どうも!僕です!!

今日はこちら!!

ハンガーゲーム


「ハンガーゲーム」です!
富裕層が支配する近未来、12の地区からなる国で各地区から12~18歳までの男女1人ずつが集まり、その24人が最後の1人になるまで殺し合いをさせる「ハンガーゲーム」が行われているパネム国を描いたファンタジー作品。

スーザン・コリンズという人の小説を映画化した作品で、昨年(2015年)に公開された作品で一応完結しましたので、今日はそのシリーズを一挙に紹介します。
「何か気にはなってた」っていう人が多そうなので、よかったら参考にしていただければ光栄です。ネタバレしまくるけどね。


小説は3部作ですが、映画は小説の3作目を2部に分けてるので全4作です!


  1. ハンガーゲーム (監督:ゲイリー・ロス)
  2. ハンガーゲーム2 (監督:フランシス・ローレンス)
  3. ハンガーゲーム FINAL:レジスタンス (監督:フランシス・ローレンス)
  4. ハンガーゲーム FINAL:レボリューション (監督:フランシス・ローレンス)  
ってな感じです。

シリーズ通してのメインキャスト。主人公カットニスを演じるのは「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンス。その他出演は、「センター・オブ・ジ・アース」のジョシュ・ハッチャーソン、先日「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を紹介したリアム・ヘムズワース、(ガチで)殺し屋の息子のウディ・ハレルソンなどなど。
後半は「ハンニバル」のジュリアン・ムーアなんかも出てきます。













ってことで中身!

パネム国という国ではかつて市民たちの反乱が起きました。国側はなんとかそれを制圧し、そしてその戒めの意味で毎年12の地区からそれぞれ12~18歳の男女1人ずつを抽選で選定し、全員を首都キャピトルで最後の1人になるまで殺し合いをさせる「ハンガーゲーム」を行ってきました。


来たる第74回ハンガーゲーム。
第12地区では、抽選の結果女性部門では弱冠12歳のプリムローズ(ウィロウ・シールズ)が選ばれますが、正義感の強い姉カットニス(ジェニファー・ローレンス)が身代わりに自ら志願します。

身代わり





一方の男性部門は、うだつの上がらなさそうなパン屋の息子ピータ(ジョシュ・ハッチャーソン)が選ばれます。ここは身代わりなし。

 ピータ




ってことで彼らは友達との別れの挨拶もそこそこに、豪華な列車に乗って首都キャピトルへと向かいます。
ここでキャピトルの住人で彼らのマネジメント係エフィー(エリザベス・バンクス)と、12地区から出場して過去にゲームで勝利した経験のあるヘイミッチ(ウディ・ハレルソン)が行動を共にし始めます。




首都キャピトルは完全にお祭り騒ぎ。年に一度の大イベントとあって、富裕層の街であることも助長して大変華やかなムードです。


華やか








開会式、セレクション、インタビューを経てついにゲームスタート。




当然殺し合いが始まるわけですが、舞台は無人島のような荒れ果てた地。敵を殺すことだけでなく、単にサバイバルすることも重要な勝利への要素なわけで、カットニスは戦わずただただ逃げ、生き延びることに専念します。
徒党を組むヤツらも出てくるわけで、なんとその感じの悪い主要グループの中にピータが混じってます。ほいでカットニスを殺すために一緒になって彼女を探してます。


木に登り、蜂の巣を落として反撃するカットニス。逃げ回る感じの悪いヤツら。彼らのグループは散り散りになります。




その後カットニスが川沿いを歩いていると、かなりの完成度で岩に模倣しながら弱っているピータを発見。

模倣


見た目はドッスンな彼ですが、かなり衰弱してるようなので優しいカットニスは介抱してあげます。




ハンガーゲームはゲームの最中にスポンサーから救援物資が届きます。つまりゲームの場外にいる出資者の心をどう掴むかが勝利のポイント。
ヘイミッチのアドバイスに従い、カットニスとピータは恋人同士を演じます。ちなみにピータは本当にカットニスの事が好きです。

