないと思います。
宗教のことズバズバ言うのはナンセンスとは思いますが、仏教徒が多い日本人が見てもイマイチと思います!!






とは言いつつも、この人の作品は評価が高すぎて気になるのでまた別の作品もいつかご紹介したいと思います。








せっかく勉強になる作品を見たので、作中の僕の中での名言をご紹介してお別れします。


































恐れが形になったもの、それを人は神と呼ぶ。(騎士アントニウス)
























お試しあれ!!!



第七の封印  1957年  スウェーデン

ジャンル:ドラマ
  監督:イングマール・ベルイマン
  出演:マックス・フォン・シドー
      グンナール・ビョルンストランド
      ベント・エケロート












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凶気の桜

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凶気の桜



「凶気の桜」です!2002年の日本映画で、ヒキタクニオという人の小説を映画化した作品です。偏ったナショナリズムを持つ少年3人組「ネオ・トージョー」が、右翼団体・政治結社・暴力団等と関わりながら自分たちの理想を求めていくというお話です。



主演は卍LINEこと窪塚洋介!こういった狂った感じの演技には定評があります。
その他出演は元モデルのRIKIYAや、当時はまだ現役格闘家だった須藤元気、いつでも安定したロン毛の江口洋介などなど!

監督はHIPHOPグループのPVなんかも手がける薗田賢次という人です。








ではあらすじ。ネオ・トージョーの3人組である山口(窪塚洋介)・市川(RIKIYA)・小菅(須藤元気)の3人は、「暴力こそ正義」という信念の下、渋谷を中心に喧嘩三昧。一般市民の心の中から忘れ去られた「愛国心」を思い出させるため日々奮闘中。

カツアゲやレイプなど、行動そのものに信念が感じられないように思えますが、カツアゲ=「奪還」、暴力=「矯正」、レイプ=「排泄」と謳い、自分達の正義を頑なに曲げようとはしません。


さぁそんな中ネオ・トージョーの3人は右翼系政治結社「青修」へと呼ばれ、そこの若頭である兵藤(本田博太郎)に連れられて青田会長(原田芳雄)に会います。


さらにそこには三郎(江口洋介)という消し屋も一緒です。消し屋とはいわゆる殺し屋です。


特に中身のある話をしたわけでもないこの会談。とりあえず消し屋との対面を終えたネオ・トージョーは、会長から車を譲り受けます。



これを機にネオ・トージョーと青修との距離は縮まっていくことになります。




一緒に食事をしたりする中で、山口は会長・市川は三郎・小菅は兵藤にそれぞれ魅力を感じ、心を奪われていきます。






そんなある日。とあるクラブで外国人がシャブをやっているという情報をキャッチしたネオ・トージョー。
その外国人の現場を取り押さえ、お決まりの暴力で「矯正」にかかります。


矯正






さすがは欧米人というか、いつになく苦戦を強いられたネオ・トージョー。数が多くなってきた外国人チームを相手に、命からがらなんとかクラブを脱出します。




しかしこの事件を境に山口と小菅が衝突。小菅はネオ・トージョーを去る決意をします。



悪いこととは連鎖するもので、ネオ・トージョーが襲撃したクラブは青修の敵対組織小西組の息のかかった店であることが発覚。


青修がネオ・トージョーに命令をしたかは問題ではなく、襲撃をしたネオ・トージョーと青修に交友関係があるというのが問題なわけで、非常にまずい状態に。


兵藤の命令で、市川は三郎の元に向かいます。


ちなみにこのときに発覚するのですが、小菅は青修にばっちり入会しちゃってます。




山口は青田会長のボディーガードとなったころ、青田会長と兵藤の2人は小西組へ話をつけに行きます。




話


しかしこの頃になると、青田会長の体調がどうもおかしくてなかなか話が進みません。


戦争にならないように小西のシマを買い取る交渉に来たわけなんですが、とても話が進まず取り合えず差し戻しに。







ならばと動き出したのが兵藤。三郎を使い、小西組の組長を殺します。その上市川を催眠状態に陥れて、彼を犯人に仕立て上げちゃいます。


犯人





市川が冤罪だということは当然わかっている山口はもうブチギレ。しかし市川が自首してしまった以上はもうどうにもなりません。





さらに小菅。兵藤の命令で例のクラブに謝罪に行きますが、納得のいかない外国人たちにフルボッコにされてしまします。



半身不随


下半身不随という重傷を負わされた小菅。





更には青田会長も、やはり三郎によって消されます。

 自殺



「うつ病」という診断が出ていた会長。兵藤から依頼を受けていた三郎により「自殺」したことにされちゃいます。









自分の大切なものを全て奪われた山口は完全にブチギレ!!!会長からもらった模擬刀で兵藤を殺しにいきます!!!




