どうも!僕です!!
戦後生まれの僕が今日紹介するのはこちら!!
「プライベート・ライアン」です!!
1998年アメリカで公開され大ヒットした映画。
監督は現役最高監督の呼び声も高いスティーブン・スピルバーグ!!
主演は稀代の名優トム・ハンクス!!
その他出演は、若かりしころのマット・デイモンや近年もはや「ワイルドスピード」シリーズのイメージしかないヴィン・ディーゼルなど豪華メンバーでもうこの時点で超面白そうです!!
ちなみにこの映画、割と長めの映画なんですが何とわずか60日ほどで撮影したそうです。
ほんでアカデミー賞5部門も受賞してるそうですからいやはやなんと燃費の良いことか。
さてあらすじ。舞台は第二次世界大戦真っ只中の1944年。「史上最大の作戦」とよく言われる「ノルマンディー上陸作戦」から映画は始まります。
ここで第二次世界大戦ってワードは良く聞くけどいまいち詳細がわからない人に噛み砕いてご説明するページを作りました。
アメリカの戦争モノの映画はこの第二次世界大戦が舞台のものが多いので是非ご参考までに。
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★猿でもわかる第二次世界大戦講座★
さぁ!ノルマンディー上陸作戦が始まりますがここがいきなりこの映画の名物シーン!とにかくド迫力!!
この映画はリアルで激しい戦闘シーンが売りなんですが、ホントにすごい!!オマハビーチというところに海から上陸するわけなんですが、上陸し敵陣を制圧するまでを約20分間で表現。
この20分間は「映画史に残る20分」とまで言われており、まさに必見の価値ありです!!
緊張感ある船のシーンからスタート。主人公のミラー大尉(トム・ハンクス)
壮絶な光景に弾をよけることすら忘れてしまうミラー大尉!
敵サイドからのアングルも!まさに雨のように降り注がれる弾丸!!
ちなみに作品中の銃声は本当の銃の音を録音したものだとか!!
静止画じゃ伝え切れません!!!音とか雰囲気とかがすごいんだってば!!
とりあえず激戦を終えたミラー大尉。しかしそこに思わぬ指令が。
「ライアンって4兄弟の兵士がいるんだけどその兄弟の上3人がそろって戦死。さすがに兄弟全員死ぬのは母ちゃん気の毒すぎるから一番下のライアンを帰国させろ。どこにいるかはわかんねぇけどさ。」
というもの。
なんと特殊な任務なのか!!しかし忠実なミラー大尉はこの任務をスタート。自分の腹心とも言える部下を集め、ライアンという会ったこともない若輩者兵士1人を探す戦場めぐりツアーへと駆り出します。
広い戦場、無数の兵士。そんな中から顔も知らない兵士を見つけられるのか・・・・?
しかしやるしかねぇ!!!
彼らこそが今作の主人公!兵士一人を見つけ出すために命を張って戦う精鋭8名(以下、ミラー隊)!!!
この歩いていくシーンも僕は好きです。ほのぼの雑談しながら歩くんですが「つかの間の安息」感がすごいあってとても良いシーンです。
さてその後、バトル中で人手不足の味方軍を発見。助太刀に入るミラー隊。なんとか敵は倒しますが、ミラー隊の1人カパーゾ(ヴィン・ディーゼル)が命を落としてしまいます。
「こんな馬鹿げた任務で俺たちのカパーゾが!!ちくしょう!!!」
的な雰囲気になっちゃいます。そりゃそうだ。
ミラー隊全員がイライラしてる中、現地の隊長に探してもらったところ見事ライアンを発見。
ミラー大尉が言いにくそうに、兄弟が全員死んだことと帰国の命令が出てることを伝えます。
ライアン意外とイケメン!!
兄弟の死を知って泣きじゃくるライアン!!
きまずそうなミラーさん!!
泣きながらライアンは開口一番!!!!
!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?
場の空気が凍ります!なんとこのライアンは同姓同名の別人!!!
ということは本物はまだ別のところに?
急げぇぇぇええええええ!!!!!!
ってことでミラー隊はまた別のところへ捜索に。
道中バトルを何度か繰り返し、味方もポツポツ命を落としてしまいます。
「こんな馬鹿げた任務やめようぜ」的な雰囲気で隊のムードは最悪です。
思わず愚痴るライベン(エドワード・バーンズ)
そんな中ついに本物のライアン発見。
まだ新進気鋭の若手のころのマット・デイモンちゃん。
本物ライアンに事情を説明しますが本物のライアンはこれを拒否!
というのも本物のライアンがいるこの現場、兵士の数も軍備も非常に希薄でピンチなとこ!そのくせ大事な橋があるみたいで絶対に譲れないところなのだとか。
というわけでミラー隊はまたしても助太刀に入る羽目に。
この橋を守るバトルを終わらせ、本物のライアンを無事帰還させるのだ!!!