悲劇の恋人を演じた彼らは、ついに最後まで生き残ります。



「どちらか片方」なんて選べない彼らは、それぞれ有毒の木の実を食べ心中を試みます。


しかし「結局全員死んで勝者ゼロ」なんてことになれば、それはゲーム不成立となってしまい運営としては絶対にあってはならない事。今回は特別に「愛し合う」両者が勝者ということになります。


勝者


無事二人が生き残ってハッピーハッピー。



しかし事態はそう単純ではないのでした・・・。



















続いて「2」







カットニスとピータは勝者の凱旋パレードをしていました。そんな中、カットニスはスノー大統領(ドナルド・サザーランド)に呼び出されます。
大統領の話をまとめると、「お前ら本当は愛し合ってなんかないだろ」ってことです。
ほいで地区の人間にもそれを見抜いてる人間がいて、つまりゲーム中での心中=反逆ってことなのにカットニスが生きてるってことは、反逆OKってことじゃん!と考える人間が出てくることを大統領は懸念しています。
だから、凱旋ツアー中にピータを心底愛してる風に絶対に見せ付けろとカットニスに念を押します。


とは言えなかなか100%素直に言う事を聞かないカットニス。そこでハンガーゲームの新しいゲームメーカー、プルターク(フィリップ・シーモア・ホフマン)は過激なゲーム内容を用意し、カットニス抹殺を目論見ます。
今回は25年に1回の記念大会ですので、「過去の勝者を集めてのチャンピオン大会」を開催することにします。

各地区からのブーイングもどこ吹く風。それぞれの過去の勝者、猛者どもがキャピトルにまたしても集まることになります。もちろん第12地区からはカットニスとピータが参戦です。

再戦



いざゲームスタート。今回は初めからグループを結成する作戦のカットニスとピータ。優勝候補筆頭のフィニック(サム・クラフリン)を始めとする面々と共闘します。
ちなみに今回は運営側からすれば「カットニスを抹殺する」というのが第一目標ですので、雷が落ちたり毒ガスが出てきたり獰猛なヒヒの群れが現れたりと、もう殺し合いっていうよりは単純に生き延びるだけで大変な感じになってます。
ヒヒ











いろいろあって、「雷が落ちる木から電線を引っ張って敵を感電死させよう」計画から発展し、「その電線をカットニスが弓矢に繋げて落雷と同時に空に向かって矢を放ち、闘技場を囲っているドーム状の屋根を破壊」計画となります。


狙う






作戦は見事成功!!!よっしゃー!!!
弓矢











しかしあまりにも粗めな作戦だったため、当然の如くカットニスはド派手に大の字感電!!

感電

















そしてUFOキャッチャーの要領で回収されるカットニス。
クレーン









結果、闘技場はシステムごと破壊されます。
しかし何と生きていたカットニス。目が覚めるとそこにはヘイミッチやプルタークが。





話を整理すると、彼らは革命を企んでいたのだとか。フィニックやビーティー(ジェフリー・ライト)といった今回のゲームの参加者もその革命チームの一員です。
ほいで、カットニスが寝ている間に第12地区は国からの攻撃を受けてあっさり壊滅。そしてピータとジョアンナ(ジェナ・マローン)はキャピトル側に捕まってしまっていたのでした・・・。















続いて「FINAL:レジスタンス」





反逆を目論む「第13地区」へと連れて来られたカットニス。13地区は反逆をした罰で壊滅したことに歴史上なってますが、実際は地下で人目につかずに生活をし、再び反逆のチャンスを狙っていたのです。