スライス






見事兵藤の腕をスライスしてやった山口!!とどめだー!!!





というところで後ろから三郎が登場!!





三郎


おいしいところを持っていたのは結局三郎でした。






三郎は、会長を殺す直前に会長から兵藤を殺す依頼を受けたようです。





自分は殺されないのか・・・?疑問を問いただすと三郎は




「お前の命には値段が無い。殺しても意味が無い。」








みたいなことを言い放ちます。














悔しい山口・・・・。








とにかく悔しくて仕方ない山口・・・・。










































うぉぉぉおおオアあああああああぁぁぁあああ!!!!!!

うああああ







悔しさのあまり、ちょっと面白い顔をして絶叫する山口君でした。








おわり




















★感想★
ん~ストーリーが大した事無さ過ぎましたね。結局は「大人に翻弄される若者」みたいなものを描いてるんでしょうが、話がぶっ飛びすぎて感情移入がなかなかできないですね。
せっかく暴力描写が多いので、もっと周りのアイテムを使ったりとかチームワークが出す必殺技みたいなのがあればより面白くなったかなーと思います。
全体的にダラダラと暴力→現実→ダラダラと暴力→現実の繰り返しっていう印象でした。垂れ流し感が否めないので山場が本当にラスト以外は伝わってこなかったですね。
仮面ライダーV3が出てきたりとか、主人公山口が居合い切りで画面を真っ二つにしたりする演出があるのですが、面白いとは思ったのですが統一性が無いので意味がよくわかりません。とりあえずやってみたいことやっただけですねこりゃ。

配役(特に主役3人)はとっても適役だと思っただけに、ストーリーの薄さと演出のヘボさが残念な作品でした!!!









お試しあれ!!!






凶気の桜    2002年 日本

ジャンル:バイオレンス
  監督:薗田賢次
  出演:窪塚洋介
      RIKIYA
      須藤元気
      江口洋介





















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猿でもわかるベトナム戦争

ベトナム戦争は1960年から1975年まで起きた戦争です。この戦争を理解するにはその前に起きたインドシナ戦争が重要になってくるのでそこから解説します。


ベトナム戦争は第二次インドシナ戦争と言われる事もあるので、ベトナム戦争とインドシナ戦争はセットみたいなもんですね。










時は第二次世界大戦真っ只中の1941年。ベトナムはフランスの植民地でした。しかしここで大日本帝国登場!!




日本「天皇万歳!!!アジアでの領土を更に広げたいなり!!うりゃうりゃー!!!!」

フランス「日本強っ!!!さすがに無理や!!ベトナムから手を引こう!!」




ベトナムは日本の植民地に。






1945年、日本敗戦。



日本「ふぇぇ。負けちゃったよぅ・・・。ベトナムから手を引きます。」


ベトナム「やったー!独立のチャンス!!共和国になろうぜ!!」




ベトナム民主共和国誕生(北)




フランス「させるかぁ!!!オレらもベトナムに国作るぜ!!!」



コーチシナ共和国誕生(南)







こんな流れで南北ベトナムの戦争が始まるわけです。ベトナムの人からすれば、当時強かった日本に尻尾を巻いて逃げたフランスに再び占領支配されるなんて納得いくはずが無いですよね。
北ベトナムはみなさんご存知ホー・チ・ミンが指揮を執ってます。





そんなわけでベトナム内にできた二つの国の全面抗争が1946年から勃発します。







ソ連「いやーよかったよかった。原爆実験成功してホントよかったわー。」



中国「一党独裁政権で新しい国になりました。」




ソ連・中国「俺たち、北を応援します!」








アメリカ「戦争大好き!!!オレも混ぜろやぁ!!冷戦相手のロシアがそっちならオレは当然南を応援するぜ!!!」









というわけで





北:ベトナム民主共和国・ソ連・中国



南:フランス・コーチシナ共和国・アメリカ・イギリス・ラオス・カンボジアなど









という構図が出来上がります。ソ連やアメリカはあくまで援助程度ですけどね。コーチシナ共和国もフランスの傀儡国なんで実質ベトナムVSフランスって感じです。傀儡国っていうのは言ってみれば操り人形の形だけの国ってことです。








