どうも!僕です!明けましておめでとうございます!!

年々着々と更新ペースが著しく減少している当ブログですが、今年こそはもっと頻繁に更新できるよう万障繰り合わせて参りたいと思いますので、何卒宜しくお願い申し上げます!!




ってことで早速、2018年1発目はこちら!!








「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」です!現在公開中の人気SFシリーズ「スター・ウォーズ」の最新作で、前作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の続きを描きます。




監督は前作J・J・エイブラムスに代わって、「LOOPER/ルーパー」のライアン・ジョンソンが担当。主人公レイをはじめとする主要キャストに変更は無しです。





昨年末に公開されており、もう3週間くらい経つんですよね。もっと早く見に行こうと思ってたんですが、やはり年末ってのはなかなか劇場に行く時間がなくて、危うく見過ごしそうでしたがようやく見て参りました。



















★感想★
まずね、スター・ウォーズに対する僕の立ち位置っていうのをご説明しますね。僕自身モチロン過去の作品は見てます。見てはいますが、あくまで正規ルートのもののみで、その他のスピンオフとかは見てないです。なぜなら見たいと思わないからです。そう、僕は一応本線のスター・ウォーズは全部見てるけど、別にスター・ウォーズが好きな人間ではないのです。要するに、映画史としての進行上見とかないとまずいよねっていうテンションで鑑賞に望んでるわけで、いわゆるスター・ウォーズフリークの人たちみたいな情熱っていうのはからっきしです。もう言ってしまうと僕スター・ウォーズについてあんま詳しくないです。はい。過去の僕の記事を見てもらえればわかると思いますが、旧3部作よりもプリークエルの方が面白いと思ってるような(多分)少数派の人間です。スター・ウォーズ大好きな人達に「お前は何もわかってない」と叱責を受けてもしょうがないと思ってます。だってホントにわかってないから!!!!
決して嫌いではないんですよ。普通に面白いシリーズだなとは思ってます。ただこのシリーズに関して、ゲームで言う「やりこみ要素」みたいなのがてんこ盛りなんで、正直そこまではノれてない・・・っていうのが僕の立ち位置です。




で、そんな僕が今作を見てどう思ったか!!結論からすると、「ライアン・ジョンソンやっちゃったね」です!シリーズ史上最悪です。
脚本のドイヒー感ったら無いですよ。作中通してファーストオーダー対反乱軍がバカ対バカの戦いにしか見えません。色々と脚本がガバガバですね。
まず一番気になったのは、宇宙船から宇宙空間に爆弾を落とすシーンですね。もう1回言いますよ?宇宙船から宇宙空間に爆弾を落とすシーンです。落とすです。落とす。無理ですよね。無重力だから。でもなんかそこはおざなりと言うか、すんなりボロロっと爆弾落とすんですよ。何なら上に引っかかってるリモコンスイッチみたいなのを頑張って手にしようとするシーンまで入れちゃって。バカかと。お前スペースオペラを撮る気あるのかと問い詰めたいです。今までのありとあらゆる宇宙空間でのバトルっていうのは、戦闘機であったりとか宇宙空母であったりが、その物体自体に動力があるから宇宙空間でも成立するのであって、爆弾というシンプルな物体では不自然というか超常現象になっちゃうんだよバカヤロウが!
あとね、作中通して色んなパートが分かれるんですが、どのパートもホントバカ脚本。
まずレイ&ルークのパート。ダラダラダラダラルークがゴタクを並べて全く話が進みません。伝説のジェダイルークはただの近所の変わり者のおっさんにしか見えなくなってきます。やっと修行が始まったと思ったら、大した修行もしないし、中途半端なタイミングでレイはどっか行っちゃうし、この場面いる?って感じです。
次はフィン&ローズ。こいつらもホントバカです。まず何の為に何をしてるのかよくわからないんですが、とりあえずコードを解除できる能力を持ってる人を探しにとある星にやってきます。んで「左胸に赤い花を付けてる人がその捜してる人!!」という情報を元に賭場を捜索するんですが、「いない・・・」ってなります。んでちょっとしたらBB-8が「いたいた!!」ってなるんです。いや、すんなりおるんかい!!!ならもっとしっかり探せ!!!と思わずツッコミたくなります。ここからが凄いのが、「よし、その人に話しかけよう!」という瞬間、まさかの駐禁で警察に捕まるという体たらく。その後留置所でたまたま隣にいた「オレもコード解除できるよ」って言い出す怪し~~~~~い男が現れた事で謎の一件落着。そいつを連れて作戦を実行に移すことに。ちなみにこの怪しい男は、何の必然性もなく、ホントに100%偶然。しかも言わんこっちゃないサクっと裏切られます。いくらなんでもバカ過ぎる。完全に反乱軍のお荷物コンビです。
このコンビはホント最後までイライラさせてくれるんです。最後のバトルで、フィンが相手の大砲みたいなのに自爆しようとする間際、ローズが体当たりでフィンを止めます。正直戦闘機同士で体当たりってどうなんだと思いますが、しかもその後ローズがフィンに「好き・・・❤」的な事を言い出しそっとキスをします。










































