ギャオオオーーーー!!!!!


どうも!僕です!!前回人を食べる変態人間の映画を紹介したのでその繋がりで今日はこちら!!












「JAWS(ジョーズ)」です!!このジャケが色んなコラにもされてしまうほどの名作!
1975年、プライベート・ライアンなんかでもご紹介したスティーブン・スピルバーグ監督により製作された映画です。ちなみにこの映画でスピルバーグが名監督の仲間入りを果たしたと言っても良いような、言わば出世作みたいなもんだそうですよ!!





主演は2度のアカデミー賞受賞を誇るロイ・シャイダー!その他出演はロバート・ショウやリチャード・ドレイファスなど!古い作品なので紹介してる僕もこの人たちが誰なのかは知りません!!











さぁあらすじ。海辺の田舎町アミティ。ここに夏休みを利用して旅行に来ていた大学生が、いきなり海でサメにパクリと食べられます。

それを聞いた現地の警察署長ブロディ(ロイ・シャイダー)は海水浴場を閉鎖しようとします。
しかしここでわからず屋の市長(マーレイ・ハミルトン)登場。海水浴場の閉鎖を許可しません。

というのもこのアミティという町。夏場の旅行客が来なければ市の財源を確保できなくなるくらいのド田舎町。つまり
海水浴場閉鎖
   ↓
旅行客来ない
   ↓
市の収入激減
   ↓
市の景気が悪くなる
   ↓
オレの地位も怪しくね?

というロジックが市長の頭の中で形成され、それはまずいとなってるわけですね。モラルのかけらもないわけですな。こういう人映画には必要ですよね。


「あの死体は船のスクリューに巻き込まれただけだ!!」


なんて苦しい反論を泣く泣く飲むブロディ。

このあとなんやかんや一悶着も二悶着もあるわけなんですが、まぁとにかくなかなかサメ退治に行かないんですこいつら!!

特に、知的に見えるブロディ署長が実はなかなかのお馬鹿ちゃん。地元のバカ漁師たちが賞金目当てにサメを釣ってくるんですが、それは人食いサメとは別のサメ。
そうとも知らずにバカな署長は安堵の表情で頭の悪そうな笑みをこぼします。

署長

























人違いならぬサメ違いなので当然被害は続きます。安心して海開きをしたところで腹ペコのサメちゃん登場!!






サメ




ぎゃああぁぁぁぁあああぁぁあああああぁぁああ!!!!!






なんて嫌な死に方なんでしょう!!溺死よりも焼死よりもきついです!!生かさず殺さずただ食われるなんて!!食物連鎖の頂点に君臨しているはずの人間も、水中では鰯同然!!無表情に人を食べるサメ!なんだか目はカメラ目線な気もしないでもないです!!






さぁさぁバカ警察署長とバカ市長。二人のバカ公務員のせいでアミティビーチは完全にパニック。
さすがに白昼堂々人が食べられたのでは見てみぬフリも出来ません。



「やべぇことになった・・・」みたいなテンションになってる市長。完全に使い物になりません。どこまでもクズですが市長は市長。ブロディはとりあえずサメを退治する許可をもらいます。


市長








そしてサメ退治チームを即席で結成!




まずは若き海洋学者、学者っぽいメガネかけてます!!フーパー(リチャード・ドレイファス)!!

2


続いて根拠はわからないがサメ捕獲に絶対の自信を持つ謎の男!しゃがれた声は海に愛された男の勲章だ!クイント(ロバート・ショウ)!!
仲間




















 以上です!!!




あんだけ町中が騒いでるってぇのにたった3人で挑むようです。なんだか逆に期待できますねこりゃ!







3人はクイントの船、オルカ号に乗り込みいざサメ探しへ!


彼らの作戦は、

ロープのついた銛をサメに突き刺す
      ↓
そのロープを船にくくりつける
      ↓
そのまま浜辺へ帰る 
      ↓
生け捕り!いぇーーい!!
  


というまぁ物理的な作戦。



フーパーとクイントはいいですが、たかだか田舎町の警察署長のブロディは終始ビビリっぱなし。

クイントの指示でサメをおびき寄せるためのエサを撒いていると・・・






ドリフ






ブロディ!!後ろぉぉぉおおおおおぉぉぉお!!!!!