カットニスは、まず崩壊した12地区を現場に赴いて確認。



壊滅




めっちゃドン引きします。





キャピトル許さんモードになったカットニスは、反乱軍の広告塔となり軍全体の士気を高めキャピトルの転覆を目指しだします。



反乱軍用のPVを撮影→スノー大統領がそれを知って攻撃



という流れで、戦いは徐々にオープンなものになっていきます。





その後非常にスムーズな流れで人質のピータとジョアンナを救出した反乱軍。

しかし救出されたピータは、少し洗脳されておりカットニスを酷く恨んでいる様子でした・・・。


洗脳







そして最終章、「FINAL:レボリューション」















まぁざっくり言うと、反乱軍は市民もろともキャピトルを攻撃します。

それをうまいこと大統領がやったように見せかけ、市民からの信頼を失った大統領は失脚。反乱軍は見事レボリューションを起こします。






その後、スノー大統領の公開処刑。
弓を引くカットニス。






しかし彼女はスノー大統領へ矢を放つと見せかけて、反乱軍側のリーダー、コイン首相(ジュリアン・ムーア)へと怒りの矢を放ちます。



コイン





その後、カットニスはピータと共に12地区へ逃亡。

2人はひっそりと幸せに暮らしましたとさ・・・。




















ハンガーゲーム シリーズ    おしまい





















★感想★
いかがでしたでしょうか?後半はかなり雑に紹介しましたが・・・。


とにかく初めに言っておかなければいけないのは、「ハンガーゲーム」シリーズは若者同士の殺し合いを楽しむ作品では断じてない、ということですね。
男女24人が集められて最後の1人になるまで殺し合いをさせるって話なんですが、それ自体はメインではなく、そのゲームから派生した大革命を4作品に分けて描いた作品なんですね。

元々原作の小説が3部作なので、言ってしまえば4作に分けた大作となることを想定している作りなんですよ。
なので、ひとつひとつの設定描写というか、ハンガーゲームというもののフォーマットであるとか、パネムという架空の国のルールであったりとか雰囲気っていうものの描写がなかなかに詳細です。必要以上に詳細な気がしました。

だってね、「ハンガーゲームっていうのは実はスポンサーの援助がかなり重要である」らしいんですよ。で、結局そのスポンサーを得るためにオーディションを頑張って好印象を与えて高い得点を得ようとするわけですよ。ここらへんのトレーニングの描写とか結構長いんですよ。TV番組でのインタビューとかね。でも実際ゲームが始まってしまえばあんまし重要じゃない気がするというか・・・。
高い評価を得ていたカットニスはそこまでスポンサーからの恩恵を受けてない気がするし、ましてや少しフィーチャーされた援助品がヘイミッチから届いたりね。「結局お前がスポンサーなんかい」とは言わずにはいられませんよ。
とにかく前置きが長くてね。まぁそういう細部のルール設定まできっちりやるのは全然良いと思うんですが、後半蔑ろになっちゃうんじゃ意味無いですよね。

で、これ結構思った人多いんじゃないかなと思うんですが、意外とあんまし殺し合わないんですよね。殺し合いとサバイバルの比重が3:7くらいの印象ですかね。ただ単純に生きるということが大事過ぎて、敵を攻撃するっていうことへの重きはあまり感じれませんでした。
そのサバイバル劇っていうのは決してつまらないワケではないんですけど、いかんせん見てる方は「殺し合いをする映画」と思ってますから、な~んか物足りなく感じてしまいます。


「2」でチャンピオン大会になったので、ちょっとは面白いモノが見れるかなと思いましたが何てこたないです、っていうかそもそも参加者全員が「歴代チャンピオン」っていう風にどうしても見えなくて、ただ単に肝が据わってるヤツくらいにしか見えないです。「2」は「1」にも増してサバイバルメインですしね。

僕の場合もはや「2」を見終わった時点でかなりどうでもよくはなってたんですよ正直。単なる乗りかかった船感だけで第3部を見たんですが、もはや第3部はハンガーゲームすらしませんからね。何なんだよと思いましたホントに。ただの架空の革命するだけの作品となります。その革命こそが「第76回ハンガーゲーム」らしいですけどね。バカかと。