えっと・・・・・・いつからですか?













今までそんな素振り見せてなかったのに急にそんな事を、しかもこのくそ忙しい戦闘中に言われても「わかった!!わかったから後でやってくれ!!!!」としか思えないんですよね。っていうか何で2人とも無事なんですか。



そして反乱軍本船パート。レイラに代わって指揮を執るホルドさんが「燃料が尽きるまでとりあえず逃げよう」という謎の作戦を打ち出します。これに対しポー・ダメロンが、「無理無理!!それは無理!!マジ無理!!!絶対無理!!!!」と正論を言い出します。で、後になって「実はこういう作戦でした」という真実が出てくるんですが・・・。あのー・・・ホルドさん・・・。味方の主力であるポーに本当の作戦を直前まで伝えない理由って何だったんでしょうか・・・?結局変な嘘をついたせいで変に時間だけかかって非効率極まりなかったと思うんですが・・・。










と、まぁこんな感じで各パート軒並みクソです!作品全体的に「実はこうでした」「実はこうでした」の連続で、気になるというよりはどうでもよくなってくる現象が起きちゃってますね。「実はこうでした」をやりたいが為に、ストーリーとしての整合性が担保されていない、というのが要約したところですかね。もうフォースの描き方もよくわからんくなってきたしね。レンの所にルークが現れるんですが、ちょっと戦った後に実はこれは幻影でーす♪っていうくだりがあるんですよね。いよいよこんな事までできるようになっちゃったか・・・って感じです。幻影VS幻影とかマジやめてくれよ・・・と思ってましたが、さすがにそれはなかったです。

とにかく脚本のガバガバさが原因でか、前作で好印象だった新キャストの面々がみーーんなアホにしか見えなくなっちゃいましたね。デイジー・リドリー演じるレイですら、全然アホに見えます。ルークから修行受けた直後に「楽しい~♪」とか言って銃を撃ちまくってましたからね。まぁ大した修行も受けてないんだけどさ。
面構えとか絵力っていう所で言うと、デイジー・リドリーとアダム・ドライバーだけはやはり別格かなと思いました。これは素直に役者さんの力でしょう!





ライアン・ジョンソンにはちょっとがっかりでしたねぇ・・・。ローレンス・カスダンを排除してまで自分で脚本を書いてこのザマですから・・・。
はっきり言って庇いようがない!庇いようがない中で唯一庇うとしたら、前作「フォースの覚醒」において、J・J・エイブラムスは非常にうまいエピソードⅥからの中継+ファンの呼び戻しというものやってのけた一方、自作に繋がる財産は一切無かった・・・という点がライアン・ジョンソンを苦しめたのかも!うん!きっとそう!



というわけで2019年公開予定の次回作は、再びJ・J・エイブラムスが監督することが決まってます。JJが自分のケツをどうやって拭くのか注目です!!


















お試しあれ!!






スター・ウォーズ 最後のジェダイ  2017年 アメリカ


ジャンル:SF
監督:ライアン・ジョンソン
出演:デイジー・リドリー
   アダム・ドライバー   他