ってことでラストバトルをして終了。
★感想★
まぁ迫力がホントすごい映画です。他の戦争映画とは一味も二味も違う映画だと思いますよ。
従来の戦争映画と違って描写がすごいリアルな気がします。戦争行ったことはないので断言はできませんがリアルだと思います。
当然人がいっぱい死ぬんですが、銃で撃たれてギャァーー→バタンッ っていうのだけじゃなくて、内臓がぶちまけられてるけどそれでも生きてて「ママー」って叫んでる人とか、もげた自分の片腕を必死に探してる人とか生々しい描写があって「本当にこんなのあったんだろうな」って思っちゃいました。戦争=人間同士の戦いなんだなと考えさせられる映画でしたね。
面白い面白くないは別として、見て損はない映画じゃないかなと思います。
裏話なども結構面白いです。例えば臨場感を出すため、戦闘中のカメラは手持ちカメラしか使ってないとか。
ミラー隊の人達は実際に軍隊で過酷な訓練をしたとか。しかも、ライアン役のマット・デイモンはその訓練にはあえて呼ばず、撮影中盤から悠々と現場入りしたマット・デイモンにはミラー隊役の人達は演技ではなく本当にイライラした雰囲気になったとか。
名作にはやはり名エピソードがあるもんなんでしょうかね。
っていうかね、この映画を見た人全員がイライラするであろう登場人物がいるんですよ!!!
それがこいつ!!!
アパムってヤツなんですがこいつがまぁ意気地なし!!
バトル経験は皆無のこの男。ドイツ語とフランス語が喋れるという理由でミラー隊に入れられるんですがもう終始ビビりっぱなし!!
数あるバトルの中で常にビビッてこそこそしてるやつなんですが、最後のバトルの舞台は街中でのゲリラ戦。猫の手も借りたいくらいの状況なので、彼は銃の弾供給係にされます。
しかしいざ最終決戦が始まってもなおこの男ときたら!!!!
壁に隠れてこそこそこそこそと!!
このシーン。階段の上で弾切れとなった味方が敵と素手での殴り合いをしながら「アパム!!弾をくれ!!」と助けを呼んでいるんですが、ビビって一歩も動けないアパム。
ついに味方は力尽きて、敵にナイフで刺されて死んでしまいます。
それを悟ったアパムは・・・・
泣いてる!!!!
泣きたいのはこっちだ馬鹿野郎!!!てめぇの首に巻いてるそれはなんだこのコンコンチキ!!!
バトルは進み、橋を挟んでの両軍打ち合いに。しかしビビり過ぎて周りが見えてなかったアパムは敵陣に1人取り残されてしまいます。
瓦礫にうまいこと隠れてる
↓ ○ ○ ○ ○ ○ ○
■ ○ ○ ○ ○ ○ ○
■ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 敵陣
●←アパム ■ ■
■ ○ ○ ○ ○ ○ ○
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| 橋 |
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○ ○ ○ ○ ○
○ ○ ○ 味方陣
○ ○ ○ ○
(スマホの人はパソコン画面にして見てね)
こんな状況に。もはや隠れて覗くことしか出来ないアパム!!
もはや首に巻いてる銃弾が滑稽でもあるアパム!!
もはやただの観客のアパム!!
絶体絶命かと思われたその時、味方爆撃機がようやく到着。一気に形勢逆転となります!!
さすがに空爆にあっては勝ち目はない敵陣!!急激に意気消沈する敵陣!!
その時1人の男が立ち上がった!!!
なんとこの男!!自分の安全が確約された瞬間一気にブレイブに!!
ドイツ語を喋れるのをいいことにご丁寧に命令までしてます!!なんて痛いヤツなんでしょう!!
もはや策士なのかと疑いたくなるほどの体たらく!!!敵陣唖然!!!
というアパムがかなりキーマンの映画です。
実際命の極限状態にある戦争中ならそれが普通かも・・・と思いますが見てるほうはイライラしますよね・・・。
アパムが気になる人は是非!!!
お試しあれ!!!
プライベート・ライアン 1998年 アメリカ
ジャンル:戦争
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス
マット・デイモン
ヴィン・ディーゼル
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コメント
コメント一覧 (2)
確かにアパムが意気地なしってところは分かるのですが、アパムはもともと地図作成と翻訳という後方支援の隊にいて射撃訓練しかしていないために実践での経験はないと言っています
これでは一般の人となんら変わりないのに後方支援から一転、戦場に連れ出されて臆病者呼ばわりしてボロクソに書く感想はちょっとどうかと思います
自分がもしアパムのようにいきなり戦場に連れ出されたらどうなるか考えてから感想を書いた方がいいと思います
確かに非戦闘員である自分が同じ状況で戦えるかと言ったらそりゃ難しいですよね。軽々しい発言だったかもです。
とは言え安全が確保された途端に豹変するアパムには、やはりしこりが残ります・・・。