っていうかシリーズ通して思ったのは、主人公カットニスが手放しで賞賛できるカリスマとは程遠いとしか思えないし、何なら周りに甘やかしてもらってるだけなんですよね。言う事聞かずに暴走する割りにそこまで戦闘能力高くないし、周囲が「カットニス!カットニス!」言う理由がよくわからないんです。「コイツの何がそこまでいいわけ?」って思えてきます。この少し宗教的な崇拝の仕方っていうのは「ジャンヌ・ダルク」に似てますね。
ただ、カットニスの場合やたらと担ぎ上げられる割に普段は一般の兵士と同じ待遇で飯食ってたりとかして、なんか一貫性が感じられないんですよ。オフショットの扱いがスゲー雑です。
特に母ちゃんと妹に関してはイライラさせられるんですよ。母ちゃんは意味わからないくらい気弱いし、妹はすぐにどっか行ってカットニスを心配させます。っていうか幹部の親族なんだからそれは軍側がしっかり保護しとけや!って感じです。

まぁこんな按配で、カットニス狂には疑問符が同時進行で付いてくるんですよ。終始違和感です。






そもそも監督があんまりアクションシーンを撮るのがあまりうまくないのか、バトルシーンに迫力を感じれませんでした。とにかくカットを多く多く多く。あまりにカットがコロコロ変わるため、「スピード感を感じれるのではなくてただ単純に何が起きてるのかわからなくなってる」現象が起きてます。なんかやりあってる事はわかるんですが、特に目が離せなくなるものでは決して無いです。




で、ここからはちょっと真面目な話なんですが。この作品を何故僕がスッキリと飲み込めないのかというと、そもそもこの反乱軍側が「正義」であるのかが甚だ疑問でしかならないからなんですよ。
パネム国という国は一部の富裕層のみがより良い生活をしている、貧富格差が超激しい国なんです。こういう情勢の国はまぁ「貧」の部分から反発が出てくるのは当然です。「貧」が平等を求めてくるのは世の鉄則ですから。ましてや70年以上も前の反乱の事を未だに根に持って、その「貧」の人間を集めて殺し合いをさせるなんてそりゃ反感買いますよ。
ところがそれを武力で解決しようとしてる事が反乱軍の問題なんですが、「多少の犠牲はしょうがない」という考えが実は最も過激なんですね。
反乱軍が目指してる理想郷ってのはあくまで「反乱軍サイド」の理想郷であって、首都キャピトルの人間のことは度外視ですよね。だってキャピトルの罪の無い市民の中に「今のままで良い」という考えの人はいっぱいいるはずですから。
お互いに自分の主張が正しいと思って行われるのが戦争ですし、勝った側が正しいという考え方もこれ果たしてどうなんだろうというものがありますよね。「結局武力ですか」となっちゃいますし。
つまり視点を変えれば反乱軍の行動もテロリズムでしか無いってことを僕は言いたいんです。
ここを僕はず~~~っと疑問に思いながら見てたので、感動的な描写をいくらされても「テロリストが何かやっちゃってるわ」くらいにしか見えないんですよ。

第三者的に見れば、罪の無い人間に殺し合いをさせるキャピトルも悪いし、罪の無い市民を巻き添えにした反乱軍も悪い、ってなると思うんですよ。

で、反乱軍側を信じてたカットニスはその本性を知ってからは今度は反乱軍からも抜けて、とにかくワガママなコウモリ野郎にしか見えず「マジで何なのコイツ」でした。特に深いことを考えてない、ちょっと頭は悪いけど行動力があるヤツと見えましたね僕は。










まぁこの点は真剣に書くとあまりに長々となる上、バッシングも来そうなのでここらへんにしときます。
とにかくそんなこんなな理由で全てが間の抜けた絵にしか見えまてん!

















後半はハンガーゲームをしない名作、「ハンガーゲーム」!












お試しあれ!!
















 ハンガーゲーム シリーズ     2012~2015年   アメリカ


ジャンル:SF
  監督:ゲイリー・ロス
     フランシス・ローレンス
  出演:ジェニファー・ローレンス
     ジョシュ・ハッチャーソン
     リアム・ヘムズワース       他





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