もはや志村けんもびっくりのコテコテネタをやってくれちゃう始末。とりあえずこの場は事なきを得ます。












紆余曲折ありましたがなんとかサメ捕獲!!

捕獲


あの船尾から伸びてるロープの先にサメがいます。




意気揚々と帰港するオルカ号!!!しかし!!


出火












 テンション上がりすぎたクイントはスピードを出しすぎてしまいます。予想外のスピードを要求されたオルカ号はたまらずエンジンから出火!!オルカ号は動かなくなってしまいます。








これでは生け捕りは出来ない・・・。


そこでフーパーが次の作戦を提案。





 

それは自分が檻に入って水中へ。サメが近づいてきたところで毒薬付きの銛をドーン!!という作戦。
なぜ最初から銛に毒薬をつけてなかったかが気になりますし、そもそも作戦が成功したとしても船が壊れてる件はどう対処するつもりなのか。細かいことは気にせず、とりあえずそれで行こうってことに。




フーパーいざ水中へ!しかし!!




























フーパー




フーパー後ろぉぉぉぉおおお!!!



またしてもクラシックなノリが!!好きですねホント。








壊れる



予想以上に巨大なサメは、檻をいとも簡単に破壊!!


身の危険を悟ったフーパーは・・・・






























隠れる


「ふぅ・・・」



とりあえず岩場で休憩!!








檻はさすがに食べられないのでイラついたサメはついにオルカ号を襲撃!!
船を傾かせといて・・・・

傾き




ガブリ






ガブリ!!!!




ずっとでかいこと言ってたクイントですが、意外と普通に食べられます!!何も出来てません!!!



立派



しかしプロを名乗っていた彼の食われっぷりは見事です。
「やられたぁ~」感を全面に出してますね。途中から見た人でも「コイツは食われたんだな」って事はすぐにわかります。










さぁさぁ残すはブロディただ1人!!船もどんどん沈没して行き絶体絶命に!!


しかしさすがにただ黙って食われるわけにはいかないブロディ。

ボンベをサメのお口に投入!!

ボンベ





そして急に覚醒したかのようにキレイな狙撃体勢!

覚醒




「死ね!化け物!」の決め台詞と共にサメの口内のボンベを狙撃!!


撃破




どーん!






やったぜ!!凶悪な人食いサメ撃破!!そんな狙撃の腕があるならもっと前からどうにかできた気もするけどとりあえずやったぜ!!!








フーパーもほとぼりが冷めてきたころ浮上。

やったな



「やったな、俺たち」感めっちゃ出してますが、右の人全然何もしてません。
あとこの屈託のない笑顔。クイントが死んだことは微塵も気にしてませんね。



とりあえず二人して泳いで帰るところで映画は終了。









★感想★
動物が出てくる映画ってどうしてもB級っぽくなると思うんですがその点この「JAWS」はさすがと思いました。
というのもサメの描写が思ったより少ないんですねぇ。サメがいるのはわかってるのに目には見えないってことで恐怖心が増していってる気がします。サメと人間がドンパチやるシーンは思いのほか少ないのでそういうわかりやすい映画ではないのかなって気がします。
あと主人公のブロディが意外と腰抜けっていうか100%見てて安心できる人じゃないのでそれが好感持てました。ただ疑問なのは、サメが町に現れたときにブロディがしんみり悩んでた理由。「この町の平和を守らなくては・・・。」っていう警察署長としての使命感なのか、「オレの子供もやべぇじゃん・・・。」っていう不安感なのか。どっちの描写もあるので両方あるんでしょうが、そこをはっきりさせて欲しかったです。

あと、みなさん注意事項!!


「JAWS」ってのは「鮫」って意味じゃなくて「顎」って意味なんでそこは間違えないようにしてくださいね!!




顎が強いから鮫はJAWS!猪木もJAWS!あご勇もJAWS!!








いつか「JAWS2」も紹介します!!











お試しあれ!!!


JAWS  1975年 アメリカ

ジャンル:パニック
  監督:スティーブン・スピルバーグ
  出演:ロイ・シャイダー
      ロバート・ショウ
      リチャード・ドレイファス
      ピーター・ベンチリー(原作者だが、TVレポーターとして出演)






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