とにかくフランスに占領支配されたくない北ベトナム。1954年まで続いた戦いの末、見事勝利。インドシナ戦争はここで終結します。
しかし、勝つには勝ったのに何故か南北ベトナムは北緯17度線を境にキレイに分断されます。






さぁさぁそうなると首を突っ込んでくるのがいつもでしゃばってくるのが大好きなアメリカです。







アメリカ「南に国を作っとこうや。うまいことしとくからよ。」



南ベトナム「どうも!アメリカさんあざす!!独裁政治でやりたい放題しますわ!選挙なんか対立候補を締め出せばどうとでもなるし楽勝♪あ、この国はカトリック教徒優遇していくから
仏教徒は覚悟しとけよ。」




北ベトナム「おいおいおいやりすぎだろ南!!さすがに南の国民がかわいそうや!南ベトナム解放民族戦線を作ってヤツらから逃がしてやろう!!」


ソ連「後押しするぜ!!」





北ベトナム「うりゃうりゃうりゃーーー!」






1960年 ベトナム戦争勃発!!




北ベトナム「よし!いい感じや!!このまま突き進めーーー!!」



アメリカ「うーん。南ベト危ないな。北が勝つと周りの国が真似して共産主義の国が増えちまうし困るなー。ソ連がいい気になるのも癪に障るしちょいと兵を援助しとくか。」





南ベトナム「やべー!!独裁政治のトップの大統領がクーデターで殺されちまった!!しかし反対勢力に政権を奪われるわけにはいかねぇ!こうなったらアメリカから支援してもらった兵力をクーデター阻止にまわすしかねぇわ!!」



北ベトナム「何やってんだこいつら馬鹿か!!!チャンスチャンス!!!国外に目が行ってねぇぞ!!いけいけぇえええ!!!!」




アメリカ「おい南!!オレらの兵力変なことに使ってんじゃねぇよ!!!」



1964年


北ベトナム「南の戦艦発見!!攻撃や!!」



アメリカ「痛ぇっ!」



北ベトナム「え!?間違えた!!!アメリカの戦艦や!!」



アメリカ「いやマジありえねぇからお前ら。はい、オレらもベトナム戦争参戦ね」



北ベトナム「じょ、上等だ!!!やってやんよぉ!!!バキューン!!!バキューン!!」




アメリカ「ぅおらぁぁっぁああああ!!!!!!北ぁぁあああああ!!!なめんなよぉぉっぉおおお!!!!220万トン位の爆弾で空爆してやらぁぁぁああ!!!
ちなみに太平洋戦争のときに日本に落とした爆弾は約13万トンやああぁぁぁあ!!!すごい量やろぉぉおおお!!!!!!」




北ベトナム「痛たたた・・・。何これやりすぎやろ・・・。戦争って言うかただの虐殺やん・・・。」



アメリカ国内・欧州諸国「やりすぎやろ・・・。」




北ベトナム「でも俺たちは負けない!!!頑張るぞ!!!ジャングルを使ってうまく戦っていこうや!!!」



アメリカ「くぅ~~~ジャングル戦いにくいわ~。物資も運びにくいしさ~。」



北ベトナム「よしよしこっちのペースや!!!もう一踏ん張りやるぞーい!!」



アメリカ「なんか国内の反戦運動がすごいことになってるっぽいな。戦況も実際やばいし・・・。」






アメリカ「おい、中国。お前らが支援してる北ベトナム。あれとの戦争終わりにしてやるからさ、今後仲良くしようや。」


中国「オレも今ソ連と仲悪いし別に良いアルよ。」



アメリカ「うし!大義名分できたわ!!ベトナムが強いから撤退するんじゃなくて、中国と仲良くすることが重要だと考えたので撤退します!名誉ある撤退だぜ!!!」








北ベトナム「いぇーーーーーい!!!!!アメリカに勝ったーーーーーー!!!!!アメリカの後ろ盾が無い南ベトナムなんか楽勝だぜ!!おらどけや南のカス共がぁ!!」





南ベトナム「参った。」














以上が大まかな流れです。言ってみればアメリカが負けた戦争ですね。ちょっとしゃしゃり出すぎた感が否めない印象ですねアメリカは。



というわけでベトナムの皆さんは非常に長い間大変な思いをして独立に成功したんですねぇ。




ゴ・ディン・ジエムっていう南ベトナムの凶悪独裁者がいたりとか、実は日韓の仲が悪くなっていることにも関係があったりするんですが、複雑すぎて書ききれないのでここらへんで終了します。





もっと深い部分を掘り下げた映画があれば是非ご紹介したいものです!!









 









 
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